いじめられっこ(1)体育倉庫で…

私の名前はミコ。
なんでかわからないけど、クラスの男子のいじめの標的になっている。
みんな、よってたかって、私をいじめてくる。
すれ違いざまに髪を引っ張られるとか、スカートをめくられるとか、胸を揉まれるのとかは、日に何度もありすぎて、慣れてしまったくらいだ。

その日は、体育祭の練習が終わると、教室でのホームルームは無しで、そのまま校庭で解散になった。
みんな着替えるために、ぞろぞろと教室に戻って行く。
「お、ミコ。これ、戻るついでに体育倉庫にしまっておいてくれ」
先生が、いくつか重なったカラーコーンを示して言った。
「あ、はい……」
こんな風に、私はよく、雑用を頼まれてしまう。
友達同士、数人で固まって歩いている生徒より、ひとりで歩いている私の方が、声をかけやすいのだろう。
私は、女子からはいじめられているわけではないのだが、常に男子にいじめられているせいか、距離を置かれていて、いつもひとりだ。
「お、重い……」
重いカラーコーンを抱え、ふらつく足元で、必死に体育倉庫に向かう。
「ミコー、また雑用やらされてんの?」
いつの間にか、クラスの男子4人が私を囲んでいた。
「こんなちびっ子にやらせるなんて、ひどいよなー。持ってやるよ」
田中くんが、私の腕からカラーコーンを軽々と持ち上げた。
「あ、ありがとう……」
私はもう、何も持っていない。つまり……もう、いいんだよね。
「本当にありがとう。じゃあ、私は……これで……」
私がそう言って教室に戻ろうとすると、目の前に鈴木君が立ちはだかった。
「そんな寂しいこと言わないで、一緒にいこーよ」
「あ……うん、でも……」
「ほらほら、早く」
高橋くんと佐藤くんが、私の両脇に来て、腕をつかんだ。
私は引きずられるようにして、4人と一緒に、体育倉庫に向かった。

「さて、これでよし!」
体育倉庫に着き、田中くんがカラーコーンを置いた。
「じゃ、早速はじめようか♪」
うしろで誰かが、体育倉庫の重い扉を閉めた。
体育倉庫の中は、窓からの光だけで、薄暗い。
やっぱり、そうなるよね……私は、これから始まることを考えて、泣きそうになった。
こういうことは何度もあったから、もう驚きはしない。
「体操服のミコちゃん、興奮するわー!今日は俺の番だよ」
田中くんはそう言うと、私を体操で使うマットの上に押し倒した。
そして、体操服をまくり上げ、ブラジャーも上に押し上げた。
身長の割に大きく育ってしまった胸が、ポロンと揺れて飛び出す。
「うひひ、久しぶりぃ」
田中くんは、私の胸を両手で揉んで、そして、乳首を舐めたり吸ったりした。



「んっ、ううっ……ああんっ……」
「やっぱりミコちゃんはエッチだなぁ。エロい声出ちゃってるよ」
「ちっ、ちが……ああんっ!」
乳首を少し強く噛まれて、私はのけぞった。
「ねえ、写真とりたい」
「俺も」
他の男子が言うと、田中くんは私から離れて言った。
「俺も撮るー♪」
男子達は、ポケットからスマホを取り出し、あられもない姿の私を撮影しはじめた。
体育祭の練習中もスマホを持っていたことに驚く。
まさか、このためだろうか?
壊れたら、困ると思うんだけど……
「ミコちゃん、ちょっと、体操服持ってみて。自分でおっぱい出してるみたいにして」
田中くんがポーズを指示してくる。
「そんなの、やだ……」
「え、できないの? いいのかなぁ……写真ばらまくよ?」
「ダメ! わかった、やるから……」
いつもこうだ。
私をいじめる男子はみんな、私の恥ずかしい写真を持っている。
もう私は、彼らに絶対に抵抗できないのだ。
私は言われた通り、ポーズをとった。
「うん、そうそう、いいねー! エロいわー」

「じゃ、そろそろセックス再開ね!ミコちゃん、服全部脱いで」
男子たちが写真を撮り終えると、田中くんが言った。
抵抗しても意味はない。
私はノロノロと服を脱ぎはじめた。
「もー、遅い!」
田中くんはそう言うと、私の服を全部、一気に、乱暴に脱がせた。
そして、私をマットの上に四つん這いにさせて、後ろからいきなり、田中くんの、固くなったものを突き刺した。
「ああっ──! あんっ、あっ、ひぃんっ!」
体育倉庫の中に、私のあえぐ声と、田中くんの荒い呼吸と、ズチュッ、ズチュッという、いやらしい音が響く。
こんなの嫌……だけど、気持ちよくて、頭がおかしくなりそう……
しばらくして、私は仰向けにされ、そしてまた貫かれた。
「そろそろ……いくっ……」
田中くんは、いく瞬間に抜いて、私の体に精液を放った。
「ひっ……あ……はあっ……あ……」
私はマットの上で、脚を広げた格好のまま、動けなかった。
ビクン、ビクンと体が痙攣するのを自分の意思では止めらない。
田中くんが離れると、男子たちはまた、そんな私の姿を写真に撮った。
裸で、恥ずかしいところも丸見えで、精液にまみれた私の姿を……



「ああ、俺もやりてーなぁ……」
「でも、人のすぐ後って嫌じゃね?」
「まあなー。でもそのうち、我慢できなくなるかもしれん」
「まじかよー」
「俺はわかるなぁ、その気持ち。でも、明日は俺の番だから今日は我慢する♪」
「いいなー。メンバー多いから、なかなか順番が回ってこないよな」
「そうなんだよなぁ。まあ、見てるだけでも面白いじゃん、写真も撮れるし」
「まあな。写真いいよな」
「んじゃ、ミコちゃん、名残惜しいけど……また明日ね♪」
「気をつけて帰るんだよ」
「襲われないよーにね!」
「男と目を合わせちゃダメだよ」
そんなことを言いながら、男子たちは帰っていった。
ああ、また明日も、いじめられるんだ……
ようやく動けるようになった私は、誰もいなくなった体育倉庫で、散らばった服を拾い集めた。

おわり