対決!エロエスパー

相手に向かって念じるだけで、エロいことができる超能力者、エロエスパー。エロエスパー同士がやり合って…!?

サクラは公園を歩いていた。
母親、あるいは父親と一緒に、小さな子供たちが遊んでいる。
犬の散歩をする人もいる。
そのほとんどはマナーを守っているのだが、ときどき、悪いヤツがいる。
男が、飼い犬にリードをつけずに散歩をさせていた。
しかも、犬のおしっこはもちろん、フンの片付けもしていない。
サクラは顔をしかめ、そして、念じた。
「ううっ、えっ、ええっ!?」
突然、男は股間を押さえてうずくまった。
「なんだよっ、あっ、ふぁあああっ」
男が情けない声を上げる。
なんと、男のイチモツはギンギンに勃起し、スウェットパンツがテントのようにとんがっていた。
サクラはうっすらと笑みを浮かべ、さらに男のイチモツを激しくこする……イメージを念じた。
「ううっ、やめっ、やめて……っ」
「まだまだぁ……!」
サクラはつぶやき、今度は自身の口で、男のモノを舐め回し、ジュボジュボと音を立てて吸う……イメージを念じた。
「ああっ、もうっ……いっ、いくっ……あっ、うああぁぁ……!」
男の体がビクッビクッと動き、スウェットパンツに性液のシミが広がる。
「はぁっ、はぁっ……」
男は怯えたようにキョロキョロと辺りを見回し、飼い犬を抱えると、逃げるように走っていった。
「ふうっ……」
サクラは再び歩き出した。
サクラには超能力がある。なんと、念じるだけで、エロいことができるのだ。
男女は関係なく、誰にでもエロいことができる。
ただし、エロいこと以外はできない。
なんとも限定的で、役に立たなそうな超能力である。
しかしサクラは、この能力を正義のために使っていた。
悪いヤツがいたら、人知れず成敗しているのだ──

タケシは、コンビニで働いている。
ある日、客として来た女を一目見て気に入った。
タケシは今、その女を尾行している。
ひとけのない道に入った──よし、今だ。
「ひっ……やっ、なに……!?」
女は腕を抱え込むようにして、胸を押さえた。
タケシは女の胸を揉む……イメージを念じていた。
さて、乳首をつまんだらどうなるかな……?
「んっ、ああっ、やだっ、なんで……!?」
女は後ろを振り返り、タケシに気づいた。
「どうしました? 大丈夫ですか?」
タケシは素知らぬ顔で言った。
「あっ、あの……いえ、なんでもありま……ひゃあんっ!」
女は突然しゃがみ込んだ。
タケシが女の秘部の、一番敏感な部分であるクリトリスをキュッとつまんだ……イメージを念じたのだ。
タケシはつまんだクリトリスを指先でもてあそんだ。
「あっ、ああっ、そんな……まさか……!」
女はタケシを見上げた。
「あっ、あなたも……能力……者……なのっ……?」
「えっ……?」
タケシはたじろいだ。
すると、次の瞬間、タケシのイチモツは、ほっそりとした女の手に包まれ、しごかれていた。
「わっ……えっ、ええっ?」
タケシは驚いて飛び退いたが、しごかれる感触は止まらない。
「まっ、まさか……あんたも……?」
「そうよ。私以外にもこの能力を使える人がいるなんてね……だけど、こんな風に悪用するなんて、許せない! 懲らしめてあげるわ!」

タケシのイチモツを握る手に力が入った。タケシの気に入った女は、エロエスパーのサクラだったのだ。
「くっ……俺だって……負けないぜ!」
タケシはサクラのクリトリスを、優しく、素早い動きで刺激した。もちろん、念じただけである。念じるだけだから、指は疲れない。女がイクまで、いくらでも続けられる。
「あっ……んんっ……!」
サクラの頰に赤みが指した。
このままじゃ、やられる──!
サクラは口を使うことにした。これでイカない男はいない。
「うわっ……あっ……くうっ……!」
タケシは、イチモツを吸われる感触に思考を乱された。サクラのクリトリスをイジるイメージが維持できなくなる。
「くそっ、それならもうっ──!」
タケシは誘惑を振り切って集中し、サクラの秘部に自身の肉棒を突き立てるイメージを念じた。
「くっ……させないわよ!」
サクラは全力でタケシのイチモツをしゃぶるイメージを念じた。
どちらが先にイクか──二人のエロエスパーが対峙し、激しい攻防が繰り広げられていた。
ううっ、もうダメだ、イキそう──!
あまりの快感で攻撃の念を維持できず、先にイキそうになったのは、タケシの方だった。
「イッていいのよ。いっぱい出して、ラクになっちゃいなさい」
サクラが勝ち誇ったように言う。
くやしい、負けたくない──!
タケシはサクラを見た。そして気づいた。
「うおおお──!」
タケシはサクラに駆け寄り、サクラを押し倒した。念じたのではなく、本当にそうしたのだ。
「きゃあっ、なにするのよ! こんなの、ルール違反でしょ!」
「ルール? そんなもの、ないんだよ」
タケシは暴れるサクラを押さえつけ、下着を引きちぎり、はち切れそうな肉棒を突き刺した。
「んひぃいいぃぃ────!」
サクラはその瞬間、イッてしまった。
「ひっ……ひどいっ……こんなのズルいっ……あっ……んんっ……」
勝った……俺が勝ったんだ……!
タケシは、優越感に浸りながら射精した。

おわり

投稿日:

ヌシ様の生贄

10年に一度の生贄の儀式。生贄の役割は、ヌシ様の子を産むことだった!

村の東にある森には「ヌシ様」がいて、10年に一度、生贄(いけにえ)を捧げる儀式が行われる。
今年の生贄は、私になった。
生贄は、儀式の要となる一番重要な役割である。
そんな大役を務めることになり、私は不安だった。
10年前はまだ、私は幼かったから、儀式の記憶が全くない。その年の生贄だった女性に話を聞きたかったが、村を出て行ってしまったらしく、生贄の役割がどんな感じだったのか、聞くこともできなかった。
儀式の日、私は清めた素肌の上に、上等な絹で織られた衣を着せられ、御輿(みこし)に乗せられた。
長老を先頭に、村の男たちだけが集まって行列を組み、森の奥の洞窟へ向かう。女は、私だけだ。
洞窟の中の祠(ほこら)に着くと、私は御輿から降り、祠の中央に座らされた。
「あまり騒ぐんじゃないよ。全部ヌシ様にお任せすればいいんだから」
長老が私に言った。
私はそれを聞いて驚いた。ヌシ様というのは、いわゆる神様みたいなもので、実在しないと思っていたのだ。
しかし、長老の言い方からすると、ヌシ様は本当に存在するものらしい。
「では、我々は下がろう。ひと月後に迎えに来るから、頑張りなさい」
「ひと月!?」
私が驚くのを尻目に、長老と村の男たちは帰ってしまった。
「ひと月って……嘘でしょ……本当に!?」
私が混乱していると、洞窟の奥からコツコツという音が聞こえてきた。
私は暗い穴の奥に目を凝らした。
すると、いくつかの赤い光の点が見え、こちらに近づいてきた。
「え……えっ、やだ……いやぁあああああっ!」
それは恐ろしく巨大な蜘蛛だった。
私は悲鳴をあげ、逃げようとした。しかし、恐ろしさのあまり、動くことができない。
この大蜘蛛がヌシ様なんだ──!
ヌシ様は、太い足を器用に使い、私をひょいと持ち上げた。そして、糸を出し、私を祠の中央の空間に固定した。
「た、助けて……助けて……」
私は震える声で言った。
しかし、ヌシ様の動きが止まることはなかった。
ヌシ様は、霧状の液体を勢いよく出し、私に吹き付けた。
「ううっ、ゲホッ、ゲホッ……えっ、あ……やだ……!」
私は恐怖におののいた。なんと、服が溶け出したのだ。皮膚も溶けるのではないかと怖くなったが、どうやら、皮膚の方は大丈夫なようだった。
ヌシ様は、じっとこちらを見つめている。
「う……うう……」
なんだか体が熱くなってきた。
「ん……はぁ……はぁ……」
なんだろう、この感じ……この気持ち……頭が変になりそう……
すると、ヌシ様が動いた。
私の股の間に顔を近づけ、そして──口元から出ている触肢(しょくし)を私の中に差し込んだ。
その瞬間、爆発したような快感が私を襲った。

「ひぃいいっ! あんっ、ああんっ──!」
私は叫び、仰け反った。
ヌシ様は、探るように触肢を動かし、私の中をかき回した。
「やだ……んっ、ああっ……やめてぇ……!」
怖いし、嫌なのに、すごく気持ちよくて、私は泣いた。
もうだめ、気持ちよすぎて──!
「ああっ、だめぇっ、も、もうっ──!」
快感が絶頂に達した。体がビクビクと痙攣して、止められない。
触肢から液体が出て、私の中に注ぎ込まれているのが分かった。それはかなりの量で、私の腹部がパンパンに膨らんでしまうほどだった。
怖い……だけど、気持ちいいよぉ……
私は涙を流しながら、快感を貪った。

その後ずっと、私はそのままの状態だった。つまり、ひと月の間、祠の真ん中で、蜘蛛の糸に固定されていたのだ。
ヌシ様は、頻繁に私の口に謎の液体を流し込んだ。おそらく、食事だったのだろう。
そして、私の腹部はすごいスピードで、どんどん膨らんでいった。
ヌシ様の子を身篭ったのだ。
ヌシ様の子を産むことが、生贄の役割だったのである。
そしてひと月後、私はヌシ様の子を産んだ。
何百匹もの子蜘蛛を──
子が生まれると、ヌシ様は子と共に洞窟の奥に去って行った。
遠くで、御輿の鈴の音が聞こえる。
迎えがきたのだ──

おわり

投稿日:

おじいさんはアダルトマニア

公園で知り合ったおじいさん。お家に招待されて行ってみたら、アダルトグッズマニアだった!

「こんにちは」
私は、公園のベンチに座っているおじいさんに挨拶をした。
「ああ、こんにちは。今日はあったかいねぇ」
「そうですねぇ」
このおじいさんとは、この公園で知り合った。よく見かけるので、挨拶を交わしているうちに、話すようになったのだ。
話をすると言っても、気候の話くらいなのだが……今日は違った。
「あなたの名前はなんていうのかな」
「あ……えっと、スズキです」
「下の名前は?」
「あ……シオリです」
「シオリさんか。うん……シオリさん、これからワシの家に来られるかな」
「へっ?」
「シオリさんと、お茶でも飲みたいと思ってね。美味しいお菓子もあるよ」
「あ……えっと……でも、いいのかな……」
「すぐ近くだし、ぜひ来て欲しいんじゃよ。ボランティアだと思って、寂しい老人の相手をしてくれたら嬉しいんじゃがねぇ」
「そんな……それじゃあ……お言葉に甘えて、行かせていただこうかな」
「おお、おお、ぜひ来ておくれ」
そんなわけで、私はおじいさんの家に行くことになった。
あまりよく知らない人の家に行くのが危険かもしれない、ということは分かっているけど、とっても穏やかで、優しそうなおじいさんだし、いいかなぁと思ったのだ。
道すがら、おじいさんの名前を聞いた。おじいさんは、エイジという名前だった。
「す、すごい家……!」
エイジさんの家は、古くからある感じの、かなり大きな豪邸だった。敷地もすごく広い。地主なのかもしれない。
「おかえりなさいませ」
玄関に入ると、エプロン姿の中年女性が出迎えに出てきた。
「お客さんを連れてきたから、お茶を頼むよ」
「かしこまりました」
女性が奥に引っ込むと、エイジさんは言った。
「今のは家政婦さんじゃよ。ワシは独りもんじゃから、家事なんかをね」
「へぇー……」
家政婦さんがいるなんて、スゴすぎる。
私は立派な客間で、お茶と、お菓子を頂いた。
お茶もお菓子も、ものすごく美味しかった。
「それじゃあ、ワシのコレクションを見てもらおうかな」
「コレクション?」
「そう、自慢のコレクションじゃよ」
「へぇー、なんだろう、楽しみだなぁ」
私は、掛け軸とか、絵とか、壺とか、骨董品みたいなものを想像していた。
しかし、エイジさんのコレクションは、とんでもないものだったのだ。
「ん? え……えっ!?」
その部屋はかなり大きな部屋で、まず、部屋の真ん中に巨大なベッドがあるのが目に付く。そして壁に作りつけられた棚に、様々な物が並んでいる。私にはどういう物なのか、よくわからない物も多かったが、どうも、アダルトグッズらしいということは、なんとなくわかった。それにしても、ものすごい数だ。
私が硬直していると、エイジさんが口を開いた。
「どうかな。すごいコレクションじゃろう」
「は……はあ……そうですね……」
「ぜひ、シオリさんに使ってみたいのがあってね……これなんじゃが」
エイジさんはそう言うと、黒い物体を差し出してきた。
「こ、これは……」
「いわゆるバイブと言うやつじゃ……とにかくスゴイらしいんじゃよ」
「バ……バイブって……いや、そんなことできるわけ……」
「いいじゃないか、ただの遊びじゃよ」
「いやいやいや、無理ですって」
「わかった、それなら報酬を出そう」
「ほ……報酬?」

数分後、私は全裸で、特殊な椅子に拘束されていた。
足はガバッと開いた形で拘束され、自分でバイブを外せないように、手も拘束されている。ものすごく恥ずかしい格好だ。
私はごく普通の平凡な人間で、こんなことをやるようなタイプではなかったのだが、とんでもない額の報酬を提示され、引き受けることにしたのだった。
「それじゃあ、いくぞ」
エイジさんがバイブのスイッチを入れた。
ブイーンと音がなり、バイブが動き出した。
振動しながら、うねうねと動いている。
「入れるよ」
「はい……」
私の秘部は、全裸で椅子に拘束された時点で既に濡れていて、バイブはすんなりと私の中に侵入した。
「あっ……んっ、ああっ……これ……すごいっ……!」
バイブは外から中から、敏感な部分を優しく刺激し、私はすぐに昇天してしまった。
「はぁっ、んっ、あああっ────!」
「ほうほう、もうイッてしまったのか」
「はっ、はい……も、もう止め……ひっ……止めてぇ……」
「まだまだじゃよ。コイツはもっとスゴイんじゃ。このリモコンで……」

エイジさんはそう言うと、バイブと同じ色のリモコンを操作した。
「ひぃいいいんっ────!」
突然バイブが激しく動き出し、私は仰け反った。
振動が激しくなり、まるで男性に激しく突かれているような動きも加わっている。
「だめっ、やめてぇっ、おかっ、おかしくなるぅうううっ!」
「これはすごいのぉ……ひゃっひゃっひゃっ」
エイジさんは目を細め、もてあそぶようにリモコンを操作している。
「ひっ、んひいいっ、あっ、ひああああっ!」
狂おしいほどの快感に、体が勝手にガクガクと痙攣し、制御できない。
焦点が合わない。気絶しそうだ。
私は長い時間イキ続け、やがて、本当に気絶してしまった。

「シオリさん。大丈夫かね」
「あ……え……私……」
「あんまりイキ過ぎて、気絶してしまったんじゃ。ちょっとやり過ぎたかのぉ」
「すごかったです……はぁ……本当、頭がおかしくなりそう……」
「ワシの趣味に付き合ってくれて、どうもありがとう」
エイジさんはそう言うと、バイブを抜いた。
「ひあっ……」
まだ快感の余韻があり、私は震えた。
「シオリさんはかわいいのぉ」
「そんなこと……」
「もしよかったら、また来てくれんかのぉ。試したい道具が、まだ色々あるんじゃよ」
「絶対来ます! 嬉しいです、そう言ってもらえて……」
もう、報酬なんてどうでもよくなっていた。
あんな快感を知ってしまったら、もう戻れるわけがない。
「そうか、来てくれるか」
「はい!」
私は目を輝かせて返事をした。

おわり

投稿日:

万引きの代償

スーパーで万引きをしたら、店長にエッチなお仕置きをされてしまった!

スーパーで万引きしたら、店長に見つかってしまった。
店長は私を事務室に連れて行った。
「じゃあ、警察呼ぶから」
店長が電話の受話器に手をかけた。
「あのっ、すいません、もう二度としないので、それだけは……!」
私が言うと、店長は眉を上げ、私を値踏みするように見た。
「そんなこと言って、またやるんだよなぁ、お前らみたいなのは。しっかり罰を受けて、心から反省しないとなぁ……」
「なんでもしますっ、だから、お願いします、警察は……」
「そう……そこまで言うなら……俺の考えた罰を受けてもらうけど、そうする?」
「あっ、はい、それで……それでお願いします!」
「じゃあ、服脱いで。全部ね」
「え……?」
私は、店の手伝いとか、掃除とか、そういうことをさせられるのかと思っていた。
「早く脱いでよ」
「あ……でも、そんな……」
「警察呼ぼうか?」
「脱ぎます!」
私は腹を決め、服を脱いだ。人間の裸なんて、みんな同じなのだ。警察を呼ばれないで済むなら、裸を見せるくらい、我慢できる。警察を呼ばれたら、家族に万引きの事がバレてしまう。それだけは嫌だった。
「いいねぇ……」
店長は私の体を眺め回し、そして、後ろから抱きついてきた。
「きゃあっ、あのっ、やめてください……!」
「ヒヒヒ……警察呼ばれたくないなら、俺に従うしかないんだよ」
「あっ……ひいっ……!」
店長は両手で私の胸を揉みしだき、乳首をこね回した。
「あっ、んっ、ああんっ」
「そんないやらしい声を出して……気持ち良さそうじゃないか。これじゃあ罰にならないなぁ」
店長は私の股間に手を伸ばし、乱暴にまさぐった。
「ひゃっ、あ、あんっ……!」
「濡れてきたぞ。お前、いやらしいなぁ」
店長はごそごそとズボンを下げた。
店長のそれは、黒光りして、そそり立っていた。
「入れるぞ」
「う……」
警察を呼ばれたくない私は、受け入れるしかなかった。

店長は後ろから私のお尻をつかみ、一気に貫いた。
「ひぃんっ──!」
鋭い快感に、私は思わず仰け反った。
店長は、感触を楽しむようにゆっくりと腰を動かしていたが、やがて、激しく動きはじめた。
「あっ、ああっ……だめっ、だめぇっ……そんなにしたらぁっ……おかしくなっちゃうぅっ……」
「はぁっ、はぁっ、お前、どすけべだなっ──!」
店長はそう言うと、お腹を突き破るんじゃないかと思うほどの、暴力的な強さで激しく突いた。
「んっ、あっ、ああああああ────っ!」
私は絶頂に達してしまった。
体が勝手に痙攣し、腰も、勝手にいやらしく動いてしまう。
もうどうでもいい、もっと欲しい、欲しい、欲しい、欲しい、店長の、もっと、めちゃくちゃに、突いて、突いて、突いてぇえええ────!

「お疲れさん。もう帰っていいよ」
店長がタバコをふかしながら言った。
何度もイッた私は、疲れ果てて、ボロ雑巾のように床に転がっていた。
なんとか起き上がり、のそのそと身支度をする。
「もう、万引きするなよ」
「はい……すみませんでした」
「もしまたやったら……今度はもっときつい罰を受けてもらうからな」
もっときつい罰……?
下腹部がキュンとうずいた。
私はまた、ここで万引きをしてしまうかもしれない。いや、してしまうに違いない──

おわり

投稿日:

夏祭りの夜に

浴衣の少女はあやしい薬を飲まされ、身動きできない状態になり、茂みの奥で犯されてしまう

今日は付き合い始めたばかりの彼と夏祭りデート!
私は浴衣を着て行くことにした。
自分の容姿に自信がある方じゃないんだけど、浴衣を着て、鏡に映った自分を見たら、結構かわいいかも!なんて思っちゃった。
ウキウキ気分で待ち合わせ。
彼は、浴衣を着た私を見て喜んでくれた。かわいい似合ってる、って!
それにしても、夏祭りの会場はすごい人。出店のりんご飴に見とれていたら、いつの間にか彼がいなくなっていた。大変、はぐれちゃったみたい!
私はキョロキョロと周りを見て、彼を探したんだけど、見つからない。
そうだ、携帯……と思って、息を飲む。
私の荷物は、彼が持ってくれているのだ。私は手ぶらで、小銭すら持っていない。どうしよう……!
とにかく、彼を探すしかない。
私は必死に彼を探した。しかし、人がものすごく多くて、全然見つからない。
夏の夜は蒸し暑く、人混みに酔いそうになった私は、一旦人の多い場所から離れ、休めるところを探した。
夏祭りは、大きな公園の一角でやっていて、そこから外れると、暗く、静かな公園が広がっている。祭りの喧騒が遠くなると、虫の声がよく聞こえた。
私はベンチを見つけ、そこに座った。
はぁ……飲み物を買いたいな……あ、ダメだ、お金がないんだ……うう……そうだ、公園なら、どこかに水飲み場があるかも……
そんな事を考えていると、突然声をかけられた。
「おねーさん、こんなところでなにしてるの?」
三十代くらいの、男の人だった。
「あ、彼とはぐれちゃって、お金も携帯もなくて……」
私は状況を説明した。
「そっかー、じゃあ一緒に探そっか」
「やっ、そんな、悪いですっ」
「いいよ、いいよー。困った時はお互い様だよ。それじゃあ、こっちからまわって行こっか」
「あ、でも……」
見ず知らずの人にそこまでしてもらうのは、さすがに気が引ける。しかし、男性は押しが強く、私は断りきれずについて行ってしまった。
しばらく歩いて、私は祭りの会場からどんどん遠ざかっていることに気づいた。
「あ、あの……こっちの方にはいないと思うんですけど……」
「そうだよね、俺もそう思ってた! こっちから行くと近道だと思ったんだけど……間違えたかな。ごめん、戻ろう」
男性は元来た道を戻り始めた。
私はこのまま変な場所に連れて行かれるのかと少し警戒していたが、男性が道を戻り始めたので安心した。
「あ、喉乾いたでしょ。これ、飲んで」
男性がスポーツ飲料のペットボトルをくれた。
「でも……」
「俺の分もあるから大丈夫」
男性はバッグから飲みかけのペットボトルを出し、目の前で飲んで見せた。
「あ、変な薬とか入ってないよ! ほら、キャップ空いてないでしょ。未開封だから安心して。てゆうか、飲んだほうがいいよ、暑いし」
確かに、私は喉が渇いていた。
「それじゃあ……すいません、いただきます。あとでお金払います」
「いいよ、そんなのー、俺が道を間違えていっぱい歩かせちゃったのが悪いんだし、お詫びって事で」
「すいません、ありがとうございます」
私はもらったペットボトルを開け、飲んだ。
すぐに、異変は起こった。
「あれ……あ……え……?」
体に力が入らない。崩れ落ちる私を、男性が抱きとめた。
「どうしたの、大丈夫?」
「なんか、急に体がっ……力が入らなくなって……」
私は焦って言った。意識ははっきりしているのだが、体だけが動かない。
「そう……バッチリ効いたみたいだね」
「え?」
「飲み物に、薬入れてたんだよねー。未開封のキャップは偽装したんだ」
男性が楽しげに言うのを聞き、私はショックで頭が真っ白になった。そして、後悔、絶望。
「な……何する気ですか?」
「フフフ……あっちで気持ちいいことしようね」
「いやっ、やめて!離して!」
しかし、私の体は動かない。

男性は私を茂みの陰に連れ込み、横たえると、浴衣を脱がせていった。
「やめて! お願い、やめて……!」
「大丈夫、すぐに気持ちよくなるから。浴衣って寝たままでも脱がしやすくていいねー。あ、結構おっぱい大きいね」
男性が私の胸を揉みしだき、乳首をちゅうちゅうと吸ったり、舐め回したりした。
「いやぁっ、あっ、んっ……!」
「あ、感じてるね。気持ちいいんだ」
「違いますっ、んっ、くぅっ……!」
しかし、本当は感じてしまっていた。
すごく怖いし、嫌なのに、体は快楽を感じ、反応してしまうのだ。
男性は、私の股間を乱暴にまさぐった。
「ひいっ!」
「うわー、すごく濡れてるよ。エロいね、君……名前はなんていうの?」
「ひぐっ、うっ……」
「言うわけないかー、最初に聞いておけばよかったなー」
男性はそう言いながら私の体の上に覆いかぶさると、一気に貫いた。
「ひああっ────!」
男性は激しく動き、突きまくる。
「あっ、すごい、体がビクンビクンって痙攣してるよ!そんなに気持ちいいんだ」
体はまだ、全く動かせない。それなのに、激しく奥を突かれ、その快感で、体が勝手に痙攣してしまうのだ。
「それじゃあ、もういくからね」
男性は激しく動きはじめた。そして、限界まで張り詰めると、一気に、私の中にぶちまけた。
ひどい、中出しされた……!
「あー、気持ちよかったね。それじゃあ、俺はもう行くね。あ、そうだ……」
男性は、スマホを取り出すと、まだ動けず、とんでもない格好で横たわる私の写真を撮り始めた。
「いや……やめて……撮らないで……!」
「大丈夫だよ、ネットにあげたりはしないから。俺が後で見て楽しむだけだからね」
「いやぁ……!」
私は泣いた。
「それじゃ、今度こそ行くよ。名残惜しいけど……またどこかで会えるといいね」
男性はそう言うと、私を置いていってしまった。
どうしよう……いつになったら体が動くようになるのだろうか?
私はどうすることもできず、途方にくれた。
しばらくすると、近くを歩く足音が聞こえてきた。
このままずっとこんな場所で、あられもない格好でいるのは嫌だと思い、私は声をあげた。
「助けてください! お願いします、ここで倒れて、動けないんですー!」
足音がピタッと止まった。そして、ガサガサと茂みが揺れ、人影が私を見下ろした。
「えっ、なっ……どうしたんですか!?」
男の人は、私を見ると驚いて後ずさった。
「薬を飲まされて……」
私は経緯を説明した。
「とにかく、警察を呼んでください!」
「あ、ああ……」
男の人はスマホを取り出し、電話をかけようとした。
しかし、私の方をチラチラと見て、なかなか電話をかけない。
「あの……」
「や、やっぱり、我慢できないよ、男は……そんなエロい格好見せられたら……」
「は!?」
「警察呼ぶ前に、ちょっとだけ、気持ちいいことしようか」
「えーっ、そんなぁ!」

おわり

投稿日:

痴漢、もっとして!

痴漢されているのに感じてしまった私。だけど痴漢の動きはもどかしくて…もっと強くして欲しいのに!

疲れて電車で寝ていたら、変な感触で目が覚めた。
なんと、隣の男の人が私の服の中に手を突っ込んでいるのだ。
わっ、これ、痴漢だ……!
しかし私は、寝たふりを続けた。
恥ずかしくて、声なんかあげられなかった。
痴漢は、私のブラジャーの中に指を入れ、乳首を探し当てると、指先でクリクリといじり始めた。
やだっ、そんなことしたら……!
「はぁっ……」
思わず甘い吐息を漏らしてしまい、私は慌てて咳払いをし、ごまかした。
一瞬、痴漢の手が止まる。
しかし、私が寝たふりを続けていると、痴漢は再び指を動かし始めた。
ああ……どうしよう。アソコが反応して、ぷくーっと腫れぼったくなっているのがわかる。少し動いてみると、ぬるっとした感触も分かった。愛液があふれ出しているのだ。まるで、肉棒欲しさに、ヨダレを垂らしているみたいだ。
それにしても……もどかしい。
痴漢の指の動きが、とても遠慮がちなのだ。
こっそり痴漢をしているわけだから、当然といえば当然なのだが……私はもっと快感が欲しくなっていた。
痴漢が……この快感が終わってしまうのは嫌だから、周りにバレるのは困るけど、私の方は大丈夫、むしろウエルカム。だからもっと、強くしてもいいのに! ほら、もっと乳首をぎゅーって、していいのよ? ていうか、して! もっと強くして!
しかし、そんな私の思いがテレパシーで痴漢に伝わるわけもない。
だけど、もっとしてほしい……私は、我慢している反応を、少しだけ解禁して、痴漢を刺激してみることにした。
痴漢の指の動きに反応して、甘い吐息を漏らす。呼吸が、だんだん荒くなっていく。
思わず声が出ちゃいそうだけど、それは我慢。周りのお客さんに気づかれたら、痴漢は終わってしまう。
私の反応に気づいたのか、痴漢の指の動きが少し強くなった。
やった、いい感じ……! もっと、もっと強くして大丈夫だから……
私の思惑通り、痴漢の指の動きはどんどん大胆になっていった。
「ふっ……んっ……んん……」
やばい、声が出ちゃう。だめっ、気持ちよすぎて、声が出ちゃう!
「んっ、ううんっ!」
私はうずくまって咳払いをして、いやらしい声が出そうになったのをごまかした。
すると、痴漢はすっと手を抜き、席を立って、どこかに行ってしまった。
ああ……ものすごくやばいことをしてしまった。痴漢されて感じちゃうなんて……!
でも、大丈夫だよね。熟睡してる間に痴漢されてて、起きて驚いたって感じだったよね。うん、ずっと起きてたのはバレてないはず。大丈夫、大丈夫。
でも、すごい気持ちよかった……もっとしたかったな。というか、イキたかったな……最後までする状況になったら、流されて絶対最後までしちゃうだろうな。私って快感に弱いのかな……ああ、なんか中途半端……アソコもグショグショだし……電車降りたらトイレでオナニーしちゃおうかな……うん、しよう。絶対しよう……
そんなことを考えながら、電車を降りた。
すると、男の人が話しかけてきた。
さっきの、痴漢の人だった。
駅のトイレで続きをしようと言われた。
私が喜んでついて行ったのは、言うまでもない──

おわり

投稿日:

最新式のVR

あやしい最新式のVRを使ってセックスを楽しむ話


セールスマンの男が差し出したものを見て、ユウコは拍子抜けした。
「これが……? ただの水中メガネみたいだけど」
すると、セールスマンは嬉しそうに言った。
「そうでしょう、そうでしょう。とても軽くてつけ心地がいいんですよ。これをひょいとつけるだけで、VR体験ができるんです。他にはなにも必要ありません」
「あら、それはいいわねぇ……」
「ええ、ええ。ぜひ、試してみてください。さあ!」
「そうねぇ……じゃあ、試してみようかしら」
ユウコはセールスマンの指示に従って椅子にかけ、ゴーグルを身につけた。
「えっと……それで、どうすればいいんですか?」
ユウコが言うと、セールスマンはニヤリと笑った。
「フフフ……既に、お客様が見ているのはバーチャル映像なんですよ。リアルでしょう」
「ええっ、信じられないわ。本当に、現実と全く同じなのよ。じゃあ、今見えているあなたも、バーチャルなの?」
「半分は、そうです。お客様がつけたのと同時に、私もVRゴーグルをつけたのです。それが、お客様のゴーグルとリンクしておりまして──話しているのは現実の私ですが、見えているのはバーチャル映像というわけですよ」
「なんだか難しいわ……」
「とにかく、体験してみてください。なにをしても大丈夫ですよ。実際のお客様は椅子に座っているだけなんですからね」
「そう言われても……」
「では、私が面白いことをして差し上げましょう」
セールスマンはそう言うと、ユウコの服を脱がし始めた。
「キャーッ、やめて! なにをするの!」
「大丈夫、これはバーチャルなんですよ。現実ではありません」
「あ、そうだったわね。んっ、ああっ!」
「フフフ……すごいでしょう。最新式のVRは、五感すべてを再現できるんですよ。ほら、こんなのはどうです?」
「はああんっ──! すごいわ、すごいわ! ああっ、やめないで……!」
「最新式のVRゴーグル、いかがでございますか?」
セールスマンは高ぶったモノをユウコに押し当て、焦らすようにしながら言った。
「ひっ……そ、そうだったわね。んっ……すごく……気に入ったわ……おいくらなの?」
「30万円でございます」
「さ、30万……」
「毎日好きなだけ、こんな体験ができるんですよ」
「うう……わかったわ、買うわ。だから、ねぇ、早く……お願い、入れて──!」
「お買い上げ、ありがとうございます!」
セールスマンは不敵な笑みを浮かべると、勢いよくユウコを貫いた。
おわり

投稿日:

人間ペット5《ご主人様の秘密》

ご主人様の恐ろしい趣味

突然顔に水をかけられ、目が覚めた。
縄で縛られ、宙吊りにされ、ムチで打たれ、バイブで執拗に責められ、私は気絶してしまったのだった。
いつの間にか、私はベッドに寝かされていた。
動こうとすると、手枷と足枷が付けられていていて、大の字に寝た状態から、ほとんど動けなかった。
「やっと目が覚めたね」
「ご主人様……」
水をかけられたせいで、私の顔や髪はびっしょりと濡れていた。
水をかけるなんて、なんだかご主人様らしくないような気がする。まあ、それもSMプレイっぽいし、気にするほどのことじゃないか──
「それじゃあ、お仕置きの続きを始めるよ」
まだお仕置きは続くらしい。ご主人様が何やら操作すると、ベッドがモーター音と共に振動し始めた。少し緊張しながら様子を伺っていると、ベッドの縁を囲むように、透明の板が上がってきた。板は、50cmほど上がって止まった。私はベッドごと、水槽の中に入ってしまったようになった。
一体、何が始まるんだろう──このときまだ、私は楽観的だった。また、SMごっこをするんだろうくらいにしか思っていなかったのだ。
「それじゃあ、入れるよ」
ご主人様は足元から大きなプラスチックケースを持ち上げると、ベッドの上、私の足のある方に、その中身をぶちまけた。
中には水が入っていたらしく、私の足元で水しぶきが上がった。
「えっ、えっ……?」
何か、ヌメヌメとしたものが私の足に触れた。
「やっ……なにっ、やだっ、いやぁっ!」
私はあまりの恐ろしさに激しくもがき、絶叫した。
しかし、拘束されているため、ヌメヌメの正体を見ることも、逃げることもできない。ヌメヌメした何かは、私の足に絡みつくようにのたうち回り、ピチャピチャと激しい水音を立てている。
「ハハハ……驚いたかな。これはウナギの一種だよ」
「ウナギ!?」
「そうだよ。このウナギは、暗い穴の中が大好きなんだ。そら、もう穴を見つけたぞ」
「ひっ──!」
私の秘部に、ウナギが頭を押し付けて、強い力で押し進んできた。
「あっ、いやっ、んっ、んんっ!」
私は必死で身ををよじり、逃れようとした。しかし、ウナギの頭はニュルンと中に入ってしまった。
「ひぁあんっ!」
ウナギは太く、人間の男性のシンボルとよく似ていた。しかし、ウナギは中で激しく動くのである。
ウナギはのたうち回りながらどんどん奥に進み、一番深い、一番感じる部分をグイグイと押してきた。
拒絶する気持ちとは裏腹に、強烈な快感が体を支配する。
「あっ、あんっ、だめぇっ──!」
私は絶頂に達し、仰け反り、ビクビクと痙攣した。
「この程度でそんなに感じてしまうなんて、やっぱりルナはかわいいなぁ。まだまだこれからなんだが、耐えられるかなぁ。ほら、もう一つの穴にウナギが気づいたようだよ」
「え……あ、やだっ、そっちは──!」
お尻の穴に、ウナギが突き進んできたのだった。
「ははは……大丈夫、力を抜いて。ルナもきっと好きになるよ」
「嫌ですっ、ご主人様、お尻は嫌……!」
「どうして?」
「どうしてって……それは……だって……汚いし……」
「大丈夫だよ。ルナはペットなんだから、そんなことは気にしなくていいんだよ。犬や猫と同じさ。排泄物の処理も、飼い主の仕事だろう」
「そんなの嫌です! そんなの……絶対に見られたくない!」
「大丈夫、すぐに受け入れられるよ……そうやって、君は本物のペットになるんだ」
「本物の……? あっ、ひいっ──!」
ウナギがお尻の穴に侵入してきたのだ。前と後ろ、二つの穴を同時に責められ、私は頭がおかしくなりそうだった。
と、その時、お腹に違和感を覚え、私は血の気が引いた。
「ご主人様、お尻のっ……抜いてくださいっ、あっ、もうだめっ、あっ、あっ、そんなに奥っ、やだ、出ちゃう、もう我慢できないっ──!」

かわいそうなウナギにお尻を犯され、私はご主人様の目の前で、とてもとても恥ずかしい音を派手に出して、排泄をしてしまった。
とても恥ずかしかった。
しかしご主人様は、よくできたねと私を褒め、バスルームで体を洗ってくれた。そして、これからは人間用のトイレではなく、ペット用のトイレシートで排泄してほしいと言った。普通なら拒否するところだが、一度排泄を見せてしまった後では、それもできなくはないと思えるのだった。
「もっとタオルが必要だね。ちょっと待っていなさい」
ご主人様はそう言うと、部屋を出て行った。
私は、なんとなく部屋の中を見回し、さっきの、ウナギが入っていたプラスチックケースの他にも、同じケースがいくつかあるのに気が付いた。何が入っているのか気になり、軽い気持ちで中をのぞいてみる。
「え……えっ!?」
私は息をのみ、後ずさった。
ケースの中には、大量の黒い虫がうごめいていたのである。
「これ……まさか……お仕置きに使うってこと!?」
無理だ、絶対に無理だ! 私はあまりの恐ろしさに、部屋を飛び出した。ドアに鍵はかかっていなかった。
私は、迷路のような廊下をやみくもに進んだ。逃げるあてもなかったが、恐怖に突き動かされ、とにかく進んだ。
どこかから、猫の声がしたような気がして、私は立ち止まった。やっぱり、こっちの方から聞こえる……この部屋だ。だけどなんだか変な声だ。余計なものを見ない方がいい──本能が警告していた。でも、どうしても気になる。私は心の声を無視して、ドアを開けた。
「え……」
部屋の中には何人もの女性がいた。それぞれ、鉄格子のついた小部屋に入っている。これは……牢屋だ。
私が部屋に入ると、みんな一斉に身を乗り出してこちらを見たが、私の姿を見ると期待外れというような顔をして、檻の中に引っこんでしまった。そして、いやらしいオモチャを使い、いやらしい声をあげはじめた。猫の声だと思ったのは、彼女たちのあえぎ声だったのだ。
その時、後ろから声がして、私の心臓は跳ね上がった。
「探したよ。こんなところにいたんだね」
ご主人様だ。と、その時、部屋にいた女性たちが叫びはじめた。皆、何かを求めるように、鉄格子から必死に腕を伸ばしている。この女性たちは何者なんだろうか。知りたいが、知るのが怖い気もする。
「どうして逃げたりしたんだい?」
「あ……あの……虫が……ケースの中に……私、怖くて……」
「ああ、あれか」
ご主人様はにっこりと笑って言った。
「人間の心を壊すのに、あれが一番効くんだよ」
「え……?」
「ここにいる子たちは、みんな私のペットだ」
私は、あまり驚かなかった。心のどこかで、わかっていたのかもしれない。
「みんな、試練を乗り越えて、本物のペットになったんだよ。ルナにも、私の本物のペットになって欲しいんだ」
「本物のペット……」
「そうだ。なにもかも捨てて、私のものになって欲しい。人間であることは忘れて、快楽だけを求める動物になるんだ。ルナ、私の可愛いペットになっておくれ。うんと可愛がるから」
「ご主人様……でも……あの黒い虫は嫌……」
「大丈夫だよ。ルナなら乗り越えられる。私に任せて欲しい。人間の心を壊してしまわないと、本物のペットにはなれないからね」
私は、人間ペットのパーティーで会い、連絡先を渡してきた田代という男のことを思い出した。田代は、ご主人様を危険な男だと言い、困ったことがあったら連絡するようにと、メモを渡してきたのだ。
確かに、ご主人様は危険な人物だった。でも、もう手遅れだ──私はご主人様に夢中で、ご主人様に愛されたくてたまらないのだ。
「怖いけど……私、頑張ります。本物のペットになりたいです」

おわり

投稿日:

人間ペット4《お仕置き編》

使用人と浮気したと思われてしまった人間ペットのルナは、お仕置きを受けることに…

警備員を呼び、トウヤを部屋から追い出すと、ご主人様は私に向かって言った。
「この部屋に入る使用人は、私が許可した女性だけと決めていたんだが、何か手違いがあったらしい。その点は謝るよ。しかし……君はあの男と楽しんでいたようだね」
「ち、違うんです、私は──」
「言い訳など聞きたくないよ」
ご主人様はそう言いながら、私の口におかしな器具を取り付け始めた。穴の空いた、ピンポン玉くらいのボールを口に入れ、それをベルトで固定している。
「あ、あ……うう……」
ボールが邪魔で、言葉が話せない。きっと、そのための器具なのだろう。はずそうとしてみたが、無理だった。トウヤとセックスはしていない。それだけはちゃんと伝えたかったのに──
「さあ、来なさい」
ご主人様は固い表情のまま言うと、私の首輪にリードをつけ、引っ張った。
「ううーっ!」
私は抵抗した。首を横に振り、必死に目で訴える。誤解されたままなんて嫌だ。
すると、ご主人様はリードを引くのをやめ、小さくため息をついた。
私は話を聞いてもらえるのかと期待したが、そうではなかった。ご主人様は、私を置いて部屋を出て行ってしまったのである。
「う……うう……」
私はもう一度、口に装着された器具をはずそうとしてみた。しかし、ベルトをどうやって外せばいいのか、わからない。
そのうちに、眠くなってきた。異常な眠気だった。私はベッドにたどり着くこともできず、その場に崩れ落ちた。

頭がぼんやりする──気がつくと、見知らぬ部屋の、簡素なベッドの上にいた。部屋の壁は石でできていて、鎖やロープなどが掛けられている。そして、見たことのない道具がたくさん、置いてあった。詳しいことはわからないが、なんとなく、拷問に使うような道具だというのはわかった。
「目が覚めたようだね」
後ろから声がして、私は驚いて振り返った。ご主人様だ。
「うーっ、うう……っ」
喋ることができないのがもどかしい。
「あの男とのセックスはどうだった? 懇願するほどよかったのかい」
「ううーっ」
私は首を横に振った。トウヤとは何もなかったのだ。しかし、
「ルナ。お前は私のペットだ。それなのにあんな男と……お前はとっても悪い子だ。悪い子にはお仕置きをしないといけない。わかるね?」
ご主人様は淡々とした声で言うと、壁のスイッチを押した。すると、天井に吊るしてある鎖が巻き上がっていき、やがて、私の両腕が上がっていった。いつの間にか、鎖につながった手枷が付けられていたのだ。
「ううっ!」
私は、巻き上げられていく鎖に両手首を引っ張られ、ベッドから降りた。やっと機械が止まった時には、爪先立ちでやっと立っているような状態だった。
「ああ、ルナ……」
ご主人様は競馬の騎手が使うようなムチを持っていた。その先端が、私の背中をなぞっていく──次の瞬間、ヒュッと空気を切り裂く音、そしてピシッという音がして、お尻に鋭い痛みが走った。
「ああっ!」
私は思わず叫んだ。しかし、ご主人様は何度も私にムチを振るった。お尻や太ももに、何度も、何度も──
どのくらいの時間が経ったのだろうか。「そろそろいいだろう」ご主人様はそう言うと、私の口を塞いでいた器具を外した。この器具のせいで、ずっと口が開いた状態だった為、私の口からは大量の唾液が垂れていた。
「こんなに汚して」
ご主人様に言われ、私は激しい羞恥心に襲われた。
「ごめんなさい……ご主人様……ごめんなさい。許してください……」
体の自由を奪われ、ムチで打たれ、私の心は変化していた。とにかく、ご主人様の許しが欲しかった。
「少しは素直になったようだね」
ご主人様が壁のスイッチを操作した。
すると、私の手首を吊り上げていた鎖がゆるんでいった。
「う……うう……」
私はうめき、床に倒れ込んだ。腕全体がしびれて、痛い。
「腕が痛むんだね。 ベッドに運んであげよう」
ご主人様は優しい声で言い、私を抱き上げ、ベッドに横たえた。
「素直に謝る気になったんだね」
「……はい。私が悪かったんです。本当にごめんなさい……」
トウヤとセックスはしていないが、心を奪われかけていたのは事実だ。
「そうだね。ルナは私を裏切った悪い子だ。しっかりお仕置きを受けて、深く反省して欲しい」
「お仕置き……」
私は部屋にある様々な道具を見て、ゴクリと唾を飲み込んだ。

「そうだ。悪い事をしたんだから、罰を受けないとね。それに、お仕置きはお互いのためでもあるんだよ。罰を受ける事で、ルナは罪を償う事ができるし、私はルナを許すことができる」
「お仕置きを受けたら、許してもらえるんですか?」
「もちろんだよ。今の私は、君に裏切られて深く傷つき、怒りに震えている……しかしそれは、ルナのことが好きだからだ。私のルナに戻って欲しい。私は許したいんだよ」
ご主人様の言葉を聞いて、私は強く心を打たれた。
「私、頑張ります! お願いします、お仕置きをしてください!」
「分かってくれて、ありがとう」

こうして、私はお仕置き部屋で罰を受けることになった。
しかしそれは、お仕置きというより……SMプレイだった。
まず、全身を縄で縛られ、宙吊りにされたのだが、縛り方や吊り方のバランスがいいのか、苦痛は思ったより少なかった。その状態で、ご主人様に言葉で責められながら、ムチで打たれるのだ。私は、その状況になんだかクラクラして、すっかり陶酔していた。
「ひっ……ごめんなさい……ご主人様、ごめんなさい……ああっ!」
「なんだこれは? お仕置きをしているのに、こんなに濡らして……え?」
「ううっ、ごめんなさい……」
「ああ、これはひどい」
ご主人様は私の濡れた秘部をムチの先端でもてあそんだ。
「んっ、あっ、ああんっ!」
「いやらしい声まで出して……それなら、こうしてやろう」
ご主人様はうねうねと動きながら、激しく震える電動のバイブを私の中に挿入した。
「ひいっ、あっ、ああっ──!」
私は一瞬で絶頂に達し、体を痙攣させた。縄がきしみ、宙吊りの体が揺れる。しかし、バイブは刺さったままで、私の中を激しくかき回し続けている。刺激が強過ぎて、おかしくなりそうだった。
「もっ、もうだめっ……ご主人様っ……はず……してぇ……んっ、んんーっ!」
「君はまだ、自分の立場がわかっていないようだね。もっと、ちゃんとお願いしないといけないよ」
「ひっ、ぐうっ……おっ、お願いしますっ……はずしてくださいいぃ……!」
「うん、ちゃんとお願いできたね。いい子だ。でも、まだダメだよ。これはお仕置きだからね」
そう言うと、ご主人様はバイブをさらに奥にねじ込んできた。
「ひいっ、いやぁっ、だめぇっ、んんっ────!」
長い時間それを続けられると、私はとうとう、気絶してしまったのである。

人間ペット5に続く

投稿日:

人間ペット3《誘惑編》

ご主人様不在の間、使用人に誘惑される話

ご主人様が海外出張に出かけてしまった。
ご主人様が出かけてから、今日で3日目……そう、まだ3日しかたっていないのだ。
それなのに、私は寂しくてたまらなくなっていた。ご主人様と、セックスがしたくてたまらない。
「ご主人様ぁ……」
天蓋付きの大きなベッドの上で、私は枕を抱きしめた。そして、指を秘部に這わせていく。
「んっ……あ……ああっ……」
ちなみに、ご主人様がいなくても、私はいつも通り、裸に首輪だけという格好で生活している。だからかもしれない。裸でいると、シーツやクッション、椅子などはもちろん、空気でさえも──とにかく、肌に触れるもの全てから、性的な刺激を感じてしまうため、常に発情した状態になってしまうのだ。
「あっ、はぁっ……」
快感が高まってくるのがわかる。ああっ、もうイク──と、その時だった。部屋の扉がノックされた。
「はっ、はい!」
私はあわてて起き上がり、返事をした。
裸を見られるのにはもう慣れたが、さすがに、自慰行為を見られるのは無理だ。
「失礼します。リネン類のお取り替えに参りました」
使用人がワゴンを押しながら部屋に入ってきた。
「えっ……」
私は枕を抱き寄せ、思わず裸体を隠した。使用人は、若い男性だったのだ。
今まで、この部屋に来た使用人はみんな女性で、男性が来たのは初めてだった。
使用人は、タオルの交換を終えると、言いにくそうに言った。
「あの……ベッドの……シーツなどを取り替えたいのですが……」
「あ……すいませんっ」
私はあわててベッドから降りた。
すると、使用人は、裸の私を見て驚いたように目を見開いた。
「あ、あんまり見ないでください……私の仕事のこと、知ってますよね」
「あっ、すいませんっ」
使用人は目を伏せ、シーツの交換を始めた。
「申し訳ありませんでした。その……まだ仕事に慣れていなくて……」
「このお屋敷に来たばかりなんですか?」
「はい。あ、俺は……」
使用人はかしこまって言った。
「今日からルナ様のお部屋を担当することになりました、トウヤと申します。どうぞよろしくお願いします」
「あ……はいっ、よろしくお願いしますっ」
この屋敷に来てから、ご主人様以外の人間とほとんど会話をしていなかった私は、トウヤとの会話に喜びを感じていた。
今までこの部屋に来た使用人は皆、黙々と作業をするだけで、話しかけてくることなど一度もなかったのだ。
「では、失礼します。何かございましたら、いつでもお申し付けください」
そう言って部屋を出て行くトウヤを、私は名残惜しい気持ちで見送った。

しかし、嘆くことはなかった。私の部屋担当になったトウヤは、日に何度も私の部屋を訪れるようになったのだ。
リネン類の交換、部屋の掃除、そして三度の食事の時間には、必ずトウヤがやって来る。
私は、トウヤが部屋に来るのが楽しみになっていた。トウヤが、私の裸を見ても全く気にしない様子で、気さくに話してくれるのも嬉しかった。
「へぇー、面白そう! あとで読んでみるね!」
「本当? あ、でも……どうやって? 誰か、使用人に頼むの? 俺が買ってこようか」
「あ、ううん、パソコンで買えるから大丈夫だよ。本とか映画とか、暇だから、見まくってるんだ」
「ネット、繋がってるんだ」
「うん。でも、機能は制限されてるよ。外部との連絡はできないようになってる」
「そっか……なんか、すごい仕事だよね……人間ペットって……つらくないの?」
「全然、つらくはないよ。むしろ、楽しいくらい。部屋は快適だし、読書も映画もゲームもできるし、ゴハンもおいしいし」
「ふうん……」
トウヤは納得できない様子だった。
「でも……ご主人様にいやらしいことされるんだろ……ていうか、それが目的だよね。その……裸だし……」
「あ……うん……まあ……」
私は口ごもった。しかしトウヤは、身を乗り出して言った。
「どんなことされるの?」
「え……どんなって……それは……」
「嫌じゃないの?」
「えっと……うん、まあ……嫌ではないかな……ご主人様のこと、好きだし……」
「えっ、待って、好き? じゃあ、愛人ってこと?」
「ううん、違う違う。私はただ、契約の1年間、ご主人様を楽しませるためにここにいるだけ。私が勝手に、ご主人様のことを好きになっちゃっただけだから」
こういうことは、他人に話すと実感が湧いてきたりするものである。
私はすごく切ない気持ちになってきた。ご主人様に会いたくてたまらない。
「じゃあ……寂しいでしょ。ご主人様、長いこと出張だから」
トウヤはそう言うと、ベッドに座っていた私の横にくっついて座り、私の頭を撫でた。
「えっ……あ、うん……」
近すぎる。そして、唐突なスキンシップ。私は体を固くした。嫌な予感がする。
私の頭を撫でるトウヤの手の動きが、どんどんあやしくなってきた。軽く耳に触れたり、首筋に触れたりしながら、少しずつ、官能的になっていく。

まずい──気持ちよくなってきた。
今は契約中の身で、私はご主人様のものなのだ。
だけど、こんなの久しぶり──つい、快感に身をゆだねたくなってしまう。
「ルナ、かわいい……」
トウヤはそう言うと、私の肩に手を回し、私を抱き寄せた。
「ちょっ、ちょっと待って、だめっ……」
私はあわててトウヤを突き放した。
「いいじゃん、ちょっとくらい……ね?」
「だめだよ、だめに決まってるでしょ」
「本当に?」
トウヤは私の頬に触れ、そのまま指を滑らせて唇を撫でた。思わず、甘いため息がもれてしまう。
「かわいい。ルナはわかりやすいなぁ」
「べっ、別に、私は……んんっ!」
なんと、トウヤがいきなり、私にキスをしたのである。
「んっ……んんっ……」
トウヤの舌が深く差し込まれ、官能的に動き回る。だめだ……体に力が入らない。頭がぼんやりして、とろけそうで……もう、なにをされても抵抗できそうにない──
と、その時、電子音が鳴った。トウヤの携帯電話だった。
「はい。わかりました」
トウヤは電話を切ると、残念そうに言った。
「ごめん、仕事頼まれた。もう行かなくちゃ……でも今夜、絶対また来るから、待ってて。ゆっくり続きをしよう」
呆然としている私を残して、トウヤは部屋を出ていった。
「ああ、どうしよう……キスしちゃった」
私はベッドに倒れ込んだ。秘部に手を伸ばしてみると……やっぱり、すごく濡れている。
拒絶できなかった。電話が来なかったら、最後までしてしまっただろう。
「しっかりしなくちゃ。こんなの……だめ……なんだから……んっ……ごめんなさい……ご主人様……」
私は濡れた秘部を指で刺激し、高ぶってしまった気持ちを自分で慰めた。

夜になると、トウヤがやってきた。
「ルナ! 会いたかったよー」
そう言って、抱きしめようとしてきたトウヤを、私は制止した。
「だめ、やめて!」
「え、どうしたの? さっきはすごく感じてたのに……」
「そっ、それはトウヤくんが……とにかく、もうやめよう。ご主人様を裏切るようなこと、できないから」
「そんなの無理だよ」
「やっ、なにするの!」
トウヤが私を押し倒した。私は逃げようともがいたが、トウヤの方が力が強い。
「頭がおかしくなりそうだったよ。毎日、目の前に裸の女の子がいるんだから……平気なフリしてたけど、俺はずっと欲情してたんだ」
「そんなこと言われてもっ……仕事……なんだからっ……お願い、離して!」
「ルナだって、さっきはして欲しそうだったじゃないか。バレなきゃ大丈夫だよ。ね、いいだろ?」
トウヤは私の上に覆いかぶさり、体を使って私を押さえつけると、自由になった手で私の秘部を乱暴にまさぐった。
「ああ、すごく濡れてるじゃないか」
「違うのっ……んっ、だめぇっ……」
「好きだよ、ルナ……めちゃくちゃにしてあげる。死ぬほどイかせてあげる」
トウヤはそう言うと、ズボンのファスナーを下ろし、熱くいきり立ったものを私の秘部に押し当てた。
「だめ……やめて……」
私は理性をふり絞り、か細い声で訴えた。しかし、その言葉とは裏腹に、私の下半身は押し付けられた熱くて固いものを痛切に欲しがっていた。
「これが欲しいんでしょ……」
トウヤはその先端を、じらすように動かした。入りそうで入らない、そんな動きを繰り返す。
「はぁ……はぁ……だ……め……」
「お願いしてごらん。そうしたらこれをぶち込んで、めちゃくちゃにかき回してあげるよ」
「んっ……はあっ……」
もうだめだ──入れて欲しくて、たまらない。
「と……トウヤくんお願い……入れて……もうだめ……早く……欲しいの……お願い、入れてぇ……」
誘惑に負け、私がほとんど泣きながら懇願したその時だった。
「何をしている!」
──ご主人様だった。

トウヤが私の部屋担当になったのは手違いだったと、後になって知った。
その後、トウヤがどうなったのか、私は知らない。

人間ペット4に続く

投稿日:

人間ペット2《ペット仲間編》

ご主人様の人間ペット仲間が集まる話

私はご主人様に連れられて、屋敷の地下室に向かっていた。
久しぶりに、ご主人様の仲間が集まるのだという。
しかし私は、いつも通り裸で、首輪につながれている。私は見世物にされるのだろうか──不安に思いながら歩いているうちに、目的の場所に着いた。
「さあ、着いたよ」
ご主人様はそう言って、重厚な扉を開けた。
「あ……」
私は部屋の中を見て驚いた。
部屋にはたくさんの人がいて、思い思いにくつろいでいた。
しかし、その半数ほどが、私と同じように裸で、首輪を付けていて──そう、人間ペットなのだ。
女だけでなく、男のペットもいる。
服を着ている人たちが、それぞれの主人なのだろう。
「やあ、鬼島くん。その子が新しいペットかね」
「田代さん、お久しぶりです。ええ、そうなんです」
ご主人様はそう言うと、田代という、恰幅のいい男性の方に歩いていった。
「ルナです」
「ほほー、かわいいじゃないの」
田代はニヤニヤと笑いながら、私の体を見て言った。そして、
「実は私も、つい最近新しいのを飼い始めたんだよ。ユキ、立ちなさい」
田代が言うと、隣に座っていた若い女性が立ち上がった。
ユキと呼ばれたその女性は、体を縮こまらせ、うつむいていた。
「この子も……借金か何かで?」
ご主人様が言うと、田代はうなずいた。
「ああ、そうだよ。望んでペットになったわけじゃない。ククク……私にはその方がいいんだ。嫌がるのを無理矢理犯す楽しみがあるからな」
「ははは……趣味が悪いなぁ。田代さんはいつもそうだ」
「君も嫌がる女を快感で服従させてみるといい。病みつきになるぞ」
ご主人様と田代が談笑している横で、私はユキを観察していた。
ユキの体には、縛られたらしい縄の跡があった。田代が、嫌がるユキを縛って無理矢理犯しているのだろう。
借金とか言ってたけど……人の弱みに付け込んで、そんなことするなんて、ひど過ぎる。
「さあ、ルナ、行こうか」
いつの間にか会話は終わっていたらしい。ご主人様がリードを引っ張って歩き出した。

ご主人様は、来ている人たちの元を回り、挨拶を交わした。
「ねえ、鬼島ちゃん、その子とうちの子、交尾させない?」
派手に着飾った、中年の女性が言った。
その女性のペットは、若い青年だった。
交尾って……セックスするってこと? 私が、あの男の人と? 今、ここで?
私がパニックになっていると、ご主人様が言った。
「すいません、うちの子は、そういうのは」
「フフフ、言ってみただけよ。鬼島ちゃんはいつもそうだもんね」
女性はそう言うと、近くにいた別の男性に声をかけた。
男性は同意した。
すると、それぞれのペットが、主人の命令を受け、その場でセックスを始めたのである。

「おっ、始まったね」
「私も見せてもらおう」
セックスが始まると、何人かが見物に集まってきた。
当たり前だが、私は、他人のセックスを目の前で見るなんて、初めてだった。
なんてすごいんだろう。いやらしくて、生々しくて……見ていると、自分がセックスをしているような気持ちになってくる。
乳首が硬くなって隆起し、敏感になっているのがわかる。それに、下腹部もうずいて、濡れ始めている。
ああ、私も今ここでしたい。みんなの目の前でもいい、むしろ、みんなの前でしたい──頭の中が、淫らな欲望でいっぱいになる。
でも、ご主人様は断っていた。
きっと、ご主人様は、私のことを大切に思ってくれているのだ。
鬼島ちゃんは、いつもそうだもんね──あの女性が言っていた。
いつも、ということは、私の前にも人間ペットを飼っていたのだろうか。
なんだか複雑だ……ヤキモチかもしれない。
「……ルナ、ルナ」
「あっ……はいっ、えっと……」
ペット同士のセックスを見るのに夢中で、私はご主人様の声にしばらく気づいていなかったらしい。恥ずかしくて、顔が熱くなった。
「仕事の電話が入ってしまったんだ。私は少しの間席を外すけど、ひとりで待っていられるかい」
私がうなずくと、ご主人様は部屋を出ていった。
ひとりになった私は、部屋の隅のソファに腰掛けた。
ペット同士のセックスはまだ続いている。
今は、女性が四つん這いになり、男性が後ろから激しく突いているところだ。
女性はほとんど叫ぶように喘いでいる。
相当気持ちいいのだろう……ああ、私もあんな風にめちゃくちゃにされたい。死ぬほどイカされたい。
このパーティーが終わったら、ご主人様は私を抱いてくれるだろうか。仕事が忙しかったら嫌だなぁ──
そんなことを考えていると、恰幅のいい男性が近づいてきて、私の隣に座った。確か、田代という男だ。
私は体を固くした。
「そんなに緊張しなくていい、何もしないよ。手短かに話そう。あいつは……鬼島くんは危険だ。早く逃げた方がいい」
「……え?」
この人は、何を言っているんだろう。私のご主人様が危険? そんなはずはない。当事者である私が、一番よく知っている。ご主人様は、いつも優しい。
「借金で困っている女性を捕まえて、縛って無理矢理犯している人が言っても、説得力ありませんけど」
私は少し怒りを込めて言った。
「これはこれは、気の強いお嬢さんだ」
田代は辛辣な言葉を気にする様子もなく、おどけて言った。
「ユキの場合は、1000万の借金を2か月のペット契約でチャラにする事になっている。確かに、君のように望んでペットになった人間とは心構えが違うから、無理矢理犯している、というのは間違いではないかもしれない。私はね、ペット契約が始まったら、まず、狂おしいほどの快感を与えるんだ。皆、最初は反抗的なんだが、圧倒的な快感に征服され、悶え狂い、最終的には自分から求めてくる。懇願するんだ……それがたまらなく好きでね。だから私は、借金のある娘を探しては、ペット契約を結んでいるんだよ。ちなみに、ユキは縛られるのが大好きなんだ。最初は嫌そうにしていたが、病みつきになったらしい。君は縛られた事は……ないんだろうね。私のところに来たら、縛ってあげるよ。縛られると、女性は余計に感じてしまうんだ。君も、気持ちいいのは好きなんだろう?」
「け……結構です! 私、失礼します!」
「ああ、ちょっと待ってくれ。これは私の連絡先だ。困った事があったら、連絡しなさい。鬼島くんには気をつけるんだ。いいね」
田代は、私に小さな紙切れを握らせると、何事もなかったかのように社交の輪に戻っていった。
縛ってあげるとか、連絡先だとか……つまり、田代は私にいやらしい事をしたかっただけなのだ。
「エロオヤジめ……」
私は思わずつぶやいた。
しばらくして、ご主人様が戻って来ると、私は咄嗟に、田代からもらった連絡先の紙を隠した。
ご主人様が危険だとか、誘われたとか、そんな話、したくなかったのだ。

パーティーは、何組かのペットがセックスをしたり、いやらしいオモチャで遊んだり、緊縛師によるショーもあったりして、大盛況のうちに終わった。
パーティーの後、ご主人様は、私を部屋に連れて戻り、すぐに抱いた。
他のペットの淫らな様子をずっと見ているだけだった私は、歓喜に震え、たまっていた欲望を一気に解放したのだった──

人間ペット3につづく

投稿日:

人間ペット1《ペット生活編》

高額の報酬のため、人間ペットになった女の子の話

今日から新しい仕事が始まる。
報酬はなんと、一年間で2000万!
街で突然声をかけられ、このあやしすぎる仕事の話を聞いた時は戸惑ったけど、雇い主は有名なお金持ちだったし、説明は丁寧だったし、なにより、報酬がすごかったから、引き受けることに決めた。
その仕事は──「人間ペット」である。

雇い主の家は、ものすごい豪邸だった。
豪華な客間で待っていると、男性が入ってきた。
私は思わず立ち上がった。オーラが凄いのだ。きっと彼が、雇い主だろう。
「あ、あの……」
私がまごまごしていると、男性は笑顔で言った。
「こんにちは。私が雇い主の鬼島です。さあ、座って。仕事について説明するからね」
「はっ、はいっ……」
男性は私の向かい側に座ると、説明を始めた。
「君の仕事は、私のペットになること。それは聞いているね?」
「はい」
「黒崎ルナさん──君のことは、ルナと呼んでいいかな?」
「あ、はい」
「私のことは、ご主人様と呼んで欲しい。ルナ、言ってごらん」
「ご主人様……」
「うん、いい子だ。説明は以上だよ。それじゃあ、服を全部脱いでくれるかな」
やっぱりそう来たか──この仕事がそういう行為を含むかもしれないということは、予想していた。私はそれでも、報酬のためにこの仕事を引き受けたのだ。
「わかりました」
私は服を全部脱ぎ、裸になった。お金のためだ。
「素晴らしい……思った通りだ。ルナを街で見かけて、私は一目惚れしたんだよ」
ご主人様はそう言うと、私にピンク色の首輪をつけた。
「さあ、部屋に案内しよう。ああ、服と荷物はこちらで預かるから、そこに置いたままでいい」
ご主人様は首輪にリードをつけ、それを持って歩き出した。
広い屋敷の、迷路のような廊下を進んでいく。途中、何人かの使用人とすれ違った。
雇い主であるご主人様の前では平気でも、それ以外となると話は別だ。裸に首輪という姿の私は、恥ずかしくてたまらなかった。
しかし、使用人達は私を見ても全く表情を変えなかった。きっと、事情を知っているんだろうけど……なんだか、すごい世界だ。
「ここがルナの部屋だよ」
その部屋は、白とピンクでコーディネートされた、とても可愛い部屋だった。
部屋の真ん中には、ピンク色のレースがかかった、天蓋付きの大きなベッドがある。
「さあ、おいで。ベッドに寝てごらん」
ご主人様はリードを引っ張って、私をベッドにいざなった。
私がベッドの上で仰向けになると、ご主人様は私の体に触れた。
頭、耳、頰、唇、あご、首、そして胸──ご主人様は胸の膨らみをもんだり、乳首を軽くつまんだりした。
「んっ……はぁ……」
「おや、気持ちいいのかな」
ご主人様は私の快感を引き出すように、胸を責め続けた。やがて、下腹部に手を伸ばし、十分に濡れていることを確認すると、私に覆いかぶさり、熱く張り詰めたものを突き立てた。
こうして、私のペット生活は始まったのである。

部屋には外側から鍵がかけられ、外部との連絡手段もなし──人間ペットの私は、幽閉されているような状態だ。
しかし、何一つ不自由はなかった。
決まった時間においしい食事が運ばれてくるし、おやつと飲み物はいくらでもある。
ちなみに、お風呂もトイレも部屋の中にある。
ご主人様と過ごす時間以外は、テレビを観たり、映画を観たり、ゲームをしたり、惰眠をむさぼったり……ここでの生活は、インドア派の私にとって、夢のような生活だった。
これで高額の報酬までもらえるんだから、この仕事を引き受けて、本当によかったと思う。

部屋の鍵が開けられる音がした。朝食の時間だ。食事は毎回、使用人が運んでくる。
最初は、裸が恥ずかしくて隠れていたけど、もう慣れてしまった。
だいたい、使用人達は皆、黙ってテーブルに食事を並べ、しばらくしたらまたやってきて、黙って食器を下げるだけ。私をジロジロ見たりはしないのだ。
今日の朝食はなんだろう。ドアが開き、朝食を乗せたワゴンが見えた。そのワゴンを押しているのは──なんと、ご主人様だった。
「ご主人様!?」
私が驚くと、ご主人様はにっこりと笑った。
「少し時間があるから、ルナと過ごそうと思ってね」
「うれしい!」
これは本心だ。私はいつの間にか、ご主人様との時間を心待ちにするようになっていたのだ。
「──ごちそうさまでした」
私はなんとか、朝食を食べ終えた。
しかし、何を食べたか、全く覚えていない。
ご主人様がずっと私を見ているから、エッチなことばかり考えてしまったのだ。

アソコがうずいて、愛液があふれているのがわかる。椅子を汚してしまったかもしれない。ご主人様は、それを見たらなんて言うかしら……私は卑猥な妄想を膨らませた。
ところが、ご主人様は立ち上がって言った。
「それじゃあ、ちょっと散歩しようか。今日はいい天気だし、たまには外に出ないとね──おや、どうしたんだい?」
私の顔を見て、ご主人様は首をかしげた。
セックスを期待していた私は、ショックを隠せなかったのだ。
「心配しなくて大丈夫だよ。外と言っても、敷地の中だからね。さあ、行くよ」
ご主人様は私が、裸で外に出ることを不安に思ったのだと勘違いしたらしい。
ご主人様は私の首輪にリードを付けた。

ご主人様とセックスできなかったのは残念だったが、裸で外を歩くというのも刺激的で、私はその刺激を楽しみ始めていた。
裸に首輪という、いやらしい自分の姿が、無防備に外の世界にさらされているのだ──実際は、敷地の中だから、他人から見られる心配はないのだけれど。
それにしても、すごい庭だった。森や川まであるのだ。
しばらくして、ご主人様は大きな木の下で立ち止まった。
「ルナ、ここでしよう」
「えっ……外で……?」
ご主人様は戸惑う私を草の上に押し倒した。
「もうこんなに濡れてる。なんていやらしいんだ」
「あっ、んんっ──!」
ご主人様は乱暴に私を責めた。
土と草にまみれ……まるで暴漢に犯されているようだ。私はいつも以上に興奮し、快感でおかしくなりそうだった。
全てが終わると──地面の上にぐったりと横たわって、股から白い液体を垂れ流し、ヒクヒクと痙攣している私を見下ろして、ご主人様は言った。
「ルナは本当にいやらしいな……早く仲間に自慢したいよ。うん……そうだな、そろそろ仲間に紹介するとしよう」
ご主人様が何か言っている。でも、今はどうでもいい──快感の余韻だけが、私を支配していた。

人間ペット2につづく

投稿日:

セックスロボットと欲求不満ガール

欲求不満の少女が、セックスロボットを注文した話

それほど遠くない未来。
世の中には便利なロボットがあふれかえっていた。
もちろん、セックスロボットも────

ミオは部屋でドキドキしながらセックスロボットの到着を待っていた。
彼氏と別れて一年、ずっとセックスをしていない。
セックスがしたくてしたくて、たまらなくなっていた。
最近は、その辺を歩いている知らない男性をいやらしい目で見てしまうくらい、頭の中がセックスのことでいっぱいだった。
もう誰でもいいからセックスがしたいとまで思っていたが、リスクを考えると実行には移せない──そんな、悶々とした日々を過ごしていたある日のことだった。
風に飛ばされてきたチラシが、ミオの顔に張り付いたのだ。
《安心安全の出張セックスロボット》
これだ──!
ミオは雷に打たれたような衝撃を受けた。
その存在は知っていたのに、なぜ思いつかなかったのだろう。
ロボットなら、人間関係や病気の心配もない。
ミオはそのチラシを握りしめて家に帰り、すぐに注文をした。
注文したのは、ライトという名のロボットだった。

程なくして、ライトがやってきた。
ライトを見て、ミオは少し面食らった。
ホームページで見た写真と、だいぶ印象が違ったのだ。
かなり使い込まれているのだろう──全体的に薄汚れていて、ところどころ、塗装が剥げてしまっている。
しかもライトは、だいぶ古いタイプのロボットだった。
最新のロボットは、人間とほとんど見分けがつかないのだが、ライトは一目でロボットだとわかる。
戸惑うミオを尻目に、ライトはズカズカと部屋に入ってきた。
「それデハ、はじめまショウ」
ライトはそう言うと、いきなりミオの服に手をかけ、ビリビリと引きちぎってしまった。
「えっ!? ちょっと、なにするのよ!」
ミオは驚いて、声をあげた。
しかしライトは、「セックスをするトキハ、服を脱ぐんデスヨ」などと、まったく悪びれた様子がない。
「そうじゃなくて……あっ、また破ったわね! もう、やめて!」
ミオはライトの手を振り払い、押しのけた。
すると、ライトはミオの顔をまじまじと見て言った。
「……なるホド、嫌がるのを無理やり襲われたいということデスネ」
「は……はぁ?」
ライトはミオをベッドに押し倒して馬乗りになると、服をどんどん引きちぎっていった。
「痛いっ、やだ、やめてよ!」
ミオは逃れようとして暴れたが、ライトはまったく気にする様子がない。
服を全部脱がしてしまうと、ライトはミオの乳房を激しくもみしだいた。
「いやらしい体ダナ」
「んっ……あぁ……っ」
こんな状況だというのに、ミオは思わず甘い吐息をもらしてしまう。
「もっと気持ちヨクしてやる」
ライトはそう言うと、ミオの乳首をつかみ、いきなりひねりあげた。
「いっ、んひいっ──!」
ミオは仰け反り、叫び声をあげた。
「痛い! やめて! 痛い!」
しかしライトは力をゆるめず、乳首をこねくり回した。
「ひあっ、ああっ──」
「こんなに濡らシテ……スケベな女ダナ」
ライトはミオの、淫らに濡れた花園を乱暴にまさぐった。

「んっ、あぁっ……!」
「これが欲しいんダロ?」
ライトの股間が機械音を上げながら変形し、男性の象徴が現れた。
人間離れした、かなりの大きさのものだ。
黒く、金属のような輝きを放つそれに、ミオの視線は釘付けになっていた。
「ホラ……」
ライトはじらすように先端を押し付けた。
金属のような見た目とは裏腹に、それは生温かく、本物のような感触だった。
「あ……んんっ……」
ミオはたまらなくなり、自分から腰を押し付け、それを迎え入れようとした。
「フフフ……そんなに欲しいノカ。この……雌ブタが!」
ライトはそう言うと、一気に突き刺した。
「あひいぃっ────!」
ミオの体が跳ねた。
それは大きすぎて、刺激が強すぎたのだ。
痛みと紙一重の強すぎる刺激は、狂おしいほどの快感と同時に、体が傷つくのではないかという恐怖をミオにもたらした。
しかしライトが腰を動かし始めると、快感はさらに大きく、強くなり、ミオはすぐにその虜になってしまった。
なにもかも、どうでもいい。
とにかく今は、もっと気持ちよくなりたい──
ミオはすっかり理性を失い、快感をむさぼった。
ロボットは疲れることを知らない。
ライトはリズミカルな機械音を出しながら、腰を激しく前後にふり続け、ミオの奥深くを突き続けた。
「あっ、あっ、あひっ……」
ミオはうっとりとした表情を浮かべ、ビクンビクンと痙攣していた。
もう、目の焦点が合っていない。
ライトは腰を振りながら、「壊れたロボットみたいダナ」とつぶやいたのだった。

おわり

投稿日:

インチキ霊媒師とエロ幽霊

インチキ霊媒師が本物の幽霊に犯される話

そのアパートのオーナーは悩んでいた。
どうもアパートの一室に霊がとり憑いているようなのだ。
おそらく、その部屋で死んだ男性の霊である。
部屋では怪奇現象が起こり、せっかく入居した住人も、すぐに出て行ってしまう。
オーナーは除霊のため、ネット検索でヒットした、《ムーンクリスタル・鏡子》という霊媒師を呼んだ。

やってきた霊媒師は、ミステリアスな雰囲気の若い女だった。
オーナーは、鏡子を部屋に案内した。
「この部屋なんですが……」
「ええ、わかりますわ。男性の怨念を感じます……とても危険だわ」
鏡子は部屋を見回し、身震いをした。
「では早速はじめます。除霊が終わるまで、私ひとりにしてください。少し時間がかかりますから、オーナーはご自宅に戻ってくださいね。終わったら、電話でご連絡いたしますので」
「わかりました。ちなみに……どのくらいの時間がかかるんでしょうか」
「霊の強さによりますが……」
鏡子はそう言うと、静かに目を閉じ、両腕を広げた。
「……そうですね、ここの場合は、最低でも二時間くらいは必要かと」
「そうですか……では、よろしくお願いします」

オーナーが部屋を出て行くと、鏡子はドアの鍵を閉め、さらにチェーンロックもかけた。
「うふふふ……」
鏡子は笑みを浮かべていた。
部屋の真ん中で、荷物の中からクッションを取り出し、それを枕にしてゴロリと横になる。
そして、スマートフォンの目覚ましを二時間後にセット。
「これでよし、と」
実は鏡子、霊能力など全くない、霊の存在すら信じていない、インチキ霊媒師なのである。
つまりは、詐欺師だ。
しかし、悪いことばかりではない。
除霊したと言えば依頼主は安心し、ほとんどの場合、怪奇現象も感じなくなってしまうのだ。
これは人助けでもあるのよ──
昨晩、徹夜でゲームをしていたせいでとても眠かった。
鏡子はすぐに、寝息をたてはじめた。

ピチャピチャと音がする。
そして、生暖かく湿っぽいものが太ももを這う感覚。
(えっ、なに……!?)
いつの間にか、服を脱がされている。
鏡子はあわてて体を起こそうとした。
ところが、体がまったく動かない。
目を開けることはできたが、首も動かせないのて、見えるのは天井だけである。
そのうちに、素肌を這う感触が太ももから腹へ、そして乳房へとあがってきた。
「ひいっ──!」
視界に入ったそれを見て、鏡子は息をのんだ。
年老いた男が、鏡子の乳首をちゅうちゅうと吸っているのだ。
「いやっ、やめて……っ」
鏡子は必死に逃げようとした。
しかしやはり、体が動かない。
「ヒヒヒ……無駄だよ。金縛りってやつだ」
男はニヤニヤと笑いながら言った。
「金縛り……!?」
鏡子は混乱し、もがきながら、男の顔を観察した。
落ち窪んだ眼球、生気のない肌、その向こうに天井が透けて見えて──
「えっ!?」
なんと男は、この部屋にとり憑いた霊だったのだ。
「いや……やめてっ……いやあっ!」
鏡子はあまりの恐ろしさに叫び声をあげた。
しかし、金縛りのため、体を動かすことができない。
男は笑みを浮かべたまま鏡子の乳房をもみしだき、乳首を吸ったり、こねくりまわしたりして、もてあそんだ。

「いやぁっ……うっ……んんっ……」
鏡子は苦しげにうめいた。
しかしその声は、甘い響きを帯びている。
拒絶する気持ちとは裏腹に、男の執拗な責めが鏡子の体に抗いがたい快感をもたらしているのだ。
「ようし、入れるぞ」
男はそう言うと、鏡子の足を大きく広げた。
鏡子の、秘花があらわになる。
その花びらは充血して赤く染まり、あふれ出た蜜をまとって光っていた。
「ヒヒヒ……いやらしい眺めだ」
男は目を細めてつぶやくと、花びらの中心にいきり立った肉の棒を押し当て、ゆっくりとうずめていった。
「だめ……あっ……んっ……」
鏡子は相変わらず金縛り状態で動けず、されるがままだった。
男は、奥まですっかりうずめてしまうと、腰を前後に動かしはじめた。
静かな部屋に、男の荒々しい呼吸、鏡子の押し殺したうめき声、そして、グチュッ、グチュッという、いやらしい音だけが響いている。
「ハァ……ハァ……どうだ、気持ちいいだろう」
男は腰をふりながら、鏡子に話しかけた。
しかし鏡子は、返事をしなかった。
この男は、幽霊なのである。
恐ろしくて、会話などできない。
ところが男は、鏡子が意地を張っていると思ったようだった。
「ヒヒヒ……抵抗しても無駄だぞ。感じてるのはわかってるんだ。締め付けがすごいからな……そらっ、これでどうだ!」
男はそう言うと、赤黒いそれを思い切り突き刺した。
「はぁあんっ──!」
奥深くを激しく突かれ、鏡子はたまらず声をあげた。
強烈な快感に体が仰け反り、痙攣してしまう。
鏡子は絶頂に達してしまったのだ。
「いい声で鳴くじゃないか──」
男は、いやらしい声をあげる鏡子を見下ろして、満足げに言った。
やがて男も、絶頂を迎えた。

「ううっ……ああっ……」
男は最後の一滴まで絞り出すかのように、ビクン、ビクンと体を震わせながら、鏡子の中に白濁液を注ぎ込んだ。
(お願い、もう消えて……!)
鏡子は、快感のために体を痙攣させながらも、それだけを願っていた。
しかし次の瞬間、男が発した言葉に絶望した。
「ヒヒヒ……次はうしろからだ。気持ちよすぎておかしくなっちまうかもな」
「そっ、そんな……」
と、その時だった。
「あれ、なっ、なんだ!?」
男の体が、まばゆい光に包まれている。
「えっ、そんな、いやだ、俺はまだっ、うわぁ────」
なんと、男は消えてしまったのである。

軽快な電子音が鳴っている──
スマートフォンの目覚ましの音だ。
鏡子は目覚ましを止め、重い体を起こした。
鏡子は裸だった。
(そうだ、あの男──!)
鏡子はあわてて部屋を見回した。
しかし、部屋には誰もいなかった。
玄関のドアも、ちゃんと鍵がかかっている。
(あれは夢なんかじゃないわ……)
あの男に責められた感触が、まだ体に残っている。
鏡子は男の最後を思い出した。
男は光に包まれて消えたのだった。
(成仏したのかしら……)
もしかしたら、セックスをしたことで心残りがなくなり、成仏したのかもしれない。
だとしたら結果的に、インチキ霊媒師である鏡子が本当に除霊をしたことになる。
「……笑えるわね」
鏡子はにこりともせずにつぶやくと、散らばった服をのろのろと拾いはじめた。
「えっ……ちょっと、なにこれ!?」
服がズタズタに破れている。
あの男が鏡子を裸にするときにやったのだろう。
「これも……これも全部!」
まともに着られる服はなかった。
「なんなのよ、もう……」
鏡子はその場にへたり込み、途方にくれたのだった。

おわり

投稿日:

あこがれ

家庭教師の先生に、エッチな本が見つかってしまった!

「カナちゃんはこんなのを読むのかい」
家庭教師のホシノ先生が言いました。
なんと先生は、わたしが兄の部屋からこっそり持ち出した、エッチな漫画の本をパラパラとめくっていたのです。
わたしは一瞬絶句したけれど、すぐに言い訳をしました。
「それは兄の本で……頼まれたんです。しばらく預かってくれって」
「ふうん、そうなんだ。だけど、カナちゃんも読んだんだろ?」
「わたしは別に……読んでませんけど……」
「ほんとに?」
先生はわたしの目をじっと見て言いました。
そうやって見つめられると、なんだか、いたたまれない気持ちになってきます。
わたしは耐えきれなくなって言いました。
「あの……少しだけ……でも、ちゃんと読んだわけではなくて……」
本当は何度も、内容を覚えてしまうくらい読んでいるのだけれど、さすがにそこまでは言えません。
「それで、どう思ったの?」
「どうって……なんか……すごいなって……」
「こういうのとか?」
先生は、本のページを開いてわたしに見せました。
そのページには、男の人に激しく責められ、狂ったようにあえぐ女の子の絵が描かれていました。
「はい……」
股の間が熱くなり、ジンジンとうずきはじめました。
きっと、あのヌルヌルしたエッチな液体も出ているはずです。
わたしはいつも、エッチなことを考えるだけで、そんなふうになってしまうのです。
「カナちゃんは、やったことあるの? こういうこと」
「えっ……ありませんっ、そんな……」
「じゃあ、やってみようか?」
「え……」
「この漫画の女の子みたいに、気持ちよくしてあげるよ」
先生はそう言うと、わたしのスカートの中に手を入れてきました。
先生はパンツの上からわたしの大事なところをさわりました。そして、ワレメをなぞるように指を動かしました。
「やっ、先生っ、だめですっ……」
こんなこと、普通じゃありません。
わたしは先生の手を押し戻そうとしました。
だけど……本気で逃げようとはしていませんでした。
すごく恥ずかしいし、ちょっと怖いけど、エッチなことに興味があったのです。
「あっ……!」
先生の指がパンツの中に入ってきました。
「すごい、グチョグチョに濡れてる」
先生はそう言って、ワレメの中をかき乱すように指を動かしました。
エッチなヌルヌルのおかげで、先生の指は別の生き物のように滑らかに動き回り、敏感な部分を繰り返し刺激してきます。
そのうちに、なんだか気持ちよくなってきて、それがどんどん高まってくるのがわかりました。
「ああっ……せんせぇっ、ああっ!」
まるで、快感の塊が体の中で爆発したようでした。
腰が勝手にいやらしく動き、体がビクビクッと震えてしまいます。
「イッちゃったのかな」
先生が言いました。
漫画の中の女の子と同じです。
わたしは生まれて初めて、イッてしまったのです。
わたしはいやらしい気持ちでいっぱいになって、他のことなんかどうでもよくなってしまいました。
「先生……わたし……もっとしたいです……」
「カナちゃんは、エッチだね」
先生はそう言うと、わたしの服を脱がしました。

そして、両手でわたしのおっぱいをもんで、乳首をペロペロなめたり、チュウチュウ吸ったりしました。
「あっ、すごいっ、せんせぇっ……」
おっぱいがこんなに気持ちいいなんて──わたしは驚いていました。
漫画のまねをして自分でさわってみたこともあったけれど、そのときはあまり気持ちよくなかったのです。
やっぱり、男の人にしてもらうと違うのでしょうか。
「すごい……エッチな蜜があふれてるよ」
先生は、わたしのワレメを指でいじりながら言いました。
いつの間にか、あのいやらしいヌルヌルの液体が、チャプチャプと音がするほどあふれていたのです。
「……ベッドに行こうか」
先生はわたしをベッドに寝かせると、自分も服を脱ぎました。
わたしは先生のものを見て、圧倒されてしまいました。
それは赤黒く、固く張りつめて鈍く光り、まるで邪悪な生き物のようです。
先生は、わたしの上に覆いかぶさりました。
そして、熱い先端をわたしの濡れた中心に突き立てました。
「それじゃあ、入れるからね」
「はい……」
先生は力を込め、ゆっくりとわたしの中に入ってきました。
引き裂かれるような強い痛みが襲ってきます。
これ以上は我慢できない──でも、そう思ったときにはもう、あの大きなものが奥まで入っていました。
そして、うっとりするような快感が押し寄せてきたのです。
「大丈夫? 痛い?」
先生が言いました。
「大丈夫です……痛いけど……奥の方が……すごく気持ちいいです」
「よかった。それじゃあ、動くからね」
「はい……」
先生は、腰を前後に動かしはじめました。
「ああっ……すごい……!」
なんて気持ちいいのでしょう。
わたしは一瞬で、この快感の虜になってしまいました。
先生の動きが激しくなるにつれ、快感も強く、激しくなっていきます。
「んっ、ああっ、あっ、はぁあんっ!」
わたしは漫画の中の女の子のように、身を反らし、いやらしい声をあげていました。
「ああっ……カナちゃん、かわいいよ……」
先生の目がトロンとしています。
「ああ、イク……先生もうイッちゃうよ」
あえぎ続けるわたしの中で、先生のものがさらに固く、大きくなりました。
「イクッ……イクよっ……ああっ……!」
先生は最後に強く、深く突き刺しました。
すると、なにかがわたしの中に注ぎ込まれたのがわかりました。
漫画で見たので知っています。
男の人は、イクと白い液体が出るのです。
先生のものは、ビクン、ビクンと動きながら、液体をビュッ、ビュッと出し続けました。
先生は体を震わせ、最後の一滴まで出しきると、わたしの横に寝転がりました。
「どうだった? 気持ちよかった?」
先生が言いました。
「はい、すごく……」
わたしはうっとりとして、答えました。
まだ体中に快感の余韻が残っています。
「漫画みたいにめちゃくちゃにはできなかったけど……まあ、カナちゃんは、はじめてだったからね」
「はい……あ、あのっ……」
「なんだい?」
「わたしもいつか……漫画の女の子みたいに、おかしくなっちゃうくらい、気持ちよくなれますか?」
「ははっ、カナちゃんはエッチだなぁ。うん、頑張ればなれると思うよ。もっとたくさん……練習すればね」
「練習……あの、それ、やりたいです! 先生、お願いします」
わたしは起き上がって言いました。
「僕が相手でいいのかい? 恥ずかしいこともいっぱいするんだよ」
先生も、体を起こしました。
「お願いします! わたし頑張ります」
「……わかった。それじゃあ、一緒に頑張ろうな」
先生はそう言うと、わたしの頭をなでてくれました。
「はい!」
本当に、漫画の女の子みたいになれるなんて!
わたしはうれしくてたまりませんでした。

おわり

投稿日:

少女の異常な欲望【後編】

犯されたくて、夜の公園をうろつく少女。願っていたとおり、変質者に出会ったのだが…

私がなにも答えないでいると、男は私の乳首を握りつぶした。
「んひぃっ────!」
私は痛みにのけ反り、叫び声をあげた。
「どうなんだって聞いてるんだ」
「やめてっ、痛いっ……!」
「あ? なんだその言い方は」
男はさらに力を込め、乳首をひねり上げた。
「いやぁっ、痛いっ! やめてっ、やめてくださいっ……」
私は言った。
しかし男は、さらに乳首をねじり、引っ張り上げた。
「ひぃいいいいっ────!」
このままでは、乳首を引きちぎられてしまう。
「やめてくださいっ、お願いします、ごめんなさいっ、許してくださいっ、お願いしますっ、ううっ、うっ……」
私は泣きながら、必死に懇願した。
すると男はやっと、乳首から手を離した。
「言うこと聞かないと、またお仕置きだからな」
男が言った。
私は男の目を見て、必死にうなずいた。
「いい子だ」
男は再び、私の乳房を揉みはじめた。
痛めつけられた乳首が熱を持ち、痛い。
──こんなの、違う。
私が望んでいたのは、こんなんじゃない。
欲望の的になって、いやらしく責められて、嫌というほどの快感に狂いたかったのに──
「赤くなってるな。痛かっただろう……」
男はそう言いながら、優しく乳首をなめまわした。
「どうだ、気持ちいいか?」
「……気持ちいいです」
本当は、軽く触れられるだけでも痛くてたまらなかったが、男の機嫌を損ねないよう、嘘をついた。
「そうだろう……はじめから素直にしていればよかったんだ」
男は乳首を強く吸った。
「いっ、あぁっ────!」
痛くてたまらない。
しかし男は、私が気持ちよくて喘いでいるのだと思ったらしい。
「そんなに気持ちいいのか。さっきまで泣いてたのに、女ってやつはすぐこれだよ」
男はニヤニヤと笑いながら私のスカートをめくり、荒々しい手つきで下着を剥ぎ取ると、乱暴に秘部をまさぐった。
「ククク……やっぱりスケベだな。びっしょり濡れてるぞ」
男が嬉しそうに言ったので、私はホッとした。
もし濡れていなかったら──男が怒り、またひどいことをされていたかもしれない。
「今いいモノを入れてやるからな」
男は息を荒くしながらベルトをはずし、ズボンを下ろした。
そして一気に、いきり立つモノを私に挿入した。
「あぁっ……あっ、んんっ……!」
私は甘い声をあげた。
乳首はジンジンと痛み、男は恐ろしかったが、それでもやはり、挿入されると強い快感が押し寄せたのだ。
男が激しく腰を振っている。
固いモノが奥深くをガンガンと突いてくる。
「ああっ、すごいっ……んあぁっ……!」
私は、痛みも恐怖も忘れ、あふれ出す快感に夢中になった。
あぁ、もうどうなってもいい────!
男のゴツゴツした手が快感と共に私の体の上を滑っていく。
その手が首にかかり、徐々に力が込められていく。
苦しい……でも、気持ちいい……
しかし、締め付ける力がどんどん強くなると、さすがに怖くなってきた。
苦しいっ──!
私は必死にもがいた。
しかし、男はびくともせず、首を締めながら腰を打ち付けてくる。
「ううっ、もう、いくぞっ────」
男が腰を強く打ち付けると、中で男のモノがビクビクと脈打った。
熱い液体が吹き出したのがわかる。
私の意識は、そこで一度途切れた。

ぼんやりとした痛みで目が覚めた。
意識がはっきりしてくると、痛みはどんどん強くなってきた。
「ううっ……」
私は痛む体をなんとか起こし、あたりを見回した。
男はいなかった。
もう夜が明けていて、空が明るい。
寒さを感じ、私は両腕を抱えた。
私は、裸だった。
周りに、ズタズタになった服が落ちている。
「あっ、えっ!?」
体が生々しい傷やアザでいっぱいなのを見て、私は声をあげた。
心臓の鼓動が早くなり、恐ろしい情景がフラッシュバックする。
私は長い時間、オモチャのようにいたぶられていたのだ。
意識を失うほど責められ、意識のないまま犯され、痛みを与えられて起こされた。
それを何度も何度も、繰り返し……
恐ろしい記憶がよみがえり、私は喘いだ。
息が苦しくなる。
その時、茂みがガサガサと音を立てた。
「なんだ、タロー、どうしたんだ」
老人の声。茂みから顔を出したのは散歩中の可愛らしい犬だった。
しかし私は、恐怖でパニックになった。
あの男が来る、あの男が────
「いやっ、来ないでっ、いやぁあああ────!」
頭が真っ白になり、私はまた、意識を失ったのだった。

おわり

投稿日:

少女の異常な欲望【前編】

犯されたくて、夜の公園をうろつく少女。獣のように、乱暴に、激しく求められたい……

夜が更けると、私はこっそりと家を抜け出した。
夜、親の目を盗んで家を抜け出し、公園を徘徊するようになってからもう一ヶ月になる。
しかし、私の目的は未だ果たされていなかった。
世の中、意外と平和なのだ。
それはとても素晴らしいことだと思うし、これからもそうであって欲しいと思う。
罪のない人が傷つけられるのは、かわいそうだ。
ただ、私は違う。
私は変質者に襲われたくてたまらないのだ。
だからこうして、夜な夜な公園をうろついているのである。
私の欲望……それは、狂おしいほどの欲望をぶつけられること。
私は、獣のように、乱暴に、激しく求められたいのだ……

公園は広く、歩いてひと周りすると一時間はかかる。
私はいつものように、暗い道を進んだ。
ぽつりぽつりとある街灯の明かりは頼りない。
しばらく進むと、トイレが見えてきた。
そこだけぼんやりと明るくて、白い建物は闇の中に浮かんでいるようだった。
広い公園には、こんなトイレがいくつもある。
トイレに人がいる様子はなく、静まり返っていた。
私はそのまま通り過ぎようとした。
すると突然、スピーカーから音声が流れ出した。
左が男性、右が女性──と、どうやら障害者用の音声案内らしかった。
今まではなかったはずだが、新しく取り付けたのだろうか──気を取り直し、私は再び歩き出した。

それからしばらくして、またあの音声案内が流れた。
少し離れた場所から聞こえてくる。
どっちの方角だろう──私は立ち止まり、耳を澄ました。
うしろだ。
私は振り返った。
さっきのトイレかもしれない。たぶん、そうだ。
誰か通ったのだろうか。
心臓の鼓動が早くなる。
ついに何かが起こるかもしれない。
闇に潜む変質者が迫ってくる感じがして、私は身震いした。
下腹部がうずき、張り詰めたようになり、いやらしい液体がにじみ出てくる。
呼吸が荒くなり、私は少しよろけた。
もしかしたら、変質者なんていないかもしれない。
普通の人が通ることもあるだろうし、動物が通っただけ、なんてこともあるかもしれない。
しかし私は、変質者がいると信じたかった。
ずっとその時を待っていたのだ。
少し考え、私は来た道を戻ることにした。
謎の人物は、まだ私の存在に気づいていないかもしれない。
このチャンスを逃したくなかった。
平静を装い、歩いていく。
気づいて欲しくて、少し足音が大きくなった。
カサカサと音がした気がして、私は立ち止まった。
音のした方を見てみるが、何もない。
私は再び歩き出した。
すると今度ははっきりと、人の足音が聞こえた。
うしろに誰かいる──!
もう隠れる気はないということだろうか。
恐怖と期待が入り混じった複雑な気持ちが渦巻き、興奮は最高潮に達していた。
私は意を決して、うしろを振り返った。

思ったより近くに、その人物はいた。
最初に目に入ったのは男の腹の辺りだった。
ズボンのベルトと、チェック模様のシャツ。
視線を上げると、男が私を見下ろしていた。
その表情の異常な様子からして、その人物は変質者に違いなかった。
ギラギラと輝く目が怖い。
私は蛇に睨まれたカエルのように、その場で硬直してしまい、動けなかった。
嬉しい……だけど、怖くてたまらない。
すると、男が私の腕をつかんだ。
ずっと待ち望んでいた夢の状況が、現実になろうとしていた。
ところが、腕を強く掴まれ、引っ張られると、恐怖のあまり私はパニックになってしまった。
あまり覚えていないのだが、必死になって逃れようとしていたんだと思う。
強い衝撃を感じ、一瞬、視界が真っ白になった。
気がつくと、私は地面に倒されていた。
おそらく、男と出会った道のすぐ近くだと思うのだが、低木の茂みに囲まれており、倒された状態では周りの様子は全くわからなかった。
大きな男が胸の上に馬乗りになっていて重く、苦しい。
すると、男が腰を上げ、膝立ちになった。
圧迫されていた胸が解放されたので、私は大きく息を吸い込んだ。
男は、私のブラウスに手をかけ、乱暴に前を広げた。
ブチブチッと音を立て、ボタンが弾け飛ぶ。
私は怖くて動けずにいた。
それから男は、ブラジャーを無理やり引っ張ってはずそうとした。
しかし、ブラジャーは丈夫なので、私の体が引っ張られ、起き上がる形になってしまった。
ブラジャーの紐が食い込んで、痛い。
「自分でとれ」
男が言った。
私が戸惑っていると、男はイラついた声で「早くしろ」と言った。
私は、言われた通りブラジャーをはずすことにした。
ところが、手が震えてなかなかはずれない。
望んでいた状況とはいえ、やはり、何をするかわからない男には恐怖を感じる。
しかしこの恐怖さえも、私の求めていたものなのだ。
なんとかブラジャーをはずした瞬間、息を荒くした男が覆いかぶさってきた。
男は、獣のような荒々しさで私の乳房を揉みしだき、吸ったり、なめたり、噛み付いたりした。
「う……あふっ……んっ……」
気持ちよくて、いやらしい声が出てしまう。
「なんだその声は。気持ちいいのか」
男は私の乳房を揉みながら言った。

つづく

投稿日:

恐怖のエレベーター

男2人、女1人。閉じ込められたエレベーターの中で…

ガタン、と音がして、突然、エレベーターが停止した。
「えっ──!?」
同時に、室内の明かりも消えてしまったのだが、すぐに、別の明かりが点灯した。──おそらく、非常灯だろう。
しかし、階数を示すランプは、消えてしまっている。
なにかのトラブルで、エレベーターが止まってしまったようだった。
エレベーターの中には、わたしの他に、男性が2人、乗っていた。
「なんだ、故障か?」
アロハシャツを着た、悪人づらの男が不安げに言った。
「なんでしょうね」
サラリーマン風の、スーツを着た男が答える。
「あ……たぶん、この辺り一帯で、停電しているみたいです」
わたしは携帯の画面を見て、言った。
「えっ、そうなの? なんだよ……まいったな」
アロハシャツの男はそう言うと、金色の腕時計を見て、眉をひそめた。
よく見ると、金の指輪に、金のネックレスもしていた。
──コワモテオヤジ。
わたしは密かに、彼にあだ名をつけた。
スーツの男性の方は……うん、メガネ男子にしよう。
「それじゃあ、非常ボタンを押しますね」
メガネ男子はそう言うと、緊急連絡用のボタンを押した。
すぐに、応答があった。
「こちら、監視センターです。エレベーターが止まっているんですよね」
「あ、はい、そうなんです」
「誠に申し訳ございません。先ほど、その辺りで電線が切れる事故があったようでして──」
監視センターの説明はこうだった。
電線が切れてしまったため、電力の復旧には半日以上かかる。
救助隊を手配しているが、停電が起こったのはオフィス街。そこら中でエレベーターが止まっていて、救助の手が足りない。
で、これが一番重要なことなのだが……このエレベーターの救助は、早くても、1時間後になってしまうというのだ。遅くとも、2時間以内には、ということだった。
「あーあ。ったくよぉ……」
コワモテオヤジが、苛立たしげにつぶやき、床に座り込んだ。
メガネ男子の方も、やれやれといった様子で、かばんを床に置く。
わたしは、携帯の画面に表示された時刻を確認して、小さくため息をついた。

気まずい沈黙が続いていた。
初対面の人間と、この狭い空間に閉じ込められるというのは、なかなかつらいものがある。
「よう、嬢ちゃん」
携帯をいじっていたコワモテオヤジが、突然、わたしに話しかけてきた。
「はい?」
内心、嫌だったが、この状態で険悪なムードになるのはよくないだろう。
そう思ったわたしは、努めて明るく返事をした。
「彼氏いるの?」
「へっ!? あ……今は、いませんけど……」
突然なにを言い出すのかと思いつつ、仕方なく答える。
「へぇー。じゃあ、寂しいだろ」
「ま、まあ……そうですね……」
「アレはどうしてんのよ?」
「あれ……?」
「んなもん、セックスに決まってるだろぉ? ヒヒヒ……そこは分かってよ、子供じゃないんだから」
「は……?」
わたしは驚きのあまり、口をぱくぱくさせた。
「それとも、あれか。彼氏じゃなくても、やってくれる相手がいんのか」
「そっ、そんなこと……」
「じゃあ、一人でやってんのか? それじゃあ、物足りないだろぉ」
「なっ……なに言って……」
この人、普通じゃない。
「なあ、たまってんだろ? おじさんが、いいことしてやるよ……」
コワモテオヤジは、ニヤニヤ笑いながら言うと、わたしの太ももに手を伸ばした。
「ひゃっ!」
驚いたわたしは、思わず飛び退いた。
しかしここは、狭いエレベーターの中。
思いっきり、壁にぶつかってしまった。
「ううっ……」
肩を強打してしまい、痛みに顔を歪める。
「おいおい、大丈夫か? そんなに暴れたら危ないじゃないか。狭いんだから……」
コワモテオヤジは立ち上がり、わたしにせまってきた。
「ひっ……」
わたしは助けを求めるように、メガネ男子の方を見た。
メガネ男子と、わたしの目が合う。
そうだ、この人がちゃんと言ってくれれば──。
ところが、メガネ男子は、予想外の行動をとった。
完全に怯えた表情をしたメガネ男子は、わたしから思いっきり、目をそらしたのだ。
「え……」
一瞬で、わたしの心は絶望に染まった。
呆然として、思わず動きが止まってしまう。
コワモテオヤジは、そんなわたしを壁の隅に追い込み、そして、わたしの胸をもみはじめた。
「やっ……やめてくださいっ!」
我に返り、わたしは必死にもがいた。しかし──
「おい……大人しくしろよ。おじさんが気持ちよくしてやるって言ってんだからさぁ」
コワモテオヤジが言った。
笑みを浮かべていたが、その声には、明らかに、脅迫の色が混じっている。
「ううっ……」
怖くなったわたしは、抵抗を弱めた。
「そうだ……いい子だ……それでいいんだよ」
コワモテオヤジは、満足そうに言いながら、わたしの胸を痛いくらいに、激しく、もみしだいた。
「どれどれ……」
コワモテオヤジが、わたしのスカートの中に手を入れた。
わたしは、足を固く閉じて防ごうとしたが、コワモテオヤジの「ん?」というひと声で、すぐにその力を緩めた。
コワモテオヤジを怒らせるのが、恐ろしかったのだ。
「ヒヒヒ……こんなに濡らして……やっぱりたまってたんだ。なぁ?」
コワモテオヤジは、ゴツゴツした指で、ぐっしょりと濡れたわたしの秘部をいじりながら言った。
「うっ……んっ……うぐっ……」
胸をもんだときの乱暴さとはまったく違う、やさしい指使いに、わたしは快感を覚えはじめていた。
「ほうら、こんなに……ピチャピチャ、いやらしい音なんか出してよお……」
「あ……んっ……あぁっ……」
「よし……それじゃあ、全部脱げ」
「……えっ!?」
「ほら、早くしろ。早くしないと……」
コワモテオヤジは、片方の手をわたしの首にかけた。

「いいじゃねえか……」
コワモテオヤジは、全裸になったわたしの体を後ろから抱き、両手で乳房をもみながら言った。
「あぁっ──あっ、あっ!」
感じやすい乳首をつままれると、わたしは身をくねらせ、激しく反応した。
「ふふん……やっと素直になってきたな……」
コワモテオヤジは、わたしの反応をおもしろがるように、乳首をしつこく、こね回した。
「ああっ、ダメっ、もっ……もう……」
わたしは立っていられなくなり、コワモテオヤジの腕にすがりついた。
「おっと……やりすぎたかな」
コワモテオヤジは、わたしを抱きとめ、満足そうに言った。
「それじゃあ、そろそろ、お楽しみといくか……あんまり時間もないしな」
そう言うと、コワモテオヤジはズボンを下ろし、わたしに巨大なイチモツを見せつけた。
「どうだ……欲しいか? 俺のはデカイぞ……」
わたしはそれを見て、思わず、ゴクリとつばを飲み込んだ。
大きいし、それに、すごく固そうだ。
あんなので激しく突かれたら、どんなに──
「それとも……おあずけにするか?」
「えっ……」
「ククク……今の顔! そんなに欲しいのか」
わたしは唇を噛み、うつむいた。
恥ずかしさで、体中が熱くなる。
「大丈夫だよ。ちゃーんと、入れてやるから。ほら、こっちに尻を突き出せ」
わたしは素直に、コワモテオヤジの言う通りにした。
恐怖からではない。──本当に、入れて欲しかったのだ。
わたしはもう、すっかり、快感に心を奪われていた。
頭では、こんなこと間違っていると分かっている。
でも今は……とにかく、あの巨大なモノが欲しくて、たまらないのだ……。
「ほうら……どうだ?」
熱いモノが、わたしの潤みきった秘部にあてがわれた。
ああ、すごい。もう、我慢できない。早く……!

「お願い……もうダメ……じらさないで……」
わたしは涙声で懇願した。
「よし、それじゃあ、行くぞ!」
次の瞬間、わたしの頭は真っ白になり、猛烈な快感だけが、感覚のすべてを支配していた。
「ああっ、すごいっ──すごいよぉっ!」
巨大な肉棒に貫かれ、激しく突かれる快感に、わたしは狂喜した。
「あぁっ、きもちよすぎるぅっ──しあわせぇっ──!」
あまりの快感に、わたしは自分が壊れてしまうような恐怖を覚えたが、そのまま死んでもいいとさえ、思うのだった。
わたしは、最初から、ほとんどずっと、イキっぱなしだった。
「すっ……すげえな……はぁっ……はぁっ……それじゃ、俺も……そろそろ……!」
そう言うと、コワモテオヤジはわたしの腰をつかみ、思いきり突き上げた。
「はあぁああんっ──! あっ……はぁっ……んんっ……!」
わたしの中で、巨大な肉棒がドクドクと脈打ち、熱いものを注ぎ込んでいた。
「ああっ……すごいっ……いっぱい……出されちゃってるぅ……」
知らないオヤジに中出しされるなんて、普通なら、絶望するようなことだ。
しかしわたしは、心から、よろこんでいた。
快感におぼれ、完全に、おかしくなっていたのだ。

わたしは、裸のまま、ぐったりと横たわっていた。
強烈な快感の余韻に囚われていたのだ。
「おい、お前」
コワモテオヤジは、メガネ男子に声をかけた。
そういえば……いたんだっけ。
見ると、メガネ男子は、最後に見たのと同じ場所に立っていた。
「お前……俺たちのを見ながら、こっそりオナニーしてただろ」
「そっ、そんなことはっ……」
「いいんだよ……隠さなくても。俺たち、仲間じゃねえか」
「ええっ……!?」
メガネ男子は、恐怖に怯えている様子だった。
そりゃ、怖いよね……なんか、すごいことになってるし……オナニーしてたとか、たぶん、言いがかりだし……。
わたしは少し、彼に同情した。
「だからよ、オナニーなんかしてないで、お前も、やらせてもらえよ。まあ……俺の後で悪いけどな」
「えっ!?」
「ほら……さっさとしないと、救助が来ちまうぞ」
「そっ、そんな……」
メガネ男子は、困り果てた様子で、ぐったりと横たわるわたしを見た。
しかしわたしは、とろんとした目で、彼を見つめ返すことしかできなかった。
少しずつ理性は戻ってきていて、彼が困っていることは十分、理解できるのだが、もう一度気持ちいいことができると思うと……コワモテオヤジの提案を、拒絶することができなかったのだ。
「嬢ちゃん、ぐったりしてるところ悪いけど、コイツも楽しませてやってくれよ」
コワモテオヤジに言われ、わたしは無言のまま、立ち上がった。
壁に手をつき、お尻を突き出す。
やっぱり、もう一度気持ちよくなりたいという欲望の方が大きかったのだ。
「ほら、早くしろ。嬢ちゃんに悪いだろ」
「ううっ……」
無理矢理、わたしのいる所に連れてこられたメガネ男子だったが、わたしのお尻を目の前にすると、ゴクリと喉を鳴らした。
ズボンを下ろし、ひっそりと猛り狂っていたモノを、むき出しにする。
それを見たわたしは、思わず、うっとりとした、ため息をついた。
これじゃあまるで、変態だ……。
そんなことを思っていると、メガネ男子がわたしのお尻をギュッとつかんだ。
「ううっ……すみませんっ……すみませんっ──!」
「ひあぁぁっ──!」
熱い肉棒を勢いよく突き刺され、わたしはのけぞった。
「あっ、あっ、すごいよぉっ──またっ──気持ちよくなっちゃうぅっ!」
激しく突かれ、中をかき回され、わたしは再び、狂おしいほどの快感に包まれた。
「ああっ……ごめんなさいっ……ごめんなさいっ……こんなことっ……」
メガネ男子は、うわ言のようにつぶやきながら腰を振り、わたしの乳房を両手でわしづかみにして、もみしだいた。
「ああっ、だめぇっ、そんなにしたらっ──!」
強すぎる快感で、わたしの体はビクンビクンと痙攣していた。
「もっ……もうっ……ダメっ……あっ、ひあぁっ……」
わたしは、その表情をだらしなく弛緩させ、うつろな目を天井に向けて、あえいでいた。
コワモテオヤジに犯され、さらに、メガネ男子に犯されて、快感は最高潮に達していたのだ。
「ふぁっ……あっ……」
「あぁっ、イクっ……もうっ……イキますっ──」
メガネ男子はそう言うと、指が食い込むほど強く、わたしの腰をつかみ、引き寄せ、すべてを注ぎ込んだのである。

「大丈夫でしたか?」
救助隊の男性が言った。
「ああ、問題ないよ」
「だ、大丈夫です……」
コワモテオヤジとメガネ男子が言った。
「あっ、そちらの女性は……どうされました、大丈夫ですか!?」
わたしが床に座り込み、ぐったりしているのを見て、救助隊の男性があわてた様子で言った。
「あ、この子はね、大丈夫。俺たちの連れだから。な?」
コワモテオヤジが、メガネ男子に言った。
「えっ、ええ……そうなんです。ちょっと……あの、風邪気味みたいで……」
と、メガネ男子。
「そうでしたか……では、体調を悪くされた方は、いらっしゃらないんですね」
「おう」
「はい……」
「了解いたしました。では、次の救助活動が立て込んでおりますので……なにかありましたら、こちらにご連絡ください」
救助隊の男性は、わたしたちにエレベーターの管理会社の連絡先を渡し、次の現場へと向かっていった。
「嬢ちゃん、大丈夫か?」
誰もいなくなると、コワモテオヤジがわたしに言った。
「はい……なんとか……」
わたしは力を振り絞って、立ち上がった。
「ははっ、危なかったなぁ」
コワモテオヤジが、メガネ男子に言った。
実は、メガネ男子が絶頂に達したのとほとんど同時に、救助隊が到着したのだ。
全裸だったわたしは、あわてて服を着て──もう、とにかく、大変だったのである。
「それじゃ、俺はもう行かないと。急いでんだ。嬢ちゃんがそんな状態なのに、悪いな」
コワモテオヤジが言った。
「あ、いえ……わたしは、大丈夫です」
なんだろう。なんだかおかしな状況のような気はするが──ダメだ、頭が回らない。
「おい、メガネ。嬢ちゃんをこんな状態にしたんだから、責任もって送ってやれよ」
そう言い残して、コワモテオヤジは行ってしまった。
わたしとメガネ男子は、顔を見合わせた。
「えっと……あ、あははは……」
「あはは……」
わたしたちは、ぎこちなく笑い合った。
「あ、送れとか言ってましてけど……いいですよ、わたしは大丈夫なので。……というか、おかしいですよね、この状況」
わたしが言うと、メガネ男子はみるみる表情を曇らせ、そして、突然、土下座をした。
「あっ、あのっ、本当に……すみませんでしたっ……僕、とんでもないことを……!」
それを見て、わたしはやっと、自分の身に起きたことを実感しはじめた。
そうだ……わたしは、ひどい目にあったんだ……。
「あの……もう、いいですから。あの人……すごく恐かったし。あのときは、逆らえない感じだったし……でもなんか、わたし気持ちよくなって、おかしくなっちゃって……結局、最終的には自分から……あはは、意味わかんないですよね……」
わたしは軽い調子で、メガネ男子に言った。ところが──
「あっ、あれっ……」
突然、ひざがガクガクと震えだした。それに、涙が勝手にあふれてくる。
「なにこれ……なんで……」
倒れそうになったわたしを、メガネ男子が支えてくれた。
「なによ……これぇっ……ひぐっ、うっ、うぇええん!」
わたしはメガネ男子の胸で、泣きじゃくった。
かなり長い時間、泣いていたのだが、メガネ男子はその間中ずっと、黙って胸を貸してくれていた。
いつの間にか、空は暗くなっていた。
「すみません……わたし……」
「いいんです、全然……僕が……ひどいことしてしまったんですから……」
メガネ男子の声は、やさしかった。
「もう、大丈夫です。立ち直りました」
たくさん泣いたら、少しさっぱりしたような気がする。
くよくよしていてもしょうがない。
わたしは勢いよく立ち上がった。
「ふあっ──!?」
目に映る景色がぐるぐると回り、上も下も、右も左も、わからなくなる。
(やばい、倒れるっ──!?)
と、次の瞬間、わたしは力強い腕に抱きしめられていた。
メガネ男子が抱きとめてくれたのだ。
「た……助かった……」
「本当に……本当にすみません! 僕のせいで……こんなにボロボロになって……!」
わたしを抱きしめたまま、メガネ男子は苦しげに言った。
「あっ、違うんです、今のは……」
急に立ったから、クラッときただけで──わたしは説明しようとしたが、途中でやめた。
メガネ男子に抱きしめられるのが、なんだか、心地よかったのだ。
わたしは、しばらくの間、そのまま抱きしめられていた。
「あの……やっぱり、送ってもらってもいいですか」
わたしが言うと、メガネ男子は抱きしめる力をさらに強めて言った。
「もちろんです! 僕が、一生守りますっ!」
「へ……?」
「あっ、いやっ、ちっ、違うんですっ、すいませんっ、怖がらないでくださいっ! 今のは決して、変な意味じゃなくて……」
しどろもどろになっているメガネ男子を見て、わたしは吹き出してしまった。
「ふふっ、大丈夫です。全然怖くないですから……」
「あ、はい、あの、ちゃんと、送りますので……」
「一生守ってくれるんですよね」
「へっ!? あ、もっ、もちろん、それは……はい。あなたさえ、よければ……」
「えへへ……」
わたしはメガネ男子に抱きつき、その胸に、顔をうずめた。
すると彼も、そっと抱き返してくれた。
そうだ、まずは、名前を聞かなくっちゃ。
わたしは言いかけたが、思い直した。
もう少しだけ、このまま抱き合っていたかったのだ──。

おわり

投稿日:

赤点エッチ

留年したくなければ、先生の言う通りにしなさい。そう言って教師は女子生徒を…

わたしはどんよりとした気持ちで生徒指導室に向かっていた。
英語のテストで赤点を取ってしまい、呼び出しをくらってしまったのだ。
ウチの学校は、赤点だと進級できないことになっている。
つまり、わたしは今、留年の危機に瀕しているのだ。
ただし、救済措置はある。
補習を受け、再テストで決まった点数以上を取れば、ちゃんと進級できるのだ。
はっきり言って、ものすごくめんどくさい。──だが、仕方がない。
わたしは深いため息をついて、生徒指導室のドアを開けた。
英語教師の森田は、すでに来ていた。
「とりあえず、そこに座って」
「あ、はい」
森田に言われ、わたしは椅子に座った。
部屋には、森田とわたしだけしかいない。
「あのぉ……もしかして、わたしだけですか? 赤点……」
「いや、他にもいるんだけどね。アカネには特別に話があるんだよ」
森田は、生徒を下の名前で呼ぶことがある。
本人はフランクなノリのつもりかもしれないが──正直、生徒からの評判はあまりよくない。
「……えっ?」
わたしは眉をひそめた。背後に回った森田が、ドアの鍵を閉めたのだ。
なぜ鍵を閉めるのだろうか。なんだか嫌な感じがする。
どうして──わたしは言いかけたが、それを遮るように、森田が言った。
「アカネは英語全然ダメだよなぁ。補習受けても、再テストでまともな点数取れないんじゃないか?」
「うっ……それは……」
わたしは反論できなかった。
「テストができなかったら留年だぞ? 親御さん驚くだろうなぁ。それに、恥ずかしいよなぁ……年下の生徒と同じクラスになるなんて、考えられるか?」
そんなこと言われたって……だったらどうすればいいのよ。
わたしは唇を噛み、森田を見上げた。
「あ、不安になっちゃったかな? はは、ごめんごめん」
森田は笑いながら言った。
「心配しなくていいぞ。先生の言う通りにすれば、特別に進級できるようにする」
「えっ、ほんとですか?」
「ああ、もちろん。そのために呼び出したんだ。──それじゃあ、早速はじめようか。立ってくれるかな」
「え……あ、はい……」
森田に言われ、わたしはわけの分からぬまま、立ち上がった。

「えっ、えっ? なにするんですか!」
突然、森田に抱きつかれ、わたしはもがいた。
「大人しくしなさい。さっき言っただろう、言う通りにすれば進級できるって」
「そっ、そんな……でもっ、こんなことっ……ダメですっ」
「ダメ? いいのかな──言う通りにできなければ留年だぞ?」
「うっ……」
それを言われると、抵抗できない。
わたしはもがくのをやめた。
「そうだ……いい子だね。大丈夫、先生に任せていればいいんだからね」
森田はそう言うと、ねっとりとした手つきでわたしのお尻をなではじめた。
ああ、どうしよう。なんなのこれ、なにこの状況──わたしは森田に抱かれながら、放心状態だった。
「──ひゃっ!」
森田の手が、パンツの中に差し込まれ、わたしは我に返った。
森田はわたしのお尻を両手でわしづかみにし、こねるようにもんでいた。
「んっ、うくっ……」
「ん? どうした、そんな声出して……感じちゃってるのかな?」
「ちがっ……そんなんじゃないですっ」
「はは……我慢しなくていいんだぞ。どうせそのうち、我慢できなくなるんだからな」
森田は笑いながら、恐ろしいことを言った。
「──それじゃあ、おっぱいを見せてもらおうかな」
「えっ……」
「自分でボタンをはずして、先生におっぱいを見せてごらん」
「そっ……そんなこと……」
「ん? 言う通りにしないと──」
「わっ、わかりましたっ」
留年がかかっているのだ。
わたしは仕方なく、自分でブラウスのボタンをはずした。
「ブラジャーもずらして」
「……はい」
言われた通りにブラジャーをずらすと、成長した乳房が揺れながらこぼれた。
「あぁっ、いいよ、思った通りだ! アカネは小柄だけど、おっぱいがけっこう大きいと思ってたんだ」
森田はそう言うと、乳房をつかんでもみしだき、さらに、乳首に口を付けてちゅうちゅうと吸いはじめた。
「あ、あっ、やぁっ、あぁあんっ!」
ゾクゾクするような感覚に、声を出さずにはいられない。
「すごく感じてるね……気持ちいいのかな?」
「そっ、そんなことっ……」
「正直に答えないと留年だよ」
「ううっ……気持ちいいですぅっ……」
「うん、いい子だ」
森田はそう言うと、わたしの下腹部に手を伸ばした。
その手はためらうことなくパンツの中に入ってきて、太い指がわたしの秘部を乱暴にかきまわした。
「あっ、やっ、だめぇっ……」
「わっ、なんだこれ……すごいな、すごく濡れちゃってるよ。グチョグチョだ……欲しくてたまらないのかな」
「んぁっ、あっ、ぁああああっ──!」
森田に一番敏感な部分をキュッとつままれ、わたしはのけぞった。
「ふふふ……かわいいよ、アカネ……」
森田の指が中に入ってきた。
「あっ、あんっ、あぁっ……だめっ、もう……っ」
わたしは立っていられなくなり、森田にすがりついた。
「ああっ、アカネの中っ……すごいよ……ヌルヌルがまとわりついてくるよ……!」
森田の指が中で激しく動く。
「やぁっ、あっ、あ、あぁっ──だめっ、せんせっ、だめぇっ──!」
その瞬間、わたしは絶頂に達してしまった。

森田は、ビクビクと体を震わせるわたしの体を、愛おしむようになでていた。
「指でイッちゃったんだね……」
「んっ……はぁ……んうっ……あぁっ……」
快感の余韻に包まれ、全身が敏感になってしまったわたしは、体をなでられるだけであえいでいた。
「じゃあ……そろそろ入れようかな」
森田が言った。
「おねだりしてごらん」
「えっ……?」
「入れてくださいって、お願いして」
「あ……はい……えっと……入れてください……」
「なにを?」
「う……そんなの、言えないですっ」
「ちゃんと言わないと、進級できないよ? なにを入れるの?」
「ううっ……その……あの……お、お○んちん……です……」
「誰の?」
「森田先生の……」
「どこに入れるの?」

「ふえぇっ……ううっ……わたしのっ……おっ……おま○こにっ……」
「うん。じゃあ、ちゃんとおねだりして」
「えっと……わたしの……わたしのおま○こに……森田先生の、お、おち○ちんを……入れてください……」
「うん、ちゃんと言えたね。じゃあ、入れてあげる」
森田はわたしの体をくるりと回し、机に手をつかせた。
「後ろからガンガン突いて、めちゃくちゃにしてあげるからね──」
パンツが下ろされ、熱く固いモノが秘部に押し付けられる。
「いくよ──!」
「あっ、あ、あ、んひっ、はぁあんっ────!」
一気に奥まで貫かれ、わたしは叫んだ。
「あひっ、あっ、あんっ、すごいよぉっ、せんせぇっ、すごいよぉっ」
「いいっ……いいよ、アカネ……すごくっ……ああっ、生徒のっ……アカネのま○こに先生のち○ぽ、思いっきりぶち込んじゃってるよっ」
森田はうわごとのように言いながら、腰を激しく動かした。
太く、固く、みなぎった肉棒が、膣の奥を容赦なく突いてくる。
「せんせぇっ、ああっ、気持ちいいよぉっ……こんなのだめなのにっ……はぁんっ、気持ちよくなっちゃってるよぉっ」
「はぁ、はぁ……真面目なフリしてるけどアカネは……本当はドスケベなんだね……赤点取ったのに、ま○こグチョグチョに濡らして、先生のち○ぽぶち込まれてよろこんでるなんて……エッチすぎるよ……っ」
「ひあぁっ、あんっ……ごめんなさぁいっ……赤点の反省しなくちゃいけないのにっ……せんせぇのお仕置きち○ぽで気持ちよくなってごめんなさぁいっ」
「ああっ、もうイクよ……アカネぇっ!」
「わたしもイクぅっ、ああっ、せんせぇっ────!」

「じゃあ、今回のアカネの赤点は問題ないようにしておくからね」
服をなおし、すっかりいつもの調子に戻った森田が言った。
「あ……はい。ありがとうございます……」
わたしは半分うわの空で、快感の余韻にひたりながら返事をした。
「それと……先生は会議があるから先に行かなきゃいけないけど、キミは少し休んでから帰りなさい」
森田が言った。
「……へ?」
「そんなエッチな……だらしない顔してたら、男に襲われるぞ」
「あ……」
「それに、服もちゃんとなおすんだぞ」
森田はそう言うと、わたしの方に手を伸ばした。
「ひゃぁんっ!」
乳首をつままれ、わたしは声をあげた。
胸が丸出しのままだった。
「やだ、わたし、ぼーっとしてっ……」
わたしはあわててブラウスをかき寄せた。
「はは……じゃあ、本当に、気をつけて帰るんだぞ」
「はい……」
「あ、そうだ。それから──」
部屋から出て行きかけた森田が思い出したように言った。
「明日、授業で小テストをやるから、勉強しとけよ。また赤点だったら……わかるな?」
「……はい」
森田が行ってしまうと、わたしは高ぶる気持ちを落ち着けるため、深呼吸をした。
小テストがこんなに楽しみだなんて……はじめてのことだった。

おわり

投稿日:

マラ様

マラ様のイケニエになってはいけない。心が壊れるほど激しく犯されてしまうから…

昼休み。
ナツミ、アキナ、ハルコ、フユメの四人は、ひとつの机を囲んでいた。
彼女たちは今、世間で流行っている《マラ様》をやろうとしているところなのだ。
マラ様というのは、ひとことで言ってしまえば、《こっくりさん》である。やり方も、やる事も、ほとんどこっくりさんと同じ。
ただ、少しだけ違う部分がある。それは、《イケニエ役》が必要であるという事だ。
イケニエが気に入らないとマラ様は降りてこないため、こっくりさんより成功率が低い──というのが、もっぱらの噂だった。
「それで……イケニエはどうする……?」
アキナが、遠慮がちに言った。イケニエは危険だという噂があるのだ。
すると、ナツミが元気に言った。
「それなら、わたしがやるよ」
「えっ、ナツミ、怖くないの?」
ナツミ以外の三人は、心配そうな顔でナツミに注目した。
しかしナツミは、余裕の表情だ。
「平気だよ。ルールを守って、ちゃんとやれば大丈夫なんだから。そのかわり、みんな、なにがあっても最後までちゃんとやるって約束してよね!」
「もちろん、絶対ちゃんとやるよ!」
四人は、真剣な表情でうなずきあった。
「それじゃあ、イケニエの印をわたしの前にしてと……」
ナツミは机の上にある紙をまわした。
紙には、《はい》《いいえ》《鳥居》《男》《女》《五十音表》そして、《イケニエの印》が書かれている。
「これでよし。じゃ、はじめよ!」
「うん」
四人は紙の上に置いた十円玉に指を乗せると、呼吸を合わせてつぶやいた。
「マラ様、マラ様、おいでください……」
しかし、十円玉は動かない。
すると、ハルコが言った。
「もう一回やってみましょ。せーの」
「マラ様、マラ様、おいでください」
四人は再び、声を合わせてつぶやいた。
しかしやはり、十円玉は動かなかった。
「あはっ……ダメだね」
ナツミが言うと、張りつめていた空気が一気にほぐれた。
「やっぱり、こんなのインチキなんだよー」
アキナが言うと、ハルコが反論した。
「そうかしら。もしかして、イケニエが気に入らなかったんじゃない? ナツミは元気すぎるもの」
「ちょ、なによそれ! 元気すぎるってどういう意味よっ」
ナツミがわざとらしく拳を振り上げる。
「わっ、ナツミが怒ったーっ」
「あははっ……でもさ、真面目な話、イケニエって言ったらもっと──女の子らしいっていうか、清楚な感じの方がいいんじゃない?」
ハルコは言った。
「どうせわたしは女の子らしくないわよっ」
「まあまあ、ナツミはそこが魅力なんだからさ。ナツミみたいなのがタイプの男もいるよ……それはさておき、イケニエ変えて、もう一回やってみない?」
「いいねー!」
「じゃあ、次のイケニエは?」
「そりゃ、もちろん……ねえ」
ナツミ、アキナ、ハルコ、三人の視線が同じ人物に向けられる。
「え……わ、わたしっ?」
ずっと黙ってニコニコしていたフユメは、驚いたように言った。
「だって、この中でフユメが一番女の子らしいもん。ねえ?」
ハルコが言うと、ナツミとアキナはウンウンとうなずいた。
「どう? もちろん、無理にとは言わないけど」
「それは、別にいいけど……」
「やった! そうこなくっちゃ。じゃあ早速……」
ハルコは、イケニエの印がフユメの前になるように紙をまわした。
「でも、わたしでもダメだと思うよぉ……」
「ま、とにかくやってみようよ。それじゃあみんな、準備はいい? いくわよ、せーの」
「マラ様、マラ様、おいでください……」
「あっ!」
アキナが声を上げた。
十円玉が紙の上を滑り、鳥居の位置まで動いたのだ。
「アキナ、落ち着いて。みんなも、指を離しちゃダメよ」
「すごいじゃん、これマジ? マジだよね?」
「ねっ、質問! 質問してみようよ!」
「そうね、それじゃあ──」
四人は、マラ様に質問をはじめた。
恋だのテストだの、どうでもいい質問だらけだったが、四人はおおいに盛り上がった。
「次の質問は?」
「うーん、わたしはもう満足かな」
「わたしも、もういいや。フユメは?」
「うん、わたしは……あ、そうだ」
フユメは思い出したように言った。
「ん?」
「あの……イケニエってなんなのか……イケニエがどうなるのか聞きたいかも……」
「あぁー、なるほどぉ」
「じゃあ、聞いてみましょ。フユメ、質問して」
「うん……それじゃあ……マラ様、マラ様……イケニエはどうなるのでしょうか……」
フユメが質問すると、十円玉が動き出した。
「せ……」
「い……」
「こ……」
「う……」
「す……」
「る……」
「……止まったみたい。せ、い、こ、う、す、る、だって。どゆこと?」
「せいこうする……ってことは……そりゃ、成功するってことじゃない? 大成功!」
「そうね、イケニエは成功するってことよ。嫌な役割を引き受けたご褒美かもしれないわ。ありそうじゃない、そういうの」
「へーっ、そっかぁ。フユメ、やったじゃん!」
「えへ……ほんとかなぁ……えへへ……」
フユメはうれしそうにはにかんだ。
「それじゃあ、他に質問はある? もう終わりでいい?」
ハルコが言うと、三人はうなずいた。
四人はマラ様のルール通り、マラ様にお礼を言い、マラ様をきちんと終了させたのである。

その日の夜、フユメは眠りにつこうとするベッドの上で、マラ様の事を思い返していた。
しかし、肝心の、質問の内容はほとんど思い出せない。
(あは、まあいっか……)
フユメは笑みを浮かべた。
所詮、占い遊び。みんなで楽しめたのだから、それでいいのだ。
ただ、最後の質問の事は、よく覚えていた。
(イケニエは成功する……なんて、本当ならうれしいけど)
フユメは寝返りをうった。
なんだか今日は、寝付けない。
空気が体にまとわりつくような、妙な感じがするのだ。
(なにっ……?)
ふと、部屋の中に気配を感じ、フユメは体をこわばらせた。
なにかいる。それも、人間ではない、得体の知れないモノが──根拠はないのだが、本能的にそう感じるのだ。
フユメは息をひそめ、耳を澄ました。
ズルッ、ズルッと、なにかを引きずるような音がする。それに、鈴の音だろうか──エコーのかかったようなその音は、フユメに向かって、どんどん近づいてくるようだった。
(ううっ、なんなのよぉ……)
フユメは泣きそうな表情を浮かべながら、じりじりと顔の向きを変え、音のする方を見た。
(えっ……なっ、なに……!?)
フユメは息をのんだ。
フユメの足元、ベッドの向こうの壁に、大きな穴が開いていたのだ。
穴と言っても、壁が壊れたような現実味のある穴ではない。もっとぼんやりとした──霊界の入り口というような感じの穴だ。
穴の中は、濃い霧に満ちていた。
霧は、穴の向こうから射すピンクがかった光を受けて、幻想的に輝いている。
相変わらず、なにかを引きずるような音と鈴の音が、近づいてきていた。
やがて、霧の中に巨大な影が浮かび、《それ》は姿を現した。
「あ……あう……っ……」
フユメはあまりの恐怖に、息を詰まらせた。
体が、自分でもびっくりするほどガタガタと震える。
霧の中から現れたのは、化け物だった。それも──《巨大な男性器の形をした化け物》だったのだ。
根元の方にいびつな形の手足が生えていて、それで這うように移動している。そのときに、巨大な睾丸に見えるものを引きずるため、動く度にズルッ、ズルッという音がするのだ。
また、手足の位置から見て胴体に当たる部分には、すり切れた布が巻き付いていた。
よく見ると、それがボロボロの着物だという事がわかる。
姿を現した化け物は、フユメの足元で歩みを止めた。同時に、鈴の音も止まる。
フユメは、必死に体を動かし、後ずさった。
しかし、体が思うように動かず、いくらも逃げられない。
化け物はじっと動かず、顔はないが、そんなフユメを見下ろしているようだった。
その時、フユメはふと思い当たり、化け物を見上げてつぶやいた。
「まさか……マラ様……?」
すると、化け物は返事をするかのように動き出し、フユメの上に覆いかぶさった。
フユメの言ったとおり、化け物はマラ様だった。
マラ様は、《マラオトコ》という名の妖怪であり、イケニエであるフユメと交わるためにやってきたのだ。
「イケニエはどうなるのか」という質問に対する答えの「せいこうする」というのは、《成功》ではなく《性交》のことだったのである。
フユメに覆いかぶさったマラオトコは、フユメのパジャマに手をかけ、一気に引き裂くと、あらわになった白い乳房を乱暴にもみしだいた。
「ふっ……うぐっ……」
フユメはあまりの恐怖に抵抗する事もできず、ただただ、震えながら、苦しげな声をもらした。
と、その時、マラオトコの肉棒のような体に裂け目が現れた。
それは、マラオトコの口だった。目や鼻はないが、口はあったのだ。
マラオトコは大きく裂けた口から長い舌を出すと、フユメのやわらかな乳房をなめ回し、器用に動く舌先で乳首をつかむようにして締め付けた。
「あっ……んっ、あうっ……」
フユメは体がしびれるような快感に、困惑した。
(こんなに変な事をされているのに……)
性的な快感は、まだ性交に関する知識の少ないフユメには理解しがたい事だったのだ。
マラオトコはフユメの快感を引き出すように乳房をもみながら、今度は長い舌をフユメの口へ進めた。
「んっ……!」
もちろん、フユメは固く口を閉じた。
しかし、マラオトコの舌は力強く、簡単にフユメの唇をこじ開けてしまう。
「はむっ、あうっ、はがぁっ……」
フユメの口の中に、マラオトコの生暖かい舌が入っていく。
フユメは恐ろしくて歯をたてる気にもなれず、ひたすら耐えるしかなかった。
(いやぁ……気持ち悪いよぉっ……)
ところが、不思議な事に、これもだんだん気持ちよくなってきたのだ。
フユメは混乱した。
(どうして……こんなのが気持ちいいなんて……)
やがてマラオトコは、フユメのパジャマのズボンと下着を引きはがすように脱がすと、片方の手をフユメの股の方に伸ばした。
「ああっ──!」
フユメの体が跳ねるように反応した。
マラオトコの指が、フユメの秘部をなでたのだ。

フユメの秘部からはすでに大量の愛液があふれ出していて、マラオトコの指はヌルヌルとよく滑った。
「あっ、ああっ……やぁっ……あはぁんっ!」
フユメはあまりの快感に、声を上げずにはいられなかった。
それは、同じ家の中で寝ている家族に聞こえてしまうほどの声だったが──幸か不幸か、家族にはなにも聞こえていなかった。
不思議な霧に包まれ、フユメはいつの間にか現実と重なった別の次元に存在していたのだ。
「ひゃあっ、あっ、だめぇっ、いやっ、いやぁっ……!」
フユメは身を反らし、激しく反応した。
マラオトコが、フユメの秘部に指を入れたのだ。
「ひぐっ、あっ、はぁんっ、マラ様ぁっ、マラ様ぁあああ!」
フユメは泣きながら叫び、生まれてはじめての絶頂に達した。
「はぁっ、はぁっ、マラ様ぁ……」
フユメはぐったりとした体をビクビクと痙攣させながら、うっとりとした目で、マラオトコを見上げていた。
すっかり、快感の虜になってしまったのだ。
マラオトコはそんなフユメの足を広げた。
秘部が丸出しで、普通なら恥ずかしくてできないような格好である。しかし、絶頂に達し、快感に包まれているフユメは、されるがまま、全く抵抗しなかった。
あらわになったフユメの秘部は、興奮のため充血し、あふれ出した愛液にまみれてテラテラと光っていた。
マラオトコはそこに、熱くたぎる肉棒を押し当てた。
もちろん、頭部を押し当てたわけではない。巨大な男性器の姿をしたマラオトコだが、ちゃんとその股間に、挿入するための肉棒も持っているのだ。といっても、挿入用の方もかなりの大きさである。
マラオトコは力を込め、ゆっくりと、その肉棒をフユメの中にうずめていった。
フユメにとって、それははじめての挿入だったが、マラオトコの体液が痛み止めの役割を果たすため、全く痛みを感じる事はなかった。
フユメの体には大きすぎるように思える肉棒を、マラオトコは無理矢理、根元までねじ込んでいった。
「あっ、がぁっ……」
許容範囲を超える大きさの肉棒をねじ込まれたフユメは、その表情を強ばらせ、苦しげにあえいでいた。
あまりのショックに体が震え、焦点が合わず、意識がもうろうとする。
強すぎるその快感は、フユメの体が受け止めきれる感覚の限界を超えていたのだ。
(やだ……怖いよ……こんなの、死んじゃう……)
快感も強すぎると、恐ろしい感覚と化すのだ。
しかし、快感はまだ最終段階ではなかった。マラオトコが動き出すと、さらなる快感がフユメを襲ったのだ。
「ああっ、いやぁっ、だめぇっ、やめてぇっ……!」
フユメは叫んだが、マラオトコは止まらない。
ズチュッ、ズチュッ、と音を立て、強く、深く、何度も、何度も、フユメを貫く。
マラオトコも気持ちがいいのか、口をだらしなく開け、長い舌をだらりと垂らしていた。
「やだっ、あっ、あはぁあっ────」
と、その瞬間、フユメは白目を剥いて気を失ってしまった。
やはり、激しすぎる快感に体が耐えきれなかったのだ。
しかし、マラオトコが強く突き刺すと、その衝撃ですぐに目を覚ました。
「はぁっ、ぐっ、ひあぁっ────!」
ところがまた、受け止めきれないほどの快感に気を失ってしまい──何度もそれを繰り返した。
しばらくすると、なんとか意識を保てるようにはなったが、今度は、猛烈な快感に心の方が耐えられそうになかった。
「いやぁっ、らめ、ひゃめてぇっ……もぉっ……ゆるひてぇっ……ほあえうぅ! あひぃっ……まらひゃまぁっ、まらひゃまぁっ──!」
フユメは悲痛な叫び声を上げたが、それはマラオトコを悦ばせただけだった。
マラオトコはその身を興奮に震わせ、体を弓なりにして叫ぶフユメの腰を両手でつかんだ。
マラオトコの大きな手と比べると、フユメの体はとても小さく華奢で、まるで人形のように見える。
マラオトコは激しく動き続け、やがて、差し迫った動きを見せた。絶頂が近かった。
「ああっ、ひゃはぁっ、まらひゃまぁっ、くるぅっ、しゅごいのきひゃうよぉ────っ!」
フユメは絶頂に達し、体を激しく痙攣させた。
同時に、マラオトコも絶頂に達した。
フユメの体が壊れてしまいそうなほど強く、奥深くに肉棒を突き刺し、大量の精液を放出する。
マラオトコは長い間、ドクドクとフユメの中に精液を注ぎ続けた。
肉棒が突き刺さったフユメの秘部からは、その間ずっと、多すぎて受け止めきれない白濁液が、ブピュッ、ブピュッと恥ずかしい音を立てながらあふれ続けていた。
しかし、フユメは恥ずかしい思いをしないですんだ。
なぜなら、フユメの心はもう、壊れてしまっていたのだ。
最後の絶頂に達したその時、フユメの心はガラスが割れるような感覚と共に、砕け散った。
フユメの瞳は光を失い、うつろだった。
しかし、笑みを浮かべたその表情は、とてもしあわせそうに見えた。

その後、フユメが学校に戻る事はなかった。
さらに、ナツミ、アキナ、ハルコの三人も、その事を気に病み、学校から遠ざかっていった。
それからほどなくして、学校は《マラ様》を禁止したという……。

おわり

投稿日:

痴漢専用車両

痴漢専用車両と知らずに乗ってしまった女の子。男たちに襲われてしまい…

わたしは軽い足取りで、都心部へ向かう電車に乗り込んだ。
今日は彼とデートなのだ。
お気に入りのワンピースに、下ろしたてのストッキング、買ったばかりの靴に、もちろん下着は……勝負下着!
(今日は絶対に楽しい一日になるわ)
思わず笑みが浮かんでしまう。
(それにしても、けっこう混んでるわねぇ……)
車内は混み合っていた。
座席は全てうまり、立っている客も多い。
到着まで一時間はかかるのに、座れないのはつらかったが、仕方が無い。
(ま、しょうがないか……)
わたしは少し奥に進み、空いているつり革につかまった。

(ん……?)
わたしは違和感を感じ、身を固くした。
(やっ、やだ、お尻……痴漢!?)
誰かがわたしのお尻をさわっているのだ。
それも、かなり積極的に……というか、どんどん強くなってきている。
わたしはさり気なく体をずらし、逃げようとした。
しかし、お尻をさわる手は全く動じず、それどころか、お尻をわしづかみにしてきた。
(ひゃっ……!)
つり革をにぎる手に力が入る。
(どっ、どうしよう……逃げなくちゃ……)
と、そのときだった。
「えっ……」
別の手がわたしの胸をもみはじめ、さらに別の手が、ワンピースの中へ滑り込んできて、ストッキングの上からわたしのアソコをなでてきたのだ。
(えっ、ええっ……!?)
わたしは混乱と恐怖で硬直した。
そのまま視線だけを落とすと、まず、いやらしい手つきで胸をもむ、ごつごつした男の手が見えた。
その下では、別の男の手がワンピースの裾をたくし上げ、わたしのアソコをなでている。
男たちは隠しもせず、堂々と、わたしの胸や、お尻や、アソコをいじっているのだ。
つまりわたしは、電車内でとんでもない痴態をさらしている状態。
(やっ、やだっ……誰か、助けてっ──)
わたしはすがる思いで、前の座席に視線を向けた──が、想像していなかった光景に、面食らった。
(──えっ!?)
座席に座っている男たちは皆、ギラギラとした目でわたしの方を見ていたのだ。
(なんで……こんな状態なのに……みんな黙って……)
「あっ……あのっ、やっ、やめてくださいっ……」
わたしは混乱しながらも、かすれる声で言い、とにかくその場から逃げようとした。
ところが、腕を強くつかまれ、逃げることができない。
「痛いっ……はなしてくださいっ……だっ、誰かっ、お願いしますっ、助けてくださいっ……」
「ふふ……あきらめるんだな。泣こうが騒ごうが、誰も助けちゃくれないぜ」
わたしの腕をつかんでいた男が言った。
「そんなことっ……」
わたしは車内を見渡した。
そして────
絶望した。
この車両には男性しか乗っておらず、しかも全員が、いやらしい目つきでわたしを眺めていたのだ。
「そ、そんな……」
「ヒヒヒ……たっぷり楽しませてもらうぜ」
(たっぷり……楽しむ……?)
わたしは、自分がこれからどうなるのかを想像して、戦慄した。
この電車は《特急》。
終点まで一時間は停まらないのだ──

男が、わたしの服に手をかけた。
「いやっ!」
「あんまり暴れるなよ、服が破けちまうぜ……ちょっと、手伝ってくれ」
すると、複数の男たちがわたしを押さえつけた。
「いやっ、いやぁああっ!」
あっという間にワンピースが脱がされ、下着とストッキングだけの、恥ずかしい格好になってしまう。
「いいねぇ……すごくかわいいよ。いやらしい下着だな……」
「いやぁっ、見ないで……」
わたしは必死に暴れ、押さえつける男たちから逃げようとした。
「まだ抵抗するか……そういうプレイが好みかな?」
「なに言ってるの、やめてよ、はなして!」
「ククク、いいねぇ……そそるよ。あんたたち、そのまま押さえててくれ、あとで変わるからな。順番だ」
男はそう言うと、わたしのブラジャーを乱暴にはずした。
そして、なんのためらいもなく、乳房をもみはじめた。
「いいね、すごくきれいなおっぱいだ……大きさもいい」
「や……やめてぇっ……」
「そんなこと言って……感じてるんだろ? 乳首が立ってきたぞ」
男はそう言うと、わたしの乳首をぺろりとなめた。
「ひっ……」
ゾクゾクとする感覚に、体が震える。
「敏感だな……」
男はゆっくりと乳房をもみながら、舌の先でチロチロと、じらすように乳首をなめ、それをしばらく続けた。
「んっ……うぅっ……」
「じらされて、たまらないんだろう……」
その通りだった。
拒絶する思いとは裏腹に、わたしの体は官能的な刺激にうずき、更なる快感を求めていたのだ。
男の、かするようにしか触れない舌が、もどかしい。
もっと────
(……って、ダメよ、そんなのっ)
快楽のために見ず知らずの男にに体を許すなんて、ありえない。
わたしの脳裏に、これからデートをする彼の無邪気な笑顔が浮かんだ。
「やめて……!」
「ほう、まだ言うか……強情なお嬢さんだ。だが、いつまでもつかな……?」
男は不敵な笑みを浮かべると、乳房をわしづかみにして言った。
「すぐにヒイヒイ言わせてやるよっ」
次の瞬間、わたしは声を上げ、のけぞっていた。
「あっ、やっ、あはぁああっ────!」
男が乳首を激しく刺激してきたのだ。

「あひっ、んっ、ひゃめっ、んっ、あはぁあんっ」
「ずいぶんうれしそうじゃないか、もう降参か? よし、脱がすぞ。手伝え」
男たちが協力し、わたしのストッキングとパンツをはぎ取った。
走り続ける電車の中、大勢の男性たちの前で、わたしは全裸になっていた。
「だらしないな、濡れまくってるぞ」
男は満足そうに笑いながら、わたしの秘部をなでた。
確かにそこは、あふれ出した愛液で、ぐっしょりと濡れていた。
「ひっ……ちがっ……違うの……んっ、やめて……お願い、やめて……」
「本当にやめてほしいのか?」
男の指がいやらしく動き、わたしの敏感な部分を確実に責めてくる。
「ふぁっ、あっ、ひあっ……だめぇっ……」
「ほら、ヌルヌル滑って、簡単に指が入っちゃうぞ……?」
男の指が膣の中へと入ってきた。
「はぁんっ! あっ、あっ……」
男の指は、膣の中を出たり入ったりしながら、さらに、愛液でグチョグチョになった秘部の上をうねるように滑る。
片方の乳首は男の口に吸われ、もう片方の乳首は指でこねられていた。
「はっ、んっ、あはぁっ……」
体は数人の男にガッチリと押さえられ、身動きができない。
見渡すと、たくさんの男たちのいやらしい視線が注がれている。
(こんな……こんなの、ダメなのにっ……)
こんな状況だというのに、わたしは、体も心も、今まで体験したことのない、信じられないほどの快感に満たされていた。
頭がおかしくなりそうなほどの、狂おしい快感。
全てを受け入れ、身をゆだねてしまいたい──欲望と理性が、心の中で戦っている。
と、そのときだった。
「入れて欲しいって言えば、コレを入れてやるよ」
男が言った。
視線を向けると、そこには、はち切れんばかりに勃起した、赤黒いペ○スがあった。
張りつめ、ドクドクと脈打つそれは、わたしの心を激しく揺さぶった。
それを、こんなに「欲しい」と思ったことはなかった。
(ダメ……ダメよ……)
わたしは必死に、わき上がる欲望を抑えた。
しかし、男が追い討ちをかけてくる。
「ほら、ここに……ちゃんとお願いすれば、ぶち込んであげるよ……気持ちいいぞ……」
男は、わたしの秘部にペ○スを押し当ててきたのだ。
熱く、固い感触。
自ら体を動かし、それを入れてしまいたい衝動が止まらない。
しかし、体は男たちにしっかり押さえられている。
(も……ダメ……我慢できない……)
「んぐっ……欲しいです……」
わたしは耐えきれず、小さな声で言った。
「ん……なんだって? 聞こえないよ」
「だっ、だからっ……いっ、入れて欲しいです……」
「フフフ……やっぱりね。だけど、もっとちゃんとお願いしてくれないと」
男はペ○スをさらに強く押し当て、じらすように動かしながら言った。
入りそうで入らないペ○スに、わたしは胸を焦がした。
もう、泣きそうだ。
「おっ……お願いしますっ……入れてください……」
「なにを? どこに?」
「そんなことっ……」
「ちゃんと言わないと入れてあげないよ」
「ううっ……わっ、わたしの……おま○こにっ……そのっ……おち○ちんを入れてくださぁいっ!」
わたしは泣きながら言った。
欲しくて、欲しくて、たまらなかった。
「よし、いい子だ──」
男はそう言うと、一気にわたしを貫いた。
その瞬間、わたしはのけぞり、歓喜の声を上げた。
「ぁあああああっ────! あっ、あっ、あはぁっ、きもぢぃよぉっ!」
わたしはすっかり理性を失い、快感に身をゆだねていた。
表情を崩し、だらしない笑みを浮かべ、されるがまま、ガクガクと体を揺らす。
(もうどうでもいい……気持ちいいもん……こんなに……)
「ひっ、あぁっ、しあわせぇっ、おち○ちんズブズブ入ってくるぅっ、しあわせぇっ──!」
「いいよ、君、最高だよっ……演技とは思えない……すごく本物っぽいよ……いや、今はそんな話やめよう……ほら、見てごらんっ……電車の中なのに、みんなの前で裸になって、おっぱいブルブル揺らして、ま○こも丸出しで、ガンガン突かれちゃってるんだよっ」
「んっ、あはぁっ──」
「これから全員、君と気持ちいいことするんだよっ……こんなにたくさん……はぁ、はぁ……よかったね」
「いっぱいっ……きもちぃっ……あはんっ……うれひっ……んはぁっ……」
「はぁ、はぁ……よし、もうイクよ────ほらっ!」
男は差し迫った様子で腰の動きを激しくすると、最後に深く突き刺し、体を震わせながら発射した。

「次は俺の番だ。後ろから入れたいから、こうして……そうそう」
「ふぁい……」
わたしはその男に向かってお尻を突き出した。
「いくぞ、それっ!」
「あひぃっ、あんっ、あぁんっ!」
もう、何人目だろう。
「急いでくれよ、終点まで、そんなに時間がないんだから」
「あと何人?」
「俺含めて、あと二人。なんとか、間に合いそうだな」
「しかし、今日はラッキーだったな」
「ああ。女が乗ってくることも滅多にないけど、こんな、フツーっぽい娘が乗ってくるなんてな」
「痴漢専用車両だもんな……たまに乗ってくるけど、ちょっと変わった女ばっかりだし……」
「そうそう、この前なんか──」
わたしは男性たちの話を聞いて、驚いていた。
(痴漢専用車両……!? そんなのあるなんて、知らなかった……だからこんなことになっちゃったのかぁ……あはは……そう言えば、この電車のこの車両に乗れって彼が言ったんだっけ……こんなコトになっちゃうなんて……はは、まさか知ってるわけないよね……うわぁ、髪も、体もベトベト……見たら驚くだろうなぁ……こんなんじゃ、デートは無理だなぁ……てゆうか、引くよねぇ……あは、まあいいやぁ……だって、すっ、すごく……あんっ、気持ちよくて……しあっ、しあわせだもんっ……あっ、そんな奥までっ……ふあぁっ……)
「あっ、ひあぁっ、やっ、あはぁっ!」
「ううっ、もったいない……すぐイッちゃったよ、俺」
「はいっ、どいてー、次は俺だよ。やっと俺の番……じゃあ早速だけど、ネクタイで手首縛ってもいいかな?」
「はぁい……」
わたしは素直に手を差し出した。

おわり

投稿日:

あやしいバイトにご用心

研究所で眠るだけのアルバイト。ところが、寝ている間に…

わたしは、軽やかな足取りでバイト先に向かっていた。
今までいろんなバイトをしてきたけど、今のバイトが一番気に入っている。
というのも……今わたしがやっているバイトは、ただ寝ていればいいという、夢のようなバイトなのだ。
ちなみに、時給もかなりいい。
通い慣れた道を進み、わたしはバイト先に到着した。
ビルの一室。入り口には、《睡眠研究所》と書いた小さなプレートが貼ってある。
中に入り、奥の部屋に進むと、白衣の男性がパソコンに向かっていた。
彼が、この研究所の所長で、わたしの雇い主だ。
「おはようございまーす」
「あ、おっ、おはよう」
所長の年齢はおそらく、三十代半ば~後半くらい……だと思う。
年齢不詳な感じなんだよね。
太り気味で、髪はボサボサのベトベト。
ついでに言うと、しゃべり方が気持ち悪い。
とまあ、ちょっとアレな感じなんだけど、悪い人ではない。
というか、すごく優しくて、いい人だ。
研究に夢中で、自分の容姿などにはあまり興味がないのかもしれない。
「あのさ……」
所長が立ち上がって言った。
「はい」
「悪いんだけど、ちょっと待っててもらえるかな」
「あ……はい」
「急用ができたから、出なきゃいけないんだ、たぶん30分くらい……あっ、もちろん、待ってる間の時給も払うからご心配なく……ぐふふっ……」
「あ、ありがとうございます。えへへ」
「まあ……適当にくつろいでてよ……ふふっ、テレビのリモコンはこれね」
「はい」
「うん……じゃあ……」
「いってらっしゃい」
「でゅふっ……」
所長が部屋を出て行ってしまうと、わたしは荷物を置き、真っ白なベッドに座った。
特殊な睡眠薬を飲み、六時間から八時間くらい、このベッドで眠るのがわたしの仕事だ。
ベッドの横には、様々な機械が置いてある。
それらで、わたしが寝ている間の脳波やらなんやらを測定するらしい。
わたしにとっては、すごく簡単で、しかも、毎日の睡眠時間を有効に使える、ものすごく都合のいいバイトなのだ。
だけど、はじめの頃は少し大変だった。
起きた後、体にかなりの違和感があったのだ。痛みもあった。
所長は、薬に慣れていないせいだと説明してくれた。
確かに、仕事をくり返すうちに体の違和感は軽減していき、今では気にならない程度になっている。
違和感が完全に消えたわけではないのだが、このバイトの魅力を考えたら、そのくらい、どうってことなかった。
「ん──っ」
わたしは両手を上げて体を伸ばし、そのままベッドに倒れ込んだ。

声が聞こえる。
「ま、マイちゃん、寝てるの……?」
所長の声だ。
(あぁ……そっか、わたし、待っている間に寝ちゃったんだ……起きなくちゃ……)
「もしかして、先に薬を飲んでおいてくれたのかなぁ……」
所長がつぶやいた。
「一生懸命なのはうれしいけど……困るなあ、勝手に飲んだら危ないのに。起きたら注意しなくちゃ……注意……ふひっ」
所長はわたしの手を取り、脈を調べながら言った。
どうやら、わたしが薬で眠っていると思っているらしい。
(さすがに勝手に薬飲んだりはしないよ……起きなきゃ……)
と、そのとき、わたしの中にイタズラ心というか、好奇心みたいなものが芽生えた。
もうちょっとだけ、このまま寝たフリをしたら──
わたしはなんとなく、所長が、眠っているわたしをどんな風に扱うのか、知りたくなったのだ。
(仕事中だけど……まあ、さっきまで本当に寝てたわけだし、ほんの二、三分くらい……いいよね)
わたしはもう少しだけ、寝たフリを続けることにした。
「うん、異常はないみたいだな……それじゃあ……」
所長が動いている気配がするが、目を開けられないから、何をしているのかはわからない。
と、突然、所長の手がわたしのほおに触れた。
「マイちゃん……僕のかわいいお人形さん……」
(えっ……!?)
所長の手は、わたしのほおから首へと滑っていき、さらに胸へと滑っていった。
そして所長は、わたしの胸のふくらみを、味わうように、じっくりとなではじめたのである。
(うっ、うそっ……これって……)
わたしは混乱した。
(どっ、どうしよう……)
だけど、この状況で起きるのも恥ずかしすぎる。
「あぁ……マイちゃん……今日もすごくかわいいよ……」
所長はそう言うと、わたしの服に手をかけた。
(えっ、えっ……まさかっ!?)
そのまさかだった。
所長はわたしの服を脱がせはじめたのだ。
(やだっ、どうしようっ)
服はどんどん脱がされていく。
(このままじゃマズイよ……起きなきゃ……で、でも……)
わたしは焦りながらも、寝たフリを続けていた。
焦る反面、これからなにが起こるのか、もっと知りたかったのだ。
胸が高鳴り、息が苦しくなってくる。
(やだ……わたしったら、なにを期待してるのよ……)

そうこうしているうちに、服は全部脱がされてしまった。
……もう後戻りはできない。
「ああっ、マイちゃんっ」
所長がわたしの上に覆いかぶさった。
素肌同士が触れ合う。
いつの間にか、所長も裸になっていたらしい。
所長の股間にあるモノが、わたしの下腹部に当たっていた。
(すごい……固くて……おっきくて……ドクンドクンしてる……)
(んっ……)
所長がわたしの胸をもみはじめた。
(気をつけなきゃ……起きてるのバレちゃう……)
しかし、本当に大変なのはこれからだった。
(ひゃうっ……!?)
所長が乳首をつまんだのだ。

(やだっ、乳首ヤバいっ……声出ちゃうよっ……)
「マイちゃんは乳首をいじられるのが大好きなんだよね……こうするとすぐに、おマ○コがグチョグチョになっちゃうんだから……」
所長はそう言いながら、わたしの乳首をこねるように刺激したり、口をつけて吸ったりした。
(あぁっ、なにこれっ……気持ちよすぎるっ……)
「ふっ……んふっ……はぁ……はぁ……」
どうしても、呼吸が荒くなってしまう。
(マズイ、バレちゃうかも……)
「やっぱり、気持ちいいんだね……体がビクビク反応してる……かわいいよ、マイちゃん……」
(よかった、気付いてないみたい……あっ!)
所長の手が、わたしの大事なところに触れた。
電気が走るような感覚が、体を貫く。
「はっ……はぁっ……はぁっ……」
「うわぁ……まっ、マイちゃん、今日はすごく濡れちゃってるよ……ぐふふっ……」
所長の指が、一番敏感な部分を容赦なく攻めてきた。
「ふっ、ん……はっ……はっ……」
(やだっ……ダメ……やめてぇっ……変になっちゃう……っ)
強烈な刺激に、体の震えを抑えることができない。
「あぁ……もう我慢できないや……マイちゃんのスケベなグチョグチョマ○コに、僕のチ○ポ入れてもいいかな」
(きっ、きた──っ……どうしよう……はじめてだよぉっ……)
(ん……だけど……もしかして、はじめてじゃないのか……)
わたしはふと、冷静になった。
所長は今まで何度も、眠っているわたしにこんなことをしていたに違いない。
(起きた時の体の違和感も……これのせい……だったんだ……)
(なんか……複雑……)
と、そのときだった。
「んぐっ────!」
所長のペ○スが、わたしを貫いたのだ。
体中に猛烈な快感が広がり、アタマが真っ白になる。
(きっ、気持ちいっ……なにこれすごいっ、気持ちいよぉっ……!)
「ほらぁっ、マイちゃんのおマ○コに、チ○ポ入っちゃってるよぉっ」
所長が激しく腰を動かしはじめた。
(ああっ、もうダメっ……ダメだよぉっ……!)
「ふっ、あひっ……はっ、はぁっ……はぁああんっ!」
わたしはもう、快感のことしか考えられなくなっていた。
もう全部、どうでもよくなり、夢中で所長にしがみつく。
「所長のおチ○チンすごいっ……すごいよぉっ……気持ちよくてっ……おかひくなっひゃうよぉ……っ」
「へっ……!?」
所長が息を飲み、硬直する。
「あっ、だめぇっ、やめないで……所長っ……お願いっ……!」
わたしはたまらず、自分で腰を動かしていた。
「んはぁっ……所長のおチ○チン、奥までじゅぼじゅぼ入っちゃってるよぉっ……」
「あ……どっ、どうして……」
「いいからぁっ、お願い……やめないで……気持ちよくしてぇ」
わたしが懇願すると、所長はゆっくりと腰を動かしはじめた。
「わっ、わかったよ……よくわからないけど……まあ、いいや。僕も今さらやめたくないし……だけど、どうして、こうなっちゃったのかなぁ……」
「はぁんっ、気持ちいいっ、おチ○チンすごい……うれひいよぉっ……」
狂おしいほどの快感が、これでもかというほど襲ってくる。
「所長っ、わたしっ……あはぁっ、すごいの……もう……イッちゃうかもっ……」
「ほっ、ホントに? じゃ、じゃあ、僕も……っ」
所長はそう言うと、腰の動きをさらに激しくした。
「あっ、あっ、はぁああんっ───!」
「うっ、ううっ────!」
わたしの中で所長のペ○スがドクドクと脈打つのがわかる。
気絶しそうなほどの快感に満たされ、わたしは身を反らし、体を震わせた。

今日もわたしは、軽やかな足取りでバイト先に向かう。
今のバイトが、すごく好きなのだ。
仕事はなんと、眠るだけ。
それなのに、時給がかなりいいんだよね。すごいでしょ?
だけど、わたしがこのバイトを好きな一番の理由は──
雇い主とラブラブで、バイト中に気持ちいいことまでできちゃうっていう、夢のようなバイトだからなんだ♪

おわり

投稿日:

仕返し

僕は、僕の悪口を言った女子を拘束して無理矢理襲った。仕返しのために…

僕は息を整えながら、教室の床に転がっているリサを見下ろした。
彼女の手首は手錠で拘束され、足首は足かせで拘束されている。
僕がやったのだ。
手錠と足かせは、ネットの通販で買った。
僕は嘘の手紙でリサを教室に呼び出し、待ち伏せをした。
そして、一人でのこのことやってきたリサに飛びかかった。
もちろん、猛烈に抵抗されたが、男の僕の方が体が大きいし、力も強い。
僕は、リサにひっぱたかれたり、蹴られたりしたが、なんとかリサを拘束することができた。
「うぅ……」
リサはうめき声をもらしながら、いも虫のように這って、ドアの方に向かっていた。
手足が拘束されているから、そうやって床を這うことしかできないのだ。
僕は、リサが苦労してドアに向かうのを、わざとなにも言わずに見つめていた。
そして、リサがドアにたどり着きそうになったところで、リサの足をつかみ、リサの体を教室の奥まで引きずっていった。
「いやっ……やめてよ! 信じらんない……どうしてこんなことするの! ちょっと、山下!」
怒りを含んだ声で、リサが言った。
「おいおい、ひどいな……怒っているのは僕の方なのに。……ってゆうか、こんな状況なのに、まだ自分の立場がわからないの?」
僕はそう言うと、リサの腹に片足を乗せ、踏みつけるような素振りを見せた。
もちろん、本当に踏みつける気はないが、いい脅しにはなる。
案の定、リサは表情をこわばらせ、怯えた目で僕を見上げた。
(ククク……この女、もう僕に逆らえないぞ……)
心が満たされていくのを感じる。
もっと、もっとだ。
僕は足でリサの体をもてあそびながら言った。
「どうしてこんなことされるのか……わからないなら、教えてやるよ。キミ、僕の悪口言ってただろ。聞いてたんだぞ」
「えっ……」
「気持ち悪いって言って、笑ってただろ!」
「そっ、それは……」
「僕はすごく傷ついたんだ」
「ごめん……ごめんなさいっ。あれは、ノリで言っただけっていうか……そんなに真剣に話してないし……だから……」
「ハッ、なんだよそれ。ひどいな。いじめる側ってそうなんだよな。やられる側の気持ちが全然わかってない」
「う……そんなことは……」
「だからさ、キミにも被害者の気持ちをわからせてやるよ……」
僕はリサの体に馬乗りになり、彼女のブラウスのボタンをはずしはじめた。
「いやっ、やめてよっ! おっ、お願い、許して……!」
リサは叫んだが、拘束されているから、少しも抵抗できない。
「言っただろ、全部キミが悪いんだ。これは罰だよ。キミが犯した罪に対する罰だ」
僕はそう言うと、リサのブラジャーを乱暴にずらした。
大きな乳房がプルンと揺れながら飛び出す。
そのいやらしい光景に僕は興奮し、一瞬、計画を忘れそうになった。
「おっと、忘れるところだった……」
僕はポケットから携帯電話を取り出すと、乳房をあらわにしたリサの姿を写真に収めた。
「写真……!? そんなっ、やだっ、やめてっ……消してよ、お願いっ……!」
リサは顔を真っ赤にして、目に涙を浮かべながら懇願した。
しかし僕はそれを無視して、リサの乳房をわしづかみにした。
やわらかな乳房に僕の指が食い込み、無惨にひしゃげる。
すごく、いやらしい光景だ。
僕はそれもしっかりと写真に収めて言った。
「まだまだ……こんなもんじゃないよ。キミの心を僕と同じようにズタズタにするまでやめないからね」
僕はリサの乳房をもみしだき、乳首をなめ回した。
「ううっ、いやっ……やめて……!」
「そんなこと言って……感じてるんだろ。こんなに乳首を立たせてさ……キミはずいぶんスケベなんだなぁ……」
僕はリサを責めるように言った。
「こんなんじゃ、キミにとっては罰にならないかもしれないな。気持ち悪い男に無理矢理犯されて、うれしいんだろ?」
「そっ、そんなことないっ……! お願いだから……許してっ……あやまるからっ」
「……それ、嘘だよね。逃げたいからって、適当なこと言ってさ……わかるんだよ。もっと本気で反省してくれないと許してあげられないね」
僕はそう言うと、リサの乳首を強くつまんだ。
「ひぐっ、あっ、ぁあああっ──!」
リサは目を見開き、のけぞった。
「すごい、感じちゃってるじゃん」
僕はリサが逃げられないのをいいことに、何度も乳首をつまみ、引っ張った。
リサはその度に苦しげな声を上げていたが、次第に、その声は甘いあえぎ声に変わっていった。
「んっ、あぁっ、いやぁっ……はぁんっ……」
「そんな声出して……ずいぶん気持ちよさそうじゃないか。記念に撮っておこう」
僕は乳首を引っ張られてあえぐリサの姿を写真に収めた。
「あうっ……はぁ、はぁ……お願い、はぁんっ……許して……ひどいこと言ってごめんなさい……ホントに……あぁっ……ごめんなさいっ……」
「そんな気持ちよさそうな声で言われてもね……ホントにあやまる気あるの?」
僕はリサのスカートをめくり、パンツの中に手を入れた。
「うわっ……なんだよこれ、グチョグチョじゃないか……!」
僕は内心、本気で驚いてしまった。
リサのマ○コは、愛液があふれてびっしょりと濡れていたのだ。
「無理矢理犯されてるのに、ここをこんなにグチャグチャにして……信じられないよ」
僕は思い切り軽蔑を込めた言い方をして、リサの精神を攻撃した。
「ごめんなさいとか言いながら、本当は喜んでたわけだ。キミはホントにドスケベだな」
「うっ……うぅ……」
リサがショックを受けている様子を見ると、僕は満足した。
もっといじめてやらなければ。
僕はリサのパンツを下ろすと、マ○コの写真を撮りはじめた。
マ○コを指で押し開き、愛液にまみれたクリトリスや膣口を露出させる。
「こんなに濡らして……あれ、少し汚れてるぞ……」

「いやぁっ……見ないでぇ……撮っちゃダメぇっ……」
「ふーん、ここがチ○ポを入れる穴か……」
僕は童貞だが、セックスや女性の体に関する知識はマンガやAVで得ている。
僕はリサの膣にゆっくりと指を突っ込んだ。
(ああっ、これは……すごい感触っ……ここに僕のチ○ポを……)
僕はリサのマ○コに自分のチ○ポを挿入することを想像し、興奮した。
もう、仕返しのことはどうでもよくなってきていた。
とにかく入れたい。リサを犯したいし、めちゃくちゃにしてやりたい。
「ふぁあっ、ぁああんっ……!」
膣をまさぐる僕の指に反応して、リサは体を震わせ、のけぞっていた。
(もう我慢できない……入れよう)
僕はズボンを下ろしてチ○ポを出すと、リサの足をぐいと持ち上げてひっくり返し、いわゆる、まんぐり返し状態にした。
足かせが付いているから、この体位にしないとチ○ポを挿入できないのだ。
僕は、我慢汁をしたたらせ、ギンギンに勃起したチ○ポをリサのマ○コに押し付けた。
「入れるよ。キミの……リサのいやらしいグチョグチョマ○コに、僕のガッチガチのチ○ポ、ぶち込むよ?」
「ひっ……だめ……そんなの、だめぇっ!」
「たえるしかないんだよ。リサは罰を受けて当然の行いをしたんだから」
僕は冷たく言い放った。
本当はもう、自分の欲望を満たすためにリサを犯したいだけだったが、僕は仕返しを装い続けていた。
そうすれば悪者にならなくてすむし、リサを納得させるのにも都合がいいのだ。
「……せいぜい反省するんだな」
僕はそう言うと、力を込め、張りつめてドクドクと脈打つチ○ポをリサの中にうずめていった。
「んっ、はぁあっ、あぁあああんっ──!」
チ○ポを突っ込まれると、リサは甘い声を上げてのけぞり、体を震わせた。
ほおを上気させ、恍惚の表情を浮かべている。
嫌がっていたわりには、ずいぶんと気持ちよさそうで、僕は少し安心した。
仕返しがどうでもよくなってしまった今、少しは後ろめたさというか、罪悪感もあったのだ。
「ううっ……」
僕は思わずうめいた。
僕の方も、モーレツな快感に襲われていたのだ。
(すごい……マ○コの中……グチョグチョ……吸い付いてくるっ……)
僕は夢中で腰を動かしはじめた。
リサに腰を打ち付けるようにして、ガンガン突きまくる。
僕はそうしながら、毎日オナニーをしてチ○ポを鍛えていてよかったと、心から思った。
だからこそ今、この快感を長く楽しめるのだ。
もしそうしていなかったら、童貞の僕は一瞬で果てていたに違いない。
そのくらい、本当に気持ちがよかった。
「はぁっ、はぁっ……いやぁっ……んぁああっ、だめぇえっ……!」
僕に突きまくられ、リサは激しくあえいでいた。
体はまるで人形のようにガクガクと揺れ、それに合わせて乳房もプルンプルンといやらしく揺れている。
僕は挿入に夢中になりながらも、チ○ポをぶち込まれ、だらしない表情を浮かべるリサの姿を写真に収めた。
(──あぁっ、そろそろイキそうだっ)
僕は快感が差し迫るのを感じ、腰の動きをさらに激しくした。
「あっ、あっ、だめっ、そんなっ、んぐっ、んんっ、んぅうう────っ!」
リサは切羽詰まったような声を上げると、身をくねらせ、体をビクンビクンと痙攣させた。
おそらく、絶頂に達したのだろう。
マ○コの中がキューッと締まり、波打つように動くのが伝わってくる。
「ううっ、イクっ──!」
僕の快感も絶頂に達した。
僕は大量の精液を思いっきり放出した。

僕は、あられもない姿で床に転がったままぐったりしているリサの手錠と足かせを外し、回収した。
拘束を解かれても、リサはあわてて逃げたりはしなかった。
まあ確かに、今更逃げても無意味だ。
リサは、はだけた服を引き寄せ、おびえた目で僕を見た。
「なに?」
僕は感情のない声で言った。
するとリサは、弱々しく、震える声で言った。
「あ、あの……わっ、わたしは……その……もう、許してもらえたのかな……」
僕は少し間を置き、もったいぶって言った。
「ああ、これでおあいこだからね。悪口のことは、もういいよ」
「そ、そう……よかった……あっ、あの、本当にごめんなさい……」
「だから、もういいんだって」
仕返しのことなど、本当にもうどうでもよかった。
それより僕は、またリサとセックスがしたくてたまらず、そのことばかりを考えていた。
リサは、僕のことなんか好きになったりしないだろう。
だけど──僕には、リサの淫らな写真という切り札がある。
「それじゃあ、あっ、あの、さっきの写真は……もう必要ないよね? 消してほしいんだけど……」
「あぁ、そのことだけどさ……」
僕はリサの目を見つめ、意地の悪い笑みを浮かべた。

おわり

投稿日:

真面目なセックス

地味で目立たないタイプの二人。一生縁がないであろうセックスを体験するために協力して…

放課後の教室で、クラス委員の杉田ハルキと高野エリコは、クラス全員から集めたアンケートの集計作業をしていた。
最後に教室を出て行った女子たちが、廊下で話す声が聞こえる。
「クラス委員って大変だよねー」
「でもさ、あの二人お似合いじゃない? なんか雰囲気似てるし」
「きゃはは、うけるー! 付き合っちゃえばいいのにぃ」
「でも、想像できなくない?」
「ぷっ、確かに! そういうの興味なさそうだもんねぇ」
「あははは……」
女子たちの声が遠のいていくと、教室は静けさに包まれた。
「わたしたち、似てると思われてるのね」
作業の手を動かしながら、エリコが言った。
「うん。まぁ……わからなくもないけど」
ハルキも作業の手を動かしながら答えた。
「目立たないタイプ……とか?」
エリコが言うと、ハルキはうなずいた。
「そうだね。悪く言えば、暗い奴だと思われてるかも」
「友達がいないとかね……」
「勉強ができるとか、勉強ばっかりしてるとか」
「それから、メガネをかけている」
「はは……」
「でも、杉田くんは運動できる方だよね。わたしはまったくダメだけど」
「まあ、人並み程度だよ」
「ふーん……」
会話がとぎれると、二人はしばらくの間、黙々と作業を進めた。
「そういえば……」
エリコが思い出したように言った。
「ん?」
「そういうの興味なさそう、って言ってたけど……そういうのって、恋愛とか……男女の関係のことよね。つまり、セックスなんかも含めて」
「わっ、ずいぶんハッキリ言うね。でもまあ……そうだろうね。興味の出てくる年頃だし」
「杉田くんは、興味ない?」
「えっ……ど、どうかな……」
「わたしは、興味あるわ……勉強と同じようにね。なんだって知りたいもの。だけど……知識とか能力とかと違って、一人じゃどうすることもできないのよね」
「確かに……相手がいないとね」
「そう。そこが問題なのよ。わたしって、こんな感じでしょ? 地味だし、暗いし、かわいくないし……きっと一生、男性とは縁がないと思うの」
「そんなことは……」
ハルキが言いかけたが、エリコはそれをさえぎって言った。
「ありがとう。でも、前に進むためにはしっかり現実を見なきゃ」
「頑固だなぁ。でもまあ、それなら……」
ハルキは苦笑を浮かべて言った。
「僕だってそうだよ。一生女性とは縁がないんじゃないかと思ってる。やっぱり僕たちは似てるのかも、なんてね……」
「似てる……?」
エリコは宙を見つめ、小さくつぶやいた。
「そう……そうだわ、協力すればいいのよ!」
「え?」
エリコは目を輝かせて言った。
「杉田くん、こんなこと言うのおかしいってわかってるけど……杉田くんならわかってくれると思う!」
「な、なに、突然……?」
「お願い。わたしとセックスして!」
「へっ!?」
「だって、そうすれば男女の関係を知ることができるじゃない。お互いの利益になることだわ」
「ほっ、本気!?」
「もちろん! まあ、相手がわたしじゃ嫌だって言うなら仕方がないけど……」
「いっ、嫌なんて、そんなこと思わないよ……でもっ……」
「それならいいじゃない。コンドームなら、性教育の授業でもらったのをひとつ持ってるし! このチャンスを逃したら、わたしたち一生セックスできないかもしれないわよ。でしょ?」

アンケートの集計を終えた二人は、コンピュータールームに忍び込み、念のため、更にその奥の準備室に入った。
「ここなら誰も来ないと思う。内側から鍵もかけられるし……」
扉を閉め、ハルキが言った。
準備室は倉庫のように使われていた。
本や段ボール、古いパソコンのディスプレイなどが雑然と置いてある。
エリコは目の前にあった木製の机の表面を指でなぞりながら言った。
「案外きれいなのね」
「ときどき人の出入りがあるからね……あ、もちろん、今日は大丈夫なはずだから」
「どうしてそんなに詳しいの?」
「僕はコンピューター部なんだ」
「あ、そっか。じゃあ安心ね!」
エリコはそう言うと、くるりと向きを変え、ハルキの顔を見上げた。
「じゃあ……はじめましょ。あっ、でも、セックスって立ったままできるのかしら? よく考えたらわたし、セックスのやり方を知らないわ……しまった……どうしようっ……杉田くん、わかる!?」
エリコがあわてた様子で言うと、ハルキは少し言いにくそうに答えた。
「あ……うん。たぶん……立ったままでもできると思うよ……うん」
「ほんと! あぁ、よかった。こんなことになるとわかってたら予習してきたんだけど……」
「ぷっ……予習って」
ハルキが思わず吹き出すと、エリコは顔を赤らめ、むきになって言った。
「あーっ、ひどい、笑ったわね? もちろん、性教育の授業でやった内容程度なら知ってるわよ? 要は、挿入して射精するんでしょ。だけど、そこに至るまでがなんだか……そんなの教えてくれる人いないじゃない。だいたい、杉田くんはどうして知ってるのよ」
「そっ、それは……まぁ、僕も一応男だし……そういう映像やなんかを……見たことが……でっ、でも、それだけだよ。実際どうなのかは、全然わからないし……」
「そうなの!? さっきはそんなこと言ってなかったじゃない……でもまぁ、当然か。そんなエッチなことペラペラしゃべってたら変態よね」
「はは……ま、まあね。今は特別」
「ふふ……そうよね。じゃあ、今度こそはじめましょ。基本的には予備知識のある杉田くんにまかせるから、指示してくれる?」
「あ、あぁ……わかった。なんかすごいことになっちゃったな」
「遠慮しなくていいわよ、勉強のためなんだから」
「うん。じゃあ、まずは……抱き合う」
「あら、簡単ね!」
「まだ最初だから」
二人は互いの背中に腕をまわし、抱きしめ合った。
「ねえ、なんだか……変だわ。わたし、この程度ですごくドキドキして……」
エリコは、思いもよらない気分に驚いて言った。
「大丈夫、僕もドキドキしてる」
「そう……不思議ねぇ……やっぱり、実際に体験してみると勉強になるわ。で、次はどうするの?」
「次は……キスかな」
「そ、そう……急に難易度が上がったわね」
「やめる?」
「そんなわけないでしょ」
二人はゆっくりと、顔を近づけていった。
ところが、唇が触れる前に、メガネとメガネがぶつかった。
「やっ、やだ……メガネが邪魔ね」
「うん、外そう」
二人はメガネを外し、再び向かい合った。
すると、エリコの顔を見たハルキが驚いたような表情を見せた。
「……なに? どうしたの?」
エリコが怪訝な顔をして聞くと、ハルキは少し顔を赤らめて言った。
「高野さん、メガネはずした方がかわいいよ」
「なっ……なに言ってるのっ……そんなことないわよっ」
「ほんとだよ」
「やっ、やめてよね……ほっ、ほらっ……キスするんでしょ!」
「あ、あぁ……うん。じゃあ……」
ハルキがエリコの肩に手を添え、引き寄せる。
二人はぎこちなく、唇を合わせた。
「もうちょっと、力抜いてみて」
ハルキはエリコのほおにそっと触れ、言った。
「ん……うん……」
「そう……」
エリコが力を抜くと、ハルキはエリコの口の中に舌を入れた。
「んっ……ん……」
エリコは少し驚いたが、すぐにその心地よさに気づき、自分も舌を動かした。
ハルキはエリコの髪に手を差し込み、キスをさらに深くしていく。
エリコはそれに応えるように、ハルキを強く抱きしめていた。
「はぁ……はぁ……すごいわ……キスってすごく……その……」
「……よかった?」
「そうなの! つい夢中に……あっ、嫌じゃなかった?」
「そんな、全然大丈夫だよ。僕も夢中だったし……」
「そう……それならいいけど……そっ、それでっ? 次はどうするの?」
「次は……僕が高野さんを攻める」
「せめ……る?」
「嫌だったら言って」
ハルキはそう言うと、エリコを優しく抱きしめた。
そして、制服の上からエリコの胸に触れた。
「ひゃっ……」
「大丈夫?」
「う、うん……平気。びっくりしただけだから……やめないで」
「わかった……」
ハルキはうなずくと、再びエリコの胸に触れ、なで回したり、揉んだりした。
「んっ……はぁっ……やだ……声が出ちゃう……」
エリコは困惑して言った。
するとハルキは、エリコの首すじにキスをしながら言った。
「我慢しなくていいよ。たぶん、そうなるのが普通だから」
「そっ、そうなの……」
「うん。それに……そのうち我慢できなくなると思うよ」
「うっ……なんだか怖いわね……」
「覚悟しといて」
ハルキはいたずらっぽく言うと、エリコの制服のボタンを外しはじめた。
「嫌じゃない?」
「もちろん、嫌なんかじゃないわ……そりゃあ、ちょっと恥ずかしいけど……全部知りたいもの」
「そうだね」
ハルキはブラウスのボタンを外してしまうと、ブラジャーもずらして、エリコの胸に直接触れた。
そして、やわらかな乳房を手のひらで包み込み、優しくもみしだいた。
「んっ、あぁっ──」
エリコははじめての刺激に驚き、ハルキの制服を握りしめた。
「こんなのはじめてっ……ゾクゾクして……頭の中がしびれるみたいっ……」
「気持ちいい?」
「んっ……たぶん、そうね……いろんな気持ちが混ざってて混乱してるけど……」
「じゃあ、これは?」
ハルキはそう言うと、エリコの乳首を軽くつまんで刺激した。
「あっ、あぁっ、やっ、なんなのっ……!?」
エリコは電気が走るような感覚に、身をくねらせ、鋭い声を上げた。
「嫌?」
「あぁっ……いっ、嫌じゃないけどっ……ひぁっ、あんっ!」
「嫌じゃないけど?」
ハルキは乳首をこねるように刺激しながら、わざと意地悪く聞いた。
「んっ……気持ちいいんだけど……すっ、すごすぎてっ……おかしくなっちゃいそうでっ……ほんとにっ……おかしく……あっ、あっ、はぁあんっ!」
エリコは瞳を潤ませ、助けを求めるようにハルキを見上げた。
「かわいい……」
「えっ、あっ、あんっ、なにっ……なんて言ったのっ……あっ、も、だめっ……お願い……キスしてっ……!」
エリコはたまらなくなり、ハルキの首にかじりつき、キスを求めた。
「んっ……」
二人は強く抱き合い、激しいキスをした。
「はぁ……はぁ……ごっ、ごめん……わたし……どうしちゃったのかしら……体が……うずうずして……たまらなくなって……」
「正しい反応だと思うよ……たぶん、それが性欲ってやつなんじゃないかな」
「性欲……!? なるほど……これがそうなのね……すごいわ!」
エリコは目を輝かせて言ったが、ふと、不安げな表情を浮かべた。
「だけど、わたしばっかりで……杉田くんは……」
「心配ないよ、こう見えて僕もすごく興奮してるんだから。男には男の欲望があるからね」
「そうなの……?」
「そう。してみたいことがたくさんあるんだ。例えば──机に座れるかな?」
ハルキはエリコをひょいと持ち上げ、机に座らせた。
「わっ……なにするの……?」
「こうする」
ハルキはそう言うと、エリコの乳首に口をつけた。
「あっ……うそっ、あっ、はぁんっ! すごいよぉっ……杉田くぅんっ!」
エリコは体を弓なりにして、甘い声を上げた。

ハルキはじっくりと時間をかけ、エリコの乳房を堪能した。
「はぁ……はぁ……あっ、ん……す……杉田くんっ……わたし……もう……」
エリコはとぎれる声で言った。
ほおが上気し、目はトロンとして、焦点が定まっていない。
「すごいな……高野さんがこんなになっちゃうなんて……」
ハルキはそう言うと、甘い吐息を漏らすエリコにキスをした。
エリコはキスに夢中で応えつつ、切羽詰まった様子で言った。
「ん……はぁっ……杉田くんっ……次っ……次はどうするの……はやくしよ……」
「うん。それじゃあ、立ってくれるかな……うん、それから後ろを向いてと……」
ハルキは机から降りたエリコの向きを変えて後ろから抱くと、片方の手をのばしてスカートの中へと滑らせていった。
「んっ……あっ、あぁっ……!」
下着の上から秘部をなでられ、エリコは興奮と喜びに震えた。
「……どんな感じ?」
ハルキに聞かれると、エリコは恥ずかしそうにしながらも、素直に答えた。
「すごく恥ずかしいけどっ……でもっ……あぁっ……気持ちよくてっ……それに……すごく……うれしいのっ……」
「なるほど……じゃあ、こうすると……どうかな」
ハルキはそう言うと、エリコの下着の中に手を入れた。
愛液が洪水のようにあふれている。
ハルキは驚きと感動を覚えつつ、エリコの秘部を探索するように、指を進めていった。
「ええっ、うそっ……あっ、やっ、ああぁんっ!」
エリコは激しく反応し、体をくねらせた。
そして、ハルキが少し指で刺激しただけで、差し迫った声を上げた。
「あっ、なにっ、やだっ、すごいっ、なんかくるっ、まってっ、あっあっ、んん────っ!」
エリコの体がビクビクと激しく痙攣する。
ハルキはエリコが絶頂に達したことを悟り、手の動きをゆるめた。
エリコは喘ぎながら言った。
「うぅっ……なに……今のっ……すごかったよ……あっ……んっ……すごく気持ちよくて……体が変になって……なんだったの……!?」
「イッちゃったんだよ、きっと」
「いっちゃっ……た……? なにそれ……んっ……あぁっ……」
エリコが言うと、ハルキは驚いた様子で言った。
「そっか……本当になにも知らないんだね。えっと……イクっていうのは……男だったら射精するってこと。でも、女性はそういうのないから……とにかくすごく気持ちよくなること……かな。僕もよくはわからないんだけど」
「そうなんだ……あっ、んっ……まぁ、なんとなく……わかったわ……んっ、あっ、あっ……!」
ハルキが再び指の動きを激しくすると、エリコは体を震わせ、甘い声を上げた。
「そろそろ入れてもいいかな……僕もイキたくなっちゃったよ」
「あっ、んっ、もっ、もちろん、いいっ……いいわよっ……はやくっ……はやくしよっ……」
エリコは泣き出しそうな声で言った。
ハルキはそれを聞くと、ズボンと下着を下ろし、ずいぶん前からガチガチに勃起していたペ○スを露出した。
準備ができると、ハルキは言った。
「立ったままだから、後ろから入れるよ……いい?」
「う、うん……」
「じゃあ、机に手をついて、少しお尻をこっちに突き出してくれるかな」
「こう……?」
「うん、いいよ……」
ハルキはエリコのスカートをめくり、あらわになったエリコの尻に両手を乗せ、なでたり、つかんだりして言った。
「すごい……よく見える」
「やっ……やだっ……あんまり見ないで」
「でも、見なきゃ入れられないよ?」
「もう……いじわるしないでよ」
「ごめん。どうも僕は、高野さんを困らせるのが好きらしいね……」
ハルキは興奮しきってはち切れそうなペ○スをエリコの秘部に押し当てた。
「じゃあ、いくよ?」
「うん……」
ハルキはゆっくりと腰に力を入れ、エリコの中にペ○スをうずめていった。
エリコは激しい痛みに苦しんだが、時間をかけ、なんとかペ○スを受け入れることができた。
「はぁ……はぁ……すごい……全部……奥まで入ったよ……すごく気持ちいい……」
呼吸を荒くしたハルキが言った。
「んっ、わたしもっ……気持ちいい……体が……全部気持ちよくて……ほんとに……とけちゃいそう……」
エリコは熱に浮かされたような表情を浮かべている。
「動いていい?」
「うん……」
ハルキはゆっくりと腰を動かしはじめた。
動きに合わせて、エリコの中からあふれ出した愛液がグチュグチュと卑猥な音をたてる。
「ああっ、すごいっ……すごいよ……気持ちよすぎて……すぐイッちゃいそうだ……っ」
ハルキはほおを上気させ、苦しそうな表情で言った。
「わたしもっ……しっ、信じられないくらい……気持ちいいのっ……あぁっ……おかしくなっちゃいそう……」
エリコはあまりの快感に立っていられなくなり、ガクンと机の上に倒れ込んだ。
「はぁ……はぁ……もっとだよ……高野さんっ……!」
ハルキはそう言うと、徐々に腰の動きを激しくしていった。
「あっ、あっ、あはぁっ、んん──っ!」
エリコは狂おしいほどの快感に、悲鳴のような声を上げた。
ものすごい強さと勢いでペ○スが突き刺さり、それが何度も、何度も、くり返される。
「んっ、あぁっ、すっ、杉田くんっ……もっ、もうっ……だめぇっ……いっ……あっ……こっ……こわれひゃうよおおぉっ……」
「はぁっ、はぁっ……高野さんっ……わかったよ……もうっ……イクっ……イクよっ……!」
ハルキはそう言うと、エリコの尻をわしづかみにしてペ○スを深く突き刺し、抑えきれなくなった欲望を一気に解放した。
エリコは、自分の中でハルキのペ○スがドクドクと脈打つのを感じながら、再び訪れた絶頂に声を上げた。

「ありがとね。すごく……その……すてきな体験だった。もちろん、勉強になったし……」
乱れた服を直し、エリコは言った。
「あ、うん……こちらこそ……貴重な体験だったよ……」
「あっ、あの……」
「あのさっ……」
二人は同時に言い、顔を見合わせた。
「うふふっ」
「へへ……」
お互いの顔を見て、笑い合う。
「なに……? 先に言って」
エリコは言った。
「あ……うん」
ハルキはうなずくと、少し顔を赤らめ、言った。
「えっと……ほら、高野さん、最初に言ってたでしょ? 一生男性とは縁がないだろうって。あのことだけど……そんなことないと思うんだ。高野さんは……かわいくて、すごく楽しい人で……僕は大好きだよ」
「へっ……!?」
エリコは大きく目を見開き、ハルキの顔を見つめた。
「みんなは気付いてないんだ……まだ若くて未熟だから。物事の上辺だけを見ていて……真実が見えてないんだよ。だけどいつか……みんな気付くよ、君の魅力に」
「あ……えっと……ありがとう……」
エリコはかすれる声で言った。
「わ……わたしも、同じこと言おうと思ってたの……」
「え……?」
「杉田くんは、すごくすてきな人だって。楽しいし、優しいし、頭もいいし……それに、よく見たらかっこいいし。一生女性と縁がないなんて、そんなこと絶対にないわ。みんなまだ気付いてないだけ。そのうち、モテモテになるわよ……あんまり想像したくないけど」
「そ、そんな、まさか……ははは……」
「本当よ。だって既に、わたしは杉田くんのこと好きだもの」
「えっ……ほんと!? う、うれしいな……」
二人はお互いの気持ちを探るように、見つめ合った。
「あの……ちなみに僕は……さっき、告白したつもりなんだけど……」
「わたしもよ」
二人の顔に、笑顔が浮かぶ。
「へへっ……」
「ふふっ……ちょっとわかりにくかったから、どうしようかと思っちゃったわ」
「ごめん……」
ハルキはエリコを見つめ、改まって言った。
「僕の彼女になってほしいんだ」
「うれしい……つまり、杉田くんはわたしの彼氏になってくれるのね」
「もちろんだよ」
ハルキはエリコを抱きしめた。
エリコも、ハルキの背中に腕をまわし、強く抱き返した。
「ほんとにうれしい……すごく、しあわせ……」
心の殻を破り、成長した二人に、地味で目立たなかった頃の面影はもうなかった。
翌日には、みんなが二人の魅力に気付きはじめ、中には恋をする者もいた。
まだまだウブで、真面目すぎるところのある二人は、複雑な恋愛模様に巻き込まれていくのだが──それはまた、別の物語である。

おわり

投稿日:

壁越しの恋

部屋の壁からギンギンのおち○ちんが生えてきた!?

天気のいい、日曜日の午後のことだった。
ドスッ!
バリバリッ!
突然、ものすごい音がした。
そして、悲鳴のような、男の叫び声。
アパートの自室でくつろいでいた雪子は驚き、反射的に音のした方を見た。
「えっ──!?」
“それ”を見て、雪子は息をのんだ。
なんと、部屋の壁に、男性のペ○スが生えていたのだ。
「なっ、な……ななっ、なんで!?」
雪子はその場に固まったまま、それを凝視した。
しかし、冷静に考えると、壁からペ○スが生えるわけがない。
(ということは……)
雪子は立ち上がり、恐る恐る壁のペ○スに近づいた。
(やっぱり……)
壁にそって置いてあるベッドの上に、壊れた壁のかけらが落ちている。
つまり、信じられないことだが、隣の部屋からペ○スが壁を突き破って雪子の部屋に出てきているのだ。
雪子はベッドの上を掃除しつつ、壁のペ○スを観察した。
ギンギンに勃起して、脈打つ肉棒。
どう見ても、本物のペ○スだ。
すると、隣の部屋から男のうめき声が聞こえてきた。
壁を叩くような音もする。
雪子は息をひそめ、聞き耳を立てた。
どうやら、このペ○スの持ち主である男性は、ペ○スが抜けなくなって困っているらしかった。
おそらく、隣の部屋の住人だろう。
少し顔を見たことがあるくらいで、ほとんど見ず知らずの男だったが、なんだかかわいそうになり、雪子は男に協力することにした。
こんなことになってしまった男の気持ちを考えると、不思議と恐怖や嫌悪感は感じなかったのだ。
雪子は、壁をコンコンとノックしてから、声をかけた。
「あのーっ」
すると、少し間を置いて、男の声が返ってきた。
「は、はいぃ……す、すいません、ちょっとトラブルがあったもので……うるさかったですよね……失礼しました……」
どうやら、雪子の部屋にペ○スが出ているとは思っていないらしい。
雪子は言った。
「いや、そうじゃなくて……あのですね、そちらの……その……大事なトコロと言いましょうか……棒状のモノがですね、こちらに飛び出してきてる感じなんですけど……」
「なっ……!?」
男は事態を把握するのに時間がかかったのか、しばらく沈黙していたが、やがて、ものすごい勢いで言った。
「すっ、すすす、すいませんすいませんっ、そんなことになっているとはっ……たいへんなご迷惑を……わっ、悪気は全くないんですっ! 転んだ拍子にこうなってしまっただけで……そ、そうだ、あのっ、いろいろっ、修理とかちゃんとしますからっ、その……責任は取りますんで、安心してくださいっ。ただ……」
「ただ?」
「まずは、この状態をなんとかしなきゃいけないんですけど……それが……」
「あ……もしかして、抜けないんですか?」
雪子が聞くと、男は困った様子で答えた。
「ええ、そうなんです……ぎっちりハマっちゃったみたいで……あの、ちなみに……どのくらいそっちに出てます? って……あっ、ああっ、女性にこんなこと聞くの失礼ですよねっ、重ね重ねすいませんっ、忘れてくださいっ、ホントすいませんっ」
「いえいえ、全然いいですよ。こんな状況なんですから……えっと……10cmくらいですかね……や、もうちょっとあるかな?」
「うわっ、ホントですか? それじゃあ、ほとんど根元まで全部出ちゃってますよ……壁薄すぎ……」
「言われてみれば、そうですね。転んだくらいで壊れるとかありえないし……だいたい、こんな風に会話できてるのもおかしいです……あとで大家さんに聞いてみないと。……って、今はそれどころじゃないですけど」
「ははは……とにかく、なんとか抜くしかないですね。すいません、ご迷惑おかけします」
「いえ、こっちは大丈夫ですから……だけど、よく考えたら、身動きとれないのって危険ですよね。水も飲めないじゃないですか。部屋には誰も……?」
「ええ、誰もいません……しかも、ドアには鍵がかかってますから、誰も入れません」
「まずいですよ、それ。通報した方がいいんじゃ……」
雪子がそう言うと、男はあわてて制止した。
「だっ、ダメです、それは! 大騒ぎになっちゃいますよ。この辺でウワサになっちゃうだろうし、恥ずかしすぎます……」
「でも……」
「大丈夫です、策はありますから」
「策……?」
「ええ。今はその……大きい状態なんで、これが小さくなれば……簡単に抜けるはずです」
「あぁーっ、なるほど! ですよね! なんだ、それならすぐに抜けますよ」
「ええ、そのはずです。なので……すいませんが、しばらくお待ちください……」

しかし、数分後。
ペ○スは相変わらずの状態だった。
「あのぉ……大丈夫ですか?」
心配になった雪子は、壁の向こうの男に声をかけた。
「はい、大丈夫です……ホントすいません」
男が申し訳なさそうに答える。
「どうして小さくならないんでしょうねぇ……」
雪子が首を傾げて言うと、男が言った。
「今必死に鎮めようとしてるんですけど……どうも、その……女性に見られてると思うと興奮してしまうみたいで……あ、いや、けっ、決して変な意味ではなく、本能というか、あの、つまり、いや……なんというか……」
男はしどろもどろになっていたが、雪子は納得し、あっけらかんとした口調で言った。
「なんだ、早く言ってくれればよかったのに。そういうことならわたし、しばらく出てますよ。それならきっと……」
「いやっ、そんなの悪いです、たぶん、もう少し待てば……」
「いえ、気にしないでください。ついでに買い物とかもできるし……すぐに出かけますね」
すると、男があわてて雪子を呼び止めた。
「待ってください、お願いしますっ、行かないでくださいっ!」
「へ?」
男の悲壮な声に、雪子は動きを止める。
男は弱々しい声で言った。
「その……無理にとは言いませんが……いてくれませんでしょうか……誰もいなくなると思うと、心細いというか……なにかあったらって……巻き込んだ上に、わがまままで言ってすいませんっ……」
「そうですか……わかりました。そういうことなら、出かけません。安心してください」
雪子は苦笑を浮かべながら返事をした。
なんだか、この情けない男を愛おしく思いはじめていたのだ。
「すいません……ありがとうございます……」
「ただし、本当に危険になったら通報しますからね。きつくなってきたら、早めに言ってくださいね」
しかし、男の努力も虚しく、それからさらに数分たってもペ○スの状態は変わらなかった。
心細いだなんて情けないことを言うわりに、ペ○スの方は元気いっぱいなのだ。
雪子は男の体調を心配し、声をかけた。
「どうです? 体の方は大丈夫ですか?」
「それは……なんとか……ずっと立ってるので、少し疲れてきましたけど……」
「うわぁ、それは疲れますよ! やっぱり通報した方が……」
「だっ、大丈夫ですっ、体力には自信がありますから!」
「でも……」
雪子はどうにか助けになりたいと思う一心で、考えを口にした。
「なにか他に、ソレを小さくする“方法”とかってないんですかね?」
すると男は、ぼそぼそと言った。
「まぁ、ないこともないですけど……」
「えっ、あるんですかっ? どんな方法なんです?」
「んー……まあ……その……出しちゃえば、小さくなるっていうか……」
「あ……」
雪子も子供ではない。
その意味はすぐに理解できた。
つまり、射精してしまえば小さくなるということだ。
雪子が口ごもると、男はあわてたように言った。
「いやっ、もっ、もちろんそんなことしませんのでっ……今のは気にしないでください! というか、こんな状態じゃ、どうせできないし……なんて、はははは」
男は自嘲するように笑った。
確かに、ペ○ス以外は壁の向こうにあるわけだから、手などを使うことはできない。
物理的な刺激なしに、妄想だけで射精するのは難しいだろう。
雪子は考え込んでいたが、やがて、決心したように言った。
「あの……わたしが、お手伝いします!」

「じゃあ、触りますね……」
雪子はそう言うと、壁から突き出したペ○スをそっと握った。
「はうっ……やっ、やっぱり、こんなこと申し訳ないですっ……」
男が情けない声を出すと、雪子は諭すように言った。
「それは何度も聞きました。緊急事態なんですから気にしないでください。わたしは平気ですから」
「はぁ……」
「そんなに緊張してると、イケないんじゃないですか?」
「そ、そうですね……がんばりますっ」
「ふふ、その意気ですよ。あ……痛くないですか?」
雪子は男のペ○スをこすりながら聞いた。
「はい、それは、大丈夫です……欲を言えば、もっと強く握ってもらってもいいかなって……あ、いや、すいませんっ」
「いえいえ、そういうの、どんどん言ってください。意味のないことしてたら、わたしも切ないですから」
「そうですね、はい……腹を決めます」
「じゃあ、強くしてみますね」
雪子は男のペ○スを握る力を強くした。
男のペ○スは、それに反応するようにドクンドクンと脈打ち、さらに大きくなったようだった。
(すごい……もっと大きくなっちゃった……)
雪子は力のみなぎるペ○スに驚きながら、一生懸命手を動かした。
しかし──いつまでたっても、男は射精に至らなかった。
「すいません……もうちょっとって感じなんですけど……」
「いえ、こちらこそすいません……わたしのやり方がダメなんですね、きっと」
雪子が申し訳なさそうに言うと、男は必死にそれを否定した。
「いえっ、そんなことは絶対にありませんっ、すごく気持ちいいしっ……あっ、いや、その、ホントに、もうちょっとって感じなんです……」
確かに、男のペ○スは爆発寸前といった様子で、その先端からは我慢汁が漏れ出していた。
雪子はそんな男のペ○スを熱っぽい視線で見つめると、思い切って言った。
「あの……口でしてもいいですか? あっ、嫌ならいいんですけど、そのっ、もし、よかったら……」
「えっ、いやっ、あっ、嫌ではないです……じゃなくてっ、さすがにそれは……悪いです、そんなことまで、させられませんっ」
「だけど……その方がイキやすいかなって……」
「それは、そうかもしれませんけど……そんなの、お願いできませんって……」
「嫌では……ないんですよね?」
「そりゃ、まぁ……」
「じゃあ、させてください……」
雪子はそう言うと、返事を待たず、男のペ○スに舌を這わせた。
根元から先端に向かって、ゆっくりとなめ上げる。
「はわぁあっ……マジですか……」
男が震える声でつぶやく。

(あぁっ……すごい……こんなのはじめて……おち○ちんおいしい……)
(どうしよう……ギンギンのおち○ちん見てたら変な気分になっちゃったみたい……)
(しっかりしなきゃ……これは、人助けのためなんだから……)
(あぁ……大きくてガチガチのおち○ちん……こんなに固いから、壁に穴があいちゃったのかも……)
雪子はそんなことを考えながら、夢中でペ○スにしゃぶりついていた。
そして、どんどん気分が陶酔していった雪子は、男から見えていないのをいいことに、服をはだけ、自分の手で胸や秘部の感じやすい部分をいじりはじめていた。
(やばい……変な声出ちゃいそう……)
(こんなことしちゃうなんて……わたし……おかしくなっちゃってる……)
(ああっ、気持ちいい……もっと欲しい……どうしよう……おち○ちん欲しくなってきちゃったよぉ……)
雪子の頭の中が、挿入のイメージでいっぱいになっていく。
するとその時、呼吸を荒くした男が言った。
「はぁっ……はぁっ……あのっ、もう少しでイケそうですっ……もっと激しくされたら、もうっ……」
それを聞くと、雪子は思わず叫んでいた。
「ダメっ……まだイッちゃダメですぅっ!」
「……へ?」
「あっ……あのっ……やだっ……ごめんなさいっ、わたし……!」
雪子は一瞬で我に返り、顔を真っ赤にして口を押さえた。
「あ……えっと……大丈夫……?」
男が心配そうに言う。
「はい……あの……わたし……あのっ……」
雪子はなんと言っていいかわからず、口ごもった。
すると、男が言った。
「ごめん。やっぱり、こんなことやめよう。落ち着いたらでいいから、通報してもらえるかな」
「えっ?」
「君にこんなひどいことさせるなんて、間違ってた。そんなに混乱して……本当はつらかったんだよね。本当にごめん」
男がそう言うと、雪子はあわてて否定した。
「そんなことっ、それは違いますっ!」
「でも……」
「本当に違うんですっ。わたしは、ただ、変な気持ちになっちゃっただけで……あの……つまり……」
男は黙って、雪子が話すのを待ってくれている。
雪子は意を決して、真実を口にした。
「すごく恥ずかしいんですけど……い、入れて欲しくなっちゃったんですっ。おち○ちんを……」
「……へっ!?」
男が驚きの声を上げる。
「だっ、だから、まだイッて欲しくなくて……思わず……」
雪子はそう言うと、唇をかんだ。
「それで、あんなことを言ったわけか……はは……」
男は拍子抜けしたように言い、力の抜けた声で笑った。
「おかしいですよね……」
「いや、そんなことないよ……なんて言うか、すごくホッとしたっていうか……うれしくて」
「ホントですか?」
「うん、入れたかったなんて……それ聞いただけで興奮して……イッちゃいそう」
「あっ、えっ、まって……まだダメ……じゃなくて、その……」
雪子があわてると、男は笑った。
「あははっ」
「もうっ……笑わないでください……」
「ごめんごめん、なんか、かわいくてさ……」
男がそう言ったのを聞いて、雪子は胸が苦しくなった。
様々な気持ちが交錯して、もう、どうしていいかわからない。
すると男が言った。
「俺も……正直に言うと、入れたいと思ってたよ。手も口も、すごく気持ちよかったし……こんなことになって逆にラッキーだったかも……なんて思っちゃってた。だけど、助けてもらってるのにそんなこと考えるなんて、最低だなって……必死に、冷静になろうとしてた」
「……ホントに?」
「うん。今は、君をお茶にでも誘いたい気分……いや、それより先に抱きしめたいかな。……なんて、あはっ、図々しいよね。君は助けてくれてるだけなのに……」
「そんなこと……うれしいです」
雪子はかすれた声で言った。
頭の中がピンク色に染まっていく。
「ホントに!? やばい……俺もすごくうれしい……今すぐ抱きしめたい……けど……」
男は一呼吸置くと、沈んだ声で言った。
「情けないことに、まずはこれをどうにかしなきゃいけないんだよな……」
男のペ○スは相変わらずの状態なのだ。
それを聞くと、雪子は少し、冷静さを取り戻した。
「そうですよね。もうちょっとだったのに、中断しちゃってすいませんでした。続き、しましょう」
「いや、君はなにも悪くないんだから、謝る必要なんか……あうっ」
男の返事を待たずに、雪子はペ○スをくわえていた。
雪子が吸い付き、舌を這わせると、面白いようにペ○スは反応する。
ビクンビクンと脈打ち、みるみるうちに固さを増していった。
「ああっ、すごい……すごく……いいよ……」
男の途切れる声は甘い蜜のように、雪子を幸せにし、夢中にさせる。
しばらくして、雪子はたまらなくなり、言った。
「やっぱりダメ……どうしても……我慢できない……入れたいの……ううっ……入れたいよぉ……うわぁーん」
気持ちがつのりすぎて、雪子は泣いていた。
これほどまでに求める気持ちになったのははじめてだった。
「ね、泣かないで……俺も入れたいよ。入れよう?」
男が言った。
「いいの……?」
「もちろんだよ。さっきも言ったけど、俺だってずっと入れたかったんだよ? まぁ、こんな状態だからアレだけど……」

雪子は壁のペ○スに背を向け、ベッドの上に四つん這いになった。
ペ○スの位置からして、バックの体位で入れるしかなかったのだ。
「じゃあ、いきます……」
雪子は尻を突き出すようにして、愛液でぐっしょりと濡れた秘部を壁のペ○スに押し付けた。
「あっ……」
ペ○スの先が少し当たっただけで体中に快感が響き渡り、胸いっぱいに幸せが広がる。
「大丈夫っ?」
男が心配そうに言った。
「大丈夫です、ただ、気持ちよかっただけです……」
「あ、そっか……うん……」
「力入れますね……痛かったら、言ってくださいね」
「はは……なんかそれ、男が言うセリフっぽい」
「あ……そうですね」
「やっぱ情けないわ……」
「そんなことないですよ」
雪子はそう言うと、小さな声で続けた。
「だけど、もし、またこういうことする機会があったら……今度は言ってもらいたいな……」
「え?」
男が聞き返したが、それにはかまわず、雪子は体に力を込め、自分の中に男のペ○スをうずめていった。
「あっ……んっ……」
ペ○スが奥まで到達すると、猛烈な快感が体を貫く。
あまりの快感に、雪子は震えた。
「すごい……気持ちいぃ……すごいよぉ……」
雪子は少しずつ、腰を動かしはじめた。
体が勝手に動いてしまうのだ。
その動きは、更なる快感を求め、どんどん激しくなっていく。
「あぁっ、あっ、奥までズンズンくるぅっ……後ろからっ……すごいよぉっ……」
「俺もっ……気持ちいいよ……すごい……激しくて……すぐイッちゃいそうだ……」
「あうっ……んっ、うれしっ……わたしで……イッて欲しいっ……」
雪子は更に激しく腰を動かした。
ほおが紅潮し、目がうつろになっている。
もうすっかり、快感の虜になっているのだ。
「はぁんっ、あんっ、おち○ちんすごいっ……しあわせぇっ……大好きぃ……」
腰の動きに合わせて、あふれ出した愛液が卑猥な音を立てる。
「はぁっ、はぁっ……うっ、あぁっ、イクっ……イクよっ、もう……っ」
男が差し迫った声を上げた。
雪子は、男のペ○スが自分の中で張りつめるのを感じると、自身も、押し寄せる大きな快感の波を受け入れた。
「ひあっ……わたしも……イッちゃうっ……あっ、イクっ、あぁっ、あはぁあああんっ!」
絶頂に達した雪子は、シーツを握りしめ、壁に尻を押し付けたまま、ビクビクと体を痙攣させた。
同時に、男も絶頂に達していた。
男の精液が注ぎ込まれるのを感じ、雪子は涙の混じった声を上げた。

男は無事、壁からペ○スを抜くことに成功した。
「あぁ、よかった。本当にどうも……ありがとう」
壁の向こうで男が言った。
「いえ、そんな……」
雪子は乱れた服を引き寄せながら答えた。
「えっと……この穴……大家さんに連絡しないとですよね」
雪子は遠慮がちに穴を見ながら言った。
穴の向こうに男の姿は見えない。
「そ、そうだね……あ……とりあえずこっち側から、紙とテープで塞ぐね、応急処置ってことで……」
なにかを探すような音が聞こえる。
男が紙とテープを探しているのだろう。
雪子は、切なさと、胸の痛みに耐えていた。
男は助けが必要だった。
ただ、それだけのこと──
「あった、今、貼るから……」
男が穴の前に戻ってきた。
穴に紙があてがわれる。
二人の間に通じた道が、塞がれようとしていた。
(夢なんか見ちゃダメ……忘れるのよ……)
雪子は、辛い気持ちを封じ込めるように、目を閉じた。
しかし──いつまでたってもテープを貼付ける気配がない。
雪子は目を開け、男に声をかけた。
「あの……?」
すると、男は穴にあてがっていた紙をはずし、言った。
「さっきの話なんだけど……俺、本気だったっていうか……」
「え……」
「どう……かな? 一緒にお茶、なんて……そ、そうだ、お礼もしたいし」
「あ……」
「べっ、別にっ、嫌なら無理しなくていいんだ……もしよかったらってことで……決して、変なこと考えてないし……や、やっぱり、怖いかな……見ず知らずの男にこんなこと言われても……」
「いえ、あの……」
雪子はうれしさのあまり目に涙をいっぱいためていた。
「ぜひ……行きたいです……お茶……」
「ホントに!? やった……」
「わたしも、うれしいです……このままお別れなんて、嫌だったから……」
雪子の目から涙がこぼれる。
「あ……じゃ、じゃあ……もう一つの方も……期待していいのかなっ……あの──」
男は夢中になるあまり、壁の穴に耳を付けて話している。
雪子はたまらなくなり、男の耳にキスをした。
「えっ……あ……」
男の声が止まる。
雪子は言った。
「もちろんです……わたしも……抱きしめて欲しいと思ってますから……」
「やった……あぁっ、すごい……うれしいよ……!」
男の耳には、まだ、雪子の唇が触れている。
男はくるりと向きを変え、雪子の唇にキスをした。
「んっ……えへ……」
雪子はよろこんで、それを受け入れたのだった。

おわり

投稿日:

王女と野獣

汚れなき王女は、悪い魔女の放った凶暴な野獣に襲われてしまう…

魔女のグリシナは、自分を追放した王国に恨みを持っていました。
グリシナはとても悪い魔女だったので、王の命令により、国から追放されたのです。
「なんとかして、あの王をひどい目にあわせてやりたいもんだ」
グリシナはいつもそう思っていましたが、それは難しいことでした。
グリシナはもちろん城の中には入れませんし、王家の人間には聖なる守りの魔法がかかっていて、悪い魔法をかけることもできないのです。
どうしたものかと考えていたグリシナは、部屋の隅でうずくまっている大きな黒い固まりに目を留めました。
「そうだ……野獣、お前が役に立つかもしれないねぇ」
グリシナに声をかけられると、野獣はむくりと体を起こし、立ち上がりました。
その姿は、野獣という名にふさわしい、恐ろしいものでした。
天井にぶつかりそうなほど大きな体は、頭から足の先まで、真っ黒な毛で覆われています。
体つきは獣のようで、手足には大きな爪がありました。
頭はライオンに似ているようでしたが、角もはえており、異様に裂けた口の中は血のように赤く、鋭い牙が並んでいます。
赤く光る小さな目からはなんの感情も読み取れませんでしたが、それが一層、この野獣を恐ろしげに見せていました。
「オレ……ナニスレバイイ」
「フフフ……それっ」
グリシナが野獣に向かってさっと手を振ると、野獣の姿は人間の青年に変わっていました。
「いいかい、よくお聞き。まずは城の中に入ることからだ……」
グリシナは計画を野獣に話し、しっかりと覚えさせました。
「オレ、城イク……」
「しっかりやるんだよ。ヒヒヒ……」
グリシナは不適な笑みを浮かべ、人間の姿をした野獣を見送ったのです。

「ヤジー、今日は終わりにしよう」
「ワカッタ」
「もう、一週間になるか……だいぶ慣れてきたよな」
「ナレタ……」
「真面目だし、力もあるし、ヤジーが来てくれて本当に助かったよ。じゃあ、おつかれさん」
「オツカレ……」
野獣はグリシナの計画通り、使用人となって城に潜入することに成功していました。
ヤジーというのは、城での野獣の名前です。
野獣には名前がなく、グリシナからは、ただ「野獣」と呼ばれていました。
名前を聞かれた野獣が「ヤジュウ」と答えたのを、城の者が「ヤジー」と聞き間違えたのです。
「ヤジュウ」などという名前はあまり聞いたことがありませんからね。
野獣は持っていた掃除道具を片付けると、使用人の宿舎に向かって歩き出しました。
そのときです。
野獣の頭の中に突然、グリシナの声がやかましく響き渡りました。
「お前、いつまで働いてるんだ!」
野獣は苦しげにうめくと、頭を抱えてうずくまりました。
「もう十分だよ。計画を忘れたのかい。さっさと王女の部屋に忍び込むんだ」
「ケイカク……王女ノトコロ、イク……」
「そうだ。しっかりやるんだよ……」
グリシナの声が聞こえなくなると、野獣はふらふらと立ち上がりました。
そして、他の使用人や兵士に見つからないよう、こっそりと王女の部屋に向かったのです。

見張りの兵士の目をかいくぐるのには苦労しましたが、野獣はなんとか、王女の部屋の前にたどり着きました。
部屋の扉をそっと開け、中に入ってみると、王女のローズはベッドですやすやと眠っていました。
窓から差す月明かりが、彼女を照らしています。
一点の汚れもない、透き通るような肌に、バラ色の頬。
みずみずしい果実のような唇。
緩やかなウェーブのかかった金色の髪と同じ色をした長いまつげが、閉じたまぶたをふちどっています。
野獣は息をのみ、放心したようにその姿を見つめると、思わず、眠っているローズの手をとり、自分の胸に抱きしめました。
野獣は一瞬で、恋に落ちてしまったのです。
するとそのとき、部屋の中にかわいらしい声が響きました。
「んんっ……うーん……」
ローズが目を覚ましてしまったのです。
野獣はあわてて手を離しました。
「あらっ……まぁ、あなたは……ヤジーだったわよね、最近来てくれたばかりの」
ローズは体を起こし、野獣に向かってにっこりと微笑みました。
普通なら悲鳴をあげてしまいそうな場面ですが、純粋で、人を疑うことを知らないローズは、この状況に恐怖を感じていなかったのです。
「どうしたの、こんな時間に。もっと早い時間に来てくださればよかったのに。男性に寝ているところを見られるのって、ちょっと恥ずかしいもの」
「ア……ウゥ……」
「まあいいわ。ところで、なにか用かしら?」
ローズは野獣に笑顔を向けました。
すると、あろうことか、恋に落ちた野獣はグリシナの計画を全部、ローズに話してしまったのです。
それは、野獣が城に潜入し、王女を強姦するというものでした。
「まあ、なんてこと! グリシナがそんな……」
ローズは青ざめました。
「デモ、オレ……シタクナイ……ソレ、ワルイコト」
「そうね。あなたは優しい人だもの……」
ローズに見つめられると、野獣は赤くなってうつむきました。
「大丈夫。グリシナは王国に入れないんだもの。ここにいれば安全よ」
「オレ……ココニイタイ……タクサン、ハタラク……」
「ええ、あなたは自由に生きる権利がある。グリシナの言いなりになる必要はないわ」
ローズが言うと、無表情だった野獣の顔に、ぎこちなくはありましたが、うれしそうな笑みが浮かびました。
ところが、そのときです。
部屋の中に紫色の霧がたちこめ、怒りに満ちたグリシナの声が響き渡りました。
「野獣よ、なにをしている!」
「ウゥッ……」
野獣はおびえた顔で、宙を仰ぎました。
「グリシナ!?」
ローズも表情を固くし、身構えます。
「いかにも……お前の両親に王国を追い出された、哀れなグリシナさ……」
「それは、あなたが悪いのよ……わかっているでしょう」
「だまれ小娘! お前に用はない」
グリシナはローズに言うと、ひと呼吸置いてから、今度は野獣に言いました。
「野獣……お前はわたしの呪いから逃れることはできないんだよ……お前を本当の姿に戻してやろう……」
すると、野獣の様子に変化が現れました。
とても苦しそうな表情を浮かべ、頭を抱えています。
「ヤジー! どうしたの!?」
「ウ、ウゥーッ」
青年の姿が徐々に、真っ黒で巨大な野獣の姿に変わっていきます。
「そんな……グリシナ、やめて! ヤジーにひどいことしないで!」
ローズは叫びましたが、そんな願いが聞き届けられるはずもありません。
「さあ、野獣よ……本能のままに猛り狂うがいい……!」
グリシナが言うと、恐ろしい姿に変わった野獣はうなり声をあげてローズに飛びかかりました。
野獣は、グリシナの強い呪いで心を失ってしまったのです。

大きなベッドの上で、野獣はローズに馬乗りになっていました。
目が真っ赤に光っています。
「ヤジー、お願い……やめて」
しかし、心を失った野獣に、ローズの言葉は届きません。
「グルルル……」
野獣はのどを鳴らし、ローズのドレスの胸元に鋭い爪を引っかけると、いたぶるように、ゆっくりと破っていきました。
ビリビリと音を立ててドレスが裂け、ローズの美しい体があらわになっていきます。
「グヘヘへ……」
野獣は長い舌を出し、ローズの乳房をなめ回しました。
張りのある乳房と、ピンク色の宝石のような乳首が、野獣の唾液に汚されていきます。
「ううっ……いやぁ……」
ローズは逃げようとしましたが、馬乗りになっている巨大な野獣にかなうはずもありません。
「あうぅ……ダメ、やめてぇ……」
しかし、拒絶する気持ちとは裏腹に、乳首は隆起して敏感になり、ローズの体に快感をもたらしていました。
(あぁっ……体の奥が熱い……うずうずして……たまらない……)
(こんなのはじめて……わたしの体はどうなっちゃったの……?)
ローズは快感の熱に浮かされ、甘い吐息を漏らしはじめました。
すると野獣は、馬乗りになっていたローズの体から離れ、彼女の足をつかんで大きく広げました。
「いやっ……!」
ローズは反射的に抵抗しましたが、野獣の力にはかないません。
野獣の目の前に秘部をさらす形になり、ローズは激しい羞恥心に襲われました。
「いやぁっ……見ないでっ……」
しかし、そんな願いが通じる訳もなく、野獣は低いうめき声をあげると、いきり立ったペ○スをローズの秘部に押し当てました。
チュプッという音、そして、ヌルヌルとすべる感触。
強制的に引き出された快感で、ローズの秘部からは愛液があふれ出ていたのです。
「お願い、やめてっ──!」
ローズは青ざめ、懇願しました。
しかし野獣は、ドクドクと脈打つ巨大なペ○スをローズの秘部にグイグイと押し付け、少しずつその先端をうずめていきます。
ローズは恐怖に体を震わせながら、野獣のペ○スが自分の中に入っていくのを、ただただ見つめるしかありませんでした。
「うぐっ、やっ……あぁっ……」
(やだっ、入っちゃうっ……あんなに太くて大きいのが……どんどん入っちゃうよぉっ……)
やがて、野獣のペ○スは根元までローズの中に入ってしまいました。
「あ……うぅ……」
ローズはショックに目を見開き、野獣の巨大なペ○スが自分の中でドクンドクンと脈打つのを感じていました。
受け入れる気持ちはないのに、体の奥からじわじわと快感が広がってきます。
(こんなの……負けてはダメっ……気をしっかり持たなければ……)
しかしその意志に反して、ローズの秘部はヒクヒクと、野獣を誘惑するように動いていました。
ローズの中にある本能が、凶暴なまでにみなぎった野獣のペ○スを歓迎していたのです。
すると、興奮に呼吸を荒くした野獣が腰を動かしはじめました。
「ひっ……ひぁあっ!」
ローズは思わず、鋭い声をあげました。
野獣が腰を動かすと、受け止めきれないほどの強烈な快感がおとずれたのです。
「あっ、やっ、ダメっ、はぁんっ!」
ローズは声をあげずにはいられません。
「ひっ、あんっ、やめてぇっ……お願いっ……やめてぇっ」
しかし野獣は、高ぶった様子でさらに動きを激しくし、ガンガンとペ○スを突き上げます。
華奢なローズの体は、まるで玩具のようにガクガクと揺れました。

「んぐっ、うっ、ぁっ、あはぁんっ!」
あまりの快感に、ローズの頭の中はしびれたようになり、意識が飛んでしまいそうです。
(も……ダメ……耐えられないっ……)
「ううっ、うっ……きっ……きもちぃ……きもちいぃよぉおっ!」
ローズは泣きそうな顔でそう言うと、狂ったように快感を口にしはじめました。
「あぁっ……わたし……めちゃくちゃに犯されてちゃってるぅっ……」
「すごいよぉっ……きもちぃの、すごい……だいすきぃ……」
「もっとっ、もっとぉっ、奥までいっぱい突いてぇっ……」
体はおろか、頭の中まで犯しつくすような猛烈な快感で、ローズは理性を破壊されてしまったのです。
すると、野獣が差し迫った動きを見せはじめました。
「ハァッ、ハァッ……ウゥッ、イクゾ……!」
うなり声をあげ、片方の手でローズの頭を乱暴に押さえます。
そして、限界まで高ぶってはちきれそうなペ○スをローズの奥深くに突き立てると、一気に大量の精を放出したのです。
「あっ、あっ、きてるぅっ! ドクンドクンきてるぅうっ! うれしっ、うれしいよぉ──っ!」
野獣に精液を注ぎ込まれたローズは身を反らし、壊れた人形のように激しく体を痙攣させたのでした。

「ウゥ……」
精を放出した野獣は、目の前でぐったりとしているローズを呆然と見つめていました。
グリシナの魔法から解放され、徐々に理性が戻ってきます。
「アァ……!」
悪い魔法にかかっていた野獣ですが、自分のしてしまったことは、はっきりと覚えていました。
自分に優しくしてくれたローズに、ひどいことをしてしまったのです。
いたたまれなくなった野獣はベッドの上から飛び退き、部屋から逃げ出そうとしました。
そのときです。
「ヤジー、待って!」
ローズが野獣を呼び止めました。
「ウゥッ……」
「お願い。行かないで」
「オレ……ヒドイコト……」
「わたしは大丈夫だから……こっちへ来て」
ローズに言われ、野獣はうなだれながら、ベッドのそばへ戻りました。
「オレ、ドンナ罰モウケル……シンダッテ、カマワナイ……」
「死ぬだなんて、まさか! そんな必要はないわ。だけど、その……グリシナの魔法のせいとはいえ、こういうことになったわけだから……責任をとってほしいの」
「オレ、ナンデモスル……!」
「じゃあ……わたしと結婚してくれる?」
「エ……!?」
野獣は驚いて目を白黒させました。
「してくれないと困るわ。だって……わたしの処女を捧げたんだから。わたし、あなたと結婚しなかったら、誰とも結婚できないのよ」
「デッ、デモ……オレ……人間ジャナイ……コンナ……」
「そんなの、構わないわ。あなたはとっても優しい、思いやりのある人だもの……わたし、ずっと見てたのよ」
ローズは、野獣が城で一生懸命働き、他の使用人たちを気遣う様子をずっと見ていました。
「それに……」
ローズは体を起こし、野獣に抱きつくと、野獣の耳元でつぶやきました。
「さっきの……すごく気持ちよかったもの。わたしたち、相性はぴったりだと思うわ。そう思わない?」
野獣はうれしさに体が熱くなり、ローズを抱きしめたくなりました。
しかし、忘れてはいけないことがあります。
野獣は悲しそうに言いました。
「ダメ……オレ、呪ワレテル……キット、マタ、ヒドイコトシテシマウ……」
するとローズは、野獣の目を見て言いました。
「大丈夫、なんとかなるわ。城には腕のいい魔法使いがいるし……グリシナなんて怖くないわよ」
ローズはそこまで言って、ふと、悲しげな表情を浮かべました。
「それとも……わたしではイヤかしら」
すると野獣はあわてて言いました。
「ソンナコト、ナイ! オレモ……スキ……」
「まぁ、本当に!? うれしいわ!」
ローズは顔を輝かせ、野獣をぎゅっと抱きしめました。
今度は、野獣もローズを抱きしめます。
二人は愛に満ちた様子で見つめ合い、そして、キスをしました。
その時です。
「ん……えっ、なに!?」
ローズは突然、驚いて声をあげました。
野獣の体が、まばゆい光に包まれていたのです。
「ヤジー、どうしたの? 大丈夫? まさか、これもグリシナの呪いなの?」
ローズは言いましたが、野獣は答えません。
光はどんどん強くなり、ローズは目を開けていられなくなりました。
「ヤジー!」
すると、野獣が言いました。
「あぁ、なんてことだ……ローズ、もう大丈夫。目を開けてごらん」
さっきまでと、声の様子が違います。
ローズは恐る恐る目を開けました。
「えっ、ヤジー、あなた……」
なんと、野獣は使用人として働いていたときと同じ、人間の青年の姿に変わっていたのです。
「君とのキスで呪いが解けたんだ。これが僕の本当の姿……」
「ええっ……」
「僕の名はヘンリー。グリシナに滅ぼされた隣の国の王子なんだ」
「な……なんですって!?」

それから数日後、ヘンリー王子は高名な魔法使いとともにグリシナ討伐に出かけ、見事、彼女の邪悪な魔力を封じることに成功しました。
もちろん、二人は結婚し、さらに、グリシナに滅ぼされた隣の国の再建も始まりました。
大きな障害を乗り越え、なにもかもが、うまくいったのです。
「あぁっ……あんっ……ヘンリー」
「ローズ……とても素敵だよ……」
その夜、二人は穏やかに愛を交わしていました。
あの日のセックスとは大違いの、優しいセックスです。
しかし、ヘンリーはローズが心の底から満ち足りてはいないことに気づいていました。
「ローズ……ごめんよ。僕は君を満足させられていないようだ」
「そっ、そんなことないわ!」
「気を遣わなくていいんだよ……僕のせいなんだから。君は、あの激しいセックスが忘れられないんだろう?」
「まっ、まさかっ、そんなわけないでしょう!」
ローズはムキになって否定しましたが、その顔は真っ赤に染まっています。
「本当に……? いいのかな……僕はこういうこともできるんだよ」
そう言ったヘンリーの姿が、見る見るうちに野獣へと変化していきます。
「えっ、ちょっと……ヘンリー!?」
「大丈夫。僕は元々、人間と野獣、両方の姿を持つ種族なんだ」
「そ、そうだったの!」
「見てごらん。人間のときより、ずっと大きい……ローズはこっちがいいんだろう?」
ヘンリーは、凶暴なまでにいきり立ったペ○スをローズに見せました。
「あ……や、やだっ、なにを言って──」
思わず見とれてしまったローズは、あわてて目をそらしました。
「素直じゃないなぁ……うれしそうな顔して」
「もうっ、ヘンリーったら!」
「どうなんだい、ローズ。僕は早く入れたくてたまらないんだ……」
「でっ、でも……」
「それなら、元の姿に戻ろうか? 僕はどっちでもいいんだよ」
「ダメっ、待って!」
「フフ……じゃあ、このまま、続きをしようか」
「誤解しないでね! 優しいのも好きなのよ……」
「わかったよ。さあ、覚悟して……この前より、もっと激しくしてあげる……」
「あっ……うそっ、あんっ、すごいっ……あはぁあああんっ!」
……こうして、二人はいつまでも幸せに暮らしたということです。

おわり

投稿日:

集中力のお勉強

集中力を鍛える個人授業。どんな事をされても問題を解かなければいけなくて…

返ってきた小テストの点数を見て、アサミは青ざめていた。
10点満点中、1点。
10問中、1問しか正解していないという、悲惨な結果だったのだ。
教師の解説を聞きながら回答を見直すと、どの問題も、小さなミスが原因で答えを間違えていた。
(信じられない……こんなミスしちゃうなんて)
アサミはそんなに成績の悪い方ではない。
こんな点数を取ったのは、はじめてだった。
「この辺は基本的な問題だから、間違えた問題は各自しっかり復習しておくように」
数学教師の脇田は、生徒たちに向かってそう言ってから、付け加えた。
「それから、千葉。今回は……どうした?」
名前を呼ばれ、アサミは体を固くした。
脇田は、点数の事を言っているのに違いなかった。
「あ、その……えっと……」
「お前らしくないが……かなりマズイ点数だったよなぁ」
「はい……」
クラスみんなの前で点数のことを言われ、アサミは顔を真っ赤にしてうつむいた。
「他はみんな、5点以上だったぞ。……テストの前に言った事は覚えてるな? 2点以下の者は補習だ」
「うぅ……はい……」
教室が少しざわつき、男子がからかうような声を上げた。
「はい、静かに!」
脇田が声をあげた。
「通常の授業を始めるぞー。えー、教科書92ページ……」

放課後、アサミは物理室にやってきた。
ここで補習を行うらしい。
ドアを開けると、校舎の陰になり光の差し込まない室内は、真っ暗だった。
蛍光灯のスイッチを入れて、中に入る。
アサミは一番前の、真ん中の席に着いた。
補習を受けるのはアサミ一人だけなのだ。
(なんか……静かすぎ……)
校内には、部活動に励む生徒や、職員など、まだまだ人がたくさんいる。
しかしこの場所は、教室や職員室、部室など、人の集まる場所から少し離れているため、とても静かだった。
遠くの方からかすかに、吹奏楽部の楽器の音が聞こえる。
(場所、ここでいいんだよね……)
アサミは心細くなり、室内を見回した。
するとその時、ドアが開き、脇田が入ってきた。
「来てるな。補習はこれだ」
脇田はアサミの前に立ち、机の上に一枚のプリントを置いた。
プリントには、20問の問題が並んでいる。
「それが全部できたら、終わりだ。簡単だろ」
「あ、はい……たぶん……」
アサミはプリントに目を通しながら、曖昧な返事をした。
「ははは……お前なら大丈夫なはずだぞ。ただし、ミスがなければな。今回の小テストは、ケアレスミスばかりだったからな」
「はい……」
耳の痛い指摘に、アサミは唇をかんだ。
脇田はそんなアサミに、いかにも教師らしい、親身で、慈愛に満ちた眼差しを向け、言った。
「能力はあるんだ。あとは集中だよ。集中力を鍛えれば、お前は完璧だ」
「は、はい……」
「本当だぞ。そこでだ……今日は特別に、お前の集中力を鍛えてやる」
「えっ……」
「そんなに難しい事じゃない。まあ、やってみればわかるから。とにかく、プリントをはじめて」
「あ……はい」
一体なにが始まるんだろう──そんな気持ちを抱きながら、アサミはペンを手に取った。

アサミが問題に取りかかったのを確認すると、脇田はアサミの背後に回った。
その表情は、先ほどまでの真面目な表情とは打って変わって、みだらな欲望に満ちている。
脇田は、アサミの体を熱のこもった眼差しで見つめると、ゆっくり両手を伸ばし、その肩に触れた。
ほっそりとした肩の感触を楽しむように、いやらしい手つきでなで回す。
「わっ……あ、あのっ、先生?」
当然、アサミは驚き、声をあげた。
しかし脇田はあわてず、アサミの肩をつかんだまま言った。
「集中力を鍛えるって言っただろ? これがその訓練だよ」
「えっ……」
「どんなに邪魔をされても、集中して問題を解く……単純だが、とても有効な訓練だ」
「ええっ、そんなの……えっ……ホントに……ですか?」
困惑を隠せない様子のアサミに、脇田は自信たっぷりに言った。
「もちろんだ。お前にはしっかりと集中力を身に付けてもらいたいからな。小テストの結果を思い出すんだ。あんな点数は嫌だっただろう?」
「はい……」
「だったら、頑張りなさい」
普通、生徒にとって、教師の言葉は絶対に近い。
アサミは不安な表情を浮かべながらも、うなずいた。
「わ、わかりました……頑張ります」
「いいぞ、その意気だ。お前は絶対に成長できると信じているからな。先生も妥協しないつもりだ」
と、口では真面目な事を言っていたが、アサミの背後で、脇田はいやらしい笑みを浮かべていた。
全部、嘘なのだ──
実はこの補習、なにもかも、全てが脇田の計画なのである。
脇田は千葉アサミに一目惚れし、彼女をどうしてもモノにしたくなった。
しかし、冴えない中年男の自分と、若く美しいアサミが恋人同士になれるとは思えない。
だからと言って、無理矢理強姦したのでは犯罪者になってしまう。そんなのは嫌だった。
となると、どうにかしてアサミも納得した上での“和姦”を成立させる必要がある。
そこで考えたのが、今まさに実行中の『二人っきりの集中力アップ訓練』だっだ。
なんと脇田は、この作戦のために、満点だったアサミの小テストの解答を書き換えてひどい点数にし、逆に、数名の解答を書き換えて点数を上げ、アサミ一人が補習を受けるように仕立て上げていたのだ。
(あぁ、アサミ……)
脇田はアサミの肩や腕、背中などを執拗になで回した。
普通なら拒絶されて当然の行為だが、アサミは黙って問題に向かっている。
脇田はアサミの艶やかな髪をなでると、一束手に取り、ほおずりをした。
(ヒヒヒ、うまくいったぞ……だが、ここからが本番だ……)
アサミの背後に立つ脇田は、再びアサミの肩に両手を乗せると、そのまま前方に手を滑らせ、アサミの胸に触れた。
アサミの体がピクンと反応し、硬直する。
しかし脇田は動きを止めず、胸をそっと手で包み込み、ふくらみの形を確かめるように、ゆっくりとなで回した。
これには、さすがのアサミも黙っていられなかった。
「あ……あっ、あのぉっ……」
しかし、脇田はそれを遮るように言った。
「ほら、集中だぞ!」
「あ……」
脇田の揺るぎない声に、アサミは混乱した。
自分の意見に自信がなくなってくる。
(そ、そうだよね……ここ学校だし……先生が変な事考えているはずない……)
そんな常識的な考えが、アサミの判断を鈍らせた。
(やだ……変な事考えてるのは、わたしの方だ)
「すいませんっ」
アサミはあわてたように、問題に視線を戻した。
(変な事言わなくてよかった……)
アサミはもう、脇田の邪悪な術中にはまりかけていたのだ。

アサミの判断力を麻痺させる事に成功した脇田は、堂々とアサミの乳房をもみ始めた。
夢にまで見たアサミの胸の感触も素晴らしかったが、責めに耐え、必死に問題に取り組むアサミの姿を見るのもまた、いいものだった。
(フフフ……もっとだ……)
脇田はアサミのブラウスのボタンを外し、アサミの素肌に触れた。
アサミが息を飲んだのがわかる。
「どうした、手が止まってるぞ」
「す、すいません……」
いじわるく言う脇田に、アサミは震える声で答えた。
「このくらいで集中力を切らしているようじゃ、これから先が思いやられるな……」
脇田はそう言うと、アサミのブラジャーのホックを外し、解放されたアサミの乳房をいきなりわしづかみにした。
「ひぁっ!」
感じやすい部分を乱暴につかまれ、アサミは思わず声をあげた。
恥ずかしさで、顔が真っ赤に染まっている。
「せ、せんせぇ……!」
「我慢するんだ」
「でもっ……」
体をくねらせ、弱い抵抗を見せるアサミに、脇田は言った。
「先生だって辛い……だが、甘い事をやっても訓練にならない。意味がないんだ。わかるだろ?」
「それは……はい……」
「極限まで追い込んでこそ、成長できる……だから、ここまでやるんだ」
「うぅっ……」
「ほら、しっかり問題を見て。集中だ」
「……はい」
(頑張らなきゃ……これは訓練なんだから……集中するのよ……)
アサミは乱れる気持ちを必死に切り替え、問題用紙に目を向けた。
「偉いぞ……」
脇田は満面の笑みを浮かべて言うと、アサミの乳房をやさしくもんだ。
じっと耐えるアサミの呼吸が荒くなっていくのがわかる。
(あぁ……アサミは感じやすいんだね……フフフ、乳首が固くなってきたよ……)
脇田はアサミの乳首をつまみ、グニグニとこねくり回した。
「ひっ、あぁっ!」
アサミは体中に電気が走るような感覚に、思わず声をあげてしまい、恥ずかしさに頬を染めた。
「あのっ、すいませんっ……」
「いいんだ、これは訓練なんだから……失敗を恐れなくていい」
「はい……」
アサミは、か細い声でうなずくと、再び問題用紙に目を向けた。
しかし、ペンを持つ手は固く握りしめられ、全く動かない。
脇田が乳首の刺激を続けているからだった。
アサミは体中を駆け巡る快感に、心を支配されそうになっていたのだ。
(集中しなきゃいけないのに……あぁっ……なにもできない……)
(男の人にされるのがこんなに気持ちいいなんて……やだ……わたしったら、なにを……)
「んっ……んぐっ……」
アサミが声を押し殺し、必死に耐えているのがわかり、脇田は興奮した。

「どうした……全然進まないじゃないか……」
脇田はアサミの乳首を責めながら、アサミの耳元でささやいた。
「はぁ……はぁ……す、すいませ……あっ……はぁっ……」
アサミはやっとの思いで答えたが、その声は途切れがちだった。
アサミの声に甘い響きが混じっている事に気づいた脇田は、さらに踏み込んだ。
「お前の……アサミの集中力が弱い証拠だな……」
アサミの耳に口をつけ、息を吹きかけながら言うと、そのまま耳をペロペロとなめる。
「あ……あぁ……せんせ……ごめんなさい……」

アサミは切なげに喘いだ。
乳首に加え、耳を責められると、アサミは頭が真っ白になり、問題の事など全く考えられなくなっていた。
脇田の事は全く好きではなかったが、今はその脇田に強く焦がれている。
もっと気持ちよくなりたい──
この快感に溺れてしまいたい──
「どうした、ぼんやりして……しっかりするんだ……」
脇田はアサミが快感に溺れはじめていることを確信して喜びながらも、あえて教師らしいことを言った。
「ほら、立ちなさい」
腕をつかみ、アサミを立たせる。
「えっ……あ……先生、あのっ……」
アサミは焦った。
訓練が中止になれば、脇田の“邪魔”も終わってしまうのだ。
快感の虜になっていたアサミには、それは耐え難い事だった。
「わたし頑張ります……だから……訓練を続けさせてください」
脇田の真意を知らないアサミは、必死に問題を解こうとする姿勢を見せた。
(そんな嘘をついて……わかっているぞ。もっと気持ちよくなりたいだけなんだろう……)
そんな事を考えながら、脇田はやさしく言った。
「もちろんだ……先生はアサミを見捨てたりしないよ……」
「あ、ありがとうございます……」
「立った方が頭がスッキリすると思ったんだ。さあ、このまま問題を解いてごらん」
「はいっ……」
アサミは立ったまま、机に向かった。
「ほら、こうして机に手をついて……」
「はい……」
脇田はアサミの背中を押し、机に手をつかせた。
そうすると必然的に、アサミの尻が後ろにいる脇田の前に突き出される形になる。
脇田は、もはや少しもためらうことなく、アサミのスカートをめくった。
目の前に、アサミの尻が現れる。
(フフフ……いよいよだ……)
脇田はパンティーの上からアサミの尻をなで回した。
「あ……はぁん……」
アサミが喜びを含んだ声で小さく喘ぐ。
脇田はゆっくりと、じらすようにアサミのパンティーを下ろしていった。
「んんっ、ん……っ」
アサミは甘い声を漏らしながら、ほとんど無意識に、なにかをねだるように尻を揺らしている。
(あぁ……アサミはとんでもないエロ娘だな……これはお仕置きが必要だ……)
脇田は、あらわになった尻をなで、少しかがんでキスをすると、とうとう、アサミの秘部に手を伸ばした。
(なんだこれは……グッチョリ、ヌルヌルじゃないか……)
脇田が指を動かすと、アサミの秘部からはグチュグチュと卑猥な音が響いた。
「ひゃぁん……んっ……ひぃん……」
アサミは頬を染め、喘ぎながらも、問題に取り組む姿勢を保っていた。
もちろん、そうしないと特訓が終わってしまうと思っているからだ。
(ああっ……気持ちいい……気持ちいいよぉっ……)
(おしりまで見られちゃって……触ってもらえてうれしいなんて……わたし変になっちゃってる……)
一方、脇田はアサミの秘部をなで回しながらベルトを緩め、ズボンから自分のペ○スを出していた。
固く太くそそり立ったペ○スは、興奮に赤黒く染まり、これから起こる事を待ちきれないかのように透明な汁を垂らして、ドクドクと脈打っていた。
(いくよ、アサミ……先生のをぶち込んであげるからね……)
脇田は、おぞましいほどに猛り狂ったペ○スをアサミの秘部に押し付けると、一気に貫いた。

「まだ1問目をやってるのか!?」
脇田は腰を動かしながら、わざとらしく、アサミを責めるような口調で言った。
「んぐっ、あぁっ……ごっ、ごめんなさぁいっ……」
脇田のペ○スに貫かれ、はじめは激痛しかなかったが、しばらくすると、アサミは壮絶な快感に襲われていた。
「ほら、ちゃんと問題を見て……しっかり考えるんだ」
脇田はアサミの頭をつかんで、問題用紙に向けさせた。
もちろん、ガンガン突きながら、だ。
「は、はいぃっ、あっ、あっ、あはぁあん!」
アサミは喘ぎながら返事をしたが、頭の中は押し寄せる快感でいっぱいだった。
(あぁ……いいよ……アサミ……先生はアサミのマ○コでイッちゃいそうだ……!)
「アサミっ、集中だ!」
脇田はそう言いながら激しく腰を動かし、アサミの尻をバチンバチンと叩いた。
「ひぁっ、いっ、やっ、ああぁぁっ────!」
脇田に激しく突き上げられ、アサミはほとんど叫ぶように喘いでいた。
(あぁっ……せんせぇっ……おち○ちんがっ……じゅぼじゅぼ、ズンズンきて……すごいよぉ……!)
(あぁ……すごいっ……アサミのマ○コ……吸い込まれそうだ……!)
「せんせぇ……ひぁっ、あっ、も……だめ……あっ、あ、あぁあああああっ!」
アサミは差し迫ったように叫ぶと、体を大きく反らした。
「アサミ……っ!」
脇田はアサミが絶頂を迎えた事を悟り、自らも、全てを放出した。

アサミは尻を丸出しにしたまま、放心状態だった。
体中を快感の余韻が満たし、その快感によってもたらされる体の痙攣が止まらない。
脇田は満足げにアサミの尻をなで、言った。
「問題が全く解けていないな……1問もだ」
アサミは頭を働かせるのに少し時間がかかったが、かすれる声で言った。
「あ……すいません……あの……集中できなくて……」
そう言いながら、とんでもない格好でいる事に気づき、あわてて服を直す。
「謝る事はない……」
脇田はやさしく言った。
「頑張ればきっとできる。今日はもう終わりにするが、全部解けるまで補習は続けるぞ。もちろん、特訓もだ」
「……えっ」
「明日の放課後も、残れるな?」
「あ……はいっ……」
アサミは目を伏せて答えた。
喜びが、顔に出てしまうような気がしたからだった。
「あのっ……ありがとうございます……忙しいのに……」
「いいんだ……かわいい生徒のためだからな」
「頑張ります……」
アサミは早くも体がうずいてしまい、うつむいたまま、あわてて帰り支度をはじめた。
脇田はそんなアサミを見て、淫らな笑みを浮かべるのだった。

おわり

投稿日:

秘密のカンケイ

エッチなコトに興味津々な兄妹。…セックスしてみようか?

家にいるのは俺と妹のフタバ、二人だけだった。
両親は親戚の家に出かけていて、明日まで帰ってこない。
俺がリビングでテレビを見ていると、風呂からあがったフタバがやってきた。
体にバスタオルを巻いているだけで、服は着ていない。
これが妹じゃなかったら興奮するが……残念ながら、妹だからなんとも思わない。見慣れた光景だ。
フタバは冷蔵庫を開け、麦茶を出してコップに注ぐと、ゴクゴクと喉を鳴らして飲みはじめた。
俺は、両親に食事のことを任されていたことを思い出し、フタバに声をかけた。
「あのさぁ、今日の夕飯だけど……」
その時だった。
フタバの体から、バスタオルがハラリと落ちてしまったのだ。
「きゃあっ、わぁあっ!」
フタバはあわててしゃがみ込み、落ちたバスタオルを体に引き寄せた。
「ふえぇ……こぼしちゃったぁ……」
あわてて動いたせいで、床に麦茶がこぼれている。
俺はティッシュの箱を取り、フタバの元へ行った。
フタバも、もう子供ではないのだが、兄の性なのか、つい反射的に体が動いてしまう。
「ったく……」
俺はうつむき、もくもくと床を拭いた。
「ごめん、お兄ちゃん」
フタバの目には、真面目で、優しい兄に見えているのだろう。
だが──俺の頭の中は、さっき見てしまった光景でいっぱいだった。
久しぶりに見た妹の体は、すっかり女らしく成長していたのだ。
(オッパイ……でかかったな……って、なに考えてんだ俺はっ……フタバは妹だぞ……)
ついつい、卑猥な妄想をふくらませてしまった俺は、その気持ちを振り払うように、頭を振った。
まずい。体が反応しはじめている。
妹に対して欲情するなんて考えられないし、考えたこともない。
ただ、不意に女の体を目にして、俺の中の本能が呼び起こされてしまっただけなのだ。
(落ち着け、俺……)
その時だった。
「お兄ちゃん……」
フタバが口を開いた。
「なっ、なんだ?」
「なんか……ものすごくおっきくなってるよ、そこ……」
「へっ?」
見ると、フタバの視線は俺の股間に注がれている。
なんと、俺のチ○ポはズボンの外からでも分かるくらい、ギンギンに勃起していたのだ。
「なっ、なに言って……違うぞっ! これはっ……お前のオッパイ……じゃなくてっ……関係ないんだ……あんなにでかいなんて……くそっ、なに言ってんだ俺は……」
俺は恥ずかしさのあまり、ワケの分からないことを口走っていた。
フタバはそんな俺の様子を伺うようにじっと見つめ、そして言った。
「ねぇ……おち○ちん見せて」
「はぁっ!?」
「おっきくなったおち○ちん見てみたいの。いいでしょ、そのくらい……兄妹なんだから」
「へぇっ……!?」
(なんなんだ、この展開は……!?)
(兄妹ならいいって……そんなワケないだろ……だけど……)
俺の中で、理性と欲望が戦っていた。
(見せてみたい気も……いやっ、ダメだっ……でも……フタバが見たいって言ってるわけだし……)
目覚めてしまった本能──性欲が、欲望を後押しする。
(まぁ、いいか……見せるくらいなら……兄妹……だもんな……)
俺は結局、欲望に負け、ズボンを下ろしてしまった。
「ちょっとだけだぞ……」
「うんっ! わぁ、すごい……」
フタバは、はち切れんばかりに勃起したチ○ポを見て、目を丸くした。
「こ、こんなの見て、どうすんだよ」
「だって、興味あるんだもん……へぇー、こんなになっちゃうんだ……」
フタバはそう言うと、俺のチ○ポをそっと撫でた。
「わぁっ! ちょっ、お前、なにして……」
「いいじゃん、減るもんじゃないし」
フタバはいたずらっぽい笑みを浮かべ、チ○ポを握った。
「からかうなよっ……やめろって」
「エヘヘ……もしかしてお兄ちゃん、感じちゃってるの?」
フタバは手を動かし、今度はチ○ポをこすりはじめた。
「やっ、やめろよっ」
「うふふふ……やだ」
完全に遊ばれている。
(くそっ!)
カッとなった俺は、フタバが片手で押さえていたバスタオルをはぎ取った。
「お前だって、こんなことされたら困るだろ!」
仕返しと言わんばかりの勢いで、フタバのオッパイをわしづかみにし、激しくもみしだく。
「ひゃあっ、お兄ちゃんっ、あっ……あぁっ……」
フタバが情けない声をあげると、俺は優越感に満たされた。
(へへへ、まいったか……)
それにしても──俺は、俺の手の中でイヤラシくひしゃげるオッパイを眺めた。
(オッパイってこんなにやわらかいんだ……すげぇな……たまらないぜ……この感触……)
そして俺はいつしか、目の前のオッパイをもむことに夢中になってしまったのだ。

「はぁ、はぁ……おっ、お兄ちゃん……お兄ちゃんったら!」
フタバの声が聞こえ、俺は顔を上げた。
「ん……? えっ、あぁっ!」
オッパイに夢中になっていた俺は、我に返り、あわてて飛び退いた。
「あ……いや、その……なんだっけ……」
オッパイに夢中になりすぎて、目的を忘れている。
「えっと……あっ、そうだ、思い出した……つまり、あんまり人をからかうなってことだっ」
丸出しのチ○ポをしまいながら、取り繕うように言う。
フタバはうつむいていたが、顔が赤く、少し苦しそうな呼吸をしていた。
俺は心配になり、恐る恐る声をかけた。
「だ……大丈夫か……?」
「大丈夫じゃないよ……」
顔を上げ、弱々しく言うフタバの表情が、妙に色っぽい。
「わ、悪かったよ……その……ちょっとやりすぎた」
「ううん……それは、別にいいの……気持ちよかったから……オッパイ気持ちいいんだって……はじめて知った」
「へっ……なっ、なに言って……ま、まぁ……それならよかったというか……うん……ハハ……」
俺は、フタバの思いもよらぬ発言に驚きつつ、「気持ちよかった」という言葉に、誇らしさみたいなものを感じていた。
「ねぇ、お兄ちゃん」
「ん?」
「今日はお父さんもお母さんもいないし……せっかくだからさ……わたし、もっといろいろしてみたいな……」
「……へ?」
「だっ……だからぁっ、その……つまり、セ……セ……」
「セ……?」
「セックス……してみない?」
「は……はぁああっ!? おっ、お前、なに言って……」
驚きすぎて、俺は震えた。
しかしフタバは、恥ずかしそうにはしているものの、ずいぶん落ち着いた様子だ。
「お兄ちゃん、したことあるの?」
「いや……そんなの、ないけど……」
「じゃあ、彼女は? いる?」
「いっ……いねぇよ……」
「それなら、いいじゃん。お兄ちゃんだって興味あるでしょ?」
「そりゃ、まぁ……でも……だからって……」
もちろん興味はある。
すごくやってみたい。
だけど、相手は妹なのだ。
さすがの俺も、欲望を抑え、なんとか冷静に答えた。
「そんなの、ダメだろ……俺たち、兄妹なんだぞ!?」
兄らしく、バッチリ決めた──はずだった。
しかしフタバは、小さくため息をついて言った。
「そんなこと、わかってるよ……別に、お兄ちゃんのこと好きとか、そういうんじゃないから……ただ……すごく興味あって……お兄ちゃんなら“一応”信用できるから、頼んでるの。わたし、彼氏いないし……気軽に他人に頼めるようなことでもないし……でしょ?」
「あ、あぁ……うん……だな……」
「それとも……わたしじゃ無理? そんなことないよね……わたしのオッパイ夢中でもんでたみたいだし……わたしの裸見て、こんなになっちゃったんでしょ……違うの?」
フタバはそう言いながら、俺の“元気な”チ○ポを指先でツンツンとつっついた。
「ううっ……」
「そんなに悩むことないって。試しにやってみるだけだし……今後のための、勉強にもなるじゃん」
「うーん……まぁ……そうだよなぁ……」
俺は裸のフタバを見て、ゴクリとつばを飲み込んだ。
「そ……それじゃあ……やってみるか……」
「ホント! やったぁー」
俺の返事を聞くと、フタバは満面の笑みを浮かべ、立ち上がった。
「じゃあ、ベッド行こ。お兄ちゃんの部屋でいいよね? わたしのベッドじゃ、小さいから」
「お、おう……」
結局、俺は妹のフタバに説き伏せられてしまった。
欲望に負けたのだ。
……我ながら、情けない。

「な、なんか……緊張するな」
「うん……」
俺とフタバは、ベッドに並んで座っていた。
「とりあえず、お兄ちゃんも服脱いでよ……わたしだけ裸だし……」
「あ、あぁ、そっか……うん」
フタバに言われ、俺は服を全部脱いだ。
裸になってしまうと、なんだか吹っ切れたような気持ちになる。
「それじゃあ、さっさと始めような。えっと……じゃあ、またオッパイさわってもいいかな」
「あ、うん……えっと……わたしはどうすれば……」
フタバが立ち上がる。
俺はベッドに座って言った。
「こっち向いて、俺の上に座って」
「こ……こう……?」
フタバが俺のひざの上に座る。
「そうそう、いい感じ」
こうすると、ちょうど俺の目の前にフタバのオッパイがくるのだ。
俺は両手でフタバのオッパイをもみはじめた。
「あっ……んふぅ……」
フタバが甘い声をもらす。
しばらくもんでいると、手のひらに固いものが当たった。
(乳首が固くなってる……立ってるのか?)
俺は固く隆起したフタバの乳首をつまんだ。
「ひゃぁんっ!」
フタバが鋭い声を上げる。
「どうした?」
俺が聞くと、フタバは伏し目がちになって言った。
「ん……乳首、感じちゃうみたい……」
「へぇ……スケベだなぁ……乳首ビンビンにして、感じてるんだ」
俺はそう言うと、フタバの乳首をペロペロとなめた。
「はぁあんっ……すごいぃ……乳首ペロペロされちゃってるぅ……」
「こうすると、どうかな……」
俺が乳首に吸い付き、激しく刺激すると、フタバは身を震わせ、声をあげた。
「あっ、ああっ、やぁんっ、気持ちいいよぉっ!」
フタバは俺の頭を抱き、腰をクネクネと動かしている。
股間……つまりマ○コを、俺の太ももにこすりつけているのだ。
やがて、その動きに合わせ、クチュッ、ニチュッという音が鳴りはじめた。
「フタバ……変な音がする……」
俺はそう言うと、フタバのマ○コに手を伸ばした。
そこは、ヌルヌルとした液体でぐっしょりと濡れていた。
「これ……濡れてるってこと?」
「あ……うん……だって……」
「だって?」
俺は聞きながら、指を動かし、フタバのマ○コを刺激する。
「ひゃあん! あっ、あっ、そこはダメぇっ……」
フタバの体がピクンピクンと震える。

「ん……ここか?」
俺はフタバの敏感なポイントを見つけ、そこを執拗に刺激した。
「あっ、あっ、ダメっ、そこ、感じすぎちゃうぅっ!」
フタバの体が細かく震える。そして、
「あっ、あっ、あはぁああぁぁん!」
フタバは大きく身をそらし、ビクビクッと痙攣した。
「はぁっ、はぁっ……んはぁ……」
「なんか今……すごかったな……もしかして……」
俺が言いかけると、フタバが続けた。
「指で……イッちゃったよぉ……」
フタバの目はトロンとしている。
「そ、そうなんだ……」
(スゲぇ、俺、イカせちゃった……)
俺は、ひそかに感動した。
「次は、お兄ちゃんの番だよ……」
フタバはそう言うと、ビンビンになっている俺のチ○ポを握り、こすりはじめた。
「あっ……フタバっ……」
俺は顔を赤らめ、情けない声を出した。
「あれ……お兄ちゃん……おち○ちんの先っぽから、なんか出てきてるよ?」
フタバは熱に浮かされたような表情で、俺のチ○ポを見つめている。
「なめちゃおうかな……」
「えっ……や、それは……」
しかし、俺が止める間もなく、フタバは俺のひざから降り、チ○ポの先っぽをチロチロとなめてしまった。
「フ、フタバぁっ……」
「どうやってなめたら気持ちいいのかなぁ……?」
フタバは俺の顔を見上げながら、ソフトクリームをなめるように俺のチ○ポをなめまわした。
「ああっ……気持ちいいよ……フタバ……」
俺はイキそうなのを我慢していた。
「エヘ……うれしい……じゃあ、これは?」
フタバはそう言うと、チ○ポをぱくっと口にくわえてしまった。
「あぁっ……フタバっ……それはマズイっ……」
「はんへ?(なんで?)」
フタバは俺のチ○ポをくわえたまま、笑みを浮かべ、わざとらしく言うと、頭を動かしはじめた。
じゅぽっ、じゅぷっ……じゅるるる……
(あぁっ……口の中……すごい……舌が絡み付いてくるっ……)
「はぁ、はぁ……フタバっ、ヤバイっ、もうやめ……」
「あえあぉ(だめだよ)……んっ……んむっ……」
「マジで……ホントに……も……ヤバ……あ……!!」
俺は我慢できず、そのまま絶頂に達してしまった。
フタバの口の中に、勢いよく、精液を放出してしまったのだ。
「ううっ、ああっ……フタバっ……ごめんっ……うっ……」
悪いとは思いながらも、放出を止めることはできない。
「あはぁ……お兄ちゃん、すごい……」
フタバはうっとりとした表情で口を開け、舌を出し、俺の精液を受け止めていた。
口や舌から、あふれた精液をしたたらせているのが、ものすごくエロい。
「はぁ、はぁ……」
「エヘ……いっぱい出たね」
フタバはニコッと笑ってそう言うと、ティッシュを取り、口をぬぐった。
そして、小さくなった俺のチ○ポを見た。
「しぼんじゃったね」
「あ、あぁ……イッたからな……」
「またすぐ、おっきくなる?」
「え、まぁ……たぶん……」
「よかったぁ……だって、こっちがまだだもんね」
フタバはそう言うと、ベッドの上で足を広げ、自分の手でマ○コを広げてみせた。
「ふへっ!」
そのイヤラシ過ぎる光景に、俺のチ○ポは反応し、また、ムクムクと立ち上がる。
「あっ、もうおっきくなってる!」
フタバはうれしそうに言うと、ねだるような表情で俺を見た。
「お兄ちゃん、はやく入れよう?」
「あ、うん……ちょっと待って……」
俺は引き出しからコンドームを出し、装着した。
妹とするなんて思ってもみなかったが、まぁ、買っておいてよかった。
「よし……じゃあ、いくよ」
「うんっ……」
俺は、ベッドに横たわるフタバの上に覆いかぶさり、勃起したチ○ポをフタバのマ○コに押し付けた。
腰に力を入れ、チ○ポをフタバの中にうずめていく。
「んっ……」
フタバが苦しげな表情を見せた。
「大丈夫か?」
「うん、平気……でも、ゆっくり入れてね……」
「わかった」
俺はゆっくりと、腰を前に出していった。
しばらくすると、俺のチ○ポはすっぽりと、フタバのマ○コにおさまっていた。
「はぁ……はぁ……奥まで入ったよ……」
「すごい……すごいよぉ……おち○ちん……大きくて、奥がきもちぃの……」
フタバは恍惚の表情を浮かべている。
「俺も……すげぇ気持ちいい……」
「お兄ちゃん、動いて……」
「うん……」
俺はゆっくりと腰を前後に動かした。
「あっ……あぁっ……はぁんっ」
フタバが甘い声をあげる。
「気持ちいいよぉっ……お兄ちゃん、もっと……もっと激しくしてぇ……」
「ああっ……」
俺はうなずき、腰の動きをどんどん速く、激しくしていった。
(ああっ……マ○コすげぇ……グチョグチョで……まとわりついて、締めつけてくるっ……)
「あぁっ、お兄ちゃぁんっ……おち○ちんがズンズン入ってくるよぉっ……」
「あぁ……フタバのマ○コもすげぇよ……」
「あぐっ、うっ、ふぁっ、ぎもぢぃいっ」
フタバは激しく身をくねらせてあえぎ、その表情をどんどん崩していく。
「んあっ、ひぐっ、もうダメぇっ! お兄ちゃんっ、わたしもうイッちゃうぅっ」
「ああっ……それじゃあ、俺も……イクぞっ……」
俺はフタバのマ○コに腰を打ち付けるように激しく動き、そして、二度目の絶頂に達した。
「あっ、あっ、あはぁっ、あああんっ!」
「ううっ……」
俺がチ○ポを抜いた後も、しばらくの間、フタバはビクビクと体を痙攣させ続けていた。
目はうつろで、口はだらしなく開き、うっすらと笑みを浮かべている。ベッドに横たえた体はぐったりとして……
理性が壊れてしまったようなその姿に、俺はまた、欲情しそうだった。

その後、俺たちは何事もなかったかのように、以前と変わらない生活を送っている。
あの時の話はもちろん、エロい話すら、することもない。
あれは夢だったんじゃないかと思うくらいだ。
しかし──今夜はまた、両親が出かけている。
あ、フタバがこっちに来た。
「うふふ……お兄ちゃん……?」
フタバは物欲しそうな目で、俺を見つめていた。

おわり

投稿日:

強制結婚法

法律により強制的に夫婦になった二人の、ドキドキエッチな物語

「……た、ただいま」
「あ……お、おかえりなさい! 今日は早かったんですね……」
「あぁ、うん……」
「ご飯、すぐ用意できますから……」
仕事を終え、マンションに帰ってきた男性は、遠山マサヒロ。
それを出迎えたのは、妻のノゾミ。
しかし、二人はそわそわと落ち着かない様子で、目も合わせていない。
実はこの夫婦、数日前にはじめて出会ったばかりなのだ。

20XX年、少子化問題が深刻化した日本に、新たな法律が生まれた。
《強制結婚法》である。
25歳になるまでに結婚しなかった場合、国が定めた相手と結婚しなければならないという法律だ。
正当な理由なく拒否することはできず、もちろん、正当な理由なく、離婚することもできない。
結婚せずに25歳を迎えた者の元には、国から通知が届くのだが、その時点ですでに結婚は成立してしまっている。
当事者は、通知に従って指定の役所に出向き、そこではじめて、結婚相手と会うことになるのだ。
結婚相手は、年齢や地域など、必要最低限の配慮だけがなされ、国がコンピュータで無作為に選び出している。
結婚相手が知り合いである場合もまれにあるが、その確率は低い。
ほとんどの者が、知らない相手と結婚することになるのだ。
マサヒロとノゾミは、共に25歳。
強制結婚法の施行を受け、本人たちも知らぬ間に婚姻関係となり、つい数日前にはじめて会った。
その後、一般的な流れに従い、同居を始めたというわけだ。
もちろん、中には結婚相手が気に入らず、反発する者もいた。
しかし、強制結婚法で結婚した相手とは、気に入らないというだけの理由で、簡単には離婚できない決まりになっている。
結局、相手と良い関係を築く努力をすることが、スマートで、最良の選択なのだ。

気まずい夕食を終え、ノゾミは食器の後片付けをしていた。
同居をはじめて数日たつが、二人の間の緊張感は全くほぐれていない。
マサヒロは無口だった。
なんとかコミュニケーションをとろうと、ノゾミが一生懸命話しかけても、全く会話が続かない。
(やっぱり、わたしなんかじゃイヤなのかな……結婚……)
ノゾミは悲しげな表情でため息をつくと、重い足取りでリビングへ向かった。
「なにか飲みますか……?」
背を向けて座っているマサヒロに声をかける。
するとマサヒロは、あわてた様子で広げていた書類をまとめ、立ち上がった。
「い、いや……あ、そうだ、風呂に……」
それだけ言うと、足早にリビングを出ていってしまう。
(ううっ、完全に避けられてる……わたしの顔も見たくないんだ……)
ノゾミの目に、うっすらと涙が浮かんだ。
ノゾミは、一目見たときから、マサヒロに好印象を抱いていたのだ。
(背が高くて、男らしくて、だけど、優しそうで……)
(あの大きな手で撫でられたら……なんて……ああっ、こんなこと考えちゃダメっ……)
(しっかりしなきゃ。一方的な気持ちなんて、迷惑なだけだもん……)
ノゾミは思いを振り払うように頭をふった。
(それに……離婚だって、あるかもしれないんだから)
ノゾミは、最近マサヒロがこそこそと見ている書類のことが気になっていた。
気が合わないというだけで離婚はできないが、なんとか《正当な理由》を作って、離婚に持っていくという手もあるのだ。
(きっと、その情報を集めて、作戦を練ってるんだろうな……)
ノゾミは苦しげな表情で、唇をかんだ。
(覚悟を決めなくちゃいけないんだよね……)

マサヒロは寝室で一人、パンフレットや書類を広げ、眺めていた。
パンフレットの表紙には、ウエディングドレス姿の女性の写真。
(ノゾミさんがこのドレスを着たら、綺麗だろうなぁ……)
マサヒロは、ノゾミのドレス姿を想像し、だらしない笑みを浮かべた。
その想像は、その首筋や胸元、そして、ドレスの下に隠された体へと進んでいく──
と、その時、寝室に、風呂から上がったノゾミが入ってきた。
マサヒロはあわててパンフレットや書類をかきあつめ、カバンにしまい込んだ。
「あっ、ごめんなさい……」
ノゾミが謝罪の言葉を口にする。
「あっ、いや……その、別に……」
大丈夫だから、と言おうとしたマサヒロの目が、一瞬、ノゾミの姿をとらえた。
(うぉっ、やべぇっ──)
マサヒロはあわてて目をそらし、自分のふとんにもぐり込んだ。
(あっ……あぶねぇ……ちょっと見ただけで、コレだよ……しかも、パジャマ……かわいすぎるっ……)
マサヒロのイチモツは、はち切れんばかりに猛り狂っていた。
「……あ、明かり、消していいですか?」
「あ、う、うん……」
マサヒロは平静を装い、なんとか返事をした。
明かりが消え、となりに敷いてあるふとんにノゾミが入る音がする。
(はぁ……はぁ……あーっ、くそっ、見ないようにしてたのに……)
マサヒロは荒くなる呼吸を必死に押さえていた。
マサヒロは、役所でノゾミを一目見た瞬間、恋に落ちてしまったのだ。
すばらしい相手と結婚できる幸運に、感謝した。
だが、いきなり好意や欲望丸出しでは、怖がられてしまうにちがいない。
体目当てだと思われたくはなかったし、ノゾミにも、本当に自分のことを好きになってもらいたかった。
紳士な態度で接しなければ──
そう思ったマサヒロは、しばらくの間、欲望を表に出さないよう、なるべくノゾミに近づかず、なるべくノゾミを見ないようにすることを決めた。
(すぐ顔に出ちゃうからなぁ……それに、コッチも……反応しすぎ……)

ノゾミは、マサヒロの様子がおかしいことに気付き、声をかけた。
「あの……大丈夫ですか? 苦しそうですけど……」
「えっ、あっ、うん、大丈夫……」
マサヒロはそう言ったが、明らかに呼吸がおかしい。
ノゾミは起き上がり、部屋の明かりを付けた。
「無理しないでください。わたしのこと、イヤかもしれないですけど……こういうときは、非常事態ですから」
ノゾミはマサヒロのふとんを少しめくった。
「わぁああっ!」
マサヒロが声をあげたが、ノゾミはかまわず、その額に手を当てた。
「ちょっと、熱があるみたいです……」
「あ、あわわわっ、ちがっ……ホント、大丈夫だからっ……」
そう言うとマサヒロは、ノゾミの手を払いのけ、強引にふとんにもぐり込んだ。
「あ……」
ノゾミは、胸の痛みにその表情を歪めた。
「ごめんなさい……きっとストレスですね……わたしがいるから……」
払いのけられた手をゆっくりと引っ込め、青ざめた顔でつぶやく。
「好きでもない他人と一緒に暮らすなんて、イヤですよね……あの、離婚のことなら……わたし、反対しませんから……うまくいくように、ちゃんと協力します。心配……しないでくださいね」
ノゾミがそう言うと、ふとんを跳ね上げ、マサヒロが起き上がった。
「りっ、離婚っ!? なんでっ……あっ、えっ、どうして泣いてるのっ……」
「え……? あ、やだ、わたし……」
(どうしよう、涙が勝手に……これじゃあまるで、遠山さんを責めてるみたいになっちゃう……)
ノゾミはあわてて弁解した。
「こっ、これは……ちがうんです……なんでもなくて……」
「なんでもないって……そんなわけ……それに、離婚ってなに? 離婚……したいの?」
「そっ、それは、遠山さんの方が……」
「えっ、俺? 俺は、そんなこと考えもしなかったけど……」
「えっ、でもっ……ぜんぜん会話もないし、顔も見てくれないし、わたしのこと……き……き……きらい……なんですよねぇ……ううっ……」
「なっ……そんなことないって! 誤解だよっ……まぁ、確かに、少し避けてたのは本当だけど……それにはワケが……」
「じゃ、じゃあ、あの書類は? いつも見てる、あの書類……離婚の資料じゃないんですか?」
「書類……あ、あれは……ちがうよ……」
マサヒロは口ごもったが、やがて、決心したように息を吐くと、カバンから書類を取り出し、ノゾミの前に広げた。
「これを見てたんだ……」
「えっ、これ……」
ノゾミは、目の前に広げられた結婚式のパンフレットを見て、目を丸くした。
「強制結婚で、突然こういう状態になったわけだけど……やっぱり、結婚式したいなって思って……」
「え……だっ、誰とですか?」
「誰って、そんなの……ノッ、ノゾミさんに決まってるじゃないか……」
マサヒロは顔を真っ赤にして言った。
「うそっ、わ、わたしと……? でも、わたしのこと、あんなに避けてたのに……どうして……」
「それは……だって、気持ち悪いだろ? 会ったばかりなのに、好意むき出しじゃ……」
「こ……好意……」
「そうだよ……信じてもらえないかもしれないけど、ノゾミさんをはじめて見た瞬間に、好きになっちゃったんだ。でも、そんな気持ちがバレたら、体目当てのスケベ野郎だと思われると思って……それで……」
「やだ……」
「だろ……って、やっぱりっ!? ああっ、ついに嫌われた……」
「ちがうのっ……そうじゃなくて……わたし……わたし……っ」

(なんだこれ……やわらかい……)
突然の出来事に、マサヒロの頭は混乱していた。
(抱きついてる……ノゾミさんが……俺に……!?)
「すごくうれしいです、わたしも、遠山さんのこと好きだったから……」
マサヒロに抱きついたまま、ノゾミが言った。
「す、好き……?」
「はいっ。だけど、あんなに避けるから……ずっと嫌われてると思ってました……」
「ごめんっ……俺、いろいろ必死で……そんなふうに思ってたとは……気付かなくて……」
マサヒロは恐る恐る、ノゾミの肩を抱いた。
すると、ノゾミはそれに応えるように、さらに力を込め、マサヒロを抱きしめた。
「ノッ、ノゾミさんっ……!」
マサヒロも、全力で抱き返す。
「うっ……くるし……」
「えっ、あっ、ごめんっ!」
ノゾミがうめくのを聞き、マサヒロはあわてて手を離した。
「あっ……大丈夫だからっ……お願い、やめないで……」
ノゾミはそう言うと、切なげな表情でマサヒロを見上げた。
(か……かわいいっ……!)
「ああっ……ノゾミさんっ……ノゾミっ、ノゾミぃいいっ!」
マサヒロはたまらず、ノゾミを抱きしめた。
体に当たるノゾミの胸の感触に、激しい衝動がわき起こる。
(ダメだぞっ……さすがにそこまでは……早すぎるっ……我慢だ、俺っ……)
しかし、抱き合ったままノゾミと見つめ合うと、すぐにその気持ちは打ち砕かれてしまった。
「ノゾミっ……!」
「遠山さんっ……」
二人は引き寄せられるように、口づけをかわした。
「んっ……」
「んんっ……はぁ……」
マサヒロは熱くこみ上げる欲望に突き動かされ、ノゾミの胸に手を当てた。
ほとんど無意識の行動だった。
「あっ……」
ノゾミが小さく声を上げる。
「わっ、ああっ、ごめん、俺……」
マサヒロが手を引こうとすると、ノゾミがその手をきゅっとつかんだ。
「いいの……もっとして……お願い……」
「あ……う……」
ノゾミの懇願するような表情に、マサヒロの中で何かが爆発した。
「ああっ……ノゾミ……ノゾミっ……!」
(かわいいよ、ノゾミぃっ!)
マサヒロは夢中でノゾミにキスをし、ノゾミのやわらかな胸をもみしだいた。
「んんっ……んっ……」
ノゾミのうめく声が、マサヒロの欲望をどんどん増幅させる。
ノゾミの乳首が隆起しているのが、パジャマの上からでも分かった。
マサヒロはもどかしくなり、パジャマの中に手を差し入れると、直に、ノゾミの乳房に触れた。
やわらかくも張りのある乳房の感触をじっくりと楽しみ、乳首をそっとなでる。
「ひゃあぁん!」
乳首をなでると、ノゾミは激しく反応した。
「ここが……気持ちいいの?」
そう言いながら、乳首をなでまわすと、ノゾミは激しくあえぎ、苦しそうにうなずいた。
「あぁっ、ダメっ……そこ、すごく感じちゃ……んっ……おかしくなっちゃう……恥ずかしいから……だっ、ダメっ……」
「そうなんだ……」
マサヒロは笑みを浮かべ、ノゾミの乳首を軽くつまんだ。
「ひゃぁあああんっ、あっ、あっ、やぁ、ダメぇ……っ!」
「かわいいよ、ノゾミ……ホントにかわいい……」
マサヒロはノゾミのパジャマを脱がせ、乳首に吸い付いた。

「あぁああっ! やぁん、あっ、ひゃぁあんっ」
マサヒロに乳首を責められ、ノゾミは体中を駆け巡る快感に、その身をくねらせた。
(ああっ、気持ちいいよぉ……もうダメ……ホントにおかしくなっちゃう……)
やがてマサヒロは、ノゾミのパジャマのズボンを脱がせ、下着も脱がせた。
「いいよね……?」
マサヒロは一糸まとわぬ状態で横たわるノゾミに覆いかぶさり、そのほおにキスをした。
「ん……うん……」
ノゾミがうなずくと、マサヒロはそっとノゾミの秘部に手を伸ばした。
「ああっ……!」
ノゾミは電気が走るような感覚に、体をピクンとふるわせた。
「すごい……すごく濡れてるよ……」
マサヒロはそう言うと、指を動かしはじめた。
クチュクチュと卑猥な音がする。
「あっ、んんっ……やっ、やだ……わたし……」
ノゾミは顔を真っ赤にして、目を伏せた。
「恥ずかしがることないよ……感じやすいノゾミも、すごく、かわいいんだから……」
マサヒロの指の動きが激しくなっていく。
「あっ、あっ、やぁっ、んんっ……あっ、ぁあああっ!」
マサヒロの指が奥深くに差し込まれると、新たな快感に、ノゾミはのけぞった。
「やっ、ダメぇっ……ああんっ、すごいの……すごいのぉっ……」
マサヒロの指が、優しく、ノゾミの中を動き回る。
「ああ、すごいよノゾミの中……ヌルヌルで……ヒクヒクして、まとわりついてくる……俺、もう我慢できないよ……」
マサヒロは固く大きく勃起したペ○スを出すと、愛液の溢れるノゾミの秘部に押し当てた。
「ノゾミ……いくよ……」
「んっ、あ……いっ、あぁっ──!」
マサヒロのペ○スが、強い圧迫感と共にノゾミの中に埋まっていく。
「ああっ、すごいっ……奥まで……んんっ……すごいの……気持ちいいの……」
「俺もだよ……すごく気持ちいい……」
マサヒロはゆっくりと腰を動かしはじめた。
「あっ、はぁあんっ、遠山さぁ……ん……っ」
ノゾミは押し寄せる快感を持て余し、夢中でマサヒロにしがみついた。
マサヒロの動きに合わせ、グチュッ、ニチュッと淫らな音が鳴り響き、そのリズムはどんどん早く、激しくなっていく。
「ああっ、ぁはっ、んぐっ、ダメっ、もう……っ」
ノゾミはその表情をだらしなく弛緩させ、激しくあえいでいた。
体も、そして頭の中までも、狂おしいほどの快感に支配されてしまい、我を失っていたのだ。
「んんっ、気持ちいぃっっ……気持ちよすぎてっ……あうぅっ、こわれひゃうよぉっ……!」
「やぁっ、ひあぁっ、しゃあわせぇっ……あっ、あっ、やらぁっ、もうらめぇっ、ゆるひてぇっ……んっ、あぐぅっ、ひぐっ、いっひゃうっ、いっひゃうのぉおおおっ!」
ノゾミはそう叫ぶと、体を弓なりにし、激しく痙攣した。
「ううっ……すごいよ中……吸い込まれそう……俺もっ……俺もイクっ……!」
マサヒロもすぐに絶頂に達し、ノゾミの中に力強く精を放出した。
「あぁっ……びゅるるって……んっ……すごいっ、ドクンドクンきてるよぉっ……」
ノゾミは体をビクビクと痙攣させながらつぶやいた。

焦点の合わないうつろな目からは、涙が流れている。
「うっ……ノゾミ……ノゾミぃ……」
マサヒロは苦しげにうめき、ノゾミに腰を擦り付けるようにして、全てを出し切った。

二人はふとんに寝そべり、抱き合っていた。
「はぁ……遠山さん……」
うっとりとした様子でノゾミが言うと、マサヒロは複雑な表情を浮かべた。
「その、遠山さんっていうの……さ、ノゾミも、遠山さんなわけだし……」
「あ……そうですよね……」
「うん……だからさ……」
マサヒロは意を決して、希望を口にした。
「できれば、その……なっ、名前で呼んでほしいというか……」
「えっ、いいんですかっ……」
ノゾミの顔がパッと輝く。
「もっ、もちろんだよっ」
「じゃ、じゃあ……あのぉ……」
ノゾミは顔を赤らめ、もじもじしながら言った。
「マーくんって呼んでも……いいですか……」
「マっ……!?」
(マーくん……だとっ……)
マサヒロは震える声で答えた。
「いっ……いいよ……」
「じゃあ……えっと……これからもよろしくね、マーくんっ!」
ノゾミはうれしそうに言い、マサヒロに抱きついた。
「お、おう……」
マサヒロは平静を装ってはいたが、内心、飛び上がるほどうれしかった。
(うぉおおおっ、しっ、しあわせすぎるっ!)
(あ、そうか……ということは、あの最中にも……)
マサヒロは、「マーくん」と呼びながらあえぐノゾミを想像して、体を熱くした。
「……んっ? あ、やだっ……マーくんのソレ……また……」
ノゾミはほおを赤らめ、伏し目がちにマサヒロの股間を見て言った。
「えっ……あっ、わわっ!」
あんなに激しく果てたというのに、あらぬ妄想のせいで、マサヒロのイチモツは再び力をみなぎらせていたのだ。
「また大きくなっちゃった……はぁ……ノゾミのせいだよ」
「ええっ……」
「ノゾミがかわいすぎるから……もう一回したくなっちゃったじゃないか」
「やっ、やだぁっ……」
「……ダメ……かな?」
「あっ、ううんっ、ダメじゃないよ、ぜんぜんっ……うれしいし……」
「ホントに!?」
「うん……でも、無理しないでね。時間はたっぷりあるんだから……」
ノゾミはそう言うと、マサヒロのほおにキスをした。
「ああっ、ノゾミっ……大好きだっ、ノゾミぃいいいっ!」
マサヒロは抑えきれず、さかりのついた獣のように、ノゾミに飛びかかった。

その後、二人は仲睦まじい結婚生活を送り、何度も愛し合い、やがて、子宝に恵まれた。
ちなみに、強制結婚法の制定以降、日本全体の出生率も目に見えて上がっていた。
愚法だと思われていた強制結婚法だったが、意外とうまくいったのである。

おわり

投稿日:

痴漢ごっこ

わたしと彼の秘密の遊び。電車でこっそり、痴漢ごっこのはずが…

わたしは電車の先頭車両に乗り込むと、座席には座らず、車両の一番前、運転席側の壁の隅に陣取った。
この場所で、恋人のケンジと落ち合う約束をしているのだ。
わたしはケンジを探し、車内を見渡した。
(いないなぁ……)
車内にはたくさんの人がいるのだが、ケンジの姿は見当たらない。
その時だった。
なんと、背後から近づいてきた乗客が、わたしのお尻をなでたのである。
反射的に身を固くしたわたしだったが、すぐに《計画》のことを思い出し、胸を躍らせた。
(ケンジねっ……)
下を見ると、ジーンズにスニーカーの足が見え、わたしは笑みを浮かべた。
──実はこれ、《痴漢ごっこ》なのだ。
大学生のわたしとケンジは、エッチ大好きカップルで、欲望がちょっと暴走気味。
普通のセックスでは飽き足らず、いろんなプレイを楽しんでいる。
目隠しプレイ、拘束プレイ、コスプレなんてのは序の口。
カラオケやネットカフェの個室でしちゃったこともあるし、草むらの陰で青姦(!)なんてのもある。
そんなわたしたちが最近ハマっているのが、電車での《痴漢ごっこ》なのだ。
ケンジは、わたしのうしろにピッタリと密着して、臆病な手つきでわたしのお尻をさわっている。
(すごい。なりきってるじゃん……)
きっと本物の痴漢らしく、そっとさわって、わたしの様子をうかがっているのだ。
こういうプレイの時は、照れずに役になりきった方が楽しめる。
(わたしもなりきるわよ……)
わたしは困ったようにうつむき、壁際に身を寄せた。
今、ケンジにとってわたしは、《彼女》ではなく、《電車で見つけた気の弱そうな女の子》。
わたしにとってケンジは、《彼氏》ではなく、突然襲ってきた《見ず知らずの痴漢》なのだ。

わたしが気弱な態度を見せると、痴漢の手つきは大胆なものに変わっていった。
お尻のふくらみをわしづかみにしてもんだり、お尻の割れ目をなぞるようにして、その感触を楽しんでいる。
もし、本当に痴漢にあったら、もっと抵抗したり、逃げたりすると思う。
だけど、今のわたしは気の弱い女の子。
どうすることもできず、恐怖心と羞恥心に耐えながら、黙ってうつむいていることしかできないのだ。
(あぁ……わたし、知らない人にお尻さわられちゃってるんだ……)
わたしは痴漢の手の感触にゾクゾクし、身をふるわせた。
やがて、痴漢はスカートの中に手を入れてきた。
パンツの上からお尻をなで回し、その指先をわたしのアソコへと進めていく。
(あっ……)
わたしは体をピクンとふるわせた。
痴漢の指先が敏感な部分にふれたのだ。
痴漢は、そんなわたしの様子を見て調子に乗り、ついに、わたしのパンツの中に手を入れてきた。
「……!」
痴漢の手が一瞬止まる。
同時に、わたしはその理由を悟った。
(やだ、わたしったら……)
わたしのアソコはあふれ出した愛液で、グチョグチョに濡れてしまっていたのだ。
(痴漢にさわられて、こんなになっちゃうなんて恥ずかしい……)
顔を真っ赤にしてうつむくわたしをよそに、痴漢はゆっくりと、いたぶるように指を動かしはじめた。
もちろん、話しかけてきたりはしないが、その手つきはまるで、反応してしまったわたしをあざ笑っているかのようだ。
愛液のまとわりついた指で、クチュクチュと音を立てながらアソコをなで回され、わたしは甘い吐息がもれそうになるのを必死に我慢した。
電車には、他にも乗客がたくさんいる。
醜態をさらすわけにはいかないのだ。
と、その時だった。
(えっ……うそっ……!)
痴漢の指の動きが激しくなり、わたしのクリトリスを細かい動きで刺激してきたのだ。
(やだっ、そんなにしたらイッちゃう……!)
こんなに激しいことをする予定ではなかったのだが、この状況にケンジも興奮してしまったのかもしれない。
(ああっ、すごい……なんか、いつもより上手……)
わたしはあえぎ声が出てしまうんじゃないかと不安になり、足を閉じるようにして、少し抵抗した。
しかし、痴漢の手は止まらない。
(も、もうダメっ……イッちゃうっ、あっ、ああっ──!)
ものすごい快感の波が押しよせてくる。
「うっ……くぅっ……」
わたしは荒くなる呼吸を押し殺し、声が出そうになるのを必死に我慢した。
体はビクビクと痙攣してしまったが、じっと観察でもされていない限り、気付かれないだろう。
車両の隅にいるわたしたちを、誰も気にしていないことを祈るしかない。
ちょうどその時、電車が駅に止まった。
わたしは快感の余韻に満たされた体に鞭を打ち、何事もなかったかのように取り繕うと、何気なくホームを眺めた。
そして──信じられないものを見た。
今、うしろにいるはずのケンジが、ホームを歩いていたのだ。
(えっ……ケンジ、なんでっ!?)
サッと血の気が引く。
(じゃあ、今わたしのうしろにいるのは誰……)

そんなわたしの心境などつゆ知らず、痴漢はわたしのシャツの中をまさぐっていた。
ブラジャーをずらし、胸をわしづかみにして激しくもみ、乳首をクニュクニュとこねくり回してくる。
(ああっ……)
わたしは声が出そうになるのを必死に我慢して、痴漢の手から逃れようと、体をもぞもぞと動かした。
しかし、今までのわたしの行動で、痴漢はわたしを《気の弱い女の子》だと思い込んでしまっている。
逃れようとするわたしの動きは、強気になっている痴漢の欲望を増幅させただけだった。
痴漢は、さらに熱を帯びた手つきで、わたしの胸を強引に責めてきた。
(どうしようっ……あんっ……本物の……ああっ……痴漢だったんだ……)
混乱、恐怖、快感……様々な感情が入り乱れ、わたしの頭の中はめちゃくちゃだった。
声をあげることもできる。
しかし、痴漢=悪とはいえ、わたしが痴漢に対して曖昧な態度を取ってしまったから、行為もここまでエスカレートしてしまったのだ。
こんな計画を立ててしまったこっちにも、罪はある。
(んんっ、あっ、乳首気持ちいい……じゃなくてっ……だまって次の駅で降りよう……)
わたしはそう決心し、それまではこの状況に耐えることに決めた。
そのうちに、痴漢が胸を責めるのをやめた。
(あ……終わり……?)
しかし、そう思ったのもつかの間、痴漢は背後でもぞもぞと動くと、再び、わたしのスカートの中に手を入れてきた。
そして、わたしのパンツを太ももまで下ろすと、腰を突き出し、生暖かく、固い、棒状のモノをわたしのアソコに押し付けてきた。
(こ、これって、まさか……!)
そのまさかである。
痴漢は、固く大きく勃起した彼の《おち○ちん》を、わたしのアソコにグイグイと押し付けているのだ。
(うそっ、うそっ……!)
わたしは痴漢の動きをかわしつつ、車内に視線を走らせた。
(よかった……)
わたしたちのいる場所が壁際の隅であることと、重なり合う乗客の位置関係が幸いし、他の乗客に丸見えという状態は免れている。
(でもっ……いくらなんでもこれはマズイって……あっ、ああっ……!)
プチュッと音を立て、痴漢のおち○ちんの先っぽが、わたしの中に侵入してきた。
(やぁん、どうしようっ……)
わたしは痴漢のおち○ちんから逃れようと、イヤイヤをするように、腰を左右に揺らした。
しかし痴漢は攻撃をゆるめず、わたしのお尻を押さえつけ、グイグイとおち○ちんを突き進めてくる。
(ああっ、やだっ、ホントに入っちゃうよぉ……)
そう思いながらも、わたしはどこかで気付いていた。
わたしは本気で逃げようとしていない。
痴漢に感じさせられ、エッチな気持ちでいっぱいになってしまったわたしは、心の隅では「入れてほしい」と思っているのだ。
そんなことを考えている間にも、グチョグチョに濡れたわたしのアソコは、痴漢のおち○ちんをどんどん飲み込んでいった。
(ああっ、奥までっ、奥まで……入っちゃったよぉ……)
体中に強烈な快感が広がり、わたしの自制心を壊していく。
痴漢はゆっくりと腰を動かしはじめた。
(あぁん、すごい……おち○ちん、すごいよぉ……)
(痴漢のギンギンのおち○ちん……おっきいおち○ちん、ぶち込まれちゃってるぅ……)
だんだんと、痴漢の動きが激しくなっていく。
(ああっ、やだっ、ガンガン突かれちゃってるっ……)
(ガンガン突かれて、うれしいっ……気持ちいいよぉ……)

(だけど、こんなに人のいるところで……)
わたしは不安を感じ、顔を上げた。
(よかった、誰も見てな……)
そう思った瞬間、すぐとなりに立っているサラリーマン風の男が、妙な動きをしていることに気が付いた。
(え……えっ!?)
よく見ると、ズボンからおち○ちんを出し、自分でこすっている。
わたしは恐る恐る顔を上げ、その男の顔を見た。
(やっ、やばっ……)
あわてて目をそらす。
男が、すごい目でこっちを見ていたのだ。
(目が合っちゃったよぉ……)
しかし、男は手を止めなかった。
それどころか、興奮して、手の動きをさらに激しくしている。
(なんか、変なことになっちゃってるっ……あっ、ああん!)
そうこうしている間にも、痴漢がわたしを激しく突きまくってくる。
(んっ、ああっ、もう……どうでもいいっ……もっと……もっといっぱい突いてぇ……)
とてもマズい状況なのはわかっていたが、わたしはいろいろ気にするのをやめた。
受け止めきれないほどの快感がとめどなく押しよせ、わたしはすっかり、その虜になってしまったのだ。
しばらくすると、痴漢の動きが差し迫ったものに変わっていった。
(ああっ、なんか、すごいっ……もしかしてこの人、イキそう……?)
(中に出されたら困るっ……でもっ、ああっ、どうしようっ、わたしもっ、イッちゃうぅ──!)

痴漢はイク瞬間におち○ちんを抜き、わたしのお尻や太ももに精液をかけた。
ちなみに、となりでオナニーをしていたサラリーマン風の男もほとんど同時に絶頂に達し、わたしの足に精液を飛ばしてきた。
強烈な快感に包まれていたわたしは、したたる精液を拭うこともせず、電車の壁にもたれかかり、ただぼんやりと立ち尽くしていた。
しばらくすると、電車が駅に止まった。
わたしはハッとして、下ろされていたパンツをあわてて直すと、ふらつく足取りで、逃げるように電車を降りた。
わたし以外に降りる客はいなかった。
うしろで、電車の扉が閉まる。
わたしは意を決して、ゆっくりと振り返った。
痴漢とオナニー男、二人の男が、じっとわたしを見つめていた。
痴漢はわたしにいたぶるような視線を送り、なにか言葉を発するように、口を動かしてみせた。
ご・ち・そ・う・さ・ま──
「……!」
わたしはその場に立ちすくみ、電車が走り去るのを呆然と見つめていた。
あやしい胸の高鳴りを感じながら……

おわり

投稿日:

狂気の刹那

殺人犯の人質になってしまったナツメ。なぜか犯人に対して妙な感情が芽生えて…

ナツメが仕事帰りの道を歩いていると、うしろから人の走る足音が近づいてきた。
振り返ると、若い男がこちらに向かって走ってきている。
ナツメは男の邪魔にならないよう、歩きながら道の端によった。
男の足音がどんどん近づいてくる。
そろそろ追い越されるかと思った、その時だった。
「えっ……」
男がナツメの腕をつかんだのだ。
「大人しく言うことを聞いてください」
男はそう言うと、ポケットからナイフを取り出し、ナツメに向けた。
驚いたナツメが硬直していると、今度は数人の走る足音が近づいてきた。
男は素早くナツメをうしろから拘束し、その喉元にナイフをあてた。
「刑事がきますが、大人しくしていてください。妙な動きをしたら迷わず殺します」
男を追いかけてきた刑事たちは、状況を目にすると、あわてて足を止めた。
「おい、イシジマ──」
「それ以上近づくな! 一歩でも動いたら、この女を殺す」
イシジマと呼ばれた男はそう叫ぶと、周囲に目を配りながらナツメに向かって小さな声で言った。
「……あなたの家は近いですか」
「はっ、はいっ、あのっ……すすす、すぐそこにっ、見えてるっ、あ、赤茶色のっ、マンションですっ……」
「では、そこへ行きます」
イシジマはナツメを拘束したまま、ジリジリと動き出した。
「おい、待つんだ!」
刑事が一歩踏み出した。
「一歩も動くなと言ったはずだ!」
イシジマは叫び、ナイフを持つ手に力を込めた。
「今度動いたら、本当に殺すからな。この女が死んでもいいのか」
イシジマはそう言うと、再び、ゆっくりと動き出した。
「どこへ逃げても無駄だぞ。これ以上罪を重ねてどうする!」
刑事は叫んだが、もう追いかけてはこなかった。

ナツメの部屋に入り、ドアのカギを閉めると、イシジマは深く息を吐いた。
ナツメはもう、拘束されてはいなかった。
「あ、あの……」
「中に入ってください」
「はい……」
イシジマの手にはナイフが光っている。
ナツメは言われた通り、部屋の中に入った。
イシジマもあとに続くと、すぐにベランダへ向かい、雨戸を閉めた。
「電話、ありますか」
イシジマが言った。
「あ、あの……携帯なら……」
「貸してください」
「はっ、はい……」
ナツメはバッグから携帯電話を取り出そうとした。
しかし、焦っているせいか、なかなか見つからない。
ガサゴソとバッグの中をかき回す音だけが、静かな部屋に響く。
気まずい沈黙は、ナツメの恐怖心を増長させた。
「あっ、あれっ、おかしいな……えっと……えっと……すっ、すいませんっ……」
ナツメの手足がふるえだした。
「……あせらなくていいですよ」
ナツメはやっと携帯電話を見つけると、ふるえる手で、それをイシジマにわたした。
「ありがとう」
イシジマは、携帯電話を受け取ると、すぐにどこかへ電話をかけた。
「……イシジマといいます、黙って聞いてください。今、この携帯電話の持ち主の部屋にいます。警官が突入してきたら、その瞬間に女を殺します」
それだけ言うと、イシジマは電話を切った。
「そういうことなんで……しばらくここにいさせてもらいます。妙なことをしたら……わかりますよね」
「…………」
「とりあえず、座りましょう」
イシジマはナツメをベッドに座らせ、自分もその横に座った。
イシジマの口調は、怒鳴ったり、脅したりするようなものではない。
しかし、その抑揚のない静かな声が、異様な不気味さを感じさせた。
「テレビ、付けますね」
イシジマはテレビの電源を入れた。
ニュース番組が、少女連続殺人の事件を報道していた。
それは最近繰り返し報道されている事件で、ナツメも知っていた。
少女ばかりが何人も殺されている、ひどい事件である。
画面に、逃走中の容疑者の顔写真と名前があらわれた。
それを見て、ナツメは息をのんだ。
「──僕ですね」
イシジマが人ごとのように言った。
ニュースは新しい情報として、犯人がマンションの一室に立てこもっていることを伝えた。
それはまさしく、この部屋で起こっている出来事だった。
「ふるえてますね」
イシジマはナツメを見て言った。
「す、すいません……体が勝手に……すいません……」
「あ、血がでてます」
「え……?」
「首のところ……ここへ来るとき、ナイフで傷つけてしまったようです。すみません」
「あ、いえっ、だっ、大丈夫です……気付かなかったし……あっ、えっ……?」
ナツメは硬直した。
イシジマが突然、ナツメの首の傷をなめたのだ。
イシジマはそのままナツメをベッドに押し倒し、なにかに取り憑かれたかのように、その首すじに何度も、何度も、キスをした。

ナツメの体のふるえは、いつの間にか止まっていた。
恐ろしい状況なのは分かっていたが、ナツメの中に、妙な気持ちが芽生えていたのだ。
その気持ちはどんどん大きくなり、ナツメは思わず、イシジマの肩を抱いた。
すると、イシジマは驚いたように顔を上げた。
「あっ……すっ、すいませんっ……」
ナツメがあわてて手を引っ込めると、イシジマはその手をつかんだ。
絡み合う二人の視線は、お互いに相手を強く求めていることを物語っていた。
二人は引力に導かれるように、口づけをかわした。
探るようなキスはやがて、強く求め合うような、激しいものに変わっていく。
イシジマはナツメの服をたくし上げると、あらわになったナツメの乳房に触れ、乳首をなめた。
「んっ……ん……」
ナツメがたまらず甘い声を漏らすと、イシジマはナツメを強く抱きしめた。
そして、ナツメのスカートの中に手を入れ、下着をぬがせると、自分もズボンを下ろし、勃起したペ○スを出した。
二人はお互いの気持ちを確認するように見つめ合うと、一気につながった。
「ああっ──」
ナツメの体を壮絶な快感が貫く。
ナツメは夢中で、イシジマにしがみついていた。
すると、イシジマが言った。
「……そんなにくっついたら……動けません……」
「えっ、あっ、やだ……わたし……」
ナツメがあわてて手足の力を抜くと、イシジマは腰を動かしはじめた。
「でも……うれしかったです……」
「えっ……?」
ナツメは聞き返したが、イシジマは答えず、腰の動きを激しくした。
「あっ、まって、あっ、ああんっ──」
ナツメの体は狂おしいほどの快感に支配され、会話どころではなくなってしまった。
「はぁっ、んんっ、すごいっ、ああっ──!」
心も体も、ナツメの全てが、イシジマを強く求めていた。
「あっ、あっ、ダメッ、わたしっ、もうっ……」
ナツメは差し迫った声をあげた。
「んんっ、あっ、あっ、あああああっ──!」
絶頂を迎えたナツメは、体を弓のようにそらし、ビクンビクンと痙攣した。
「ああっ……あっ……んんっ……」
イシジマは、瞳を潤ませてあえぐナツメを見て、喜びと悲しみの入り交じったような、なんともいえない表情を浮かべた。
そして、いっそう腰の動きを激しくし、絶頂の感覚と共に、深く強く突き上げた。

テレビの画面には、ナツメのマンションが生中継で映っていた。
外は警察が包囲しているに違いなかった。
ナツメがなにも言えずにいると、イシジマが口を開いた。
「もう覚悟はできています」
相変わらず感情のない、静かな声だった。
「キミを傷つけるつもりはありませんから、安心してください。……でも残念です。もっと早くキミと出会っていれば、僕の人生は違っていたかもしれません」
「えっ……」
「僕は、もうキミに会うことはないでしょう……」
「……」
ナツメはなんと言っていいか分からず、ただただ、イシジマを見つめていた。
「そうだ、キミの──」
イシジマはそう言いかけて、言葉を止めた。
「……?」
ナツメは聞き返そうとしたが、急激な眠気に襲われ、体に力が入らなくなり、座っていたベッドから床に崩れ落ちた。
「なによ……これ……」
見ると、イシジマも床に倒れていた。
「警察が……なにか……したらしい……」
イシジマは倒れたまま、ナツメを見て言った。
「キミの……名前……」
「わたし……?」
ナツメは、意識を失いそうになるのを必死に我慢して、言葉を発した。
「わたし……は……ナツ……メ……」
「ナツメ……」
イシジマはナツメの名を呼び、ナツメの方に手を伸ばした。
ナツメも手を伸ばす。
しかし、ナツメの意識はもう、限界だった。
イシジマに手が届く前に、ナツメは深いまどろみの中に落ちていった。

気が付くと、ナツメは病院のベッドにいた。
「ご気分の方は、いかがですか」
やってきた刑事が言った。
「だいじょうぶです……」
ナツメが答えると、刑事は事情を説明した。
犯人逮捕と人質救出のため、ナツメの部屋にガスを入れ、二人を眠らせたのだという。
イシジマは逮捕された。
「犯人逮捕のためとは言え、あなたにまでガスを吸わせてしまい、申し訳ございませんでした」
「いえ……」
「明日また来ます。その時には詳しい話をお聞きしますので……つらいとは思いますが、ご協力をお願いします」
「はい……」
刑事は病室を出て行った。
ナツメは行き場のない感情を胸に、声を押し殺して泣いた。

おわり

投稿日:

セクシー仮面

まったくモテない、さえない男の正体は、セックスで女性を救うセクシー仮面だった!

とある会社の休憩室。
昼食を終えた女子社員が集まり、うわさ話に花を咲かせていた。
「……セクシー仮面ってホントにいるのかな?」
「えーっ、都市伝説でしょ」
「でもぉ、先輩の友達の知り合いが見たことあるんだってよ?」
「うそぉ、マジ? 見たってことは……したってこと!?」
「やだぁ!」
「でも、スゴいんでしょ? わたしも会いたぁーい」
「あははは」
「なに言ってんのよぉ──」
小沢マモルは、そんな女子社員たちに近づき、声をかけた。
「あ、あのぉ……」
女子社員たちがいっせいに振り向く。
「は?」
「なに?」
マモルに向けられる視線は冷たい。
「あのぉ……そこの蛍光灯を取り替えたいのですがぁ……その……うふふ……」
「……どいてほしいわけ?」
「ぐはっ……すいませんがぁ……あの、はい……」
「んもう。だったらハッキリそう言えばいいじゃない」
「うふっ、すいませんねぇ……ぐふふっ……」
「行きましょ」
「そうね」
女子社員たちはニコリともせず、その場から立ち去っていった。
「はは……まいったなぁ、こりゃ……」
マモルは小声でつぶやくと、しまりのない笑顔を浮かべたまま、蛍光灯を取り替えにかかった。
小沢マモルは、典型的な『さえない男』である。
なんだかサイズの合っていないスーツ、古くさいデザインのメガネ、猫背で伏し目がち、気が小さく、いつもうす笑いを浮かべている。
先輩からはあきれられ、同期からは見下され、後輩からはバカにされ……もちろん、女性にもモテない。
しかし、マモルには誰にも言えない秘密があった。
マモルは、さえない男とは真逆の、『もうひとつの顔』を持っているのだ──

「……あれぇ」
蛍光灯を付け替えたマモルは、休憩室の隅に座っている女子社員に気が付いた。
同じ部署で同期の、宇野サナエだった。
うつろな目で一点を見つめたまま、じっと座っている。
テーブルに置かれた昼食の弁当には、手を付けていないようだった。
「あのぉ……お弁当、食べないんですかぁ? もう昼休み終わっちゃいますけど……」
マモルが声をかけると、サナエは驚いたように顔を上げた。
「えっ……あ、あぁ……」
「体調悪いんですか」
「べつに……」
「ちゃんと食べないと、体力持ちませんよぉ……でゅふっ」
「うっ……小沢クンには関係ないでしょ……」
サナエは顔をしかめ、立ち上がると、手早く弁当を片付け、休憩室を出ていった。
「……」
マモルはぼんやりとその後ろ姿を見送った。
だが、その目の奥には、鋭い光が宿っていたのである──

「宇野さん、まだ帰らないの?」
「うん、もうちょっと……」
「そう……あんまり無理しない方がいいよ? なんか最近、疲れてるみたいだし……」
「うん、ありがとう。でも平気だから」
「そお? じゃあ……お先」
「おつかれさま」
皆、仕事を終えて退社し、オフィスには宇野サナエだけが残った。
たまってしまった仕事を片付けなければならない。
しかし、疲れきった体は重く、仕事はまったくはかどらなかった。
こういうときは、体を回復させなければどうしようもないのだが、サナエは精神的に追いつめられ、悪循環から抜け出せなくなっていた。
気持ちは落ち込み、体調も悪く、肌も髪も、ボロボロ。
「はぁ……」
サナエが深いため息をついた、その時だった。
「美しいお嬢さん。君に、そんな悲しい顔はふさわしくないな──」
「え……」
サナエが振り向くと、そこには、一人の男が立っていた。

男らしく、たくましい体つき。
体にフィットした真っ赤なコスチューム。
目の周りを隠す黒い仮面。
なんとその正体は、あのさえない男、小沢マモルなのである。
そう──これがマモルの、『もうひとつの顔』なのだ。
「あなた、誰っ……」
青ざめ、身構えているサナエに、マモルは優しく言った。
「怖がらないで。僕はセクシー仮面──君を救いに来たヒーローさ」
「えっ……あなたが……ウワサの!? 本当に!?」
「ああ、そうだよ。君を、溺れるほどの快楽で満たしてあげる──今の君にはそれが必要だよ」
驚いた様子のサナエに、マモルはさわやかに笑いかけた。
いつものうすら笑いとは全く違う、自信に満ちた、完璧な笑顔である。
しかし、サナエは暗い表情で言った。
「あの……でも……無理だと思うわ。わたし……今、なにもする気が起きないの……それに……あなただって、わたしなんか嫌でしょう? わたしなんか……ううっ……」
するとマモルは、そんなサナエをひょいと抱き上げた。
「きゃっ、なにするのっ」
サナエはあわててもがいたが、マモルは構わず、サナエの耳元でささやいた。
「君はとてもキレイだよ……それに、なにも考えなくていいんだ。なにもかも、僕に任せていれば大丈夫だから──」
「そんな……」
「さあ、リラックスして──」
マモルはサナエをデスクの上に座らせると、両手で包み込むようにサナエの耳をふさぎ、優しくキスをした。
「んっ──」
サナエは驚いたようだったが、抵抗はしなかった。
「ステキな唇だ──」
マモルはそうつぶやくと、今度は熱っぽく舌を使い、サナエの唇に吸い付いた。
「んっ、ん……」
かたくなだったサナエの唇から、徐々に力が抜けていく。
マモルはすかさず、その唇の奥に舌を侵入させ、サナエの舌に自分の舌を絡ませた。
「んんっ……ん……」
サナエは切なげな声をあげ、やがて、マモルを求めるようにその舌を動かしはじめた。
しばらくして、マモルが唇を離すと、サナエは少し泣いていた。
涙を見られたサナエは、あわてて弁明した。
「あっ、やだっ……違うの、なんでもないのよ……なんか、こういうの久しぶりだったから……なんていうか……だから……」
マモルはそんなサナエを見て優しくほほえむと、軽くキスをして、その口をふさいだ。
「いいんだよ……自分の気持ちを押さえ込まなくていいんだ……」
マモルは椅子に座り、デスクに座っているサナエと向かい合った。
そして、サナエのブラウスのボタンを外し、ブラジャーのホックも外した。
マモルが優しく乳房をもむと、サナエは甘い吐息をもらした。
「んっ……ふぅ……」
「すごくかわいいよ……」
マモルが言うと、サナエはほおを赤らめ、目を伏せた。
「やだ……はずかしい……」
「はずかしがることなんかないよ。本当にかわいいんだから──」
マモルはそう言うと、今度はサナエの乳房を両手でもみ、乳首に吸い付いた。
「あっ、ぁあんっ、やだっ……」
「そんな声出して……どうしたの?」
マモルは両手でサナエの乳首をいじりながら、わざと意地悪く聞いた。
「だ、だって……あっ、んっ……」
サナエは困ったような表情であえいだ。
「気持ちいいんだ?」
「うぅっ……んっ、そんなこと……」
「ちゃんと答えて」
「んっ……気持ち……いい……」
観念したサナエが小さな声でそう言うと、マモルはにっこりと笑った。
「うん、いいこだね。じゃあ……ご褒美」
マモルはそう言うと、乳首を少し強めに刺激した。
「ああっ、やっ、はぁんっ、だめぇっ……そんなにしたら大きい声出ちゃうよ……」
サナエはマモルの手をつかんだが、マモルは構わず乳首を刺激しつづけた。
「大丈夫だよ。僕たちの他には誰もいないんだから……ほら……気持ちいいね」
「あっ、やんっ、も……だめぇっ……おかしくなっちゃうぅ……」
「いいんだよ……思いっきり感じて……」
マモルは椅子から立ち上がると、サナエもデスクから降ろし、立たせた。
そして、サナエの体をくるりと回転させ、うしろから抱きつくようにして乳房をもんだ。
「すごくエッチな体だ……」
マモルはサナエの耳元でささやくと、片方の手をスカートの中にすべりこませた。
「あっ……」
「大丈夫だよ……なにも心配ない……」
マモルはサナエの足や尻を思わせぶりな手つきでなでまわすと、サナエのパンツとストッキングに手をかけ、ゆっくりと下ろした。
そして、サナエの肩を優しく押し、デスクに手をつかせると、スカートをめくり上げた。
マモルの目の前に、サナエの白い尻があらわになる。
冷静な状態なら躊躇してしまうような恥ずかしい格好だったが、サナエは抵抗しなかった。
快感の虜になり、理性を失ったサナエは、熱に浮かされたような、恍惚の表情を浮かべている。
マモルはサナエの尻をなでまわし、そして、秘部に手を伸ばした。
そこは、あふれた愛液でぐっしょりと濡れていた。
「すごい……すごく濡れてるよ……」
マモルが愛液のまとわりついた指で秘部をなでまわすと、サナエは腰をくねらせ、切なげにあえいだ。
「もう、入れて欲しい?」
マモルはそう言いながら、サナエの中に指を入れ、ゆっくりと動かした。
「あっ、あんっ……入れて欲しい……」
「そう……どんなふうに……?」
マモルは固く、大きくなったペ○スを出すと、サナエの秘部に押し付け、じらすようにして言った。
「これが欲しいんだよね?」
「そう……早くぅ……」
「早く……?」
「んんっ……お願い……もう、我慢できないの……早く……あなたの……あなたのおち○ちんで、わたしの中、めちゃくちゃにかき回して欲しいのぉっ……」
「わかった……僕もだよ。僕も、早く君の中にぶち込みたくてたまらなかったんだ──!」
マモルはそう言うと、力を込めて腰を前に突き出し、一気に、サナエの中にペ○スを突き刺した。
「はぁああああんんっ!」
サナエはのけぞり、快感と、喜びに満ちた声をあげた。
マモルは腰を激しく動かしはじめた。
「ああ……すごいよ、君の中……うねって……吸い付いてくる……」
「はぁん、あん、ああっ、ひぐっ、んふうっ……!」
サナエは尻を突き出し、激しくあえいだ。
愛液があふれ、グチュッ、ジュブッと、卑猥な音を立てている。
「ああん、あっ、すごいっ、気持ちいいのっ……おち○ちん、すごいよぉ──」
サナエはあまりの快感にその表情をゆがめ、身をよじった。
「ああっ……僕もだ……すごく気持ちいいよ……」
しばらくすると、サナエは差し迫ったような声をあげた。
「ああっ、あっ、ダメっ、もう……あっ、わたしっ、イッちゃうよぉっ」
「わかったよ、僕もっ……イクよ──!」
マモルはサナエの尻をつかみ、ひときわ激しく腰を動かすと、深く、強く、突き上げた。
「ああっ、うああああああんっ! はぁんっ……うっ……ひぐっ……んん……」
絶頂を迎えたサナエは、目を潤ませ、体をビクンビクンと痙攣させた。

「そろそろ行かなくちゃ」
「もう行っちゃうの?」
サナエは、座っているマモルのひざの上に乗り、マモルに抱きついていた。
マモルはサナエの頭をなでて言った。
「ああ、君はすっかり元気になったみたいだからね」
「うふふ。そうね」
サナエは明るい表情を取り戻していた。
青白かった顔には、ほんのりと赤みが差している。
サナエはマモルのひざから降りて言った。
「セクシー仮面のウワサは本当だったのね。ありがとう……すごく……ステキだった」
「悩める女性を救うのが僕の使命なのさ。君が笑顔になってくれて、本当にうれしいよ」
マモルはさわやかな笑顔で言うと、サナエに一輪のバラを差し出した。
「わあっ、ありがとう──」
サナエはバラを受け取り、顔を上げた。
「あっ……」
しかし、そのときにはもう、セクシー仮面の姿はどこにもなかったのである。

「あれぇ……宇野さん、まだお仕事ですかぁ?」
「はっ──」
バラの花を見つめたまま、ぼんやりとしていたサナエは、驚いて顔を上げた。
サナエに声をかけたのはマモルだった。
もちろん、セクシー仮面ではなく、いつもの『さえない』マモルの姿だ。
「あっ、えっ……小沢クン!? まっ、まだいたの?」
「はぁ……残業で……あ……もう終わりましたけどね。ふふっ」
「あっ……そう……」
「あのぉ……お仕事……たいへんなら、手伝いましょうかぁ?」
「いっ、いいわよ、わたしももう帰るから」
「そうですか……ですよねぇ……ぐふっ、じゃあ、お先に失礼しますぅ」
「おつかれさま。……あっ、小沢クン」
サナエは不安げな表情になり、マモルを呼び止めた。
「あのさ……その……変な音とか、聞いてないよね……?」
「へ……なんのことです?」
「あ、いいのいいの、なんでもないから」
「はぁ……」
サナエはオフィスを出て行くマモルの後ろ姿を見て、眉をひそめた。
「あれ……んっ? んんっ!? いや……いやいやいや……まさかね」
サナエは苦笑を浮かべた。
「ふふ、ないない……小沢クンがセクシー仮面だなんて……それはないわ。ぷははは──」
サナエは笑いながら、帰り支度をはじめたのであった。

おわり

投稿日:

ダンコンカズラ

ナゾの植物は夜になるとその姿を豹変させた。女を求め、太いツルを伸ばし…

クミコは、買ってきた植物を自分の部屋に運び入れた。
部屋には他にもたくさんの植物が置いてある。
クミコは植物の研究者なのだ。
しかし、今日買ってきた植物がなんなのか、クミコにはわからなかった。
フリーマーケットでたまたま見つけたのだが、今まで見たことのない、奇妙な植物なのだ。
異常に発達した、うすい緑色の太いツルが何本も伸び、絡み合っている。
そのツルの先端は細くなっておらず、傘の開いていないキノコのような──はっきり言えば、男性のペ○スのような、面白い形をしていた。
(めずらしいものに違いないわ……もしかしたら、新種かも)
クミコは少し考えて、つぶやいた。
「もし新種なら……キミの名前は、ダンコンカズラ、ってとこかしら」
クミコは笑みを浮かべ、本棚から何冊かの専門書を取り出し、机に向かった。

「あ……いけない……」
気が付くと、部屋は真っ暗だった。
机に向かったまま、いつの間にか眠ってしまったらしい。
クミコは手探りで、デスクライトのスイッチを入れようとした。
すると手に、なにか、太い筒状ものが触れた。
(えっ……?)
生暖かい、人の肌のような感触にゾッとしたクミコは、あわてて手を引っ込めた。
得体の知れない恐怖に、心臓の鼓動が早くなる。
「なによ、もう……」
クミコは恐怖心をまぎらわすように声を出し、立ち上がって部屋の明かりをつけようとした。
が、その瞬間、クミコは腕や足を何者かに拘束され、動けなくなってしまった。
「いやっ──むぐっ、んん──っ!」
クミコが思わず大声をあげると、さっき手に触れたものと同じ感触の『なにか』が、クミコのくちをふさいだ。
(まさか、強盗!? どうしよう──!)
クミコは必死にもがいた。
すると、机の上にあったデスクライトが床に落ち、衝撃で明かりがついた。
「──!?」
クミコは浮かび上がった光景を目の当たりにし、息をのんだ。
クミコの体を拘束していたのは人間ではなかった。
クミコは、太い、植物の『ツル』で拘束されていたのだ。
目の前には、今日買ってきたあの植物『らしきもの』があった。
クミコが『ダンコンカズラ』と名付けた、あの植物だ。
しかし、昼間見たのとは全く違い、色は赤黒く、ツルが伸び、何倍もの大きさに変化している。
ダンコンカズラは、何本もの太いツルを四方に伸ばし、生き物のようにうごめいていた。
「んむぅ、んんっ」
クミコは半狂乱になって暴れたが、ダンコンカズラのツルはびくともせず、さらに強い力でクミコの体を締め付けた。
それはまるで筋肉を持っているかのように脈打ち、クミコの体に食い込んでいく。
クミコは涙を浮かべ、恐怖に体を震わせることしかできなかった。
やがてダンコンカズラは、いとも簡単にクミコの体を持ち上げると、そのツルを器用に使い、クミコの服を引き裂きはじめた。
バリッ、ビリッ──
「ん──っ!」
クミコは悲鳴をあげたが、どうにもならない。
しばらくすると、クミコの服はその原形をとどめないほど無惨に引き裂かれ、体のあちこちにその残骸がぶら下がっているだけになってしまった。
暗闇の中、床に落ちたデスクライトの弱い光だけが、その光景を照らしている。
赤黒いダンコンカズラに巻き付かれたクミコの白い裸体は、蜘蛛の巣にかかった蝶のように哀れで、官能的に見えた。

クミコはもがき疲れ、荒い呼吸でその胸を上下させていた。
しかし、そんなクミコの体をもてあそぶように、ダンコンカズラのツルはクミコの体中を這い回り、クミコの体の敏感な部分を執拗になで回した。
「んんっ、ん──っ」
クミコは必死に身をよじったが、拘束された状態では、ほとんど抵抗できない。
拒絶し、嫌悪する気持ちの一方で、クミコは徐々に、性的な快感を意識せずにはいられなくなっていった。
しばらくすると、ダンコンカズラは二本のツルを伸ばし、それをクミコの左右の乳房に巻き付けた。
そして、巻き付けたツルを引き絞り、クミコの乳房を締め付けるように揉みはじめた。
「んっ、んっ、んぅ──!」
クミコはひときわ大きな声を上げた。
すると、クミコのくちをふさいでいたツルが緩んだ。
「はぁっ……」
しかし、息をつく暇はなかった。
ダンコンカズラはそのツルを、今度はクミコのくちの中に差し込んだのだ。
「あがっ……むぐっ……!」
甘い液体がクミコのくちの中に流れ込んできた。
ツルの先端から、なにか、分泌物が出てきたに違いなかった。
もちろん、クミコはあわてて、それを吐き出そうとした。
しかし、口内にとどまっている太いツルが邪魔で、しっかり吐き出すことができない。
(このままじゃ、飲み込んじゃう……気持ち悪いけど、やるしか……)
クミコは思い切って、口内のツルに思いきり噛み付いた。
「ギュルルルルル──!」
クミコがツルに噛み付くと、ダンコンカズラは全てのツルを激しく揺らし、異様な音を発した。
(やった……!?)
しかし、喜んだのも束の間、一本のツルがクミコの首に巻き付いた。
「うぐっ──!」
ダンコンカズラは、クミコの首を絞めにかかったのだ。
クミコが思わず、あごの力をゆるめると、噛み付かれていたツルは素早く、クミコのくちから抜け出した。
そしてすぐに、クミコの首を絞めていたツルもその力をゆるめ、スルスルと離れていった。
「ゲホッ、ゲホッ──」
大変な目にあいながらも、クミコはなんとか、くちの中に溜まっていた甘い液体を吐き出した。
ところが、ダンコンカズラはまたすぐに、何事もなかったかのようにクミコの口内にツルを差し込み、あの甘い液体を流し込んできたのである。
(そんな……)
クミコはしばらく耐えていたが、苦しくなり、結局、それを飲み込むしかなかった。
もう、首を絞められるのは絶対に嫌だったのだ。
ダンコンカズラは満足のいくまでクミコの口内に甘い液体を流し込むと、やっとクミコのくちを解放した。
「はぁ……はぁ……」
クミコは疲れ果て、ぐったりしていた。
しかし、ダンコンカズラは間髪入れず、そんなクミコの方へ新たに二本のツルを伸ばした。
よく見ると、ツルの先端には『くち』のようなものが付いていて、そこから粘度のある分泌物をしたたらせている。
それは、クミコの口内に注ぎ込まれた甘い液体と同じものだった。
二本のツルは、クミコの乳首に向かっていった。
クミコの乳房は、別のツルに巻き付かれ、今も、揉まれ続けている。
そのためか、その頂にある乳首は反応してしまい、固く隆起していた。
新たな二本のツルは、その先端のくちで、敏感になっているクミコの乳首に吸い付いた。
「ひぁあああっ!」
クミコは体をのけぞらせ、あまりの快感に声をあげた。
クミコはもともと乳首が弱く、とても感じてしまう方だった。
それにしても、今まで感じたことのない、異常なほどの快感である。
体はもちろん、頭の中まで快感でしびれ、おかしくなってしまいそうだ。
クミコは朦朧とする意識の中で、先ほどの甘い液体は一種の媚薬だったのではないかと、研究者らしいことを考えた。
しかし、そんなことを冷静に考えられたのは、それが最後だった。
全身に媚薬が回り、クミコは快感の虜になってしまったのだ。
二つのくちは、グチュッ、ジュポッと音を立てながら、クミコの乳首を激しく責めている。
「んあっ……ひゃあん……はうぅ……触手いっぱい……気持ちいいよぉ……」
クミコは快感に喘ぎ、その表情をだらしなく崩し、腰をいやらしくくねらせた。
やがてダンコンカズラは、一本だけ他のツルとは違う、ひときわ太く、イボ状の突起のあるツルを、クミコの秘部に伸ばした。
そこは、したたるほどに溢れ出した愛液で、ぐっしょりと濡れていた。
ダンコンカズラがツルの先端で秘部をなでると、クミコは喜びに満ちた声をあげた。
「あはぁんっ、すごい……そこぉ、もっと触ってぇ、もっとぉ……めちゃくちゃにしてぇ……」
ダンコンカズラはクミコの期待に応えるように、ツルの先端のくちで、クミコの秘部に激しく吸い付いた。
ずぢゅっ、ずぢゅるるる──!
「はぁああああん!」
クミコは涙を流し、全身に響きわたる快感に、体を震わせた。
「もう……入れてぇ……お願い……はやく入れてぇえ……じゅぼじゅぼしてぇ……突きまくってぇ……めちゃくちゃにかきまわしてほしいよぉ……」
クミコが懇願すると、ダンコンカズラはその言葉を理解したかのように、ツルの先端をクミコの秘部に押し当てた。
そして、強い力で、一気に奥深くまで貫いた。
「んぁああああああっ!」
クミコは目を大きく見開き、のけぞった。
今まで感じたことのない、体がバラバラになってしまいそうな、壮絶な快感が全身を貫いた。
「あっ、がぁっ……あ……」
なんと、そのひと突きでクミコはイッてしまった。
だらしなく口を開き、喜びの表情を浮かべ、ビクンビクンと体を痙攣させている。
しかし、快感はまだまだ終わらない。
ダンコンカズラは挿入したツルを激しく動かし始めたのだ。
「ああんっ、はぁあああんっ、うぐっ、んぐうぅ、やああぁっ」
ダンコンカズラは、クミコの奥深くを突きまくった。
クミコは快感のあまり、このまま死んでもいいとさえ思った。
ツルの動きに合わせ、グチョッ、グチョッ、ビチュッという卑猥な音が部屋に響きわたる。
「あはぁん、あぁっ、すごいっ……あっ、あっ、だめっ、もっ、だめぇ……!」
クミコは二度目の絶頂を迎え、激しく体を痙攣させた。
ダンコンカズラの方も、同時に最終段階を迎えていた。
クミコの中、奥深くにツルを突き刺すと、ドクンドクンと脈打ち、クミコの中に精を放出したのだ。

翌日、クミコは再びフリーマーケットに足を運んだ。
あの、ダンコンカズラを売ってくれた人物にもう一度会って、話を聞いてみたかったのだ。
(いた……!)
クミコは目的の老人を見つけ、駆け寄った。
「あの、すいません……昨日、鉢植えを買ったものなんですけど……」
すると、老人はあわてた様子で言った。
「あ、昨日の。よかった、あんたには話さなきゃいけないことがあったんだよ」
「え……?」
「昨日売った鉢植えだけどね、アレは『オス』なんだと。ほら、この──」
そう言うと老人は、細いツルと、真ん中に大きなツボミのようなものがある鉢植えをクミコに差し出した。
「この、『メス』と一緒にしておかないといけないらしいんだよ」
「そ、そうなんですか……」
「あぁ。なんでかは知らないが……そうしないと、よくないらしいんだよ。昨日はそのことをすっかり忘れてしまってね。お嬢さん、なにか困ったことにならなかっただろうね」
クミコは、昨晩のことを思い出し、ほおを染めた。
「べっ、べつに……なにもありませんでした」
「ふむ……それなら、よかった。まぁ、昔の人の迷信だろうがね……」
「そ、そうですね……」
「で……そういうわけなんだが、この『メス』も買っていかないかね?」
「あ、はい。ぜひ……」
クミコは老人から、『メス』の鉢植えも購入し、家に持ち帰った。
そして、ダンコンカズラのとなりに、その鉢植えを置いた。
(これで、わたしの体は安全ね。でも……)
「たまにはわたしの相手もしてほしいな」
クミコはほおを染め、ダンコンカズラのツルを愛おしげになでながら、つぶやいたのだった。

おわり

投稿日:

愛玩少女

大富豪の男は、地下室に秘密のペットを飼っていた。それはなんと人間の少女で…

大富豪のエドガーは、仕事を終え、屋敷に戻ると、まっすぐ地下室へ向かった。
彼は地下室で、ある生き物を飼っているのだ。
名前を『モモ』という。
エドガーは扉のカギを開け、中に入った。
地下室はモモのために特別に作ったもので、驚くほど広い。
水浴びのできるプール、植物の生い茂る庭、寝心地のいい大きなベッド──
窓はないが、換気装置によって常に新鮮な空気が送り込まれているし、天井は一面、本物の空と同じように変化する、人工の空になっていた。
モモのために必要なものは、全て、そろっているのだ。
「モモ」
エドガーが名を呼ぶと、モモは庭の木々の間から顔を出した。
そして、その顔を喜びでいっぱいにして、エドガーに駆け寄り、抱きついた。
「モモ!」
エドガーはモモを抱きしめ、頭を撫でてやった。
仕事が忙しいエドガーだったが、こうしてモモと触れ合うと、疲れなど吹き飛んでしまう。
「エド、オカエリ」
モモはエドガーを見上げ、みずみずしい果実のような唇を動かし、そう言った。
「ただいま。何日も会えなくて寂しかったよ。さあ、体をよく見せておくれ」
エドガーは床に膝をつくと、モモの肢体を隠している長い髪を、ゆっくりとはらった。
モモは服を身に着けていない。
この地下室の中では、服など必要ないのだ。
エドガーはモモの全身を撫でながら、怪我などの異常がないか調べると同時に、その感触に酔いしれた。
地下室で暮らすモモの肌は、白く、やわらかくて、なめらかだった。
「ああ……モモ……」
エドガーは気持ちが高ぶり、モモのかわいらしい、ふっくらとした乳房を両手で包むと、その頂にあるピンク色の乳首に舌を這わせた。
「ンッ……エド……」
モモは頬を染め、甘い声を出した。
「……もうベッドに行こう」
エドガーはそう言うと、モモを抱き上げ、ベッドに向かった。

あろうことか、エドガーが大切に飼っている『モモ』は、人間の少女なのである。
十年以上前のことだ。
エドガーは、生まれたばかりの捨て子を見つけた。
元気な、かわいい赤ん坊で、女の子だった。
赤ん坊は、何かを求めるように手を伸ばし、けがれのない瞳で、じっとエドガーを見ていた。
(今、彼女の世界には私しかいないのだな……)
そう思うと、エドガーの心の奥底に、小さな欲望が芽生えた。
彼女をこのまま、永遠に自分だけのものにしたい。
何も知らない、無垢な心で、エドガーだけを頼り、愛し、求める存在──
エドガーは、誰にも見られないように赤ん坊を持ち帰り、すぐに素晴らしい地下室を作った。
そして、赤ん坊をその中に閉じ込めた。
自分だけの愛玩少女にするためには、彼女に世界を見せるわけにはいかないのだ。
エドガーは、彼女を地下室に閉じ込めた上、自分以外の人間とは接触させず、テレビやラジオ、本など、外の世界を知ってしまうようなものは、一切与えなかった。
しかし、おいしい食事や、ペットの動物たち、きれいな音のする楽器など、与えられる限りのものは与えたし、愛情も惜しみなく注いだ。
そのかいあってか、彼女はすくすくと成長し、美しい娘に育った。
しかも、エドガーの思惑どおり、彼女の心はいつまでも、赤ん坊や動物のように無垢だったのだ。

「さあ、ベッドに着いたぞ」
エドガーはモモをベッドの上におろすと、自分も服を全部脱ぎ、裸になった。
そして、ベッドの上にいるモモに向かってペ○スを突き出した。
かわいいモモのおかげで、もう勃起している。
「舐めてくれるかい?」
「ウン!」
モモは両手をそえ、エドガーのペ○スを小さな口いっぱいにくわえると、舌を一生懸命使いながら、それを、出したり、入れたりした。
ときどき、上目遣いで、エドガーの表情を確認している。
エドガーは喜びと快感に息を荒げながら、そんなモモの頭を両手で包み、撫で回した。
「……ありがとう、モモ。今度は私の番だよ」
モモの奉仕をたっぷり堪能したエドガーは、そう言うと、モモをベッドの上に押し倒し、その唇にキスをした。
モモの小さな口の中に乱暴に舌を差し込み、荒々しくかき回す。
「ン……ング……ンム……」
モモは目をとろんとさせ、甘く、苦しげな声をあげた。
やがて、エドガーのキスはモモの唇を離れ、首、そして乳房へと移動していった。
エドガーはモモの乳房を揉み、乳首をつまんだり、舐めたり、吸ったり、軽く噛んだりした。
モモは、乳首を刺激される度に甘い喘ぎ声をあげる。
「モモ……気持ちいいかい」
乳首を責めながらエドガーが言うと、モモはとぎれる声で答えた。
「ンンッ……キッ……キモチ……イイッ……」
「フフ……モモはとってもエッチだね」
エドガーはそう言うと、今度は、モモの足を広げた。
あらわになったモモの秘部は、溢れ出した愛液でぐっしょりと濡れていた。
「こんなに濡らして……」
エドガーは、モモの中に指を入れ、かきまわした。
モモは腰をくねらせ、快感に喘ぐ。
「ハァン……ンンッ……ァン……ン……」
「今日はうしろから入れようか」
エドガーが言うと、モモは期待に満ちた、物欲しそうな顔でエドガーを見つめた。
「フフ……そうしよう。うしろから入れてあげる」
エドガーが指を抜くと、モモはすぐに四つん這いになり、エドガーに向かって尻を突き出した。
「いい子だね」
エドガーはモモの尻に手をそえ、勃起して固くなったペ○スを濡れた秘部に押し当てた。
「入れるよ」
「ウン……」
エドガーは腰を前に出し、モモの中にペ○スを埋めていった。
「ン──ッ! ハッ、ハァッ、ウゥッ……ンフゥ……!」
エドガーが奥までペ○スを入れると、モモは喜びに満ちた喘ぎ声をあげた。
「あぁ……モモ……いいよ……モモ……」
エドガーは腰を前後に動かし始めた。
モモの愛液が、グチュッ、グチュッと卑猥な音を立てる。
「アッ、ンッ、ンンッ、アァン!」
モモはシーツを握りしめ、身をよじって、押し寄せる快感に喘いだ。
「ああっ、モモッ、すごいよ……モモ──!」
エドガーもまた、激しい快感に襲われていた。
エドガーはモモの尻をわしづかみにし、腰を打ち付けるようにして、強く、激しく突き上げた。
「ハァン、アッ、ヒアッ、ヤァッ、ンアアアァ──ッ!」
モモはその激しすぎる快感に、狂喜の叫び声をあげた。
目はうつろで、焦点が合わず、口はだらしなく開いている。
その体はすでに絶頂に達しており、ビクンビクンと痙攣していた。
「モモ……ああ……イク……イクよっ……モモッ──!」
エドガーはそう言うと、強く、深く、モモにペ○スを突き刺し、絶頂に達した。

エドガーは仕事で屋敷を空けることがある。
そんな時は、屋敷の使用人がモモの食事を運ぶことになっていた。と言っても、お互いの姿を見ることはない。
壁に専用の仕掛けがあり、食事だけを届けられるようになっているのだ。
若い使用人のジャックは、地下室のペットのことが気になって仕方がなかった。
運ぶエサはコックがきちんと調理したもので、まるっきり人間の食べ物なのだ。
それとなくエドガーに聞いてみたこともあったが、はぐらかされるだけだった。
あの厳重に閉ざされた地下室の中に、どんな珍しい生き物がいるのか──隠されれば隠されるほど、知りたくなる。
好奇心に耐えきれなくなったジャックは、ついに行動を起こした。
エドガーをこっそり観察し、地下室のカギの隠し場所を突き止めることにしたのだ。
エドガーは慎重だったが、ジャックは床下や天井裏に隠れてまで観察し、やっとのことで、その場所を突き止めることができた。
エドガーは地下室のカギを、書斎にある古い柱時計の中に隠していたのだ。

ジャックはこの時を待っていた。
エドガーは仕事に出かけ、数日間は屋敷に戻らない。
とうとう、地下室のカギを使うときが来たのだ。
こっそりカギを盗み出したジャックは、地下室へと向かった。
「いよいよだ……」
ジャックはゴクリと喉を鳴らし、慎重に地下室の扉を開けた。
「うわぁ──」
ジャックはまず、想像していたのとは全く違う地下室の様子に驚いた。
うす暗く、石の壁で覆われた粗末な部屋だろうと思っていたのだが、中は驚くほど広く、明るくて、上を見ると、地下室だというのに空まであった。
「どうなってんだ……」
ジャックは地下室の中を歩き回った。
プール、そして、植物の生い茂る庭……すると、足もとをウサギが駆け抜けた。
まさか、ここでウサギを飼っているわけではないだろう。
ジャックがさらに奥へ進むと、大理石の床の上に、おおきなベッドがあった。
(ベッドだ……ご主人様のものだろうか……それとも……)
ジャックは恐る恐る、ベッドに近づいた。
そして、ベッドの上にいる『生き物』を見て、息をのんだ。
「こ、これは……」
それはまぎれもなく、人間だった。
屋敷の中で見たことはない。
(そういうことだったのか……)
ジャックは全てを理解した。
地下室で飼われていたのは、この、『人間の少女』だったのだ。

ジャックは、一糸まとわぬ姿ですやすやと眠る少女をうっとりと眺めた。
(なんて綺麗なんだ……)
かわいらしくふくらんだ、やわらかそうな乳房が、彼女が呼吸するのに合わせて上下している。
ジャックは思わず、その乳房に触れた。
「ン……エド……?」
少女が目を覚ますと、ジャックはあわてて、手を引っ込めた。
モモは、エドガーがいるのかと思い、ぼんやりとその目を開いた。
しかし、目の前にいるのが見たことのない『もの』だと分かると、息をのみ、あわてて体を起こした。
「ア……アッ……エドッ……!」
モモは混乱した様子で、エドガーの姿を探した。
「あっ……あの……ご主人様は……エドガーはいないよ」
ジャックは優しくモモに話しかけた。
「ねえ、君……ずっとここにいるの? 外に出たりするのかな? もしかして、無理矢理、閉じ込められているんじゃないのかい?」
しかしモモは、困ったような顔をして、首を傾げた。
「言葉がわからないの? かわいそうに……やっぱり閉じ込められていたんだね。だいじょうぶ、僕が助けてあげる。僕がずっと、君を守ってあげるから」
ジャックはモモの腕に手を伸ばした。
「ヤダ……ソレ、イラナイ! エド……エド……!」
モモは、恐怖の表情を浮かべ、エドガーの名を呼びながら後ずさった。
それでも、ジャックが腕をつかもうとすると、モモは力一杯、その手を払いのけた。
「痛っ……」
モモの仕打ちに、ジャックの表情が凍り付く。
「……無駄だよ……いくら呼んでもエドガーは来ない」
その目に冷たい光をたたえたジャックは、逃げようとするモモをつかまえ、ベッドに押し倒し、馬乗りになった。
「この体でいつも、エドガーにどんなことをしてるんだ? え?」
ジャックはモモの細い両腕をつかみ、ベッドに押し付けた。
そして、動けないモモをいたぶるように、やわらかな乳房にゆっくりと舌を這わせ、かわいらしい乳首に吸い付くと、わざとらしく音を立てた。
「ンーッ! ウーッ!」
モモは目に涙を浮かべ、もがいている。
「いつもエドガーの相手をしてるんだろ? 俺も楽しませてくれよ」
ジャックはモモの乳首を舐め回し、軽く噛んだ。
「ンーッ! ンッ、ンッ、ヤッ、アァーッ!」
モモが明らかに反応しているのを見て取ったジャックは、乳首を責め続けた。
「ンンッ、ウッ、アッ、ン……ッ」
モモの声は、拒絶する気持ちとは裏腹に、徐々に甘い響きを帯びていく。
「かわいい顔して……こういうのが大好きなんだろう?」
モモは弱々しくかぶりを振った。
ずっと、逃げようともがいていたモモだったが、疲れてしまったのか、ぐったりしている。
ジャックが、押さえていた腕を離しても、もう、抵抗しなかった。
「やっと大人しくなったな」
ジャックはそう言うと、ズボンを下ろし、勃起したペ○スを出した。
「これが欲しいんだろ?」
そして、ぐったりと横たわるモモの足を開かせると、その秘部にペ○スを押し付け、一気に突き刺した。
モモは悲痛な叫び声をあげた。
「ヒヒヒ……あんなに嫌がったくせに、しっかり濡れてるじゃないか……」
ジャックは、腰を動かしながら言った。
「ンッ、ウッ、ンンッ……」
「お前が悪いんだからな……」
ジャックはそう言いながら、どんどん腰の動きを激しくしていく。
「お前が……言うこと聞かないから……助けてやろうとしたのに……」
ジャックは怒りをぶつけるように、強く、激しく腰を打ち付けた。
「アッ、ウウッ、アアアアッ! ヤァァアアッ──!」
モモは、否応無しにおとずれる激しい快感に叫び声をあげ、絶頂を迎えた。
ジャックもまた、差し迫るものを感じていた。
「出すぞっ……!」
ジャックは体を弓なりにし、強く、深く、最後のひと突きをすると、体を震わせ、モモの中にたっぷりと精液を注ぎ込んだ。

しばらく呆然としていたジャックだったが、徐々に冷静さを取り戻していった。
……大変なことをしてしまった。
このことがエドガーに知れたら、仕事をクビになるどころでは済まないだろう。
だが──ジャックは少女をチラリと見た。
幸い、彼女はほとんど言葉を理解していないらしい。
(話せないなら……大丈夫だ、バレることはない……)
このままこっそり地下室を出て、カギを戻しておけばいいのだ。
そしてまた、エドガーのいない日に、ここへ来て彼女を──
ジャックは欲望のこもったまなざしで、少女の艶かしい、白い体を眺めた。
彼女を見ていると、また、今すぐにでも襲いかかりたくなってしまう──
と、その時、ジャックは息をのんだ。
少女の白く細い腕には、ジャックが思い切りつかみ、押さえつけていた手の後が、紫色のアザになって残っていたのだ。
ジャックは焦った。
(アザはすぐに消えない……このままではエドガーに気付かれてしまう……!)
ジャックは必死になって考え、そして、思いついた。
少女を監禁するのは犯罪だ。
つまり、エドガーは犯罪を犯している。
このことをネタに脅せば、なんでも言うことを聞くかもしれない。
もし、少女のことが世間に知れたら、エドガーは逮捕され、少女とも別れることになるのだ。
(いや、だめだ──)
ジャックは思いとどまった。
エドガーほどの人物だ。
そんなことをしたら、自分など、誰にも分からないよう始末されてしまうかもしれない。
(やはり、方法はひとつしかない……)
ジャックは立ち上がり、地下室を出た。

エドガーは急遽、仕事を中止し、青ざめた顔で屋敷に戻ってきた。
屋敷の前には数台のパトカーが停まっていて、警官が行き来し、使用人たちは不安げに、その様子を見守っていた。
エドガーが到着したことに気付くと、警官の一人が声をかけた。
「エドガー氏ですな? 私は署長のポールです」
「ええ……」
「地下室の少女のことでお話をうかがいたいのです。署の方に──」
「あぁ、そんな……どうして……」
エドガーはよろめき、その場に崩れ落ちた。
するとその時、屋敷の中からモモの叫び声が聞こえてきた。
恐怖に怯え、何かを拒絶するような声だった。
「モモ……! モモに何をした! やめてくれ! 頼む、ひどいことをしないでくれ!」
エドガーが取り乱すと、署長はなだめるように言った。
「医者と警官です。大丈夫、彼女を保護しようとしているだけです」
モモを保護するため地下室に入った医者と警官は、もちろん、モモにひどいことなどしていなかった。
しかし、地下室とエドガーが世界の全てだったモモにとって、何もかもが、恐怖でしかなかったのだ。
しばらくすると、声は静かになった。
そしてモモは、警官と医者に体を支えられながら、屋敷の外に出てきた。
その体はシーツにくるまれている。
「モモ──!」
エドガーはモモの名を呼んだ。
しかし、モモの目はうつろで、何も聞こえていないようだった。
署長はエドガーに説明した。
「かなり興奮していたようですから、鎮静剤を使ったのです。もちろん、安全な鎮静剤ですが……あなたの声は届かないでしょう」
しかし、エドガーはモモの名を呼び続けた。
「モモ、モモ──!」
すると、モモの瞳がかすかに動いた。
「エ……ド……」
「モモ!」
「エド……!」
モモの目から涙が溢れた。
「エド……ウッ、ウウッ……エド……ウアアァァ──ウアァ────!」
モモは世にも悲しげな声で泣いた。
その、けがれのない、無垢な、心からの悲鳴は、その場にいる者の胸を打った。
警官も、医者も、集まっていた使用人たちも、少女の悲しみを心から哀れんだ。
エドガーは地面に手をつき、涙を流した。
「モモ……こんなことになるなんて……すまない……モモ……」
その時だった。
「泣くのをやめろ! あいつは……エドガーは、お前をひどい目にあわせた犯罪者なんだぞ! それを、俺が助けてやったんだ! 俺が──!」
そう叫んだのは、ジャックだった。
ジャックは叫びながらモモに飛びかかり、その口をふさごうとした。
しかし、近くにいた警官が、あわててジャックを取り押さえ、モモから引き離した。
「やめなさい! 君! 一体どうしたんだね──」
モモは驚いて泣き止んだが、その体は恐怖に震えていた。
我に返った署長は、大きな声で言った。
「……さあ! みんな、仕事に戻るんだ!」
そして、エドガーに向かって言った。
「ミスター・エドガー、参りましょう。逮捕するわけではありません、状況をご説明いただくだけです。それに……安心してください。彼女は、病院で手厚く保護いたしますから」
(保護だなんて……あぁ……私だけのモモが……けがれてしまう……)
エドガーは、憔悴しきった様子で立ち上がった。
しかし、その目の奥には、人知れず、ほの暗い光を宿していた。
(悲しんでばかりはいられない──)
エドガーは、どんな手を使ってでもモモを取り戻すつもりだった。
(それに、あのジャックという若者……)
エドガーは、心の内に思いを秘め、パトカーに乗り込んだ。
すると、エドガーが連れて行かれてしまうと思ったモモが、再び泣き出した。
鎮静剤のせいで力の入らない体を精一杯動かし、エドガーの元へ行こうとする。
それを見て、警官に取り押さえられていたジャックがまた叫びだした。
「泣くのはやめろと言ってるだろう! 俺がお前を助けたんだ! なぜ俺に感謝しない! そうか、まだ分からないんだな……ヒヒヒ……だが、すぐにあいつが憎くなるぞ! そして、お前は俺の前にひざまずき、許しを請うんだ! どうか、もう一度かわいがってくださいってな! アソコをぐっしょり濡らして……ハハッ……ハハハハ……ヒヒヒヒヒ……」
「おい、君っ、やめなさい! 何を言ってるんだ! 署長、こいつが──」
警官が何か質問していた。
しかし、ジャックの耳には入らない。
ジャックはいつまでも、モモへの『愛の言葉』を叫び続けていた。

おわり

投稿日:

二人の物語

同じクラスの女子がこっそり官能小説を読んでいた!それを見つけた男子は…

昼休み。
川嶋ミチルは図書室の隅の席に座り、夢中で文庫本の文字を追っていた。
すると突然、うしろから声がした。
「ふーん、すごいの読んでるねぇ……」
ミチルがあわてて本を閉じ、振り返ると、そこには同じクラスの木崎エイタが立っていた。
「びっ、びっくりしたっ。きっ、木崎くん……なっ、なにっ、急に……」
かなり動揺した様子のミチルを見て、エイタはニヤニヤしながら言った。
「だから、すごいの読んでるなぁーと思って」
「えっ……なっ、なんのこと? べっ、べつに、わたしはっ……」
ミチルは立ち上がり、その場から去ろうとしたが、エイタはその腕をつかんで言った。
「待ってよ。もうちょっと話そうよ……川嶋って、そういう本が好きなの?」
「なっ……なに言ってるの」
「とぼけてもだめだよ、もう見ちゃったもん。それ……エッチな小説でしょ?」
「ちっ、ちがうよっ……そんなんじゃないもん!」
ミチルは顔を真っ赤にして否定した。
「じゃあ見せてよ」
「えっ、だめっ……」
「なんで?」
「それは……だって……あの、プッ、プライバシーよ! もういいでしょ、離して」
ミチルはエイタの手を振りほどいた。
「わっ、わたし、もう行くから……」
「──クラスのみんなに話しちゃおっかなぁ」
「──!」
エイタの挑発するような言葉に、ミチルはその場で固まった。
「川嶋がエッチな本読んでたなんて聞いたら、みんな驚くだろうね。真面目そうな川嶋が──」
「やっ、やだっ、やめてよ!」
「じゃあ、その本貸して」
「なっ、なんで……」
「俺も見たいから。渡さないなら、クラスのみんなに──」
「わっ、わかったよ、もう……」
エイタに言いくるめられ、ミチルはしぶしぶ、本を渡した。
「ふーん……うわっ、すご……こんなのが学校の図書室にあっていいのかぁ?」
「それは……でっ、でも、学校の図書室にあるってことは、有害な本ではないってことだと思うけど?」
「なら、みんなに言ってもいいんじゃない?」
「それはだめっ!」
「フフン、おもしれー」
エイタはニヤリと笑って言った。
「今日の放課後、ここで待ち合わせな」
「は? なんでよ……」
「だって俺、川嶋に興味あるっていうか……もっと話したいんだもん」
「え……なっ、なに言ってんの? そんなの、行かないわよっ」
するとエイタは、ミチルの前に本をちらつかせて言った。
「来なかったら、みんなにこの本のこと言いふらしちゃうけど?」
「ちょっと! そんなの卑怯じゃない!」
ミチルは本を奪い返そうと、エイタにつかみかかった。
しかし、エイタはミチルの攻撃を軽々とかわし、まったく捕まらない。
そのうちに、昼休み終了五分前のチャイムが鳴った。
「あ……んじゃ、そういうことで」
エイタはそう言い放つと、ミチルの腕をすり抜け、奪った本を貸し出しカウンターに持って行った。
「かっ、借りてるっ……」
ミチルは、最悪の展開になってしまったことを実感し、よろめいた。
放課後。
ミチルは図書室にやって来た。
見渡すと、エイタはすでに来ていて、ミチルに向かって手をふっていた。
「フフフ……ちゃんと来たなっ」
「ふん……」
「あれ、怒ってる……?」
「当たり前じゃない! その本をネタに、わたしをゆする気なんでしょ?」
「そんなことは……でも、まぁ……実際そうなっちゃってるか」
エイタは悪びれた様子もなく、にこにこと笑いながら言った。
するとミチルは、そんなエイタに向かって、毅然とした口調で言った。
「だから、わたし考えたの」
「え?」
「……クラスのみんなにバラすって言ってたけど、勝手にしていいから」
「えーっ、なんでだよ!?」
エイタが驚いているのを見て、ミチルは得意そうに言った。
「知らないって言い張ればいいもの。何も証拠はないわけだし。みんな、木崎くんの言うことなんか信じないわよ。ふふん……これでもう、わたしを思いどおりにはできないわね!」
「なっ……」
エイタの顔に焦りの色が浮かぶ。
「じゃあ、わたし、もう帰るから」
「まっ、待てよ!」
エイタがあわててミチルの腕をつかんだ。
「ちょっと、離してよ」
「いや……えっと……本当に言っていいのか?」
「いいけど?」
「ほんと?」
「なっ、なによ……しつこいわねぇ、いいって言ってるでしょ」
「じゃあ……」
エイタはわざとらしく声をひそめて言った。
「川嶋は、縛られて無理矢理犯されるのが好きだってみんなに……」
「ちょ、ちょっと、やだ、なに言ってんの!?」
「だってこの本、そういう内容だろ?」
「そ、そ、そそそそ、それは……そうかもしれないけどっ……なんでわたしがそういうの好きだってことになっちゃうのよ!」
ミチルの顔は真っ赤に染まっていた。
形勢逆転を確信したエイタは、余裕の笑みを浮かべ、畳み掛けるように言った。
「でも、夢中で読んでたじゃん……好きなんだろ?」
「ちっ、ちがうもん!」
「そういうふうにされたいんだ?」
「ちっ、ちが……」
「みんなに言っていいんでしょ?」
「それは……だめっ……」
「へへ……だからさ、今日だけ俺に付き合ってよ。そうしたら、この本のことはさっぱり忘れるから。もちろん、誰にも言わないし」
「……ほ、ほんとに?」
「もちろん!」
「……約束できる?」
「うん、絶対。約束する!」
「じゃあ……わかった……絶対、絶対、約束だからね?」
「うん!」
「で……? 付き合うって、なにするの?」
ミチルは、あきらめ顔で言った。
小説H
小説:二人の物語
「こっち。ついてきて」
エイタはミチルの腕を引っぱり、図書室の奥へと連れて行った。
「ここ?」
「そう……」
エイタはキョロキョロと周りを見回し、誰も見ていないのを確認すると、壁にある扉を開けた。
「入って」
「う、うん……」
エイタはミチルの後に続いて自分も中に入ると、音を立てないように、そっと扉を閉めた。
「ここは……?」
ミチルは小さな部屋を見渡して言った。
「わかんないけど……倉庫みたいなもんかな? 今はほとんど使ってないみたいだけど」
「ふーん……」
部屋の中には古そうなダンボール箱が少しあるくらいだった。
「でも……使ってない割には、キレイだね……」
「あぁ、それは、俺がたまに使ってるからかも。秘密の場所みたいで、気に入ってんだ」
「そうなの……」
「中から鍵がかけられるんだぜ」
そう言って、エイタは内側から扉に鍵をかけた。
「えっ、なんで閉めるの」
「そりゃ、誰かが急に来たら困るだろ?」
「あ、そっか……確かに、木崎くんと二人でいる所は見られたくないかも……」
「え、なんで?」
「だって、変なウワサになったら嫌でしょ」
「そうか? 俺は、そんなことないけどな……」
「え……」
複雑な気持ちが絡み合い、一瞬、時が止まったようになる。
「とっ、ところで……ここでなにするの?」
気まずい空気に耐えきれず、ミチルは努めて明るく言った。
「え、あ、あぁ……うふふ……コレを使いまーす」
「うえっ……」
ミチルはエイタが取り出した物を見て顔をしかめた。
それは、こんなことになる原因になったあの本だった。
「それを……どうするの」
「んふふ……二人で一緒に読もうと思ってさ」
「な……なに言ってんの……やだよ、意味分かんない……」
「まあまあ。二人で読むのも面白いと思うよ?」
「やだ」
「今日は付き合うって、約束でしょ」
「う……」
「じゃあ……はいっ、ここに座って」
エイタはミチルを部屋の角に座らせ、自分もその隣に座った。
「ちょ、ちょっと……近い……ってゆうか、キツい」
エイタは、ミチルの横にぴったりとくっついて座っていた。
ミチルは部屋の角に追いつめられた形になり、それ以上ずれることができない。
「いいじゃん、くっつかなきゃ一緒に読めないもん」
「えぇっ……」
「じゃあ、始めるよ。えっと、ここから」
エイタはミチルの訴えを無視し、本の朗読を始めた。

男は、由梨江をベッドの上に転がすと、服の上からその体中をなでまわした。
由梨江はもがいたが、目隠しをされ、手を後ろで縛られているためほとんど抵抗できない。

エイタが朗読を始めると、ミチルの顔は、恥ずかしさで真っ赤に染まった。
それは、誰にも見せたくない、心の奥底に土足で踏み込まれたような気分だった。

「ずっとこうしたかったんだ──」
男は由梨江のブラウスに手をかけると、力を込めて、一気に引き裂いた。
ブラウスのボタンが飛び、由梨江の上半身があらわになる。

エイタはここで朗読を止め、ミチルに言った。
「由梨江のセリフは川嶋が読んで」
「えっ、やだっ」
「もー、ここまで来たらあきらめなよ。それともまた、川嶋の立場について説明しなきゃだめ?」
「ううっ……」
結局、今日のところはエイタに従うしかない、という結論に達するのである。
ミチルはしぶしぶエイタの命令に従い、由梨江のセリフを読んだ。
「えっと……やめて、おねがい、やめて」
すると、エイタは信じられないという顔で言った。
「ちょ、ちょっと、なにそのテキトーな読み方!」
「えー、いいじゃん、べつに……ちゃんと読んだんだから」
「あ、あのねぇー」
不満いっぱいな表情のエイタに対し、ミチルは得意顔である。
「フン……そういう態度なら、こっちにも考えがある」
エイタはそう言うと、本を置き、突然、ミチルを抱き寄せた。
「やっ、やだっ、なにするの! やめてよっ」
「しーっ。大きい声出すと、図書室に聞こえちゃうよ」
「あ、ごめ……じゃなくて! 離れてよっ」
しかし、エイタはミチルをしっかりと抱きしめて離さなかった。
ミチルがもがいても、びくともしない。
「ねえ、木崎くんってば! えっ……ちょ、ちょっと!?」
ミチルはあわてた。
エイタは片手を伸ばし、ミチルの足に触れたのだ。
しかも、エイタはその手をゆっくりとすべらせ、スカートをたくし上げていく。
エイタの手の感触は体の奥まで響き、ミチルをゾクゾクさせた。
ミチルは変な声が出てしまいそうになるのを必死に抑え、震える声で言った。
「やっ、やだっ……やめて……おねがい……やめてよ……」
すると、エイタはパッと手を離し、ほがらかな笑顔で言った。
「そうそう、やればできるじゃん」
「……!?」
「セリフ! そういう感じで読んでくれればいいんだよ」
「えっ……そっ、そのために、あんなことしたの!?」
「そうだよ。だって、ちゃんと読んでくれないんだもん」
「信じられない……」
「止まんなくなりそうでヤバかったけどね」
「え?」
「さっ、続きを読むよ!」
エイタは朗読を再開した。

由梨江の懇願は、男の欲望をさらに増幅させるだけだった。
男は由梨江の乳房を乱暴に揉んだ。
ブラジャーをずらすと、豊かな乳房はぷるんと揺れて、男の前に飛び出してきた。
「ずっとこうしてほしかったんだろ?」
男は、両手で由梨江の乳房をわしづかみにして激しく揉み、そして、乳首にむしゃぶりついた。

「……ほら、川嶋の読む番」
エイタが小声で言った。
「う、うん。えっと……いやっ、んんー、いやぁ、ううー、ああー」
セリフを読んだミチルは、エイタが微妙な表情をしているのを見て言った。
「べっ、べつに、適当に読んだわけじゃないよ! うまく読めるわけないよ、こんな変なセリフ……」
「まあねぇ……そうだ、また試してみる? さっきみたいに。そうしたら、いい声が──」
「だっ、だめだよっ、だめ!」
「ちぇっ……まあ、仕方ないか。じゃあ、続きを読もう」
そう言って、エイタは続きを読み始めた。
しかし、ミチルの頭の中は別のことでいっぱいだった。
(また試してみるかって……「うん」って言ったら、ほんとにするつもりだったの? 本と同じようなこと……)
ミチルは本を読むエイタの顔を盗み見た。
(木崎くんがわたしに……)
ミチルの頭の中に、本に書いてあるような過激な妄想がどんどん広がっていく。
ミチルは、体の奥がうずき、熱くなるのを感じ、そっと、苦しげな息を吐いた。
「……ね、川嶋の番だよ」
「はっ?」
ぼんやりしていたミチルは、エイタに声をかけられ、我に返った。
「あ……ごめん、どこまで読んだ?」
「えっ、聞いてなかったの!?」
「う、うん……」
「なんだよー、ここだよ。由梨江が無理矢理キスされてるところ」
「あ、うん。じゃあ、読むね。……ん、んんっ、んーっ」
ミチルのセリフは相変わらず棒読みだったが、エイタは続けて朗読した。

由梨江がかたくなに口を閉じていると、男は由梨江のあごをつかんで言った。
「ちゃんと口を開けろ! 舌を絡めて、もっといやらしく……できるな?」
男の強い口調に恐怖を感じた由梨江は、必死にうなずいてみせた。
「よし……いい子だ」
男は再び、由梨江にキスをした。
由梨江は仕方なくキスを受け入れ、男と舌を絡め合った。
男はキスをしながら、由梨江の乳房を揉み、乳首をこねくり回した。

「んむ、ん、はぁ、はあん」
ミチルはエイタに言われる前に、由梨江のセリフを朗読した。
エイタも後に続く。

男を拒絶する気持ちとは裏腹に、由梨江の体には激しい快感がうずまいていた。
苦しみに喘いでいた声は、すっかり甘い響きに変わって──

「ふーん……」
エイタは朗読を止めて、首を傾げた。
「どっ、どうしたの?」
ミチルはいよいよ、こんな内容の本を読んでいたことをからかわれるのかと思い、身構えたが、そうではなかった。
「キスって、どんな感じなのかな」
「なっ、なに、突然……」
エイタが自分の唇を見ていることに気付き、ミチルはあわてて下を向いた。
「なんか、想像つかないんだよなぁ……そんなにいいもんなのかな?」
「えっ……さっ、さあ……わかんないよ。そんなの……したことないし……」
「……じゃあ、してみようか」
「はぁっ!?」
「キスさせて」
「なっ、ななな、なに言ってんの!?」
ミチルは、エイタがまたふざけているのかと思い、その顔を見上げた。
ところが、エイタの表情は真剣そのものだった。
「俺……キスなんかしたことないのに、なんだか、川嶋にキスしてくてたまんないんだよね」
「えっ……わ、わたしっ……!?」
「うん。俺、川嶋のこと好きだよ。知らなかっただろうけど、ずっと前から好きだったんだぜ」
「は……ウソ……」
「ほんとだって。俺は本気だよ。だから……俺と付き合ってほしいんだ。だめかな?」
「ええっ……」
突然の告白に、ミチルの頭は混乱した。
そういえば、エイタはなにかとミチルにちょっかいを出してきたし、よく話しかけてきた。
そんな時、ミチルは素っ気ない態度をとっていたが、実は、そうやってエイタと過ごす時間が好きだった。
しかし、ミチルはエイタに対して常に一定の距離を保って接し、その距離を縮めようとはしなかった。
エイタが自分のことなんて好きなはずがない、好かれてるなんて思ってしまったら、あとでつらい思いをするだけ──そう思っていたのだ。
だが、今は違う。
エイタははっきりと、ミチルを好きだと言ったのだ。
もう、不安に思う必要などない。
しかしミチルは、言葉を選ぶようにしながらゆっくりと言った。
「あの……気持ちはすごくうれしいけど……でも……」
「でも……?」
「だめだよ、わたしなんか……木崎くんには……もっと……お似合いの人がいると思う」
ミチルはそう言って、唇を噛んだ。
ミチルの後ろ向きな思いは根深く、どうしても、素直になれなかったのだ。
「そっか……やっぱ、俺じゃだめなんだな」
「ううん! そうじゃないの……そうじゃないけど……でも……」
「なんだよそれ……無理なら無理ってはっきり言ってくれよ」
「無理なんかじゃないけど、でも……」
「ごめん、俺もう我慢できない──」
エイタはそう言うと、ミチルの頬に両手をそえ、その唇にキスをした。
「──!」
ミチルはあわてて離れようとしたが、壁に追いつめられていて無理だった。
ミチルがじたばたしていると、エイタが少し唇を離して言った。
「そんなにしっかり口閉じてたらキスできないよ……力抜いて。えっと……なんだっけ……」
エイタは片手で本を開いて言った。
「そうそう、ここだ。ちゃんと口を開けて、舌を絡めて、いやらしく……ね?」
「や、やだ……何言って──」
ミチルは言いかけたが、エイタがその唇をふさいだ。
「んんっ……!」
ミチルは小さく声を上げた。
エイタの舌がミチルの口の中に侵入してきたのだ。
エイタの舌は、ミチルの反応を求めるように動いた。
「ん……んん……」
ミチルは、体中が熱くしびれるような、狂おしい感覚におそわれた。
その感覚はミチルの欲望を増幅させ、後ろ向きだった気持ちなど、簡単に吹き飛ばしてしまった。
(やっぱり好き……わたし、木崎くんが好きだよ……)
ミチルはエイタを求めるように、舌を動かし始めた。
ミチルが舌を動かすと、エイタの舌の動きにもさらに熱がこもり、二人は激しく舌を絡め合い、お互いを求め合った。
「ん……?」
エイタはミチルの頬が濡れていることに気付き、ゆっくりと唇を離した。
「……えっ、なっ泣いてる!? もしかして嫌だった!? ごめん! 俺、つい夢中で……」
ミチルの顔を確認したエイタは青ざめ、あわてて謝った。
しかしミチルは、照れ笑いを浮かべて言った。
「ちがうの、あの、なんて言うか……感動して泣いちゃって……」
「えっ……ほんとに? だいじょうぶなのか?」
「うん……それで……あのね、わたしやっぱり、木崎くんのこと大好き」
ミチルがそう言うと、エイタは期待と不安の入り交じった、複雑な表情を浮かべて言った。
「え……! マジで!? じゃ、じゃあ、俺と付き合って……くれるのか?」
「……うん」
「おっ……俺の彼女ってこと!?」
「そ、そういうことかなぁ……」
「そっ……そっか。はは……やった……やった──っ! ミチルぅ──!」
エイタはその顔を喜びでいっぱいにして、ミチルを強く抱きしめた。
「あ……キス……ってさ、いいもんだったよな」
エイタはミチルを抱きしめる力を少し緩め、言った。
「う、うん……なんか、すごかったね……」
「うん……それで、俺、もうひとつ気になることがあるんだけど……」
「なに?」
「あ、いや……ひとつどころじゃないかも……」
「え……?」
エイタは本を手に取り、真顔で言った。
「この本に書いてあること全部、したいんだ、ミチルと」
「えっ、やだ、なに言ってんの……」
「いいだろ……俺たち、恋人同士になったわけだし。……だめ?」
「ええっ……そう言われても……」
ミチルは顔を赤くして、口ごもった。
「あ、そっか……そうだよな。ごめん、聞いた俺が馬鹿だったわ」
「え……」
突き放したような言い方に、ミチルは不安な顔でエイタを見上げた。
しかし、その言葉とは裏腹に、エイタはイタズラっぽい笑みを浮かべていた。
「……ミチルは、強引なのが好きなんだよな?」
そう言うと、エイタはミチルに少し乱暴なキスをした。
「んっ……木崎く……」
「大丈夫……ミチルが本当に嫌がることはしないよ……」
エイタはそう言うと、キスをしながら、ミチルの胸に手を当てた。
「んんっ……!」
「大きい声出しちゃだめだよ……図書室に聞こえちゃうから」
エイタは制服の上からミチルの胸を揉んだ。
「ん……んんっ……木崎く……だめ……」
そう言いながらも、ミチルはほとんど抵抗しなかった。
エイタはミチルの制服のボタンを外し始めた。
「えっ、ウソ……ほんとに……?」
ミチルは不安げな顔で、ボタンを外すエイタの手をにぎった。
「だいじょうぶだから」
エイタはそう言って、手を止めず、ミチルのブラウスのボタンも外した。
「かわいい……」
白いブラジャーにつつまれたミチルの胸を見て、エイタはつぶやいた。
その幼い顔に似合わず、ミチルの胸は豊かに成長し、官能的な谷間を作っていた。
「そんなに見ないで……恥ずかしいよ……」
ミチルが言うと、エイタは答えた。
「まだまだ、もっとだよ」
そして、ミチルの背中に手を回し、ブラジャーのホックを外した。
「ん、あれ……んん……?」
エイタはブラジャーを外そうとしたが、肩ヒモがミチルの腕に引っかかって取れない。
「無理だよ、服、全部脱がないと取れない……」
「あ、そうなのか……じゃあ、このままでいいや」
エイタはそう言うと、ホックを外してゆるくなったブラジャーの下に手を入れ、ミチルの乳房を揉んだ。
「あ……うそっ……エイタくん……ああっ……」
「すごい……やわらかい……」
エイタが乳首を軽くつまむと、ミチルはピクンと体を震わせ、声をあげた。

「あんっ……あっ……ああっ……」
「乳首……気持ちいいの?」
ミチルの反応が激しくなったことに気付き、エイタは言った。
「そ、そんなこと……」
ミチルは恥ずかしそうな、困ったような顔をして、エイタから目をそらした。
「恥ずかしくて言えない? だめだよ……ちゃんと教えて?」
エイタはそう言って、少し強く乳首をつまんだ。
「はぁあんっ! ああっ……っはぁ……はぁ……ん……き……気持ちいい……」
「ん? 聞こえないよ……もう一回言って」
エイタは乳首をこねるようにしてもてあそびながら、意地悪く言った。
「ううっ……はぁ……気持ちいい……乳首……気持ちいいの……」
「ん、いい子だね」
エイタはミチルの頭をなで、頬や首すじにキスをした。
「今度はこっち──」
エイタはそう言うと、ミチルのスカートの中に手を入れ、ミチルの太ももに手を這わせた。
「だめっ、そんなとこ……恥ずかしいよ……」
ミチルは手を伸ばし、制止しようとしたが、その力はとても弱い。
エイタはミチルが本気で嫌がっていないことを悟り、もっと奥まで手を伸ばした。
「ああっ……あっ……やだ……」
エイタの手は、ミチルの秘部に到達した。
パンツの上から、その形をなぞるように、なでまわす。
「湿ってるみたいだ……もしかして……濡れてる……ってこと?」
エイタはそう言うと、ミチルのパンツの中に手を入れ、割れ目の奥に指を進めていった。
「やっ……だめ……そんなとこ……」
「すごい……ぬるぬるだ……ミチル……すっごく濡れてる……」
エイタはミチルを熱っぽく見つめ、指を動かした。
その動きに合わせ、グチュグチュと、卑猥な音がする。
「あっ、ああっ、はぁっ……だめっ……はぁっ……だめっ、待って」
ミチルは息を荒くし、体を震わせ、差し迫ったような声を出した。
しかしエイタは、ミチルの秘部をなで続け、さらに、もう片方の手で乳首を刺激した。
「やっ、あぁっ……やだ……どうしよ……はぁ、はぁっ……ああっ、んっ、んっ、ん──っ!」
ミチルは、信じられないほどの快感に襲われ、ビクンビクンと痙攣した。
「すごく感じてたね……もしかして……イっちゃった?」
エイタは手を止めて言った。
「はぁ……っはぁ……うん……そうだと思う……」
ミチルは快感の余韻に浸り、うっとりとした表情で答えた。
「そういうの、わかるんだ……ってことは、オナニーとかしてるのかな?」
エイタはそう言って、止めていた指を再び動かし始めた。
「えっ……そっ、そんなの……んんっ……ぁんっ……してないもんっ……」
ミチルは、エイタの指の刺激に喘ぎながら、必死になって否定した。
「ふーん……ま、今日のところは追求しないでおこう」
「なっ、なにそれっ……」
「俺もそろそろ、気持ちよくなりたいから」
エイタはそう言うと、ミチルのパンツを脱がせ、自分もズボンと下着を脱いだ。
「あっ……」
ミチルはあわてて目をそらした。
「ミチル、こっち向いて」
エイタが言う。
「でっ、でも……」
「見てよ……ミチルがすごくかわいいから、こんなに大きくなっちゃったよ。ホラ」
「えぇ……?」
ミチルは好奇心に負け、エイタの方を見た。
「うわ……」
「ね、すごいでしょ」
「う、うん……そんなになっちゃうんだね……」
「触ってみる?」
「えっ……でも……そんな……」
「触ってほしい……」
「わ、わかったよ……」
エイタのしゅんとした顔に負け、ミチルは恐る恐る、エイタのペ○スに手を伸ばした。
「ここ、にぎって……」
「あ、うん……」
「それで、こうして……こすってみて……」
ミチルは言われた通り、エイタのペ○スをにぎり、手を動かした。
「すごいよ……気持ちいい……ミチルが……俺の……にぎって……」
ミチルがこすると、エイタのペ○スはさらに大きくなった。
「ありがと、ミチル……」
「も、もういいの……?」
「うん、早く二人で気持ちよくなりたいから」
「二人で……?」
ミチルはこれから始まることを予期して、期待と不安に胸を高鳴らせた。
「ほら」
エイタは制服のポケットからコンドームを取り出した。
「そんなの、いつも持ってるの……?」
ミチルが驚くと、エイタは笑顔で言った。
「うん。いつかミチルと……って思ってたから」
「やだ……でも、ありがと。ちゃんと……いろいろ考えてくれてるんだ」
「まあね。ミチルのこと、大切にしたいからさ……」
エイタはそう言って、ミチルにキスをし、コンドームを付けた。
「いいよね……?」
エイタはミチルの目を見て言った。
「……うん」
ミチルはそれに応え、うなずく。
「じゃあ、ゆっくり入れるからね」
エイタはそう言うと、ミチルを寝かせ、その上に覆い被さった。
「いくよ……」
エイタはミチルの秘部に固くなったペ○スを押しあて、ゆっくりと力を入れた。
ぐっしょり濡れたミチルの秘部はよく滑り、ペ○スを自然と正しい位置に導いた。
「いっ……!」
ミチルが苦しげな声を出した。
ミチルの中に、ペ○スの先の方が少し、入ったのだった。
「痛い?」
エイタが動きを止め、心配そうに言った。
「うん……」
「……やめた方がいいかな?」
「ううん、だいじょうぶ……すごく痛いけど……入れてほしいから……」
「うん、わかった」
エイタはうなずき、またゆっくりと力を入れた。
「いっ……ううっ……う……」
「ああ……すごい……全部入ったよ……ミチル……だいじょうぶ?」
「うん……また痛いけど……すごく、うれしい……それになんだか……」
「どうした?」
「痛いんだけど……すごく気持ちいいの……奥の方が……こんなの初めて……」
「ほんとか? 俺もだよ……ミチルの中、すごく気持ちいい……」
エイタはミチルを抱き、頬にキスをした。
「嫌だったらいいんだけど……動かしてみてもいいかな……?」
エイタに聞かれると、ミチルは恥ずかしそうに答えた。
「……いいよ。もうそんなに痛くないし……」
「よかった……じゃあ、動くよ……」
エイタはゆっくりと、腰を前後に動かした。
「んっ……んんっ……んうっ……」
その動きに合わせ、ミチルは声をあげた。
「だいじょうぶ?」
エイタが聞くと、ミチルは甘く切ない声で答えた。
「うん……すごく気持ちよくて……声が出ちゃうの……」
「よかった……俺も、すごく気持ちいいよ……」
エイタはそう言って、また動き始めた。
その動きはだんだん強く、激しくなっていく。
「あぁっ、あっ、んんっ……!」
「はぁ……はぁ……ミチルっ……」
「ううっ……エイタくぅん……すごすぎるよぉっ……」
ミチルは感極まって涙を流し、切なげな声をあげた。
「ミチル……かわいいよ……ミチル……」
エイタはさらに強くミチルを突き上げ、揺れる乳房に手を伸ばした。
「あぁっ、だめ……あっ、やっ、そんなにしたら……!」
エイタは腰を動かしながら、両手でミチルの乳房を揉み、乳首をつまんだ。
「そんなっ……あぁっ、んっ、うっ、おかしくなっちゃうぅ……!」
ミチルは背中を反らし、ビクンビクンと体を痙攣させた。
あまりの快感に、理性を失いかけ、目はうつろで、焦点が合っていない。
「ミチル……ミチルっ……俺も……もうイクッ……!」
エイタはそう言うと、ミチルの腰をつかんでペ○スを思い切り深く突き刺し、ビクビクッと体を震わせた。
ミチルは激しい快感に喘ぎながら、自分の中でエイタのペ○スがドクンドクンと動くのを感じていた。
その後、二人はしばらく抱き合っていたが、やがて服を直し、帰る準備をはじめた。
「気持ちよかったね。こんなに出ちゃった」
エイタは白い液の入ったコンドームをミチルに見せた。
「わっ……それ、どうするの」
「そりゃ……まあ、ゴミ箱に」
「あ、そう……でも、見つからないようにしないと……問題になりそう」
「だいじょうぶだよ。ちゃんとするから」
そう言うと、エイタはミチルを抱き寄せた。
「ミチル、大好きだよ」
「……わたしも……好き」
ミチルはそう言って、エイタの背中に腕を回し、ギュッと抱きしめた。
「ところで──」
エイタが言った。
「明日の放課後、また待ち合わせ、できる?」
「えっ……なっ、なんで……」
そう聞きながらも、ミチルの目には期待の色が浮かんでいた。
「ここで、一緒に勉強しない?」
「えっ……勉強? あ、あぁ、うん、そっか……うん……」
ミチルは、想像していたのとは違う答えに、しどろもどろな返事をした。
エイタは、そんなミチルを見てニヤニヤ笑いながら言った。
「この本に書いてあること、全部してみたいって言ったでしょ。まだまだ、いろいろあるからね──」
「えっ……」
「エッチなお勉強ってこと」
ミチルはからかわれたことに気付き、顔を赤くした。
「なっ、なにそれっ……もーっ!」
「へへ……ミチルはエッチだなー」
「ちっ、ちがうもん!」
「明日は、うしろから入れてみようかなー」
「へっ……」
「あ、今、想像した?」
「しっ、してないよっ……」
「気持ちよすぎておかしくなっちゃうくらい、突きまくってあげるからね」
「う……」
「あ、また赤くなった。ミチルは面白いなー」
「もーっ、からかわないでよ!」
窓から差し込む夕暮れの光の中で、二人はいつまでも、じゃれ合っていた 。

おわり

投稿日:

秘密のラブドール

納品が間に合わない!会社のため、わたしは人形のフリをしてお得意様の元へ…

「うわぁあああ!」
となりで作業していた男性が突然、叫び声をあげた。
「ど、どうしたんですか……」
よくあることなんだけど、わたしは一応、わけを聞いてあげることにした。
「マズい……ものすごくマズい……」
大きな丸いフレームのメガネをかけ、塗料で汚れたエプロン姿、長身で細身の青年は、わたしの雇い主。
と言っても、この会社、『オリハラドール』には彼とわたしの二人しかいない。
彼は社長でありながら、この会社の制作主任である。そして、わたしはその見習いだ。
オリハラドールでは、社名の通りドールを、つまり、人形を作っている。
人形と言ってもいろいろあるけど、ウチで作っているのは『ネオ・ラブドール』。
ラブドールっていうのは……まぁその、ダッチワイフの一種で、『男性の性的欲求を満たすための等身大の女性の人形』なんだけど、『ネオ・ラブドール』はその進化系。
もう、どう見ても人間にしか見えないドールなのだ。
骨や筋肉、脂肪の感触、肌の弾力、粘膜の感触も、全て本物そっくり。
高性能の太陽電池も組み込まれていて、人間の手助けがあれば歩かせることもできるし、肌のぬくもりも再現している。
ちなみに、女のくせにそんな会社で働いているわたしは、レズビアンではないし、ラブドールに特別興味があるわけでもない。
もともと人形作家になりたくて美術学校に通っていたんだけど、その頃、たまたま目にしたオリハラドールの人形──つまり、今、わたしのとなりにいるオリハラの作ったドールを見て、心を奪われてしまったのだ。
いつかは、自分のドール作品で食べていけるようになりたいと思っている。
「ユキちゃん、どうしよう……大失敗しちゃった」
オリハラは泣きそうな顔で言った。
彼はなんと言うか……芸術家肌で、子供のような面がある。
仕事の腕は、確かなんだけどね。
「落ち着いてください、どうしたんですか」
また発注ミスでもしたのだろうか。それとも、塗料をこぼしたか……制作中の人形に傷をつけちゃったとか……?
「忘れてたんだ……今日お届けのドール……まだ作り終わってない」
「えっ、今日のですか!? 間に合わ……ないんですよね」
「うん……途中まではできてるんだけど……頑張っても、夜になっちゃう。お届けは今日の午後三時なのに……」
「じゃあ……お詫びの連絡をしましょう」
「うぅ……やっぱり、それしかないかなぁ……」
「そりゃ、そうですね」
「あぁ……ニシヤマさんは数少ないお得意様なのに……ゼナン工業に乗り換えられちゃうかもしれない……」
「ニシヤマさんですか……まぁ……仕方ないじゃないですか。間に合わないんだから……」
ニシヤマさんというのは、ウチのお得意様。
わたしは配達をしないから会ったことはないんだけど、ウチでたくさん買い物をしてくれる上客だから、名前と、ドールの好みは覚えている。
そして、ゼナン工業というのは、最近出てきた新進企業で、オリハラドールのライバル会社だ。
ウチのような超零細企業とは違って、規模が大きく、大量生産のネオ・ラブドールを安く、迅速に提供している。
おかげで、一部のマニアしか手を出さない高級品であったネオ・ラブドールが、誰でも手軽に買えるようになり、一躍有名になった。
その頃から、ウチのお客さんは減り始めた。
ウチの商品は一体一体手作りだから高価だし、ある程度時間もかかるのだ。
それでも初めのうちは、ウチの繊細な仕事と、オーダーメイド品を好んでくれるお客さんも多く、ゼナン工業をそれほど脅威だとは思っていなかった。
ところが、ゼナン工業の新しい商品、『オーダーメイドプラン』がウチに大打撃を与えた。
『オーダーメイドプラン』は、ボディから顔まで、用意されているパーツの中から自由に選び、組み合わせて、自分好みのドールを発注できるというもの。
オーダーメイドに近いドールが手軽に、低価格で手に入るようになり、ウチのお客さんは激減してしまったのだ。
ただ、わたしに言わせてみれば、ゼナン工業のドールはやっぱり大量生産品だなぁという感じが否めない。
特に『オーダーメイドプラン』は、バラバラのパーツを無理矢理組み合わせるから、バランスが悪く、ちょっと気持ちが悪い。
素材もあまりいい物を使っていないから、劣化も早いし、感触もウチのとは全然違って……まあ、お客さんにとってネオ・ラブドールは、飽きたら捨てる消耗品で、顔のパーツが少しズレてるくらい気にならないのかもしれないけど……
「そうだ! ……でも……うん、大丈夫、これしかない! ユキちゃん!」
わたしが物思いにふけっていると、オリハラが目を輝かせて言った。
「へっ……あ、あぁ、なんでしょう」
「ユキちゃん、君が代わりに行ってくれ!」
「……は?」
「だから、君がドールの代わりにニシヤマさんの家に行くんだ!」
「え……? あ、直接行ってお詫びするってことですか」
「いやいや、そうじゃなくて、ユキちゃんがドールのフリをするってこと。君は小柄だし、ちょうどいいよ!」
「は……、はぁ? なっ、何言ってるんですか! 無理ですよ、バレますって……そりゃあ、ネオ・ラブドールは人間と見分けつかないですけど……わたしはドールみたいに完璧じゃないし……あ、そうだ、そもそもオーダーと違うドールが行ったらマズいじゃないですか!」
「それなら問題ない。ニシヤマさんは今回、全て僕に任せるって言ってくれてたんだ。届いた時のお楽しみってことでね。大丈夫。夜までには君そっくりのドールを仕上げて、すり替えに行くから」
「え、でっ、でもぉ! ラブドールなんですよ? せ、せ、性的なコトが始まっちゃったらどうするんですかぁ! イヤですよ、わたし」
「あ、それなら大丈夫だと思うよ。ニシヤマさんはそういうことしないって言ってたから。純粋にドールが好きで、好きな服を着せたり、写真を撮ったり、眺めたりするだけだって言ってたよ。ウチの商品はラブドールだけど、ドールとしての造形が気に入ってるから買ってくれるんだって」
「うぅ……」
「お得意さんがいなくなったら、この会社がつぶれちゃうんだ。ボクを助けると思って……ね? それに、ニシヤマさんはかなりのドールマニアでコレクションも豊富だから、貴重なドールがたくさん見られると思うよ」
「うぐ…………」
貴重なドールのコレクション……
「ま、まぁ、しょうがないですね……わかりました。行きましょう」
貴重なドールのコレクション──喉から手が出るほど見たい。
「よし、じゃあ早速準備にかかろう!」
わたしはお風呂に入って全身を洗い、それから、ドール用のかわいらしい衣装を着て、オリハラの手でヘアメイクもしてもらった。
ちなみに、ドールのフリをする間、トイレに行けないわけだけど、その対策もできている。
パンツ一体型の、使い捨てオムツを身に付けているのだ。
一昔前までは、大人がオムツと言うと恥ずかしい感じだったけど、時代は変わり、今は違う。
技術が発達し、驚くほど薄くて、臭いも消えるものが出て、映画や行楽など、トイレに行きにくいときに気軽に使う人が増えたのだ。
ニーズに合わせ、普通のかわいいパンツにしか見えないものもたくさん出ている。
わたしが身に付けているのもそうだ。
「うん、完璧だ! これで大丈夫。すごくかわいいよ! ユキちゃんそっくりのドールを作るのが楽しみになってきた」
オリハラは満足げに言った。
「ほんとに、バレませんかねぇ……」
「息はなるべく静かにね。もちろん、声も出しちゃダメだよ」
「はぁ……」
「まばたきも、なるべく見られないように。まあ、これは、最悪しちゃっても不具合って事にできるから」
「うぅ……」
「ないとは思うけど……もし、危ない状況になりそうだったら、正体をバラしちゃっていいからね。連絡もらえれば、ボクもすぐに行くから。まぁ、できれば最後まで頑張ってほしいんだけど……」
「できるだけ、頑張ります……」
わたしたちは会社の車に乗り込み、届け先であるニシヤマの家へと向かった。
ニシヤマの家の前で車を止めると、オリハラは言った。
「じゃあ、演技開始だ」
「もうですか?」
「うん、見られちゃったら大変だからね」
「わかりました」
わたしは無表情になり、体を固くした。
オリハラは車から降り、外から助手席の方まで回ってきて、ドアを開けた。
もう、わたしは自分から一切動けないのだ。
オリハラがわたしの体の向きを変え、車から降ろし、関節を伸ばして、外に立たせた。
わたしは、いつも作っているドールの動きを思い出しながら、オリハラの動かす通りに関節を動かす。
「うまい、うまい」
オリハラの言葉にも、もう答えられない。
「いいよ、その調子」
オリハラは笑顔でつぶやき、車のドアを閉めると、わたしの横に並び、そっとわたしの背中を押した。
わたしはゆっくりと足を前に出し、オリハラの背中を押す力に合わせ、わざとぎこちなく歩いた。
ニシヤマ氏の家はかなり大きな豪邸で、わたしは驚いてしまった。
やっぱり、高級ドールを集めているだけのことはある。
門の所でインターホンを鳴らすと、ニシヤマが応答し、自動的に門が開いた。
奥に進むと、玄関のドアを開けて、ニシヤマが待っていた。
──いよいよだ。
「オリハラさん! お久しぶりです」
「どうも、いつもお世話になってます」
ニシヤマとオリハラが挨拶を交わす。
ニシヤマは小太りで、中年のおじさん……という感じだけど……意外と若いのかな? うーん、年齢不詳だ。
「それにしても、素晴らしい!」
ニシヤマは、わたしを惚れ惚れとした表情で、様々な角度から眺めて言った。
いきなりバレるかもしれないと思ったけど、どうやら、第一関門は突破できたらしい。
「え、ええ、おまかせということでしたので……かなりリアルな感じにしてみました。気に入っていただけましたか?」
「もちろん! 素晴らしいですよ……とても気に入りました」
「あ、ありがとうございます。その……大事にしてやってください」
「もちろんです。私のドールコレクションをお見せしたことがあるでしょう。みんな大切に扱っています。この娘もたっぷり愛してあげるつもりですよ」
「あ、いや、すみません、愚問でしたね。あ──では、私はこれで……何か気になることがございましたら、またご連絡ください」
「ええ、わざわざありがとうございました」
「こちらこそ、ありがとうございました」
オリハラはおじぎをすると、足早に帰っていった。
これから急いで、わたしそっくりのドールを作るのだ。
「さっ、今日からここが、君のおうちだよ──」
オリハラがいなくなると、ニシヤマの声色が突然変わった。
わたしは不安を感じつつ、ニシヤマに背中を支えられ、ニシヤマ邸の中に入っていった。
豪華な家の中を奥へと進み、突き当たった所にある扉を開けると、そこはすごいことになっていた。
(うわ──っ、すごい! 高級ドールだらけ! オリハラさんのドールもいっぱいある──っ! かわいいよぉおおお!)
わたしは感激して表情を動かしてしまいそうになり、あわてて気持ちを抑えた。
(あぶない、あぶない……)
「ごめんね、今ちょうど、メアリーの相手をしていたところだったんだ……最後までしてあげないとメアリーがヤキモチを焼くから、ちょっとだけ待っててね──」
ニシヤマはそう言いながら、名残惜しそうにわたしの頭を撫でると、部屋にあるベッドへと向かった。
ベッドの上には、裸の……あられもないポーズをしたドールが横たわっている。
オリハラの、ネオ・ラブドールだ。
(え……ま、まさか……)
そのまさかだった。
ニシヤマは、そのドール本来の使い道どおりのことを始めたのである。
(こ、こうゆうことしないはずじゃ……)
マズい。
ものすごくマズい。
このままだと、わたしも何をされるかわからない。
でも──わたしはニシヤマの様子を見ながら思った。
メアリーで満足して、今日はこの後、何もないんじゃないだろうか。
一日に何度もするような年齢でもないだろうし……うん、きっとそうだ。……そうであると信じたい。
「じょうずだよ、メアリー……ん? メアリーも気持ちよくなっちゃったのかな?」
わたしはついつい、ニシヤマとメアリーの状況に見入ってしまった。
分類的には、その……オナニーなんだろうけど……ドールがリアルだから、本当のセックスに見える。
ドキドキしてきてしまい、わたしはあわててベッドから目をそらした。
とにかくわたしは、ドールになりきって、できる限り頑張るしかない。
きっと、大丈夫だ。
やがて、ニシヤマが果て、それは終わった。
ニシヤマはメアリーに話しかけながら、メアリーのボディを拭いてやり、きちんと服を着せ、部屋に並ぶたくさんのドールたちの中に戻した。
「ふぅ……さてと。次は君の番だよ──」
ニシヤマがわたしの方に向かってきた。
(き、きたぁ──)
「うーん、君の名前はどうしようかなぁ……そうだ、エミリーがいい。いいね、君はエミリーだ──」
ニシヤマはそう言って、わたしの頬を撫で、軽く揉んだりして、その感触を楽しんだ。
「オリハラさんのドールは本当に素晴らしい……今日は何もしない予定だったけど、やっぱり我慢できないなぁ──」
(なっ……)
「やっぱり、着替えだけでもしよう。いいね、エミリー?」
(な、なんだ、着替えか……)
着替えは、もしかしたらあるかもしれないと想定していた。覚悟もできている。
「ほら、このドレス。エミリーに似合うと思うんだ」
ニシヤマは、部屋にある大きなクローゼットから、アンティーク調の高級そうなドレスを取り出し、わたしに見せた。
(うわぁ、すごい……かわいい……)
「うん、気に入ってくれたみたいだね! じゃあ、お着替えさせてあげるからねぇ」
ニシヤマはわたしの着ている服を脱がせ始めた。
「フフフン、フン──」
ニシヤマは鼻歌を歌いながら、慣れた手つきで服を脱がせいていく。
わたしは慎重に、ニシヤマの動かす通りに体を動かす。
ワンピースを脱がされ、下着姿になると、ニシヤマの鼻歌が止まった。
「これは……なるほど……ンフフフ……おもしろい。フフ、フン、フン──」
ニシヤマは再び鼻歌を歌いだし、下着に手をかけた。
(えっ、ええぇ──っ!)
下着までは脱がされないだろうと思っていたわたしは、焦った。
しかし、あっという間にブラジャーとパンツを脱がされてしまい、わたしは見ず知らずの男の前で裸になってしまった。
それでも、辛うじて、ドールのフリを続けることはできていた。
「おや、ドールにしてはめずらしい……エミリー、君はアソコに毛がはえているんだねぇ……」
アソコの毛を撫でながら、ニシヤマが言った。
(やだっ……そんなところっ! ううぅ、どうしよう、もう正体を明かして謝っちゃおうか……でも……こんな格好にまでなっちゃって……今さら言うのも逆に恥ずかしいし……着替えだけって言ってたわけだし……)
すぐに服を着せてもらえるに違いないと思い、わたしはもう少し我慢することにした。
ところが、ニシヤマは、
「少し、君の感触を確かめてみようかな?」
そう言って、わたしの体のあちこちを触り始めたのだ。
「うーん、いいねぇ、素晴らしい。このオシリも、かわいらしいおっぱいも」
オシリを撫でられ、胸を揉まれ、わたしの頭の中はパニックだった。
(うわぁあ、どうしよう、どうしよう……ひっ、ひいっ!)
いつの間にか、ニシヤマは、わたしの乳首を口で吸っていた。
「う……ん、ヂュルル……いいよ、エミリー……」
ニシヤマはわたしを腕に抱き、乳首を舐めたり、吸ったり、指でクニュクニュとこねくり回したりした。
わたしの頭の中は真っ白になってしまった。
(こっ……こんなことになっちゃって、今さら正体なんて明かせない……)
こうなったら、とにかくもう、意地でもドールのフリを続けるしかない。
早く、服を着せてっ──!
しかし、ニシヤマはなかなか服を着せてはくれなかった。
「どうしたのかな? エミリー、お着替えの途中なのに、気持ちよくなっちゃったのかなぁ? エッチな娘だね──」
ニシヤマはそう言うと、わたしの乳首を両手で強くつまんだ。
(んぐぅっ──!)
わたしは声が出そうになるのを必死に堪えた。
「しょうがない娘だ──そんなに欲しいなら、少しだけ愛してあげようかな……特別だぞ?」
(た、頼んでないからっ──)
そんなわたしの気も知らず、ニシヤマはわたしをベッドへと導き、寝かせた。
「いっぱい触ってあげようね──」
ニシヤマの両手が再びわたしの胸を包み、乳首をクニュクニュと刺激した。
「気持ちいいかな──?」
(やばい……ほんとに気持ちいい……気をつけないと、声出ちゃう……)
わたしは無表情で、宙を見つめたまま、必死に快感に耐えた。
それからニシヤマは、わたしの上に覆い被さり、乳房を両手で寄せて、乳首を舐め始めた。
「エミリーの乳首、ペロペロしてあげるよ……」
(あぁ……すご……い……おかしくなっちゃいそう……)
それからしばらくの間、ずっと乳首を責められて、わたしはどうにかなりそうだった。
「エミリー、おっぱいが気持ちよかったのかな?」
(お……終わり……? よかった、なんとか、持ちこたえた──)
そう思ったが、違った。
「次はどこだと思う?」
(え……?)
「ココだよ──」
ニシヤマの手が、わたしのアソコをくすぐるように撫でた。
(や、やだ……どうしよう……)
「どれどれ……エミリーのココはどうなってるのかな……?」
割れ目の奥に、ニシヤマの指が埋まっていく。
「うわっ、エミリー、おま○こをこんなにして──早くさわってほしくてウズウズしてたのかな? ずいぶんスケベな娘なんだなぁ──」
ニシヤマにおっぱいを責められて、わたしのアソコは、グチョグチョに濡れてしまっていた。
いくら、ネオ・ラブドールが高性能でも、アソコが濡れる機能はない。
ドールを使う時は、ローションを使うのだ。
(さすがに、バレたかな──)
しかし、ニシヤマは不思議に思う様子もなく、わたしのアソコをさわり続けていた。
そういうものだと思ったのかもしれない。
(でも、マズいな……本物のドールとすり替えたら、もちろん濡れないわけで……うっ)
冷静に仕事の心配をしていたわたしだったけど、すぐにそれどころじゃなくなってしまった。
ニシヤマの指が、激しくわたしのアソコを刺激し始めたのだ。
濡れているから、グチュグチュと卑猥な音がする。
(あっ、ダメっ……そこは……体が反応して……声出ちゃうし……ビクンビクンしちゃうよぅ……)
ニシヤマの指は、容赦なくわたしの一番敏感なところを責めてくる。
「エミリー、かわいいよ……気持ちいいんだね……」
とうとうニシヤマは、指を中に入れてきた。
中をかき回されて、わたしは猛烈な快感に襲われた。
(ダメっ、ダメぇっ、もう我慢できないよぉ──!)
もう、ドールのフリなんかやめて、思いっきり感じてしまいたい──
……と、その時だった。
インターホンが鳴った。
「ん……?」
ニシヤマの指が止まる。
「こんな時間に、誰だろう──」
ニシヤマの視線が外れた隙に外を見ると、いつの間にか暗くなっていた。
(そ、そうだ……)
快感で頭が真っ白になっていたわたしは、オリハラとの打ち合わせを思い出した。
オリハラの知り合いがニシヤマの家を訪ね、長話でニシヤマを玄関に引き止めている間に、わたしは外に出て、代わりのドールを戻す作戦だったのだ。
(そっか……もう終わりか…………)

わたしの体の中には、ニシヤマによってもたらされた快感が渦巻いていた。
そして、その快感は、わたしの理性をほとんど奪いかけていた。
「エミリー、ごめんね、ちょっと待っててね」
ニシヤマがわたしから離れる。
(あ……)
「待って!」
わたしは体を起こしてニシヤマの服の袖をつかみ、思わず、声をあげていた。
「おや……」
ニシヤマは驚いた様子でわたしを見つめた。
「あ、あの……すいません……これにはワケがあって……それで……その……」
「それで?」
ニシヤマに促され、わたしは一番言いたかったことを言った。
「あの……い、行かないで……」
「おや……」
「ごめんなさい……でも……もっと……してほしくて……」
「わかってるよ、エミリーはエッチな娘だもんね」
「じゃ、じゃあ……」
「でも、オリハラさんが心配するんじゃないかな?」
「それは…………はい……」
「とりあえず今日は、帰った方がいい。必要なら、いつでも連絡して。今日は、君の正体をすぐに見破ったことにしよう。もちろん、何も起こらなかった」
「……はい」
「私の密かな趣味についても、黙っていてくれるかな?」
「それは、もちろんです……」

そういうわけで、わたしは服を着て、ニシヤマと共に正面玄関から出て行った。
オリハラはワケを話してニシヤマに謝り、そして、わたしにそっくりなドールをニシヤマに渡した。
ニシヤマは笑って許し、初めから間に合わないと言ってくれればよかったのに、と言った。
オリハラの作品に惚れていて、ゼナン工業なんかに乗り換えないとも。
それから数日後、わたしはニシヤマ邸のドール部屋にいた。
「はぁ……本当に素晴らしいドールです……この前はちゃんと見られなかったですけど、こうしてじっくり見れてうれしいです」
「それはよかった」
ニシヤマは笑顔で答えた。
「それにしても……あの……わたしが声を出したとき、あんまり驚いてませんでしたね。もっと驚くと思ったんですけど……」
わたしは不思議に思っていたことを言った。
人形が突然声を出したら、もっと、ものすごく驚くはずだと思ったのだ。
「あぁ、それね」
ニシヤマは面白そうに笑って言った。
「ずいぶん始めの頃に、気付いてたんだ」
「えっ、そうなんですか? すぐ……ですか?」
「初めは全然気付かなかったんだけどね。着替えさせようとしたときに気付いたんだ。パンツだよ、下着の」
「え……」
「一目見て分かったんだ、あれはオムツだった。ドールにオムツは必要ないだろう?」
「す、すごいですねぇ、普通のパンツにしか見えないのに……」
「だって、アレ作ってるの、私の会社だからねぇ」
「えぇーっ、そうだったんですか! なるほどぉ……ははは……じゃ、じゃあ、それから後は、もう……」
「うん、まぁ、それから注意して観察してみたら本物の人間だって分かったよ」
「そうだったんですか……」
「その後は、イタズラ心っていうか……君の反応を見て楽しんでた。もちろん、嫌がったらすぐやめて謝るつもりだったし、あんなことまでするつもりはなかったんだけど……つい。本当にすまなかったと思ってる」
「あ、いえ……それは別に……わたしも……早く言えばよかったというか……」
「必死に我慢してたんだろうけど、さわるとピクンピクンって体が反応してね」
ニシヤマは笑みを浮かべて言った。
「そうなんですか? 動いてないつもりだったのに……」
「君はその……すごくかわいかったよ」
「そ、そんなこと……」
「それに、とってもエッチなお人形さんだったよね……アソコをあんなにして」
「ニ、ニシヤマさん……」
「エミリー……いや、ユキちゃん……お人形ごっこの続き、するかい? そのために来たんだろう?」
「あ……はい」
わたしは頬を赤く染め、うなずいた。

おわり

投稿日:

覆面頭巾

醜い顔を隠すため覆面をかぶった男は、自分のためになんでもするという女を押し倒した。

「清司郎さま……」
古い大きな屋敷の一室、夕日に染まった薄暗い部屋で、美しい着物を身にまとった女が、アンティーク調のソファに座った男にすり寄っていた。
その男というのが変わっている。
立派な着物を着ているのだが、頭をすっぽりと覆う、布の袋のようなものをかぶっているのだ。
それは、目の所にだけ穴が開いた頭巾だった。
「清司郎さま、わたしたち、きっとうまくいきますわ」
女が甘ったるい声で言う。
「そうですね……ああ、そうだ、覆面のままでは失礼ですね。素顔をお見せしなくては……」
清司郎はそう言うと、ゆっくりと頭巾をはずした。
「うっ……そ、そんな……」
女が清司郎からぱっと体を離す。
その体は震え、顔には、驚愕の表情が浮かんでいた。
「どうしました?」
「い、いえ……なんでもありませんわ……ほほほ……」
「僕たち、結婚したら、子供は何人作りましょうか……君は何人欲しい?」
そう言いながら清司郎が身を乗り出すと、女はあわてて後ずさった。
「こっ、こっ……こどもっ?」
「どうしたんだい?」
清司郎が手を伸ばすと、女はたまらず声をあげた。
「いやぁああああ!」
そして、腰を抜かしたのか、這うような情けない格好で部屋から飛び出していった。
部屋に一人残された清司郎は、その表情を皮肉にゆがめ──と言っても、顔全体に負ったひどい火傷の跡で、その表情は読み取れなかったのだが──再び頭巾をかぶった。

清司郎は、大財閥である久遠寺家の御曹司である。
幼少の頃、事故で頭部全体に大火傷を負ってしまい、頭も顔も無惨にただれてしまっているため、普段は常に頭巾をかぶり、それを隠している。
その風貌のせいで、子供の頃はよくいじめられ、それは、大人になってもあまり変わらなかった。
清司郎の素顔を見た者は皆、気味悪がり、その表情を恐怖にゆがめるのだ。
社交界では密かに「久遠寺の覆面頭巾」と呼ばれ、下世話な噂話の格好の的となっていた。
「清司郎……」
女が開け放っていった扉の前に、清司郎の父親が立っていた。
清司郎は感情のない声で言った。
「父上……あの人なら帰りましたよ。せっかくのお話だったのに、すみません」
「そうか……」
清司郎は、複雑な表情の父親の前を横切り、自分の部屋に向かった。
大財閥の御曹司ともなると、縁談も多い。
しかしそれらは、ことごとく破談となっていた。
清司郎の顔のせいである。
どの女も皆、清司郎の素顔のおぞましさに耐えることができず、逃げ出してしまうのだ。
清司郎は、怖がられることには慣れているつもりだったが、これには傷ついた。
恋愛には、特別な夢を抱いていたのである。
この顔を気にせず自分を愛してくれる、運命の女性との出会いがきっとあるに違いない──そう信じていたのだ。
しかし、清司郎は何度も傷つき、やがて、夢を見るのをやめた。
完全に、心を閉ざしたのだ。
傷つくのはもうたくさんだった。
今は、自分を大切に思ってくれている両親のため、素直に縁談を受けているが、いつか、そんなものは終わりにするつもりでいた。
「ふぅ……」
清司郎は自分の部屋に戻ると、ソファーに身を投げ出し、目を閉じた。

──コンコン。
部屋の扉がノックされる音で、清司郎は目を覚ました。
少しウトウトしていたらしい。
「はい」
清司郎が返事をすると、扉が開き、使用人の格好をした女が入ってきた。
「今、お時間大丈夫でしょうか」
「ええ……」
清司郎がうなずくと、女は自己紹介を始めた。
「わたくし、今日からこちらで働くことになりました、奈々子と申します。新人ですので、至らない点があるかもしれませんが、一生懸命頑張りますので、どうぞよろしくお願いいたします──」
清司郎と同じくらいの年頃の、かわいらしい顔立ちの女である。
こんなに若い人間が使用人として入ってくるのは、珍しいことだった。
「失礼だけど、君、いくつ?」
「二三歳ですっ」
使用人の女──奈々子は、誇らしげな表情で言うと、期待に満ちた目で清司郎を見つめた。
(な……なんだ……ちょっと変わったヤツなのか……?)
清司郎はそんなことを考えつつ、冷静な口調で言った。
「……ありがとう。もう行っていいですよ」
「あの、何かありませんか?」
「え?」
「その、何か、やることは……」
「いや、別に」
「そうですか。じゃあ、何かあったら言ってくださいね。外で控えてますので」
「……?」
奈々子はペコリとおじぎをすると、部屋を出て行った。
(外で控えてる……?)
奈々子の最後のひとことが気になった清司郎は、立ち上がり、部屋のドアを開けた。
「……そこでなにしてるんですか」
ドアの外には、奈々子がちょこんと座っていた。椅子まで用意している。
「あっ、何か御用ですかっ?」
奈々子が顔を輝かせて立ち上がった。
「君、ずっとそこにいるつもりなんですか?」
「はいっ、わたしは清司郎さま専属の御用聞きを命じられておりますわっ」
「……」
清司郎は黙って部屋の扉を閉めた。
(どういうことだ……)
久遠寺家には何人もの使用人がいるが、こんなことは初めてだった。
使用人なら、用があるときに呼べば来るし、それで十分間に合っている。
専属の使用人が欲しいなどと頼んだ覚えはない。
(……そうか)
清司郎は顔を上げた。
友達も作らず、心を閉ざしている自分を見かねて、両親がやったことかもしれない。
(余計なことを……)
清司郎が再び扉を開けると、奈々子は扉の前に立っていた。
その妙な迫力に面食らいながら、清司郎は言った。
「君には悪いけど、専属の使用人は必要ありません。上の人に伝えて、配置換えしてもらってください」
「そっ、それはダメですわ!」
奈々子があわてたように言う。
「その……えっと……そうだ、ご両親の命令ですからっ」
「やっぱりそうなのか……で、ずっとそこにいるつもりですか?」
「はいっ。なんでも言ってくださいっ」
(面倒だな……)
清司郎は両親に妙な気をつかわれていることに苛立ちを覚えていた。
その矛先は、清司郎に無邪気な眼差しを向けている奈々子にも及んだ。
(そうだ……)
清司郎は奈々子を遠ざける卑劣な方法を思いつき、ほくそ笑んだ。
「……なんでもしてくれるの?」
「はいっ」
「じゃあ、部屋に入って」

清司郎は奈々子を部屋に招き入れると、扉を閉めた。
威圧感を与えるように、ソファにドカッと座ってみせる。
そして、自分の前に奈々子を立たせた。
「じゃあまず、エプロンをはずして」
「え……?」
「早く」
「あ、はい……」
奈々子は言われた通り、白いエプロンを外した。
「……そう。じゃあ次は、そのワンピースを脱いで」
「……!」
奈々子の目が驚いたように見開かれる。
頭巾の中で、清司郎はいじわるな笑みを浮かべていた。
(これでこの女は逃げ出すに違いない……)
ところが、奈々子は予想外の行動に出た。
黒いワンピースを脱ぎ始めたのだ。
(なっ……!)
「脱ぎましたわ」
奈々子のほっそりとした体があらわになる。
奈々子は透明感のある、白いスリップを着ていた。
下着が透けて見え、スリップのすそからは、すらりとした足が伸びている。
「じゃ、じゃあ……次は……その……上に着てる白いのだ」
「……これですか?」
奈々子がスリップのすそをつまんで言った。
「そうだ」
清司郎は平静を装って言った。
(さすがに、もう無理だろう……)
しかし奈々子は、静かに「わかりました」と言うと、スリップも脱いでしまった。
白いブラジャーに包まれた、やわらかそうな胸が目に入り、清司郎は自分の体の反応にあせった。
(くそっ、なんなんだ、この女……)
「つ、次だ……そのストッキングも」
「……はい」
奈々子は素直に従い、身に付けているのは下着のみ、ブラジャーとパンツだけになってしまった。
「おっ、お前、嫌じゃないのか?」
「なんでもやると言いましたわ」
「だからって……逃げてもいいんだぞ」
「いいえ。このくらい、清司郎さまのご命令なら、どうってことありませんわ」
「……そうか」
清司郎は立ち上がり、奈々子のうしろに回った。
そして、両手で奈々子の胸を包むようにして言った。
「こっ、こんなことされてもかっ?」
「へっ、平気ですっ」
すると突然、清司郎は笑い出した。
「ククク……そうか、わかったぞ。こんなことをされても平気だなんて、お前、商売女だな。ハハハ……両親に商売女をあてがわれるとはな!」
すると、奈々子は勢いよく振り返り、まくしたてるように言った。
「違います違います違いますっ!!」
顔が真っ赤になっている。
その表情に、清司郎は混乱した。
嘘をついているようには見えなかったのだ。
「ふ、ふん、なんとでも言えばいいさ……とにかく俺は、お前が逃げ出すまでやめないからな!」
清司郎は奈々子の肩をつかんで背中を向けさせ、思い切って、奈々子のブラジャーをはずしにかかった。
しかし実は、こんなことをするのは初めてで、頭の中ではあせっていた。
奈々子のブラジャーを取り去ると、清司郎は再び、奈々子の胸に両手をあてた。
(や、やわらかい……)
清司郎は一瞬、目的を忘れてしまいそうになった。
しかし、あわてて気持ちを奮い立たせる。
この女をいじめて、逃げ出させるのが目的なのだ。
清司郎が胸を揉むと、手のひらに固くなった彼女の乳首があたった。
清司郎は本能的に、その乳首をつまんだ。
「んっ……!」
奈々子が声をあげる。
(しまった、痛かったか……)
そんなに力を入れたつもりはなかったが、清司郎はあわてて手を引いた。
しかし、今ので奈々子は恐怖を感じたかもしれない。
「フフフ……早く逃げないと、もっとたいへんな事になるんだぞ」
そう言って、清司郎が奈々子の顔をのぞき込むと、奈々子は顔を真っ赤にして、目を潤ませていた。
(なっ……なんなんだよ……こいつ、本当に商売女じゃないのか……?)
清司郎は不安げな口調で言った。
「ま、まさかお前、親が病気で金が必要で、クビになったら困るとか……だから何でもやるとか……そういう感じなのか? それなら別に、大丈夫だぞ? 無理してこんなことやらなくても……」
すると奈々子は、胸を両手で隠し、振り向いて言った。
「そういうんじゃありませんわっ。とにかくわたしは、清司郎さま専属の使用人をやるんですっ」
「そうか……」
清司郎は奈々子をソファに押し倒して言った。
「こんなことされてもか?」
「……清司郎さまなら……うれしいんです、わたし」
「は?」
「だ、だからっ……わたしは清司郎さまのことが好きなので、こういうことされてもいいと思ってます!」
「……なに言ってんの」
清司郎は我に返り、静かな口調で言った。
嫌な記憶が蘇り、体が強ばる。
「俺の顔のこと、知ってて言ってるのか?」
すると、奈々子は清司郎を真っ直ぐに見て言った。
「知っています。小さい頃に事故で大火傷を負ったと聞いておりますわ」
「ふん……甘いな」
「えっ……」
「俺の顔を見ると、あまりのおぞましさにみんな逃げ出すんだ。必ずだ。君だってそうに決まってる」
「そんなこと……」
「もういい、出てってくれ」
「……ご命令なら」
「違う。君はクビだ。二度と俺の前に顔を見せるな」
「そんなの、イヤですっ!」
奈々子が清司郎に抱きついた。
気持ちとは裏腹に、清司郎の体はうずいてしまう。
「たのむから、出てってくれ……俺だって男だから、我慢できなくなる」
「我慢することありませんわ……」
(くそっ……)
清司郎は奈々子を自分の大きなベッドに引っ張って行き、乱暴に押し倒した。
「本当にやるぞ」
「はい」
「アンタと恋愛ごっこなんてするつもりはない。性欲のはけ口にするだけなんだぞ。それでも……」
「わかってます。お役に立てるなら本望ですわっ」
奈々子は本当に出て行く気がないらしい。
清司郎は耐えきれず、奈々子のやわらかな胸を揉んだ。
奈々子の頬が紅潮し、息が荒くなる。
乳首をなでると、奈々子は声をあげた。
「あっ……」
乳首をそっとつまむと、奈々子は身をくねらせ、甘い声をもらした。
「ああっ、んあぁっ……」
どうやら気持ちいいらしい。
頬を染め、シーツを握りしめ、身をよじって感じている奈々子がかわいくてたまらず、清司郎はしばらくそうしていた。
「清司郎さま……」
奈々子が両腕を伸ばし、清司郎を抱き寄せた。
ベッドの上で、二人は抱き合った。
「ちょっと待って……」
清司郎は奈々子から離れ、はやる手つきで着物を脱ぎ始めた。
奈々子の白くやわらかな体を、体で感じたいと思ったのだ。
清司郎は頭巾と下着だけを残し、裸になった。
男らしく成熟した、たくましい身体があらわになる。
しかし、肩や胸にも広がっている火傷の跡が、頭部の火傷の酷さを物語っていた。
清司郎は、再び奈々子を抱きしめた。
素肌で感じる奈々子はまた、格別だった。
やわらかくて、あたたかくて、天にも昇る気持ちになってしまう。
清司郎は奈々子の頭から足の先まで、あらゆる部分をなで回した。
すると、清司郎は不意に悲しくなった。
奈々子にキスをしたいと思ったのだが、それはできないのだ。
清司郎が奈々子の顔を見つめていると、奈々子も顔を上げ、頭巾をかぶった清司郎の目を見つめた。
奈々子が手を伸ばし、頭巾の上から清司郎の頬に触れると、清司郎は体を強ばらせ、その手をつかんで言った。
「頭巾をとってはいけないからね」
顔を見られたら、おしまいなのだ。
奈々子は恐怖し、嫌悪をあらわにして、逃げ出すだろう。
想像するだけで、身を引き裂かれるように辛い。
清司郎はもう、奈々子と離れたくなかった。
恋をしてしまったのだ。
誰にも心を開くまいと思っていたのに、自分が本当に愛されることなどないとわかっていたのに、こんなに簡単に恋に落ちてしまった自分が情けなかった。
「お願いです、キスしてください……」
奈々子が懇願するように言った。
清司郎はうれしさと苦しさで、胸が張り裂けそうだった。
「俺もそうしたいが……頭巾をとることはできない……無理だ……」
「目を閉じています。だから、お願い……」
「それなら……でも、絶対に目を開けてはいけないよ」
「はい……」
奈々子が目を閉じたのを確認すると、清司郎は頭巾を少し上げ、奈々子の唇に自分の唇を重ねた。
(ああ……)
そのすばらしい感触に、清司郎は震えた。
見ると、奈々子の目から涙がこぼれていた。
清司郎は嫌な予感がして、さっと唇を離した。
「どうして泣いてる? やっぱり、嫌なんだな?」
すると奈々子は、目を閉じたまま、かぶりを振って言った。
「違いますっ……そうじゃなくて、すごく、うれしかったから……。それより、清司郎さまは……嫌じゃなかったですか? なんだか、つい、あの……無理にお願いしてしまって……」
「そんなこと……嫌なわけない。俺だって、すごくキスしたかった」
清司郎はそう言うと、再び奈々子に唇を重ねた。
清司郎がおずおずと、奈々子の唇の奥に舌を入れると、奈々子も舌を絡めてきた。
二人は夢中でお互いを求め合った。
(頭巾が邪魔だな……)
奈々子はしっかりと目を閉じている。
(大丈夫か……)
清司郎は頭巾を取り去った。
「……このままずっと目を閉じててほしい」
「大丈夫です、いいと言われるまで閉じてますわ」
清司郎は奈々子の返事を聞くと、手を伸ばし、思い切って奈々子のパンツの中に手を入れ、奈々子の秘部に触れた。
そこは奈々子の中からあふれ出した愛液で、ぐっしょりと濡れていた。
「あ……」
奈々子が恥ずかしそうな表情を見せる。
(すごい、濡れてる……)
清司郎が指を動かし、秘部を刺激すると、奈々子は声をあげた。
「あっ、ぁん、あぁあっ──」
清司郎は女性の体を知らなかったが、本能に導かれるように、奈々子の中に指をうずめていった。
「あぁああっ……あぁっ、んんっ、あぁっ」
奈々子は身をくねらせ、激しく感じている。
少し心配になり、清司郎は聞いた。
「痛いか?」
しかし、奈々子はかぶりを振って言った。
「だ、大丈夫です……なんと言うか……すごくて……」
「気持ちいいの?」
「……はい」
それを聞くと清司郎はうれしくなり、奈々子のパンツを脱がせ、反応を見ながら、様々なやり方で奈々子の秘部を刺激し続けた。
しばらくの間、そうしていると、奈々子が言った。
「あっ、はぁ、はうっ……んっ……せっ、清司郎さま……」
「……ん?」
「あのっ……女性の方からこんなこと言うの、ダメかもしれないんですけど……」
「うん、何? 大丈夫だから言ってみて」
「あの……もう、が、我慢できないんです……その……」
「……え?」
「早く……その……い、い、入れてほしくて……」
「あ……あ、ごめん! そうだよね」
「……す、すみません」
「いや、あやまることなんか……ちょっとまって」
何もかもが新鮮で、つい、夢中になってしまっていた。
清司郎はあわてて下着を脱ぎ、大きくなったペ○スをあらわにした。
と言っても、目を閉じたままの奈々子にはそれが見えなかったのだが──
「じゃあ……いくよ」
「はいっ……」
清司郎は奈々子の秘部にペ○スを突き立て、そして、ゆっくりとうずめていった。
「いっ……」
奈々子の顔が痛みに歪む。
「痛いの? だいじょうぶ?」
清司郎が動きを止めて聞くと、奈々子は言った。
「痛いですけど、大丈夫ですわっ……やめないでください」
「……ああ、わかった」
清司郎は再び、腰に力を入れた。
「……入った。全部入ったよ」
なんとも言えない感覚に震えながら、清司郎は言った。
「……うれしい」
奈々子はそう言って微笑んだ。
「動いてみてもいいかな……」
奈々子がうなずくと、清司郎はゆっくりと腰を動かした。
「あぁ、すごい……すごいよ……すごく気持ちいい……」
「あっ、わっ、わたしも……んっ、あぁっ、気持ちいいですっ……こっ、こんなの……初めてっ……も、もう……だめかもっ……」
清司郎は、どんどん動きを激しくしていく。
「あっ、ぁあっ、はぁん、せっ、清司郎さまぁ!」
「ああっ……奈々子っ……奈々子っ……!」
「んっ、あんっ、も、もうっ……だめぇえええ」
「俺もっ、俺も、もう……!」
「あっ、あぁっ、すごっ、すごいぃ……はぁん、あぁん、清司郎さまぁああ……!」
二人は強く手を握り合い、同時に絶頂を迎えた。
「はぁ……はぁ……」
「んっ……はぁあ……はぁ……」
「すごく気持ちよかった……君も……気持ちよかった?」
清司郎が言うと、奈々子は甘い声で返事をした。
「はい……」
清司郎は奈々子の方を向き、奈々子の頭を撫でた。
もう、奈々子のことが可愛くて仕方がなかった。
華奢な体、白い肌、生意気そうな鼻、キスしたくなる唇、長いまつげ、清司郎をじっと見つめる茶色の瞳……
「……ひ、瞳!?」
「え?」
「ぁあああああああああ!」
清司郎は飛び起き、自分の顔に手を当て、頭巾をかぶっていないことを確認すると、あわてて奈々子に背を向け、頭を抱えた。
「あ、あの……どうしたんですか?」
「おっ、おまっ、俺の顔っ、俺の顔見たのか!?」
「あ、そっか、そうでした……すいません」
「そんな……そんな……」
清司郎は絶望した。
本当の自分が愛されなくてもいい、顔を隠したままでも、ただとにかく、奈々子と離れたくないと思っていたのに。
「あの……途中で……気持ち良すぎて……えへへ、興奮して、つい、目を開けちゃいましたわ」
「……途中で?」
清司郎はかすれる声で聞き返した。
「あ、はい……」
「途中って……?」
「えっと……たしか、その……れ、例のものが入ったちょっと後くらいだったかと……って、いくらわたくしでも、こういうこと言うのは恥ずかしいですわっ。清司郎さまが聞きたいっていうんなら仕方ありませんけど──」
清司郎の頭の中がクエスチョンマークでいっぱいになる。
「……で、その後ずっと、俺の顔見てたってこと?」
「ええ……うふふ……なんか、清司郎さまも気持ちいいのかなーとか思ったら、キュンキュンしちゃいましたわぁ」
「キュンキュンって……嫌じゃなかったのか? その……俺の……顔は……」
「え? だから、それは最初に言ったじゃないですか。清司郎さまが好きなんですって──」

清司郎と奈々子は再び愛し合った。
もちろん、頭巾はかぶらず、奈々子も目を閉じなかった。
その後も数日間、二人は何度も、何度も愛し合った。
清司郎は幸せだった。
奈々子とずっと一緒にいたかったし、奈々子さえ良ければ、すぐに結婚してもいいと思っていた。
ところがある日突然、奈々子は姿を消してしまったのだ。
聞くと、なにやら事情があり、使用人をやめてしまったらしい。おかしな話だが、連絡先も分からないという。
(お互いに惹かれ合っていると思っていたのに……どうして……)
清司郎は悲しみにうちひしがれた。
やはり、自分の醜い顔が嫌になったのかもしれないと考えもしたが、そうは思えなかった。
奈々子がそんなことを気にする人間じゃないということは確かなのだ。
だからこそ、気持ちに整理がつかなかった。
(どんな事情があったんだろう。よっぽど言いにくいことだったんだろうか。それでも、ひとこと言ってほしかった。俺たちは強く結びついていたと思っていたが……そう思っていたのは俺だけだったのか──)

そんなある日、また縁談が持ち上がった。
奈々子のことが忘れられない清司郎は、縁談など受けたくなかったが、両親の手前、素直に従うことにした。
お互いの親を交えての堅苦しい挨拶などは後回しにして、まずは二人きりで会いたいと言う相手からの要望があったため、清司郎は一人、来客用の部屋で待っていた。
余計な時間を取られずに済むのは清司郎にとってもありがたかった。
資産家の令嬢だというから、素顔を見せればあっという間に逃げて行くだろう。
金目当ての女の場合、面倒なことに、素顔を見て嫌悪感を抱いても、しばらく粘ることがあるのだ。
そんなことを考えていると、扉が開いた。
使用人が、美しい着物に身を包んだ女性を部屋に案内して、扉を閉めた。
「どうぞ、こちらへ──」
清司郎は立ち上がり、女性を席へ案内した。
何もかも、どうでもいいと思っていた清司郎は、女性の顔すら確認しなかった。
女性が席に着くと、清司郎も席に着いた。
沈黙が続く。
すると、女性が口を開いた。
「こうして見ると、頭巾姿もミステリアスで素敵ですわね。うふふ……そのままするのもいいかもしれませんわぁ……キャーッ、わたくしったら」
その声を聞くと、清司郎は顔を上げ、初めて相手の女性の顔を見た。
「な、な……」
「清司郎さま!」
「奈々子!?」
清司郎は勢いよく立ち上がり、もつれる足で奈々子の元へ行くと、その華奢な肩をつかみ、まじまじと顔を見つめた。
「本当に奈々子だ! どうして……でもよかった……もう会えないかと……」
混乱する清司郎に向かって、奈々子はバツの悪そうな顔で言った。
「こんなことになってごめんなさい。実は……」
奈々子は、実は資産家の令嬢だった。
清司郎と同じように、縁談も多く、男性とお付き合いをすることもあったらしい。
しかし、お見合いの時はいい子ぶっていても、実際はひどい男だった、ということが続いたのだという。
それに懲りた奈々子は、次のお見合い相手──清司郎だが、その本性を探るため、使用人のフリをして近づいたというのだ。
「そ……そうだったのか。確かに、おかしな感じだったもんなぁ。俺専属とか……」
「清司郎さまのご両親に無理を言って、そういうことにしてもらったの」
「へぇ……まったく、よくやるよ──でも、アレは? ほとんど会ってすぐ、俺のことが好きだとか言ってたけど……あれも作戦? だとしたら、俺、不合格のような気もするけど……」
「あれは本当なの。じゃなきゃ、いきなりあんなエッチなコトしませんわっ。あなたを見た瞬間に思い出したの。清司郎さまはわたしの初恋の人だったのよ」
「えぇっ!?」
「子供の頃の話。まぁ……それはまた、今度話すから。それより……わたし、もう我慢できませんわ」
奈々子はそう言うと清司郎に抱きつき、頭巾をとると、清司郎の頬にキスをした。
奈々子の目が、何かをねだるように清司郎を見つめている。
「あ、いや……ここではマズイから……」
「それじゃあ、移動しましょっ。はやく!」
奈々子が清司郎の手をにぎる。
清司郎は笑顔を浮かべて言った。
「わかったよ。じゃあ俺の部屋に行こう。……天国に連れてってあげるよ」
「うふっ、なんですか、そのセリフ! でも……すっごくうれしいですわっ!」
清司郎と奈々子は、手をつなぎ、笑い合いながら部屋を出ていった。

おわり

投稿日:

村の生き神様

村の「生き神様」である少女は16歳になった夜、儀式のため村の男たちに囲まれて…

山奥にひっそりとあるその村には、古来から続く、独特の風習があった。
村の守り神として、一人の少女を祭っているのだ。
少女は生まれた時から「生き神様」として扱われる。

「あぁー、疲れたぁ」
村の者たちがいなくなると、カエデは姿勢を崩した。
恒例の、豊作を祈る儀式が終わったところだった。
「カエデ様、だめですよ。誰かが戻ってきたらどうするんですか」
「平気よぉ」
そこにいるのは、乳母のキヌだけだった。
母親のような存在であるキヌの前では、生き神様を演じる必要はない。
カエデは姿勢を崩したまま言った。
「ねぇ、もう少しで16歳の誕生日だよ。やっと終わるんだよね。生き神様のお役目」
「ええ、うまくいけば、そうなります」
「え、うまくいけばって……なに? なにが?」
「それは……次の生き神様がいないとダメってことです」
「ああ、それね。もちろん、それはわかってるわよ」
(でも、今年は村で三人も女の赤ちゃんが生まれたし、もうすぐ生まれてくる子もいる……候補はいっぱいいるんだから、大丈夫だわ)
カエデは晴れやかな顔で窓の外を眺めた。
「……さあ、母屋に戻りましょう」
「うん」
カエデは、乳母のキヌに育てられた。
両親のことは知らなかったが、キヌの愛情に包まれて育ったせいか、あまり気にしていなかった。
ただ、ちょっと顔を見てみたい気がするくらいだ。
村の生き神様は、大きな屋敷で暮らし、その敷地の外に出ることが許されない。
ただ、村人たちが屋敷にやってきて、生き神様と交流することは許されていた。
昔はそれも許されず、生き神様は心を病んでしまうことが多かったらしい。
カエデは、屋敷に来てくれた村人たちと、よく遊び、交流した。
もちろん、立ち振る舞いには注意が必要だったし、羽目を外したりはできなかったのだが。
家庭教師を呼んで勉強もしたし、テレビを観ることもできたので、生き神様と言っても、カエデは普通の女の子だった。
16歳で生き神様の役目を終えたら、外の世界へ出て行く──それが、カエデの小さな夢だった。

それから数日がたち 、とうとう、カエデの16歳の誕生日がきた。
老若男女、朝からたくさんの村人が祝いに訪れ、同じ年頃の友達との話にも花が咲き、カエデは楽しい時間を過ごした。
夜になると、屋敷に村人が集まりはじめ、少し騒がしくなった。
毎年、生き神様の誕生日には儀式が行われるのだ。
「さあ、準備をしましょう」
「うん」
キヌにうながされ、カエデはいつものように、白い装束に着替えた。
「では、迎えの者が来るまで、ここで待っていてください。わたしはこれで失礼します」
いつもはキヌがずっと付いていてくれるのだが、今日は違うらしい。
カエデはあわてて言った。
「えっ、キヌ、行っちゃうの? なんでっ?」
「今日は特別で、女人禁制なんです」
「え……?」
「もう行かないと」
そう言うと、キヌは頭を下げ、部屋から出て行ってしまった。
(なんなのよ……女人禁制って、わたしも女なんですけど)
しばらくすると、村の男が迎えにやってきた。
「お迎えに上がりました」
カエデは黙って立ち上がると、儀式の間へと進んだ。
ふと、視線を感じて振り返ると、うしろから付いてきていた迎えの男が、カエデをじっと見ていた。
例えるならそれは、獲物を狙う獣の目だった。
カエデが動けずにいると、男が言った。
「どうなさいましたか。参りましょう」
「……え、えぇ。すみません」
カエデはぎこちなく言うと、歩き出した。
なにか、いつもと違う──
そんな予感がしたが、この後待っているのは、カエデには想像もつかないことだった。

儀式の間に着くと、カエデは思わず後ずさった。
集まっているのは村の男ばかりで、皆、迎えの男と同じ目をしていたのだ。
「さあ、こちらへ」
カエデはなぜか逃げたくなったが、その気持ちをおさえ、歩みを進めた。
カエデが定位置に座ると、進行役の男が口上をはじめた。
それをなんとなく聞きながら、カエデは集まっている人々を見渡した。
男と言っても、大人や老人ばかりで、小さな子供は来ていない。
一番若いのは──カエデと同い年で、子供の頃から知っている、リュウヘイだ。
カエデが見ていると、リュウヘイもカエデの方を見た。
(こんな儀式、面倒よね)
そんな気持ちを込めて、カエデは目配せをしたが、リュウヘイは下を向いてしまった。
(あれ……)
いつもなら、面白いことや、面白い顔をして笑わせてくれるのだが、今日はやはり、なにかが違うらしい。
「では、清めの儀式をはじめる」
進行役の男が言った。
すると、三人の男が水の入った大きなタライを運んできて、部屋の真ん中に置いた。
「カエデ様。さ、こちらへ」
たいていの儀式は予習済みなのだが、今日の儀式は習ったことがなかった。
カエデが戸惑っていると、横に付いていた迎えの男が小声で言った。
「あのタライの中に入ってください。さあ、早く」
「は、はい……」
カエデは立ち上がり、水の入ったタライの中に立った。
素足がひんやりとした水に浸かる。
「では、はじめ」
進行役の男が言うと、タライを運んできた男たちがカエデを取り囲み、カエデの装束に手をかけた。
「えっ、なっ、なにを……」
カエデはあわてて服の裾をつかんだが、抵抗むなしく、装束は全て取り払われてしまった。
村の男たちの見守る中、カエデは全裸になってしまったのだ。
ふくらんだ張りのある乳房も、薄く毛の生えた秘部も、丸い尻も、しなやかに伸びる肢体も全て、男たちの前に晒された。
「いっ、いやっ──」
カエデはあわてて両手で体を隠し、うずくまった。
しばらくの沈黙の後、進行役の男が言った。
「……カエデ様。生き神様。どうか立ち上がってください。大切な儀式なのです」
カエデは、恐る恐る顔を上げた。
男たちは黙ってカエデを見つめている。
逃げ出してしまいたかった。
しかし、そんなことをしたら、どうなってしまうのだろうか。
まず、この村には住めなくなるだろう。
(キヌだってどうなるか……)
そう思うと、儀式をぶち壊しにするわけにはいかなかった。
「すみませんでした……」
カエデはゆっくりと立ち上がった。
カエデの体を見た男たちから、「おぉ」という、小さなどよめきが起こる。
カエデは顔を真っ赤にして、うつむいた。
「では、はじめてください」
進行役の男が言うと、カエデの装束を脱がせた男たちが、手に持った手ぬぐいをタライの水に浸し、カエデの体を拭いはじめた。
(やだっ、こんなことするの……!?)
カエデは、男たちに体を拭われる感触に身を震わせた。
水を含んだ手ぬぐいが、手のひらから、腕へ、足の先から、ひざ、太ももへと滑る。
一人の男の手が胸を拭いはじめると、カエデの体に、生まれてはじめての感覚が走った。
「あっ……」
思わず声が漏れてしまい、カエデは顔を真っ赤にした。
(やだっ、変な声出しちゃった……気をつけなきゃ……)
そのうちに、胸を拭う男の手はカエデの乳首を念入りに拭いはじめた。
カエデの呼吸が荒くなる。
(なんなの、どうして、こんな風になっちゃうの……)
カエデは必死に、悶えるような感覚に耐えていたが、次の瞬間、声をあげた。
「ぁあんっ……!」
別の男が、カエデの秘部を拭ったのだ。
激しい感覚が、体を走った。
「あ……あの、ごめんなさい……」
カエデは大きな声を出してしまったことを謝った。
「いいんですよ。カエデ様。自然のまま、感情を表現してかまわないのです」
カエデの体を凝視しながら、進行役の男が言った。
「あっ、あっ、やあっ……!」
カエデは再び声をあげた。
一人の男が、カエデの両足を後ろから抱え、持ち上げたのだ。
足を大きく広げた形で持ち上げられたカエデは、村の男たちの前に、ぱっくりと開いた秘部を晒す形になってしまった。
男たちからどよめきが起こる。
「カエデ様、しっかりきれいにして差し上げますからね……」
男が、たっぷりと水を含ませた手ぬぐいで、その秘部を拭いはじめる。
カエデはたまらず、泣いているような声を上げた。
「ひんっ、うぐぅっ……ひあぁ……あんっ……」
男は、カエデの秘部の溝という溝を、手で広げながら、念入りに拭った。
カエデの秘部からは、粘度のある液体があふれ出していた。
「すばらしい……」
カエデの秘部を拭いながら、男がつぶやく。
最後に、尻の穴を拭われ、やっと、カエデは下に下ろされた。

タライはすみやかに片付けられ、今度は、大きな布団が運び込まれた。
言われるまま、カエデはその上に座った。
村の男たちに囲まれ、裸を見られているという状況だったが、清めの儀式で、もう、カエデの羞恥心は壊れてしまっていた。
「では、宿りの儀式をはじめる」
進行役の男が言うと、男たちがざわめいた。
「まずはじめの相手は、前回の村祭りでの勝者である、シンジ」
名前を呼ばれた男が立ち上がった。
たくましい体をした青年である。
シンジがカエデのそばにひざまずくと、進行役の男が言った。
「では、はじめ!」
その声がかかると、シンジは突然、カエデの秘部に手を伸ばした。
男たちから歓声が上がる。
「あっ、やっ……やだっ……」
シンジの指の動きに合わせ、カエデの秘部からはグチュグチュという音がする。
清めの儀式のせいで、すでに、そこは中からあふれたものでぐっしょりと濡れているのだ。
シンジは秘部をいじりながら、カエデを押し倒し、いきなり、カエデの唇を奪った。
「んっ……んむ……ぷはっ……」
それは、カエデの口内を支配し、汚し尽くそうとするかのような激しいキスだった。
(こんなの……いや……)
カエデは両手でシンジの体を押し返し、顔をそむけたが、屈強な男の前に、そんな抵抗はまるで意味がなかった。
逆にその抵抗は、シンジの欲望を燃え上がらせた。
シンジは乱暴に、カエデのやわらかな乳房をわしづかみにした。
「んあぁああっ──」
形のいい乳房がひしゃげると、それはとてもいやらしく見え、男たちからさらに大きな歓声が上がった。
「あっ、あっ、いやぁ、やめてぇっ──」
カエデは鋭い声をあげ、身をくねらせた。
シンジがカエデの乳首をギュッとつまみ、こねくり回したのだ。
「どうです、気持ちいいでしょう」
「えっ……」
シンジにそう言われると、カエデははじめて、いままでの妙な感覚が「気持ちいい」んだと自覚した。
「あっ、あんっ……あぁ……ん」
それが分かると、どんどん気持ちよくなってくる。
カエデの声は、甘い響きを帯びていった 。
「次はこうですっ」
シンジがカエデの秘部に指を入れ、激しく動かした。
「ぁああっ、ああああっ──!」
そんなところに指を入れられるのがはじめてだったカエデは、激しすぎる感覚にのけぞった。
「すごいですよ、カエデ様のここ、ヒクヒクして、締め付けてきます……」
シンジは激しく指を出し入れし続ける。
「あっ、あっ、あっ、ぁぁああああ!」
カエデは涙を流しながら、ビクン、ビクンと体を震わせた。
「おぉ、イキよったかぁ」
男たちからまた、大きな歓声が上がった。
「まだまだこれからですよ」
シンジはそう言って、まだ痙攣しているカエデの乳房にしゃぶりついた。
「あぁっ、ひぐっ、うあぁあん」
カエデは首を激しく振り、身をくねらせた。
「そろそろ入れましょうか」
シンジが言うと、男たちがどよめいた。
シンジは下半身を出し、固く大きくなった肉棒をカエデの秘部に突き立てた。
「……!?」
カエデがその意味を理解する間もなく、シンジは力を込め、腰を前に突き出した。
「ぁあああああっ! 痛い! やめてっ、お願い、やめてっ!」
カエデはあまりの痛みに、シンジを突き放そうとするが、シンジはびくともしない。
「カエデ様、我慢してください……そのうち気持ちよくなりますよぉ!」
そう言って、シンジは腰を動かし続けた。
「ぅうっ、いいぃっ、あぁああっ!」
結合部からは、グチョッ、グチョッという卑猥な音がしていたが、カエデはひどい痛みで泣いていた。
「ひぐうっ……うぅっん……あぁっ……」
しかし、しばらくすると痛みが和らぎ、本当に気持ちよくなってきた。
「あっ……あぁっ……」
「よくなってきたみたいですね……カエデ様も……」
シンジはカエデの様子を見て言った。
「あぁ、俺も気持ちいい……」
シンジは腰を激しく動かしながら、両手でカエデの乳房をこね回し、乳首をつねった。
「あっ、ひぐぅっ、あぁああん──」
カエデは再び、絶頂を迎えそうだった。
「よぉし、俺もイキますよぉおお──」
シンジが言うと、周りで見ている男たちは、「いけぇ!」「いいぞー!」などと声援を飛ばした。
「あっ、あっ、んっ、あぁあああ──!」
「うっ──!」
シンジは力強く腰を突き上げると、その身を震わせ、絶頂を迎えた。
カエデは、自分の中に、なにかが注ぎ込まれたのを感じた。

「あぁっ……はぁっ……はぁっ……」
カエデは放心状態で、天井を見つめていた。
シンジがカエデから離れると、カエデの秘部から白い液体が溢れた。
男たちから、歓声と拍手が巻き起こる。
「では、この先の順番は自由です。この村の種という種を、どんどん生き神様に注ぎ込みましょう!」
進行役の男がそう言い終わらないうちに、カエデには男たちが群がっていた。
「あっ、わ、わたしもっ!」
進行役の男も、あわててその輪に加わった。
「あぁっ、ああっ──んぐうぅ」
「ほらぁ、こっちはどうしたぁ!」
「ひぐっ、ごめんらさぁい……」
「オラオラァ」
「あはぁああん……気持ちいいよぉ……」
ある者はカエデを突きまくり、ある者はカエデの尻を叩き、ある者はカエデに自分の肉棒をくわえさせ、ある者はカエデの乳房にしゃぶりつき、ある者はカエデに踏まれることを望み……
それはもう、混沌とした世界だった。
カエデは何人もの男から、秘部のみならず、いたるところに精液を注ぎ込まれた。

「はい……ではぁ、儀式は終了となります……みなさん、おつかれさまでしたぁ……」
空が白みはじめた頃、進行役の男がそう言って、儀式は終わった。
男たちは帰っていき、儀式の間には、裸で、様々な液体にまみれたカエデだけが残った。
「カエデ様……」
疲れて、そのまま眠ってしまいそうなカエデに声をかけたのは、キヌだった。
「ん……あっ……キヌ!」
カエデは飛び起きた。
キヌは、なにもかも知っているのだろうか?
今の自分の姿や、さっきまでの出来事、いろいろなことが恥ずかしく思えてきて、カエデは視線を泳がせた。
「おつかれさまでした。そのままじゃアレですから、お風呂に入ってから寝てくださいね」
キヌはいつもと変わらない口調で言った。
全部分かっているのだ。
「うん……」
カエデは立ち上がり、風呂に向かった。
なぜか、胸の中には晴れ晴れとした気持ちが広がっていた。

しばらくして、カエデが妊娠していることがわかり、村は喜びに包まれた。
あんな儀式で授かった子供であるから、もちろん、父親が誰なのかは分からない。
だが、それがあの儀式の目的なのだ。
生き神様は、生き神様と村との間に生まれた子供。
その子が女の子なら、新しい生き神様の誕生となり、カエデの役目は終わるのだ。
「うまくいけば」16歳で生き神の役目を終えるというのは、こういうことだったのだ。
ずっと昔から、この方法で、この村の生き神様は受け継がれてきた。
狂っている、野蛮にも思える風習だが、この村にとっては、これが当たり前なのである。
カエデも、全てを知った今、子供の未来を気に病むことも無く、心は穏やかだった。
キヌが自分を育てたように、自分もこの子を育てるのだ。
それが当たり前のように思えた。
まだ、おなかの中の子が女の子と決まったわけではないが、なんとなく、女の子が生まれるような予感がしていた。
もし男の子だったら、カエデの生き神様の期間が延長され、再び、カエデがあの儀式を受けなければならない。
(それも悪くないけどね……)
カエデは微笑んで、愛おしむように命の宿った腹をなでたのだった。

おわり

投稿日:

エッチな幽霊

交通事故にあい、幽体離脱してしまった俺。童貞のまま終わりたくない俺は、ずっと好きだった幼なじみを…

気が付くと、俺は上の方から、道に倒れている自分を見ていた。
たしか、俺は車とぶつかって……そうか、それでか。
幽体離脱ってホントにあるんだなぁ──
って、ちょっと待てよ!?
俺は、死んだのか!?
しばらくすると救急車がやってきて、俺の体は、病院に運ばれた。
後を追うと、病院の待合室には両親がいて、とてつもない顔をしていた。
どうやら、まだ死んだわけではないらしい。
ということは、俺の体は手術中なのだろう。
手術室なんかに入る勇気はない。
だけど……そうだ、生き返るには、この俺が、俺の体に戻らなきゃいけないんじゃ……?
そうだ、きっとそうだ。
怖いけど、仕方ない。
俺は意を決して、手術室に入った。
もちろん、幽霊だから、俺の姿はだれにも見えていないし、壁も通り抜けられるのだ。
俺は……あそこか。
寝ている自分の姿は見えないが、数人の医師や看護士が慌ただしく動き、囲んでいる場所があった。
と、そこに、場違いな雰囲気の人間がいた。
真っ黒な服に身を包んだ人間。
ご丁寧に鎌まで持って──って、ウソ!
ま、まさか!?
その人物は俺に気が付くと、俺に向かって言った。
「あれ、ちょっとキミ、困るなぁ……フラフラされちゃあ……」
鎌がキラリと光った。
やっぱり!
あいつは──死神だ!
「すんませんしたっ!勘弁してくださいっ」
俺は一目散に、その場から逃げ出した。
逃げ出した俺は、結局、自分の部屋にいた。
他に行くあてもない。
それにしても、あいつ──死神は、俺を連れて行こうとしていたのだろうか。
やっぱり、俺はもう──。
なんて悲しい結末だろう。
まだ、やりたいことがいっぱいあった。
やりたいこと、それは……えーと、そう、将来とか、夢とか、そういう──
……いや、この期に及んで見栄を張るのはよそう。
今やりたいことはひとつしかない。
それは──
……
……
セックスだ。
俺はまだ、セックスというモノを経験したことがない。
童貞のまま死ぬなんて、あんまりじゃないか。
ふと、窓の外を見ると、隣の家の明かりが見えた。
幼なじみの、香子の部屋だ。
俺は、香子のことが好きだった。
こんなことになるなら、生きているうちに、そう言えばよかった。
そして香子とセックスを……
なんてな。
断られるのがオチだよな。
そんなことを考え、ため息をついた瞬間、俺はひらめいた。
そうだ、今なら──!?

俺は自分の部屋の窓から飛び出し、香子の部屋の窓に飛び移った。
幽霊というのは、いろいろと便利である。
窓をのぞくと、部屋には香子がいた。
学校から帰ったばかりなのか、制服を着ている。
そして、なんと、それを脱ぎ始めたのだ!
こっ、こんなことが許されるのかっ!?
そう思いながらも、俺は窓に貼り付き、その光景を凝視した。
すると、不意に、香子がこっちの方を見た。
まずいっ、気付かれた……!
俺は慌てて身を隠した。
しかし、俺は幽霊なのだ。
香子に俺の姿は見えないはず。
恐る恐る、もう一度窓をのぞくと、香子は何事もなかったかのように服を脱いでいる。
やっぱり、そうだよな。
確信を持った俺の気持ちは大きくなった。
そうだ、中に入って、もっと近くで見たっていいんだ。
ぐっ、ぐふふふ……うひひ……ふはははははは!
今きっと、俺はすごくいやらしい顔をしているに違いない。
俺は窓をすり抜け、いとも簡単に、香子の部屋に入ってしまった。
俺が目の前にいても、香子は気付かない。
ちょうどそのとき、香子の着替えはクライマックスだった。
背中に手を回し、ブラジャーを……取ったぁーーーっ!!
ブラジャーの中に押し込められていた大きな胸が、プルンと揺れながら俺の目の前にあらわれた。
すっ、すげーーーっ!
初めてっ、初めてナマのおっぱい見たったーーーっ!
香子ってけっこうスゴかったんだなぁ……
俺は思わず、その胸に手を伸ばした。
しかし──
あれっ?あっ、あぁっ、そんな……
何度試しても、無駄だった。
俺の手は、香子の体をすり抜けてしまい、香子の体にふれることができなかったのだ。
そんなっ……そんなバカな……!
最後なのに……
どうせ最後だから、やりたい放題してやろうと思ってたのに……!
俺が絶望しているうちに、香子は部屋着に着替えてしまった。
ベッドに寝転がって、マンガを読んでいる。
あぁ……あの胸のふくらみ!
あの服の下には……
さっき見た、おっぱいを思い出す。
両手で揉みまくって、あの胸の谷間に顔をうずめたかった。
それから、舐めまくって、吸いまくって……
くうぅ……っ!
なんとかさわれないのか!?
俺は集中した。
それは、すさまじい集中力だった。
スプーンだって曲げられたかもしれない。
全神経を研ぎすまし、香子の胸に手を伸ばす──
「きゃっ……」
香子が声をあげた。
できた……本当に!?
手にはしっかりと、やわらかな胸の感触も残っている。
俺はもう一度、香子の胸に手を伸ばし、今度はその胸をつかんでみた。
「ひゃあっ!えっ、ええっ!?」
やっぱり!
香子は青ざめ、服をめくって自分の胸を確認したりしている。
そりゃあ、怖いよな……でも……
香子には悪いが、俺はもうすぐ消えてしまうかもしれないのだ。
ごめんな、香子っ!
俺は香子を押し倒し、服をめくり上げ、両手で彼女のおっぱいをつかみ、揉んだ。
あぁ、やわらかい……
「きゃああぁんむっ……んんっ!」
香子が悲鳴を上げそうになったので、俺は片手を伸ばし、なるべく驚かせないように、そっと、香子の口を塞いだ。
(香子、頼む……)
聞こえないのは分かっていたが、思わず、俺がそう言うと、香子の体から少し、力が抜けた。
「……俊也くん?」
(まさか……聞こえるのか?)
「俊也くん……どうして!?」
(あ……俺は、その……これには理由があって……と、とにかく時間がないんだ。だから、頼むっ)
俺は再び、両手で香子の胸を激しく揉んだ。
「あっ、やっ……ちょっと、やめてよ……」
(やめない。)
俺は香子の胸に顔をうずめ、キスをした。
そして舌を出し、舐めはじめた。
「あぁっ、あんっ……だめっ……やだっ……」
香子の頬が赤く染まっている。
俺は欲望の赴くまま、乳首に吸い付いた。
「ああっ──!」
香子が声を上げ、体をのけぞらせた。
(今のが、気持ちいいの?)
「ちっ、違うわよ……もう、やめてよ……」
(ホントにやめてほしい?)
俺はもう一度、乳首を強く吸い、そして、舌でもてあそんだ。
「あんっ、ああんっ……やだぁ……んっ」
(好きだよ、香子……ずっと好きだったんだ……)
俺は乳首から唇を離し、香子の体に手を這わせていった。
頭から足の先まで、ゆっくりと、時間をかけ、愛おしむように……
「俊也くん……」
香子の目や表情が、うっとりとしたものに変わっていく。
俺は香子の服を、全て脱がせた。
香子は恥ずかしそうにしたものの、抵抗しなかった。
「ねぇ……どうして姿が見えないの?時間がないって……まさか……」
香子の顔が青ざめる。
(いいから……)
俺は香子のおでこにキスをした。
そして、香子を抱きしめ、彼女の陰部に手を伸ばした。
「あっ……やだ、そんなとこっ……」
(お願い。さわらせて……)
「……」
俺は陰部の上にゆっくりと手を這わせ、そして、深い所に指をうずめた。
「あぁっ……」
(なんか、濡れてるみたい。ぬるぬるしてるよ……)
「そんなこと、解説しないで……恥ずかしいよ……」
(だって、すごいんだもん……どうしてこんなになってるの?)
「もう……いじわるなんだから……」
香子の顔が真っ赤になる。
(香子、かわいい)
俺は指を動かし、陰部を刺激してみた。
「あんっ、あっ、あぁっ、だめっ……あぁっ!」
(ここが気持ちいいの?)
「んっ……うん……」
(へぇ……)
俺は香子の感じる部分を、責めるように刺激した。
「あぁっ、んっ、あっ、だめっ、あんまりすると……」
(あんまりすると?)
「その……あの……おかしくなっちゃうの」
(イッちゃうってこと?)
「……そうだと思う」
(イクとこみせてよ……)
俺はさらに激しく、指を動かした。
「あっ、あっ、やぁっ、だめっ、ああんっ、あぁ──っ!」
香子は体を弓なりにして、ビクン、ビクンと震えた。
(すごい……気持ちよかった?)
香子は涙目になりながら、うなずいた。
息が荒く、胸を上下させている。
もう我慢できない。
俺はズボンを脱いだ。
もちろん、俺のモノは元気いっぱいだ。
俺の姿が見えない香子は、不安げに目を泳がせている。
(香子……俺も気持ちよくなりたい)
「え……?」
俺は固くなった自分のペ○スを、香子の陰部にあてがった。
「あ……えっ、ウソっ、それって……」
(ダメ?)
「…………わかった、いいよ。でも……ゆっくりしてね。初めてだから……」
(うん!)
俺は目を輝かせ、腰に力を込めた。
「うっ……」
(痛い?)
「うん、少し……でも、だいじょうぶだよ……」
(うん……)
ゆっくり、ゆっくり、ペ○スをうずめていく。
「んうぅ……」
(あぁ……全部……奥まで入ったよ……)
「うん……なんか……すごいよ、気もちいい……」
(うん……俺も……)
俺は少しずつ、腰を動かしてみた。
「あぁっ、すごい……」
(うん、やばいね、これ……気持ちよすぎるよ……)
香子の様子を見つつ、腰を動かす。
「あぁっ、あぁ……もっと……もっとぉ……」
(うん……!)
俺は腰の動きをどんどん激しくしていった。
「あぁっ、んっ、あんっ、俊也くぅん!」
(香子っ……俺……もう……)
「わたしも……あっ、あぁあっ!」
一瞬どうしようかと考えだが、結局、そのままイッた。
さすがに、幽霊に生殖能力はないだろう。
「はぁ……はぁ……」
(はぁ……はぁ……)
俺も香子も、しばらくベッドの上で放心状態だった。
(ありがとな……てゆうか、ごめん!急にこんなこと……)
「ううん……いいの。わたし、うれしかったよ……って、あれ、俊也くん!」
香子が驚いたような顔で、こっちを見ている。
その視線は、俺の姿をしっかりととらえているようで……
「え、まさか、俺のこと、見えてる?」
「うん、でも……なんか透けてるし、光ってて……」
「あ、えっ、ええっ、まさか……成仏!?」
「はぁっ!?」
「そっか、心残りがなくなったから……」
「ちょっ、なに言ってるの?やだよ、行っちゃダメっ」
香子は俺をつかもうと手を伸ばしたが、その手は俺の体をすり抜けてしまった。
「あ……やだっ、そんな……」
ついさっきまで、お互いに触れ合うことができていたのに……
自分でも、体が消えていくのが分かる。
だが、俺があまり怖がると、香子がかわいそうだ。
俺は気持ちを落ち着かせ、言った。
「ま、しかたないよ。……最後に香子と会えて、俺、しあわせだった」
「そんなの、やだよぉ!」
香子の目から、涙があふれ出した。

「泣かないでくれよ……でも、まぁ、ちょっとうれしいけど。あ、そうだ、処女を奪っといて言うのもなんだけど……いい男みつけて、幸せになれよ」
「うわぁーん」
香子の顔は、涙でぐしゃぐしゃだ。
「そうだ、最後に……もうひとつだけ、いいかな」
そう言うと、俺は体がすり抜けないように願いつつ、思いっきり集中して、泣きじゃくる香子の唇にキスをした。
体はすり抜けず、ちゃんと感触があった。
よかった──
でも、もっと、もっともっともっと、香子といろんなこと、したかったなぁ……
だんだんキスの感触が消え、意識も薄れていく。
さよなら、香子……
そして、俺は完全に消滅した。
「……ん……んっ?」
俺は消滅したはず……なのに、まだ意識がある。
でも、ここは香子の部屋ではないようだ。
白い部屋……もしや、ここが天国なのか?
「あ、目を覚ましたね!もう、心配したよぉ」
「あれっ、かーちゃん?……なんで!?」
「覚えてないの?あんた、交通事故にあって気を失ってたんだよ」
「そ、そうなの……あっ、俺、手術は成功したの?」
「は?手術なんかしてないよ、足を骨折しただけなんだから」
「手術してない……?」
じゃあ、あのとき見た死神は……俺には関係なかった?
「ホントに、たいしたことなくてよかったよ……ちょっと、先生を呼んでくるからね!」
そう言うと、母親は部屋を出て行った。
俺が混乱していると、病室のドアが開いた。
「あ……」
ドアを開けたのは、香子だった。
泣きじゃくったせいで、目がはれている──というか、目がすわっている。
ということは、アレは現実だったのか。
気まずい。
気まずすぎる。
「……よ、よお」
「……」
「あれ、なんか……怒ってる?」
香子は黙ったまま、ツカツカと俺のそばまでやってきた。
そして──
「あっ、おい……」
「よかった……俊也くん、死んじゃったのかと思ったんだからっ」
俺は香子に抱きしめられていた。
事故のせいか、ちょっと体が痛い。
だけど、幽霊だったときよりもはっきりとしたその感触に、俺は震えた。
これは本当に、現実なのだ。
「香子っ」
香子の体に腕をまわし、ぎゅっと抱きしめる。
感動的な場面……なのだが、香子の胸の感触に、思わず体が反応してしまった。
香子はそれをチラッと見て言った。
「また、あんなことしたいと思ってる?」
「えっ、そ、それは、まぁ……」
「ちゃんと言って。あのとき言ってくれたのは、全部本当だったの?それとも……」
「本当だよ。俺……香子のこと、好きだ」
そう言うと、香子は一瞬、とてもうれしそうな顔をしたが、すぐに、意地悪そうな表情を浮かべて言った。
「ふぅん、そうなの……でも、どうしよっかなー」
「え……?」
香子は俺の耳元で言った。
「処女は特別な人にあげたいの」
「えっ?でもさっき……」
「幽霊に、処女は奪えないみたいよ」
「へ……」
そのとき、病室の扉が開き、母親と医者が入って来た。
俺はさり気なく、反応してしまったモノを隠す。
「あ、香子ちゃん。わざわざ来てくれたんだぁ」
「はい。あの、連絡いただいて、ありがとうございました。俊也くん、元気そうで、安心しました」
「ありがとねぇ。ほら、俊也もお礼言いな」
「あ……あぁ、うん……」
「じゃあ、わたし、今日はこれで失礼します」
「あら、そう?もうちょっと待っててくれれば、車で送ってくよ。わたしも帰るから」
「えっ、いいんですか~」

俺は、命に別状はなかったが、骨折していたりもしたので、少しだけ、入院することになった。
香子はあのまま、俺の母親と帰ってしまって、あれ以上、話はできなかった。
結局、香子は俺のことを……?
わからない。
でも……なんか俺、しあわせかもしれない。
また香子と話しをするのが楽しみだ。
今日あったことを思い出し、ニヤニヤと笑いながら、俺は目を閉じた。
香子の夢を、もちろん、エッチな夢を見たいと願いながら……

おわり

投稿日:

高3保健体育

今日の保健体育は性教育。学級委員の体を使ってセックスの授業。

その日の保健体育の授業は、学校に二つある視聴覚室を使い、男女が別々に分かれて行うことになっていた。
ただし、学級委員の二人だけは違う。
女子の学級委員は男子の授業に、男子の学級委員は女子の授業に出るように言われたのだ。
クラスの男子が集まる教室の隅で、学級委員のアヤノは一人、うつむいていた。
(なんでわたしだけ男子と一緒なのよ……)
視聴覚室は、教室の入り口で上履きを脱ぐことになっていて、中はカーペット敷きになっている。
机も椅子もない広い空間で、男子たちは、楽しそうにふざけ合っていた。
しばらくすると、体育の男性教師がやってきた。
「そろそろチャイムが鳴るから、こっちに集まってくれ。場所は適当でいいぞ」
教師に言われ、生徒たちは教室の前方に集まっていった。
始業のチャイムが鳴ると、教師は言った。
「今日の保健体育は性教育だ。性交について学んでもらう」
男子生徒たちがざわめいた。
クスクスと笑うような声も聞こえる。
年頃の生徒たちにとって、性教育というのは、とても興味のある分野なのだ。
教師は気にせずに続けた。
「大事なことだから、しっかり勉強するようにな。じゃあ、学級委員、こっちに来てくれ」
「あっ、はい……」
アヤノは返事をすると、立ち上がり、前に出た。
すると、教師が言った。
「じゃあ、早速だが、服を全部、脱いでくれ」
「……ええっ?」
アヤノは驚いて、固まった。
「ほら、早く。自分で脱がないなら、俺が脱がせるぞ」
「えっ、そんなっ、なっ、なんで、脱がなきゃいけないんですかっ?」
アヤノがあわてて言うと、教師が答えた。
「これから、君の体を使って、彼らに性交を教えるからだ。毎年、学級委員には協力してもらっているんだぞ」
「そ、そんな……無理ですっ……」
「そう言われても、授業なんだし、今までずっとそうだったんだから……君もしっかりやってくれないと困るんだがなぁ」
教師は腕を組み、困ったような顔でアヤノを見た。
しばらく黙っていたアヤノだったが、長い沈黙と、教師の視線に耐えられなくなり、言った。
「…………わ、わかりました」
しぶしぶ、制服のボタンに手をかける。
「よし。だいじょうぶだな」
アヤノが服を脱ぎ始めたのを見て、教師は満足そうにうなずくと、男子生徒たちに向かって講義を始めた。
「性交、つまりセックスだが──」
しかし、彼らの興味は、アヤノに集中していた。
男子の視線を感じ、アヤノはあまりにも恥ずかしく、つらかったが、授業なんだから仕方がないのだと自分に言い聞かせ、淡々と服を脱いでいった。
「下着も、全部脱いで」
アヤノが下着姿でうろたえているのを見て、教師が言った。
「……はい」
アヤノは涙目になりながら、下着も脱ぐと、両手で必死に体を隠した。
男子生徒たちは、固唾をのんで、そんなアヤノを見つめている。
「よし、全部脱いだな。ほら、体を隠さないで、真っ直ぐ立ちなさい」
逆らうこともできず、アヤノは、震える両手をゆっくりと下ろした。
ふくらんで張りのある乳房も、薄く毛の生えた陰部も、全てが、教師と男子生徒たちの前に、あらわになってしまった。
アヤノはうつむき、必死に羞恥心に耐えていた。
「では、今から、彼女の体を使って説明していくぞ」
教師はそう言うと、アヤノの後ろにまわり、いきなり、両手でアヤノの乳房をわしづかみにした。
「やっ……!」
アヤノは思わず声を出し、逃れようとしたが、教師にしっかりと体を押さえられていて、全く動くことができなかった。
「大人しく協力しなさい」
教師がアヤノの耳元でささやいた。
「でも……!」
「ふざけているわけじゃないんだ。これは授業なんだぞ」
その言葉を聞くと、アヤノはあきらめたように体の力を抜いた。
「……すいません」
「分かればいいんだ」
教師はわしづかみにした乳房を揉みながら、生徒たちに言った。
「セックスの最終目的は、男性が女性の中に射精をすることだが、いきなりは無理だ。男性は、まあ、簡単に勃起するが、女性は、ある程度時間をかけて、男性を受け入れる体勢になる必要がある。そのために、先生はこうして、彼女のおっぱいを揉んでるんだ。女性はおっぱいが感じるらしいからな。……どうだ、気持ちいいか?」
「そっ、そんなこと……よくわからないです……」
教師の質問に、アヤノは小さな声で答えた。
「ん?おかしいな……緊張してるのか?ほら、しっかり前を向いて、表情も男子に見てもらいなさい」
教師は、下を向いているアヤノの頭をつかみ、ぐいっと前を向かせた。
クラスの男子たちが、目をぎらつかせ、アヤノの方をじっと見ている。
(やだっ、どうしよう……男子にこんなとこ見られちゃってる……)
アヤノの頬は、みるみる真っ赤に染まっていった。
教師は乳房を揉む力を強くして言った。
「……どうだ。なにか、感じるか?」
「あっ……あの……はい……少し、気持ちいいみたいです」
「そうか……男子に見られて感じちゃったのか?真面目な学級委員なのに、本当はスケベなんだなぁ。乳首が立ってきたぞ……」
「そっ、そんなっ……」
アヤノがあわてると、教師は笑みを浮かべ、生徒たちに言った。
「女性は、言葉で責められるのも好きなんだ。覚えておくといいぞ。次は、乳首だ」
教師はそう言うと、アヤノの乳首をキュッとつまんだ。
「ああっ!」
激しい快感に、アヤノは思わず声をあげた。
「みんな聞いたか?乳首は相当気持ちよかったらしいぞ」
教師は面白そうに、アヤノの乳首を刺激した。
「んっ、ああん、やあっ、んっ」
アヤノは何度も乳首をつままれ、その度に訪れる激しい快感に、身をくねらせ、声をあげた。
そして、何度も快感を受けるうちに、頭がぼうっとしてきて、なにもかも、どうでもいいように思えてきた。
「思いっきり声を出していいんだぞ。ここは防音だ。ただし、みんなは、気をつけるように。家などでセックスをするときは、声が外に漏れやすいからな」
教師はそう言うと、手の動きを止めた。
「さて、女性を気持ちよくさせる方法は他にもたくさんある。体中を優しくなで回すのもいい……」
教師はそう言いながら、アヤノの体のあちこちを、そっとなで回した。
アヤノは目をとろんとさせ、ゾクゾクするような快感に酔いしれた。
「たまには刺激も必要だ」
「あぁっ……ん!」
突然、教師におしりの肉をぎゅっとつかまれ、アヤノは声をあげた。
「それから、口で刺激するのもいい」
教師はそう言うと、アヤノの前に移動し、乳房にしゃぶりついた。
乳首を吸われ、舐め回され、アヤノは快感でおかしくなってしまいそうだった。
「ああっ、だめっ……んっ……せっ、せんせぇ……」
アヤノが立っていられなくなり、ふらつき始めると、教師はアヤノを床に座らせた。
「そろそろいいか」
教師は座っているアヤノの後ろにまわり、足をつかむと、M字型に大きく開かせた。
快感に溺れ、ぼうっとしていたアヤノは、抵抗せず、されるがままだった。
アヤノの陰部が目の前に広げられると、男子生徒たちは一斉に息をのんだ。
「はは……すごいな。こんなに濡らして……」
教師はアヤノの陰部をのぞき込み、アヤノの中から溢れ出した液体をもてあそびながら言った。
「みんな、いいかー。女性は、ちゃんと気持ちよくしてあげると、こういうふうに、アソコがグチョグチョになるんだ。これが、男性のペ○スを受け入れる準備ができたということだ。だが、その前に、もう少し教えておくことがあるからな」
教師はそう言うと、アヤノの陰部を刺激しはじめた。
「あっ、ああっ、やああっ!」
体に電気が走ったような感覚に、アヤノは激しく喘ぎ、身をよじった。
「どうだ、すごいだろう。今、クリトリスという部分を刺激しているんだ。よく見ろ、ここだぞ」
教師に言われると、男子生徒たちは身を乗り出して、アヤノの陰部をのぞき込んだ。
「女性の敏感な場所だ。強すぎるとだめなんだが、うまく刺激してやれば、これだけでイクぞ。イクっていうのは……わかるよな。さて、どうかな……?」
教師はそう言うと、指を激しく動かした。
「ああっ、あっ……だめっ……やだっ……あああぁぁっ」
アヤノは強烈な快感に襲われ、体をビクンビクンと痙攣させ、のけぞった。
「なんだ、すぐにイッたな。まあ、クリトリスについてはこんなところだ。最後にもう一つ、この後、この膣にペ○スを入れるんだが、そこに指を入れて刺激してもいいんだぞ」
教師はアヤノの膣に指を差し込み、動かしてみせた。
教師の指の動きに合わせ、グチョッ、グチョッと、卑猥な音が教室に響く。
「んっ、あっ、あはぁっ……ん」
アヤノはまた、新たな快感を与えられ、目をうつろにして喘いだ。
その顔にはうっすらと、喜びの表情さえ浮かんでいた。
「さあ、それじゃあ、いよいよペ○スを入れるぞ」
教師はそう言うと、ズボンを下ろし、自分のペ○スを出した。
それは大きく、固く勃起していた。
「妊娠を望む時以外は、必ずコンドームを付けるようにな」
教師は自分のペ○スにコンドームをつけると、アヤノを床に寝かせた。
「女性が処女の場合は、そうとう痛みがあるらしいので、注意してあげるように。……それじゃあ、いくぞ」
教師はアヤノにペ○スを強く押しあて、入れようとした。
しかし、なかなか入らない。
「もっと力を入れるぞ……」
教師がさらに力を込めると、やっと、アヤノの中に、ペ○スが入っていった。
「いっ……いたっ……痛い……!」
「だいじょうぶだ。我慢しろ……」
アヤノは苦しげにうめいていたが、教師は動きを止めず、ゆっくりとペ○スをうずめていった。
「よし、全部入ったぞ」
教師の大きなペ○スが、すっぽりと、アヤノの中に入っていた。
男子生徒たちは、ゴクリと喉を鳴らした。
「ふぅー……授業とはいえ、俺も気持ちよくてヤバいくらいだが……ちゃんとやらないとな。じゃあ、動くぞ」
教師はそう言うと、ゆっくり腰を動かし始めた。
「あっ、いっ、痛いですっ……」
アヤノは激しい痛みを感じ、苦悶の表情を浮かべたが、教師は動きを止めてはくれなかった。
「少し我慢するんだ。だんだん気持ちよくなってくるはずだぞ」
教師はゆっくりと動き続けた。
「いっ……ああっ……んんっ……」
そのうちに、だんだんとアヤノの声の調子が変わってきた。
「どうやら気持ちよくなってきたらしいな……」
教師はそう言うと、腰の動きを速め、激しくした。
「ああっ、ひやぁん、あっ、あはぁんっ!」
初めての痛みがおさまってきたアヤノを、次に襲ったのは、激しい快感だった。
「やあっ、だめっ、せんせっ、わっ、わたしっ、きもちいぃいっ、いっちゃうぅう!」
「はぁ……はぁ……よし、それじゃあ、俺もイクぞ……」
教師は腰を打ち付けるように、激しくアヤノを突き上げた。
「ううっ……!」
「ああっ、んっ、ああああぁっ!」
教師が絶頂を迎えてうめくと、アヤノも体をのけぞらせ、絶頂を迎えた。

教師はひと呼吸置くと、言った。
「……じゃあ、ペ○スを抜くぞ。いいか、コンドームを押さえてな。ちゃんと覚えとけよ」
教師は男子生徒に向かって説明しながら、ゆっくりとペ○スを抜いた。
コンドームの中には、白い液体がたっぷり入っていた。
「とまあ、これがセックスだ。どうだ、みんな、わかったな」
男子生徒たちは、どう答えていいか分からず、なんとなくうなずいたりしている。
教師はそんな生徒たちの様子を見ると、笑顔を浮かべて言った。
「うん。まあ、実際にそういう場面になったら、いろいろ分かってくるだろう。女性とコミュニケーションをとりながら、お互いに気持ちよくて、楽しめるセックスをするのが一番だ。今日はちょっと特別だったが、相手の嫌がることはしないこと。いいな」
「はーい」
男子生徒たちが返事をする。
「よし。じゃあ……あと十五分、時間が余ってるから、みんな、彼女の体をさわっていいぞ。もちろん、イカせてもいいからな」
教師がそう言うと、困惑した男子生徒たちはざわめいた。
しかし、一人が動き出すと、負けじと何人も動き出し、すぐに、ほとんど全員が、ぐったりと横たわっているアヤノに群がっていった。
しばらくすると、男子の塊のなかから、快感に喘ぐアヤノの声が聞こえてきたのだった。

おわり

投稿日:

赤ずきんの情事

オオカミ事件から数年後。成長した赤ずきんちゃんは森で出会った大男にそそのかされて…

むかしむかし、あるところに、かわいい女の子がいました。
その子は、おばあさんの作ってくれた赤いビロードのかわいいずきんをたいそう気に入って、いつもそれをかぶっていたので、みんなに「赤ずきんちゃん」と呼ばれていました。
ある日、赤ずきんちゃんはおかあさんに頼まれて、おばあさんの家に行くことになりました。
ところが、途中でオオカミにそそのかされ、寄り道をしてしまったのです。
その隙に、オオカミはおばあさんの家に先回りをし、おばあさんを食べてしまいました。
寄り道をして、花をたくさん摘んだ赤ずきんちゃんがおばあさんの家に行くと、そこには、おばあさんになりすましたオオカミがいて、赤ずきんちゃんも食べてしまったのです。
しかし、赤ずきんちゃんもおばあさんも、たまたま通りかかった狩人に助けられ、命が助かりました。
その時、赤ずきんちゃんは、
(これからもう二度と、寄り道をするのはよそうっと。)
と考えたのでした。

それから何年も経ち、あの時ちっちゃな子供だった赤ずきんちゃんは、すっかり成長していました。
ただ、大きくなっても、相変わらずお気に入りの赤いずきんをかぶっていましたけどね。

ある日のこと、赤ずきんちゃんはまた、おかあさんにお使いを頼まれました。
「このお菓子とブドウ酒を、おばあさんのところへ持っていってちょうだい」
「わかったわ」
赤ずきんちゃんはお菓子とブドウ酒を入れたカゴを持って、家を出ました。
おばあさんの家は少し遠く、歩いて半時間ほどかかります。
赤ずきんちゃんが歩いていると、森の中から大きな男が出てきました。
「やあ、赤ずきんちゃん」
男が言いました。
赤ずきんちゃんは、オオカミが危険なケダモノだということは知っていましたが、人間の中にも危険なケダモノがいるということをまだ知りませんでした。
だからちっとも、このあやしい大男を怖いと思いませんでした。
「こんにちは、おじさん」
「これからどこへ行くんだい?」
「おばあさんのところよ。お菓子とブドウ酒を持っていくの」
「そうかい、遠いからたいへんだね」
「ええ、でも平気よ」
赤ずきんちゃんは言いました。
美しく、かわいらしい赤ずきんちゃんを見て、男は考えました。
(やわらかくてうまそうな娘だ。どうにかして、いただきたいもんだが──)
男はしばらく赤ずきんちゃんと並んで歩いていましたが、しばらくすると、言いました。
「おや、森の中を見てごらん。あのきれいな花!」
赤ずきんちゃんが森の中を見てみると、本当にきれいな、色とりどりの花が咲き乱れていました。
「まあ、きれい!」
「あの花を摘んで花束を作ったら、おばあさんが喜ぶんじゃないかな」
男は言いました。
「ええ……でも……」
赤ずきんちゃんはオオカミにそそのかされて、大変な目にあったことを思い出しました。
あの時、寄り道をするのはやめようと思ったのです。
しかし、きれいな花を見ると、赤ずきんちゃんは思いました。
(この男の人はオオカミではなくて人間だもの、おばあさんを食べるはずないわ。それに、まだ時間も早いし……)
すると、赤ずきんちゃんは言いました。
「わたし、花を摘んでいくことにするわ」
赤ずきんちゃんは森の中に入ると、夢中で花を摘み始めました。

一方、男はまっすぐおばあさんの家に向かいました。
そして、あばあさんにこう言いました。
「赤ずきんちゃんが大怪我をして、街の病院にいるそうだよ」
「まあ、たいへん!すぐに行かなくては」
驚いたおばあさんは急いで支度をすると、扉も閉めずに、街へ向かって歩いていきました。
その様子を見ていた男は、にやりと笑いました。
(上手くいったぞ。おばあさんはしばらく帰ってこないだろう)
男はおばあさんのベッドに横になり、布団をかぶって、赤ずきんちゃんが来るのを待ちました。

その頃、赤ずきんちゃんは森でたくさんの花を摘み、きれいな花束をこしらえていました。
(きれいな花束ができたわ。おばあさん、きっと喜んでくれるわね。)
そしてやっと、おばあさんの家に向かって歩き始めたのです。
赤ずきんちゃんは、おばあさんの家の前に着くと、扉をノックして言いました。
「こんにちは、おばあさん。わたしよ、赤ずきんよ」
すると、中から声がしました。
「入っておくれ」
赤ずきんちゃんは、なんだかいつもと声が違うと思いました。
扉を開けて中に入ると、おばあさんは寝込んでいるようでした。
「おばあさん、どうしたの?具合が悪いの?声も変みたいだし」
赤ずきんちゃんが言うと、おばあさんは布団をかぶったまま、言いました。
「少し調子が悪くてね、こっちへ来ておくれ」
赤ずきんちゃんはおばあさんが心配になり、荷物を置くと、ベッドに駆け寄りました。
すると突然、勢いよく布団がめくれました。
そしてベッドには、おばあさんではなく、さっきの男がいたのです。
「えっ──」
驚いたのもつかの間、赤ずきんちゃんはあっという間に男に捕らえられ、ベッドの上に組み敷かれてしまいました。
「いやっ、離して!」
赤ずきんちゃんは必死に逃げようとしましたが、力の弱い女の子が、馬乗りになった大男をはねのけられるはずかありません。
「お……おばあさんはどこなの!」
赤ずきんちゃんが言うと、男は不気味に笑いながら言いました。
「おばあさんは邪魔だったから、ちょっと嘘をついて、街へ行ってもらったのさ」
おばあさんが無事だと分かり、赤ずきんちゃんは少しほっとしましたが、自分の状況が悪いことに変わりはありません。
「なんでこんなことするの。離して!」
もがきながら赤ずきんちゃんが言うと、男は言いました。
「まあ、まあ、落ち着けよ。痛い目にあわせようなんて思ってないんだから」
「え……?」
「気持ちいいことをしようとしてるだけさ」
「気持ちいいこと……?」
「そうさ。こうするんだ──」
男は、赤ずきんちゃんの両腕を押さえていた手を離すと、赤ずきんちゃんの着ていた素朴なワンピースを足下からまくり上げ、一気に脱がせてしまいました。
「いやっ、何するの!」
赤ずきんちゃんは、自由になった両手で必死に抵抗しました。
「いたっ──おい、何をするんだ」
男は、暴れまわる赤ずきんちゃんの両腕を捕まえると、持っていたロープであっという間にくくってしまいました。
「これでいい。暴れるからだぞ」
「やめてよ……」
声を震わせる赤ずきんちゃんにかまわず、男はじろじろと赤ずきんちゃんの体を眺めました。
「いや……見ないで……」
あらわになった白い体の上には、小振りでかわいらしい乳房がふたつあり、その頂にはピンク色の乳首がありました。
赤ずきんちゃんが逃げようともがきつづけているので、乳房はまるで男を誘うかのように揺れています。
「すごいな……うまそうなおっぱいだ……」
男が言うと、赤ずきんちゃんは恐怖の表情を浮かべて言いました。
「まさか……食べる気なの?」
すると男は笑いました。
「何も知らないんだな……だいじょうぶさ。さっきも言ったが、気持ちいいことをするだけだ。終わったら帰れるんだから、心配するな」
そして、大きな両手で赤ずきんちゃんの乳房を包み、揉み始めました。
「いやっ!やめて──」
生まれて初めてそんなことをされ、赤ずきんちゃんはわけが分かりません。
顔をしかめ、逃げようともがき続けました。
「初めてだから、まだ分からないのか……まあいい、すぐに気持ちよくなるさ」
男はそう言い、赤ずきんちゃんの体に顔を近づけたかと思うと、突然、乳房にしゃぶりつきました。
「何するのっ、やだっ!」
赤ずきんちゃんが必死に逃れようとしても、男はびくともしません。
体の小さな赤ずきんちゃんの乳房は、大きな男の口にすっぽりと収まりました。
男は口の中で乳房を舐め回し、舌で乳首を刺激しました。
そうしているうちに、柔らかかった赤ずきんちゃんの乳首は、固く隆起し始めました。
「いやあっ……いやっ……んっ」
赤ずきんちゃんは必死にもがいていましたが、男がもたらす快感にも気付き始めていました。
体が熱いのは、逃げようともがいているせいだけではなさそうです。
でも、いくら気持ちがよくても、こんなのはやっぱり嫌でした。
「お願い、やめて……!」
赤ずきんちゃんは必死に言いましたが、男は聞いてくれません。
「気持ちよくなってきたんだろう……」
そう言って、男はちゅうっと赤ずきんちゃんの乳首を吸いました。
「あんっ……!」
赤ずきんちゃんは突然襲った強い快感に思わず甘い声を出し、体を仰け反らせました。
(やっ、やだっ、わたし、どうしちゃったんだろう……!)
赤ずきんちゃんは自分の反応に驚き、顔を赤らめました。
男はそんな赤ずきんちゃんの様子を見てにやりと笑い、
「そうだ……そうやって素直に気持ちよさを楽しめばいいんだ」
と言うと、今度はもう片方の乳房にしゃぶりつきました。
男は、時間をかけて赤ずきんちゃんのやわらかな乳房を堪能しました。
乳房を手で揉み、舐め回したかと思えば、乳首を舌先で転がし、かるく噛みます。
「いや……んぁっ……やっ……やめて……」
甘い吐息を漏らしながらも、赤ずきんちゃんは男から逃れようと、必死に抵抗を続けました。
男がやっと、赤ずきんちゃんの乳房をいじるのをやめた時、赤ずきんちゃんは荒い息で胸を上下させていました。
「はぁっ……はぁっ……」
「暴れるからそんなに疲れるんだ。もうあきらめろ。俺が放してやるまで、お前は絶対に逃げられないんだ」
男は言いましたが、赤ずきんちゃんは首を振り、疲れきった体で弱々しい抵抗を続けながら言いました。
「お願い……離して……」
「ふん、頑固だな。だけど、気持ちよかったんだろう……?」
男はそう言うと、おもむろに、赤ずきんちゃんのパンツの中に手を入れました。
「いやあっ!やめて!」
赤ずきんちゃんは声をあげ、力をふり絞って必死にもがきましたが、男の手は難なくパンツの奥に入り込んでしまいました。
そして、男のごつごつした太い指は、赤ずきんちゃんの大事な部分に容赦なく分け入ってきたのです。
「ふふふ……体の方は正直だな。気持ちよくて、グチョグチョになってるぞ」
「え……?」
「わからないのか?」
男はそう言うと、乱暴にパンツを下ろし、指を激しく動かしました。
男の指が、ぬるぬると滑るような感触で赤ずきんちゃんの陰部を撫でています。
「うっ……」
赤ずきんちゃんはゾクゾクして、またあの甘い声をあげそうになりましたが、それを必死にこらえました。
男の指の動きに合わせて、濡れたような、クチュクチュという音がします。
(なんなの?アソコが濡れちゃってる……まさか──やだっ、わたし、おしっこを漏らしちゃったの!?)
赤ずきんちゃんがそんなことを考え、激しい羞恥心に襲われていると、男が口を開きました。
「知ってたか?気持ちよくなると、こんな風にアソコが濡れるんだ。こんなにグチョグチョにしてるってことは……そうとう気持ちよかったんだな」
男はクチュクチュといういやらしい音を楽しむかのように、指を動かし続けました。
「やっ……やめ……やめて……」
「またそんなこと言って……本当は、気持ちいいんだろう」
男はそう言うと、馬乗りになっている自分の体を少しずらして赤ずきんちゃんの足を広げると、陰部の“ある部分”を集中して刺激しました。
「あぁっ!んっ……や、やめてっ、やだっ……」
赤ずきんちゃんは、今まで感じたことのない強い刺激に、身をよじって抵抗しました。
「ふふ……ここはクリトリスだ。どうだ、気持ちいいだろう」
「いやっ……ぁん……や、やめて……」
赤ずきんちゃんは男を拒絶し続けていましたが、その思いとは裏腹に、声には快感によって甘い響きが混じってしまいます。
男にクリトリスを刺激され続け、赤ずきんちゃんは次第に、快感が差し迫ってくるのを感じました。
(あぁっ、どうしよう、気持ちいい……やだ、わたし、おかしくなっちゃう──)
「いや……いやあっ、あっ、んっ、あ、あぁっ──!」
赤ずきんちゃんは、快感が絶頂に達すると、たまらず声をあげました。
体中に広がる激しい快感に涙があふれ、体が勝手に、ビクンビクンと痙攣してしまいます。
「おや、もうイッたのか……」
男は指の動きを止めました。
しかし、赤ずきんちゃんの体の中には、まだ快感が残っています。
「はぁっ、んっ……はぁっ……」
赤ずきんちゃんは快感の余韻に悶えながら、初めての絶頂に驚いていました。
(体がこんな風になるなんて、知らなかった……もう、これ以上ないってくらいだったわ……)
赤ずきんちゃんは男を見ると、弱々しい声で言いました。
「もう……終わりよね……離して……」
しかし、男は不気味な笑みを浮かべ、
「まだだ」
と言い、ぐっしょりと濡れた赤ずきんちゃんの中に、なんと、指を入れたのです。
「ひぃあぁっ──!」
赤ずきんちゃんは大きな声をあげ、体を仰け反らせました。
激しい快感が、赤ずきんちゃんを襲います。
男は指を出し入れし、さらなる刺激を与えました。
「んあっ、やめてっ、お願い、いやぁっ、あぁん!」
赤ずきんちゃんは首を振り、激しくもがきました。
すると、男は言いました。
「ふふ……いいだろう」
男は指の動きを止め、赤ずきんちゃんの中から指を抜きました。
赤ずきんちゃんは少し驚いて、男を見ました。
「も、もう、終わりにしてくれるのね……」
しかし、男は無言のまま、自分のズボンを下ろしました。
「──!」
男の股間にある大きなモノを見て、赤ずきんちゃんはあわてて目をそらしました。
(急にあんなことをして、一体、なんなの……?)
男は、そんな赤ずきんちゃんを見下ろして、言いました。
「今度は赤ずきんちゃんと一緒に、俺も気持ちよくなるんだ……これで最後だから安心しろ……」
そして、赤ずきんちゃんの陰部に、自分の大きく、固くなったものを押し付けたのです。
「えっ……?」
戸惑う赤ずきんちゃんにかまわず、男はそれをゆっくり、赤ずきんちゃんの中にうずめていきました。
「やっ、やだっ、何するの!……いっ、痛い!」
赤ずきんちゃんは男のしていることが理解できず、しかも、激しい痛みに襲われ、混乱しました。
しかし、いくら抵抗しても、力の強い男から逃れることはできないのです。
「痛い、痛いのっ、お願い、やめてぇっ!」
赤ずきんちゃんはあまりの痛みに、涙を浮かべて懇願しました。
しかし、男は動きを止めず、自分のものをすっかり、赤ずきんちゃんの中にうずめてしまいました。
「うっ……全部入ったぞ……すごいな……」
赤ずきんちゃんは、あまりの痛みに涙を流していました。
「痛いのか……でも、そのうち気持ちよくなるから我慢するんだ……」
男はそう言うと、今度は腰を動かし始めたのです。
「いっ、痛い!いやっ……ううっ……」
赤ずきんちゃんは、男が動く度に、ひどい痛みを受けました。
「いっ……うっ……んうっ……」
しかし、しばらくすると、痛みがだいぶやわらいでいました。
そして男の言うように、気持ちよくなってきたのです。
「んうっ……んぐっ……あっ……」
赤ずきんちゃんの反応を見て、男は言いました。
「気持ちよくなってきたんだろう」
赤ずきんちゃんは泣きそうな顔をして、ただ首を横に振りました。
「すごいな……ぬるぬるが、どんどん溢れてくる」
男と赤ずきんちゃんの結合部はぐっしょりと濡れ、男の動きに合わせて、グチョッ、グチョッといやらしい音をたてました。
「ああ、なんて気持ちいいんだ……」
男は腰の動きを激しくしました。
「ひぁっ、あんっ……うっ……」
赤ずきんちゃんは、さらに激しい快感に襲われ、頭の中がしびれるようでした。
その目は、もう何も映っていないかのようにうつろになっています。
赤ずきんちゃんは完全に、快感の渦に飲み込まれてしまったのです。
そして再び、絶頂を迎えようとしていました。
それは男も同じでした。
男は強く激しく、腰をぶつけるように、赤ずきんちゃんを突き上げました。
それはもう、華奢な体をした赤ずきんちゃんが壊れてしまうかと思うほどの激しさでした。
「はぁんっ、んっ、ああっ──!」
赤ずきんちゃんは体を痙攣させ、激しく身をよじり、狂おしいほどの快感に声をあげました。
同時に、男も絶頂を迎え、赤ずきんちゃんの中に激しく精を放出したのです。

「これで最後」という言葉通り、男は馬乗りになって押さえつけていた赤ずきんちゃんから離れました。
しかし、赤ずきんちゃんは逃げる素振りも見せず、うつろな目をして、ただ、ぐったりとベッドに横たわっていました。
男が腕のロープをほどいても、それは変わりません。
男は赤ずきんちゃんの乳首を吸い、軽く噛みました。
「んっ……んんっ……」
赤ずきんちゃんは弱々しい声をあげました。
しかし、その表情は嫌悪ではなく、まぎれもなく、快感を示していました。
男は不敵な笑みを浮かべると、立ち上がり、おばあさんの家を出て行きました。

家の中に一人残された赤ずきんちゃんは、しばらくそのまま、ベッドでぐったりしていましたが、やがて、起き上がりました。
するとその時、股の間からどろっとした液体が出たのが分かりました。
見てみると、血の混ざった白い液体がシーツの上にこぼれています。
(すごく痛かったけど、やっぱり血が出てたんだ……でも、この白いのはなんだろう……これもわたしが出しだものかしら……?)
そんなことを考えながら、赤ずきんちゃんは下ろされたパンツを上げ、脱がされた服を着ると、立ち上がりました。
改めて見ると、シーツはくしゃくしゃで、なにやらよく分からない液体の跡や、血も付いていて、ひどい有様です。
(こんなのを見たら、おばあさんが驚くわ。)
赤ずきんちゃんは、ベッドから汚れたシーツをはずして、小さくたたみました。
そして、棚から新しいシーツを取り出し、それをベッドに敷きました。
ベッドはすっかり元通りです。
それから、おばあさんに置き手紙を書きました。
『おかあさんから、お菓子とブドウ酒です。きれいな花束は、わたしからよ。
おばあさんはお留守だったけれど、扉が開いていたので、置いていきます。
だけど、戸締まりはした方がいいと思うわ。
またすぐに会いに来ます。
赤ずきんより』
そしてそれを、持ってきたお菓子とブドウ酒のカゴに添えました。
(これでいいわ。シーツはこっそり洗濯して、後で返せばいいもの。)
赤ずきんちゃんは家の中を完璧にすると、汚れたシーツを持って外に出ました。
「──!」
赤ずきんちゃんは、扉の外に立っていた人物を見て、息をのみました。
家の外には、とっくに行ってしまっただろうと思っていたあの男が立っていたのです。
男は、不敵な笑みを浮かべて赤ずきんちゃんを見ています。
赤ずきんちゃんが驚いてその場に立ち尽くしていると、男が口を開きました。
「俺の家はこの先にある。また気持ちいいことをしたくなったら、いつでも訪ねてくればいい……」
それだけ言って、男は去っていきました。
また何かされるのかと思いましたが、そうではありませんでした。
呆然としていた赤ずきんちゃんでしたが、やがて、家に向かって歩き始めました。
(あんなこと言うなんて……行くわけないじゃない……あんな……)
しかし、赤ずきんちゃんの体は切なくうずき、胸は高鳴っていました。
(いやだ、わたし……あんなことをされて、おかしくなっちゃったみたい。ああ、本当に、寄り道なんかするんじゃなかった!)
赤ずきんちゃんはおかしな気持ちを振り払うように、家に向かって走って行きました。

おわり

投稿日:

裸の少女

突然ヌードモデルをやるはめになってしまった女子高校生。画家に裸をじっくり見られて感じてしまい…

マンションの一室の前で、結衣は深呼吸をすると、インターホンを鳴らした。
「はい」
すぐにドアが開き、男性が顔を出した。
「あ、もしかして……藤崎結衣さん?」
「はい、そうです。えっと……」
「どうぞ、入って」
男性は笑顔で、結衣を部屋の中に招き入れた。
奥に進むと、部屋の中は絵の道具がいっぱいで、いかにも画家のアトリエという感じだった。
「岡田くんから聞いてると思うけど、僕が桐野龍二です。どうぞよろしく」
ドアを開けた男──桐野はそう言うと、結衣に手を差し出した。
「あ……あっ、はい。よろしくお願いします」
結衣があわてて手を出すと、桐野の大きな手が結衣の手をがっしりとつかみ、二人は握手を交わした。
藤崎結衣は高校二年生で、美術部に所属している。
ある日、同じ美術部で三年生の岡田健太から、知り合いの絵のモデルを引き受けてくれないかと頼まれたのだった。
モデルなんて、ただの高校生の自分には無理だと言った結衣だったが、説得され、バイト代も出ると言うので、結局引き受けることにしたのだった。
絵を描くのは、美大を出て、プロとして絵の仕事をしている人物だと聞いていた。
「今日は来てくれてありがとう。若いモデルがなかなか見つからなくて、苦労してたんだ」
「あ、その……わたしなんかで、お役に立てるかどうか……」
「いやいや、期待以上だよ。すごくいい。本当に。……まあ、とにかく、始めようか」
桐野はそう言うと、部屋の隅にあるドアを指して言った。
「まずは、隣の部屋で服を全部脱いでもらえるかな。棚があるから、自由に使って。服を脱いだら、こっちに来てもらって……」
「えっ、あっ、あの……!」
「ん?」
「い、いや、その、ふっ、服を全部、脱ぐって……?」
結衣は混乱し、口をぱくぱくさせながら言った。
「え、まさか、聞いてなかったとか?」
桐野は目を丸くした。
「はい……」
「えぇっ……いや、まいったな……」
頭を抱え、困った様子の桐野だったが、しばらくすると、結衣を見て言った。
「……どうだろう、やってもらえないかな」
「えっ……でもっ……」
「画家がヌードを描くのって、すごく自然なことなんだ。有名な画家だって、そういう絵をたくさん描いてるだろ?」
「はい……」
「でも、もし君がどうしても嫌だって言うなら、絵を描くのは中止にするよ。仕方ないからね……」
桐野にそう言われ、結衣は唇をかんだ。
頼まれたら嫌と言えない、負けず嫌いの感情がむくむくとわき上がってくる。
(そうよね、画家がヌードを描くのは普通のことだし、この人は絵の仕事をしている、プロの人なんだから……)
「……わかりました。大丈夫です、やります」
結衣は心を決め、言った。
「ほんとに?よかった!」
桐野の顔に喜びの表情が浮かぶ。
「あ、それじゃあ……行ってきますね!」
結衣はそう言うと、勇む気持ちで隣の部屋に入っていった。
そんな結衣を目で追いながら、桐野が不敵な笑みを浮かべていたことなど、知る由もなかった。

「あの……」
服を全部脱いだ結衣は、ドアの隙間から顔だけ出し、桐野に声をかけた。
「あ、準備できたかな?」
「……はい」
「じゃあ、こっちに来て、このソファに座ってくれるかな」
部屋の真ん中に、大きな白い布がかかったソファがある。
結衣は意を決して、ドアの陰から出た。
あらわになった無防備な体に桐野の視線を受け、結衣は思わず、手で体を隠したくなった。
しかし、桐野は真剣に絵を描こうとしているのだ。
恥ずかしがったりしたら、変な気持ちになっていると思われてしまうかもしれない。
結衣は恥ずかしさで目を伏せはしたものの、なんとか足を踏み出した。
桐野の横を通り過ぎ、ちょこんとソファに腰掛ける。
結衣の顔は真っ赤に染まり、体は今にも震え出しそうだった。
「あんまり緊張しないで、リラックスしてて大丈夫だからね」
「は、はい」
「まあ、初めてだから、どうしても緊張しちゃうかもしれないけど、しばらくすれば慣れると思うよ。……じゃあ、とりあえず、始めるから」
桐野はそう言うと、スケッチブックに鉛筆を走らせた。
結衣は恥ずかしさで身を固くしていたが、桐野の真剣な様子を見ているうちに、だんだんと落ち着いてきた。
「いいね、だいぶ力が抜けてきたみたい」
「あ、はい……」
桐野に言われ、結衣は軽く笑ってみせた。
「よし、そろそろポーズを変えてみようか。今のポーズだと、君の魅力が全然出てないから」
ソファにちょこんと座った結衣は、体を隠すように背中を丸め、両手を膝に乗せていた。
確かに、こんなポーズでは絵にならないだろう。
(あ、そうか……)
緊張が解けるまで桐野が待っていてくれたことに気が付き、結衣は申し訳ない気持ちになった。
同時に、しっかりやらなければという気持ちも芽生えてくる。
「じゃあ、両手を膝じゃなくて、体の脇に、自然な感じに置いてくれるかな。うん、そう、胸を張って……」
結衣は言われた通りのポーズをとった。
「いいね。じゃあ、しばらくそのままで」
桐野はまた、黙って絵を描き出した。
結衣の方を見ては、鉛筆を走らせる。
だいぶ緊張がほぐれてきた結衣だったが、今度は余計な考えが頭の中をぐるぐると回っていた。
男の人に裸体を見られるなんて、生まれて初めてのことだ。
あらわになった胸を見て、桐野はどう思っているのか──そんなことばかりが気になった。
結衣は、まるで桐野の視線に体の隅々を撫でられているかのような錯覚を覚え、体を熱くした。
「大丈夫?」
「え……?」
桐野に言われ、結衣はハッとした。
「なんか、顔が少し赤いから……寒い?」
「いえ、全然、あったかいです。大丈夫です。なんでもありません」
結衣はあわてて答えた。
変なことを考えていた自分が恥ずかしくなる。
「そう?じゃあ、またポーズを変えてほしいんだけど……今度はね、ソファに両足を乗せて……あ、えっとね……」
言葉で伝えきれないと判断したのか、桐野は立ち上がり、結衣のところまでやってきた。
「両足は少し曲げてこっちに流して、片手で体を支えるようにして……」
桐野の手が体に触れ、結衣の胸は激しく高鳴った。
今日初めて会った男が、乳首の先から陰毛、その奥にある割れ目まではっきり見えてしまうほどの距離で結衣の体に触れ、じっくりと見ているのだ。
「よし……いい感じだ。ちょっと失礼」
桐野は結衣の乳房にかかった長い髪をゆっくりとはらい、背中の方に流した。
桐野の指と自分の髪の感触に結衣は小さく震え、声が出そうになるのを必死でこらえた。
全身が、とても敏感になっているようだった。
「ん?どうかした……?」
桐野が、そんな結衣の顔をじっと見つめて言った。
「いっ、いえ……あの、すいません、髪まで気が回らなくて……」
顔を赤らめた結衣は、目を伏せて言った。
「……いや、気にしないでいいんだよ。こっちの希望でしてることなんだから。じゃあ、そのままで」
桐野は席に戻り、また絵を描き始めた。
(ちゃんとやらなきゃ……)
そう思うのに、結衣の心の中は淫らな気持ちでいっぱいだった。
桐野に触れられた感触が忘れられず、もっと、触れてほしいという欲望が溢れて止まらない。
(わたし、おかしくなっちゃってる……)
結衣は桐野の視線を狂おしく感じながら、体の奥を熱くし、心の中で悶え続けていた。
「……よし、次は立ってもらおうかな」
「あ、はい」
結衣が立ち上がると、桐野が言った。
「後ろ向いてみてくれる?」
「はい」
結衣は言われるまま、後ろを向いた。
「……ん、なんだろう?」
桐野が不思議そうな声をあげた。立ち上がり、結衣の方にやってくる。
「あ……どうかしましたか……?」
結衣が振り返ろうとすると、桐野が肩をつかみ、それを静止した。
そして、桐野の手が突然、結衣の陰部に触れた。
「きゃっ、ちょ、ちょっと、やめてください!」
結衣はもがいたが、桐野に後ろから抱きつかれるように、しっかり押さえられてしまい、逃げることができない。
「……これはなに?」
桐野が結衣の陰部を指で撫でると、クチュクチュという音が響いた。
ぬるぬるとした感触も伝わってくる。
「俺が真剣に絵を描いてるって言うのに、君、変なこと考えてたんだね……ここを、こんなにして」
「ううっ……そっ、それは……」
「純粋そうな顔してるのに、ずいぶんスケベなんだ……」
桐野の指が激しく動いた。
「うあっ……あんっ……やっ、やめてください……」
「本当にやめてほしいの?本当は、触ってほしかったんでしょ……ほら」
桐野は陰部を刺激しながら、もう片方の手で結衣の乳房をわしづかみにし、激しく揉んだ。
「やあっ……あぁっ……んんっ」
結衣はかぶりを振り、嫌がる素振りを見せながらも、甘い声を漏らしていた。
「気持ちいいんだね……ほら、座って」
桐野は猫なで声で言うと、結衣を振り向かせ、ソファに座らせた。
そして、自分自身も結衣の隣に座り、結衣の体を刺激し続けた。
「ああっ……だめ……です……こんなこと……」
そう言いながらも、結衣はほとんど抵抗することができなかった。
絵を描かれているときからずっと、心の中で悶えていた結衣は、桐野に少し責められただけですぐに、快感の虜になってしまったのだ。
「そんなこと言って……こうしてほしかったんでしょ?もっと気持ちよくしてあげるよ……」
桐野はそう言うと、片方の乳首を口に含み、もう片方の乳首は指でつまみ、激しく刺激し始めた。
もちろん、陰部を撫でる手も止まらない。
「あああっ、やあっ、あああん!」
結衣はあまりの快感に、激しく喘ぎ、身をくねらせた。
「もっとだよ……」
桐野はそう言うと、陰部を撫でていた指を膣の中にゆっくりと差し込んでいった。
結衣の中から溢れた液体のおかげで、指はするすると奥に入っていく。
桐野は指をすっぽり差し込むと、それを動かし始めた。
桐野の手の動きに合わせて、グチョッ、グチョッという卑猥な音が鳴り響く。
「ああっ、あはぁっ、ダメぇ、んあああっ」
結衣は顔を上気させ、さらに激しく喘いだ。
「さすが、若いだけあって、きれいな色してるなぁ」
結衣の陰部を見て、桐野が言った。
「まだ処女なんだね……?」
「うぅ……んあっ……そんなこと……」
「ちゃんと答えて。処女なんだろう?」
桐野の指が膣の中をかき回すように激しく動いた。
「あはぁっ、んんっ、はいぃ、そうですぅう……」
「うん、いい子だ。……どうだい、男の人とエッチなことすると、気持ちいいだろう?」
「んうぅ……はいぃ……き、気持ちいぃ……ですぅ……」
結衣はもうすっかり、快感に飲み込まれていた。
その時だった。
部屋にインターホンの音が鳴り響いた。
桐野は、結衣を責めていた手を止め、
「お、来たかな。ちょっとこのまま待ってて」
そう言うと、ドアの方に歩いて行った。
「こんちは」
「おう、ちょうどいいところに来たな」
玄関の方でそんな会話が聞こえ、結衣はソファの上で身を縮めた。
男性が訪ねてきたようだった。
「さあ、入って」
桐野がそう言うのが聞こえ、結衣は耳を疑った。
(誰かがこっちに来る──?)
結衣はあわてて身を隠そうとしたが、すぐに、桐野たちが来てしまった。
「結衣ちゃん、待たせたね。お客さんだよ」
そう言った桐野の後ろにいる人物を見て、結衣は息をのんだ。
そこにいたのは、結衣をこの、絵のモデルに誘った美術部の先輩、岡田健太だったのだ。
「せっ……先輩?……やっ、やだっ、そんな……」
結衣は身を縮め、なんとか体を隠そうとした。
「あ……えっ?そんな……藤崎……なんで……?」
健太の方も驚いたようで、顔を真っ赤にして、結衣を見ないように顔をそむけた。
「おいおい、せっかく好きな子が裸でいるのに、見ないのかぁ?」
桐野が健太をからかうように言った。
「ちょっ、なに言って……そ、それより、なんでこんなことになってるんすか?」
健太は顔をそむけたまま言った。
「ん?絵のモデルをやってもらってただけだよ。ヌードのね」
「ぬっ、ぬーどっ?」
「うん。俺は真剣に描いてたんだよ?でも、結衣ちゃんが……」
「なっ、なんすか……」
「裸を見られただけで感じちゃったみたいで……アソコをグチョグチョにして、気持ちよくしてほしそうだったからさぁ」
「なっ、なにかしたんですか……?」
「うん、気持ちよくしてあげたよ。おっぱい揉んで、乳首吸って、グチョグチョのアソコもいじってあげてな」
「なっ……」
「大丈夫だよ、結衣ちゃん、すごく喜んでたんだから」
それを聞いた健太は、ショックを受けた様子でゆっくりと顔を上げ、結衣を見た。
「そ、そうなの……?藤崎……」
「そっ、それは……」
結衣は口ごもった。
確かに、最初は無理矢理だったが、すぐに気持ちよくなってしまったのだ。
必死で逃げようともせず、今だって、健太に助けを求めようという気にはなっていなかった。
「そ、そんな……」
健太は青ざめた顔で、ひそかに恋をしていた相手を見た。
頬が上気して赤く染まっている。
桐野と結衣が絡み合っている姿を想像して、健太は震えた。
「おい、大丈夫か?」
桐野が健太に声をかけた。
「あ……なんていうか……混乱して……俺、もう帰ります」
健太は怒ったような声で言うと、二人に背を向け、帰ろうとした。
すると、桐野があわてて言った。
「ちょ、ちょっと待てよ、俺はお前が結衣ちゃんのこと好きだって聞いてたからさ、ちゃんと残しといてやったんだぞ」
「……え?」
健太が立ち止まると、桐野はうれしそうに言った。
「結衣ちゃんの処女。お前のために残しといたんだぞ。友達を裏切れないからな」
「なっ、なに言ってるんすか、そんなの、おかしいっすよ」
健太は振り返り、そして、結衣に向かって言った。
「なあ、藤崎、お前も帰った方がいいよ。待ってるから、服着て、すぐ出よう。ホントごめんな。こんなことになるなんて……」
「……あ、えっと……はい」
結衣は、桐野と健太の顔を見ながら、困ったような顔で立ち上がった。
「なんだよ、せっかくのチャンスを……」
桐野はあきれたように言うと、立ち上がった結衣のもとに行き、素早く後ろから抱きすくめ、相変わらずぐっしょりと濡れている膣に指を入れ、動かした。
「ああっ、そんなっ、あっ、はあぁん……」
結衣はさっきまでの快感がすぐに蘇り、甘い声を漏らした。
グチョグチョという音が、健太の耳にも届いた。
「なっ、なにしてるんすか!やめてくださいよ!」
健太があわてて言うと、桐野は自信たっぷりの笑みを浮かべて言った。
「そんなに騒ぐなよ。彼女の気持ちを聞かなきゃ……ねえ、結衣ちゃん。気持ちいいんだよね?」
桐野は膣を刺激しながら、さらに、結衣の乳首をぎゅっとつまみ、こねくり回した。
「あぁっ、はあっん、きっ、気持ちいぃですぅ……」
結衣は喜びの表情を浮かべて言った。
健太がやってきて、一瞬冷静になった結衣だったが、刺激を与えられるとすぐに、快感の虜に戻ってしまったのだった。
「そ、そんな……」
健太はショックを受け、立ち尽くした。
「ほらね。結衣ちゃんはすごくエッチなんだよ……ねえ、結衣ちゃん、もっと気持ちよくなりたいだろう?」
「ううぅ……も、もっと……き、気持ちよく……なりたいですぅ……」
「じゃあ、おち○ちんを入れてあげるからね。本当はあいつに譲ろうと思ってたんだけど、ダメみたいだから……俺のを入れるよ」
「はぁっ……はぁ……んっ」
結衣はもう、快感に溺れ、頭が真っ白だった。
「じゃあ、ソファに両手をついて、おしりを後ろに突き出してごらん」
目をうつろにした結衣は、言われたように動いた。
「いい子だね……」
桐野はそう言いながら、ズボンを下ろし、固く大きくなったものを出した。
「それじゃあ、いくよ……」
桐野が結衣の尻を両手でつかみ、その割れ目にペ○スを押し付けた、その時だった。
「まって!やっぱり……」
健太が声をあげた。
「ん?なんだよ、いいところだったのに……やっぱり入れたいのか?」
桐野は動きを止め、健太の方を振り返った。
「……そうだよ」
健太はそう言うと、ズボンを下ろし、はちきれそうなほど大きくなったものを出した。
「仕方ないなぁ……」
桐野は結衣から離れ、健太に場所を譲った。
健太は結衣の背後に回ると、震える両手でそっと、その白くて丸い尻に触れた。
(ああ……俺……藤崎のおしりにさわってる……!)
健太の欲望は一瞬で爆発し、もう冷静ではいられなかった。
健太は結衣の尻をぎゅっとつかみ、割れ目を開いた。
そこは、結衣の中から溢れ出した液体でぐっしょりと濡れていた。
「藤崎のここ、すごいことになってるよ……」
健太はそう言うと、自分のものを結衣の割れ目にあてがい、一気に突き刺した。
「んううーーっ!痛いっ、痛いよおぉっ」
結衣が声をあげ、激しい痛みに身をそらした。
「おいっ、ばかっ、お前、一気に入れたらダメじゃないか、結衣ちゃんは処女なんだぞ?」
桐野があわてて言った。
「あっ、そうか……ごめん!だっ、だいじょうぶ?藤崎……」
健太が言うと、結衣は苦しそうな表情で涙を流しながらも、こくんとうなずいた。
「ホントごめん……ああ……すげえキツいよ……俺も痛いくらい……」
そう言いながら、健太はゆっくりと腰を動かした。
「ううっ……気持ちいいよ……藤崎の中、気持ちいいよ……」
「いっ……痛いけど……わ、わたしも、気持ちいぃ……」
結衣がそう言うと、健太は顔を輝かせた。
「ほっ、ほんとに?」
そして腰を激しく動かし始めた。
「ああっ、先輩のっ……すごいっ……痛いけどっ……気持ちいぃよぉ……」
「ああっ……藤崎……俺もっ、もう……ダメだ……っ」
健太はそう言うと、結衣の中からあわててペ○スを引き抜いた。
結衣の足に精液がかかる。
「はあっ、はあっ……」
「あぁ……んんっ……」
二人がぐったりしていると、黙って見ていた桐野が口を開いた。
「さて、処女はお前にやったからな。次は俺が入れさせてもらうぞ。待ちくたびれたぜ」
「えっ……?」
健太が止める間もなく、桐野は結衣の中に自分のものをうずめてしまった。
「あはぁっん、ああん!」
結衣は再び訪れた快感に、腰を振り、喜びの混じった喘ぎ声を上げた。
「ちょ、なにやってるんすか!」
あわてる健太に、桐野は言った。
「まあまあ、そんなにムキになるなよ。減るもんじゃないし。結衣ちゃんだって喜んでるじゃないか。そうだ、お前は口でしてもらえよ。気持ちいいぞ?」
「えっ……」
健太は結衣を見た。
結衣は快感に頬を染め、甘い吐息を漏らしている。
ずっと好きだった彼女の口に自分のペ○スを入れると思うと興奮し、健太のペ○スはまた、はちきれそうに大きくなってしまった。
健太は黙って結衣の横に移動し、結衣の顔の前に自分のペ○スを突き出した。
「口で、してくれる……?」
健太がそう言うと、結衣はためらいながらも、健太のペ○スをくわえた。
どうすればいいのかわからないのか、健太の表情をうかがっている。
「もっと、しっかりしゃぶって……」
健太は結衣の頭をつかみ、腰を動かした。
「むぐっ……ん……」
結衣は苦しさに涙を浮かべながらも、その行為に快感を覚えていた。
「結衣ちゃんはホントにスケベなんだなぁ……」
嬉しそうに健太のペ○スをくわえる結衣を見て、桐野は言った。
ついさっき、射精したばかりだというのに、結衣の口の中で、健太は再び絶頂を迎えそうになっていた。
「すごいよ、藤崎の口も……すげえ気持ちいい……俺、また……」
健太がそう言うと、桐野が驚いた様子で言った。
「おい、またイクのか?早いなぁ」
「だって、気持ちよすぎて……」
「まぁ若いからな。よし……じゃあ、そろそろ俺も……」
桐野はそう言うと、さらに激しく腰を動かした。
「ぐむっ、ん゛ーーーーーっ!」
健太のペ○スをくわえたまま、結衣は声をあげた。
桐野のペ○スが、膣の奥深くを激しく突いてくる。
「ああっ、藤崎ぃ──!」
「結衣ちゃん、イクよ──!」
「んんっ、ぐむううっ──!」
三人は同時に、絶頂に達した。
ビクンビクンと体を痙攣させる結衣の顔には健太の精液が、尻には桐野の精液がたっぷりかけられた。
「んぐっ、はぁ……はぁ……」
結衣がソファの上にうつ伏せに倒れ込むと、両脇に桐野と健太が腰掛けた。
「顔にかけちゃって……ごめん」
「ん……」
健太の一言に、結衣は小さくうなずいた。

しばらくそのまま、みんな黙っていたが、やがて桐野が口を開いた。
「……子供はそろそろ帰る時間だよな」
「あ、ああ……」
健太はうなずくと、心配そうに結衣を見た。
結衣の体は、精液にまみれている。
そんな結衣に向かって、桐野が声をかけた。
「結衣ちゃん、服を脱いでもらった部屋の奥にお風呂があるから、シャワー使って。タオルもあるから」
「あ、はい……どうも……ありがとうございます……」
結衣は顔を上げ、そう言うと、ふらふらと立ち上がり、隣の部屋に入っていった。
「さてと……」
桐野が身支度を整え始めると、健太もそれに続いた。
「なあ、岡田。おまえ、やっぱり彼女のこと好きなんだよな?」
「え?あ、あぁ……」
桐野に言われ、健太は曖昧な返事をした。
こんなことになって、彼女は傷ついているか、あるいは、怒っているか……とにかく、恋愛どころではないだろう。
すると、桐野が言った。
「なんだよ、違うのか?だったら、俺がもらっちゃうぞ?」
「えっ?」
「まぁ、お前が好きだって言っても、俺はあきらめないけどな」
「な、なに言ってるんすか」
「俺も結衣ちゃんのこと好きになっちゃった。スケベだし、かわいいし」
「そっ、そんなの、ダメっすよ!」
しばらくして、身支度を整えた結衣が部屋を出ると、健太が待ち構えていた。
「さあっ、藤崎、帰ろう。送ってくから。とにかく、ここを出よう」
健太はまくしたてるようにそう言うと、結衣の腕を引っ張り、急いで玄関に向かった。
「さ、行こう」
ドアを開けた健太が振り返ると、靴を履いた結衣を、桐野が後ろから抱きしめていた。
「ねえ、結衣ちゃん、また来てくれるかな?絵の続きも描きたいし……他にもいろいろ、ね?」
桐野に耳元でそう言われ、頬を赤らめた結衣を見て、健太はあわてて言った。
「そっ、そんなの、だめに決まってるじゃないっすか!藤崎、いいよもう、桐野さんは無視して。行こう」
しかし、結衣は桐野に向かって言った。
「あの、また、来たいです……絵も描いてほしいですし……」
「はぁ……?」
愕然とする健太を尻目に、桐野は余裕の笑顔で言った。
「そうだよね!じゃあ、また連絡するよ」
「はい」
「ちょ、ちょっと……藤崎……だめだよ。あんなことになって、俺も人のこと言えないんだけどさ……また、変なことされるかも……いや、されるよ、絶対」
健太が言うと、結衣は頬を赤らめ、恥ずかしそうに言った。
「すいません、わたし……こんなこと言うの恥ずかしいんですけど、実は、そうなったらいいなって、思ってます……すごく気持ちよかったから……もう、忘れられそうになくて……。桐野さん、あの……また、エッチなこと、してくれますか……?」
「ああ、もちろんだよ!大歓迎」
絶句する健太に向かって、桐野は勝ち誇った笑みを見せた。
様々な感情が入り交じり、崩れ落ちそうになった健太だったが、このまま桐野に負けるわけにはいかなかった。
もう、ピュアな恋愛を夢見ている場合ではないと悟った健太は、やけくそになって言った。
「まっ、待ってよ、そういうことなら、俺がしてあげるよ。いくらでも!」
「え……?」
「俺、藤崎のこと、ずっと好きだったんだ。俺と付き合ってくれないかな。それで、いっぱい、気持ちいいことしよう?」
「せ、先輩……」
結衣は突然の告白に驚き、健太をじっと見つめた。
するとすかさず、桐野が割って入った。
「だめだめだめっ!結衣ちゃん、また俺のところに来てくれるって言っただろう?」
「あ、はい……」
「でも、桐野さんより俺の方が若いし、パワーあると思う」
健太も負けずに言う。
「いやいや、俺だってパワーあるし、テクニックだってすごいから」
「なんだよ、俺の方が藤崎のことずっと……!」
「いや、俺だ!」
二人が言い合いを始めたのを見て、結衣は声をあげた。
「待ってくださいっ!それならまた、三人で仲良くすればいいじゃないですかぁ!」
結衣の一言で、男二人の口論が止まった。
「……えっ、そ、それは……」
「いや……う、うん……だけど……まあ、そうだな」
桐野がうなずいた。
「そうすれば、俺と岡田、どっちが結衣ちゃんを気持ちよくできるかわかるよな」
それを聞くと、健太もうなずいた。
「そうか……よしっ、じゃあ、勝負しましょう、桐野さん」
「おう、俺が勝つに決まってるけどな」
「俺だって自身ありますよ!」
結局、また三人で会うことに決まり、全員が納得した。
(もう決まりだな……結衣ちゃんは俺のもんだ)
(藤崎と付き合うのは絶対に俺だ……!)
(ああ……また気持ちいいことできるんだぁ……うぅ……楽しみ……)
はてさて、桐野龍二と岡田健太、どちらに軍配が上がるのか──
それはまた、別の物語である。

おわり

投稿日:

アブナイお仕事

大人のオモチャの制作会社で働く女子社員が、ローターのテストを手伝う事に。仕事なのに感じてしまい…

柏木奈々子は、社員十五名の小さな制作会社でたった一人の女子社員である。
デザイナーとして入社し、一年。
仕事にも慣れ、充実感や楽しさも感じていた。
ただ、この仕事の細かい内容については、親にも、友達にも話さないでいる。
なぜなら、この会社で作っているのは……
「柏木さん、このデザインでOK出たから、進めちゃって」
上司の神崎浩一が奈々子のデスクまで書類を持ってきた。
「はい、了解です」
奈々子は書類を受け取り、笑顔で返事をした。
「じゃ、お願いします」
神崎も笑顔でうなずき、自分のデスクへと戻っていく。
奈々子は改めて書類を確認した。
自分が作ったものだ。
この会社で作っている商品のパッケージデザイン。
それが、奈々子の仕事だった
ただ、その商品というのがちょっと……アレなのだ。
なにを隠そう、『大人のオモチャ』なのである。
つまり、性的快感を得るための道具、だ。
こんなこと、親にも、友達にも、言えるわけがない。
でも、奈々子はこの仕事、というか、この会社が好きだった。
社長を含め、社員はみんな仲が良く、笑いが絶えない。
といっても、遊んでばかりいるわけではない。
各々、仕事にはこだわりを持っているのだ。
そんな風にして作られた商品の評判は上々で、社内の雰囲気もとても良かった。
「さてと……」
奈々子はパソコンに向かい、気合いを入れて仕事に取りかかった。

「お先に失礼しまーす」
奈々子がパソコンのモニタから顔を上げると、営業部の社員が帰るところだった。
「おつかれさまでーす」と、声をかける。
周りを見ると、奈々子の他には神崎が残っているだけだった。
神崎は制作部のまとめ役だ。
頼りがいがあって、ユーモアもあり、みんなに慕われている。
奈々子も、そんな神崎の事が好きだった。
ただ、それが恋なのかどうか、まだ奈々子は見極められずにいた。
もう切り上げようっと……
奈々子は自分のパソコンの電源を落とし、帰る支度をした。
「すいません、お先に失礼します」
声をかけ、帰ろうとすると、神崎が呼び止めた。
「柏木さん、今……急いでる?」
「え?」
「いや、今、時間あるかなぁと思って」
「あ、全然大丈夫です」
奈々子は荷物をおろした。
「ちょっと、相談があるんだけど……」
そう言いながら、神崎は奈々子に椅子をすすめた。
奈々子が座ると、神崎は箱に入った物を見せてきた。
箱には、女性向けの『ローター』と呼ばれるものが、どっさり入っていた。
「今度この、女性向けのローターを制作する事になっててね」
「そうなんですか」
「……ちょっと行き詰まってるんだよね」
「はぁ……」
「なんていうか、ローターってみんな、だいたい同じじゃない。スイッチ入れると振動するっていう」
「まぁ……そうですね……」
「うん。だから、他のローターとは一線を画すような、工夫を凝らした良い物を作りたいと思ってるんだけど……」
奈々子はうんうんとうなずきながら、真剣に神崎の話を聞いた。
普通なら恥ずかしくなるような会話だが、この会社では、こんな話は日常茶飯事なのだ。
「どうしたらいいのか、全く、お手上げなんだよ。僕は男だから、自分で実験する事もできないし……そこでだ。柏木さんに、協力してもらえないかと思って」
神崎が奈々子の顔を見た。
「えっと……それは、女性の意見が欲しいって事ですかね」
奈々子が言うと、神崎はうなずいた。
「まぁ、そういう事になるかな……柏木さんの意見も欲しいし、僕も研究したいし。とにかく、手伝ってくれたら、本当にすごく助かるんだ」
すがるような表情の神崎を見ながら、奈々子は考えた。
これは、思ったほど簡単に手伝える事ではなさそうだ。
この会社に一年勤めているが、ずっとパッケージのデザイン一筋で、こういう話になったのは初めてだった。
ローターに対する意見を出すとなると……見た目や操作性の話だけでは済まないだろう。
きっと、快感についての話もしなければならない。
むしろ神崎は、男性には分からない、そういう部分について一番聞きたいのかもしれない。
そんなの、恥ずかしすぎる。
でも……
奈々子は神崎の顔を見た。
その顔は真剣そのものだ。
この会社の社員はみんな、毎日そうやって意見を出し合って製品を作っているのだ。
そこに変な気持ちなど一切ない。
これは、仕事なのだ。
「……わかりました。」
奈々子は返事をした。
返事をすると、なんだか腹が決まって、役に立ってみせるという闘志も湧いてきた。
「よかった。ありがとう、助かるよ!」
神崎は心底うれしそうな顔で言った。
「じゃあ、時間がもったいないから早速……」
神崎は自分のデスクの引き出しから、小さめの毛布を取り出し、それを床に敷いた。
「これ、自分の仮眠用のなんだけど……まだ使ってなくて、新品だから。安心して。きれいなのがあってちょうど良かったよ……」
なにがなんだか分からず、奈々子が固まっていると、神崎が奈々子の肩に手を添え、椅子から立たせた。
「ほら、靴を脱いで。あと、パンツも脱いじゃってね」
「え、え……?」
奈々子は展開についていけず、激しく頭が混乱した。
「あ、あの、これから何が始まるんでしょう?」
混乱しながら奈々子が聞くと、神崎はきょとんとした顔で答えた。
「何って……まぁ、ローターの実験と女性の研究……かな」
「じ、実験って……そ、それを使うんですか……」
奈々子は震える手で、ローターの山を指差して言った。
「うん。いろいろ調べるよ」
「こ、こ、ここで……?」
「もちろん」
「わ、わたしが……?」
「うん」
神崎はあれこれ準備しながら、毛布を示した。
「さあ、靴とパンツを脱いで、ここに横になって」
奈々子は愕然とした。
お、思ってたのと違う……
だが、平気な顔で着々と準備を進める神崎を見ると、「やっぱりできません」と言う事ができなかった。
一度やると言ったんだから、やらなきゃ。
そう、これは、ただの仕事なんだ……!
奈々子は靴を脱いだ。
そして、スカートの中に手を入れ、パンツも脱ぐ。
パンツを小さくたたんで机の隅に置くと、毛布の上に乗り、仰向けになった。
ええい、ままよ……
「よし、じゃあ始めようか」
神崎はそう言うと、奈々子の足下に回った。
「えーと……ちょっと失礼」
神崎は奈々子の両足をつかみ、膝を立て、ぐいっと広げた。
「──!」
奈々子は驚いて声をあげそうになったが、必死で我慢した。
声なんかあげたら、まるで変な事を考えているみたいだ。
神崎さんは仕事でやっているのに、そんな風に思われたら……やだやだ、恥ずかしすぎる!
しっかりしないと!
それにしても、すごい格好だ。
もう完全に、神崎には奈々子の陰部が丸見えだろう。
うぅ、恥ずかしい……
そうだ、病院だと思えばいいんだ……そうだ……
必死に冷静になろうとする奈々子だったが、顔は恥ずかしさで真っ赤に染まっていた。
「うん、これでよく見える」
神崎は満足そうにうなずくと、ローターの一つを手に取った。
「じゃあ、とりあえず、これを使うね。これは、振動の強さをコントロールできる」
そう言って、ローターのスイッチを入れた。
静かな社内に、モーター音が響き渡る。
「いくよ……」
奈々子の陰部に、振動するものがあたった。
「ん……」
思わず小さな声が出てしまい、奈々子はあわてた。
「どうかな?」
神崎に聞かれ、奈々子は精一杯説明をした。
「えーと、その……ちょっと場所が違うというか……」
「場所?」
「はい……えっと……もうちょっと上の方かな……って……」
「なるほど!」
神崎は片手でメモを取りながら、ローターを動かした。
「この辺は?」
「あ、はい。そうです……でも、まだちょっと……」
「弱い?」
「あ、多分そうです……はい」
「うんうん、いいデータが取れそうだよ」
神崎は興奮したようにメモを取った。
「じゃあ、今から少しずつ振動を強くするから、気持ちいいところで教えてくれる?」
「わかりました」
奈々子はうなずいた。
神崎の仕事熱心な様子を見ているうちに、奈々子はだいぶ落ち着いてきた。
ものすごく恥ずかしくて、最初はどうなる事かと思ったが、ちゃんと仕事らしくなってきた。
このまま上手くやれそう……
そう思った奈々子だったが、このあと体験する狂おしいほどの快感の事など、まだ知る由もなかったのである。
ローターの振動は少しずつ強くなってきていた。
「あ、少し……気持ちよくなってきました」
「なるほど……でも、まだ上げていい感じ?」
「……はい」
奈々子は感覚を研ぎすまし、一生懸命に感じ、それを報告した。
「あっ……あ、このくらいだと……すごく気持ちいいです……このままだと……あの……イ、イクと思います」
「うんうん、なるほどね、了解!」
神崎はメモを取ると、奈々子の一番感じる部分を撫でるように、ローターをゆっくりと動かし始めた。
「こうすると……どう?」
「あ、はい……すごく……もっと……気持ちいい感じです……」
奈々子は快感のために甘い息が漏れるのを我慢できず、途切れる声で答えた。
「うんうん、いいね。もうしっかり濡れているよ」
神崎はローターで奈々子の陰部をすくい上げるように大きく撫でた。
びっしょりに濡れた陰部の上を、にゅるん、とローターが滑る。
「ひあぁっ──」
不意の刺激に、思わず声を出してしまい、奈々子はあわてて言った。
「す、すいません……!」
「いや、我慢しないでいいんだよ。ていうか、今まで我慢してたの?」
「えっと……まぁ……」
「だめだめ、声を出してくれた方が、いいデータが取れるからさ。我慢しないで……ね?」
「……はい、わかりました」
奈々子がうなずくと、神崎は再び、ローターを奈々子の陰部にあてた。
奈々子を快感の波が襲う。
「はぁっ……ああっ……すいません……もう、ダメです……」
奈々子は身をよじって訴えた。
「ダメって?」
「あ、あの……んっ……つまり……もう、イッちゃいそうで……」
「そっか……じゃあ、とりあえず一回イッちゃおう」
そう言うと、神崎はさっきと同じように、ローターをゆっくり動かした。
奈々子から溢れ出した液体がまとわりついて、ローターは振動しながら、滑らかに奈々子の一番敏感な部分を撫でる。
「ああっ……あん、あっ、ああっ──!」
奈々子は激しく喘ぐと、体を仰け反らせ、ビクン、ビクンと痙攣した。
絶頂に達したのだ。
「も、もう……」
奈々子は、ローターを持つ神崎の手を押し、ローターの刺激から逃れた。
奈々子の反応に夢中になっていた神崎は、思い出したようにローターのスイッチを切った。
「はぁっ……はぁっ……」
奈々子は息を整えながら、ゆっくりと体の力を抜いた。
「ありがとう……その……おつかれさま」
神崎が言った。
奈々子は苦笑を浮かべながら、うなずいてみせた。
「ちなみに、今こうするとどうなのかな」
神崎は再びローターのスイッチを入れると、突然、奈々子の陰部に押しあてた。
「やあっ、ああっ、ダメです、ダメです、あああっ!」
奈々子は強すぎる刺激から逃れようと、激しく抵抗した。
「ごめんごめん、そんなに強くはしてないんだけど……イッた直後はダメなの?」
ローターのスイッチを切り、神崎が言った。
「はい、なんというか、その……」
卑猥な単語を口にするのは恥ずかしかったが、伝えるためには仕方がない。
奈々子は思い切って説明をした。
「ク、クリトリスでイッた場合はそうなんです。敏感になってて……」
「へぇ……そうなんだ。いやぁ、勉強になるなぁ……あ、でも、クリトリスの場合ってことは……その他は?」
「えっと、その……つまり、おち○ちんを入れた場合は……ちょっと違うんです……」
「何回でもイケる?」
「そんな感じです……ずっと気持ちいいというか……そりゃ、あんまり長いと疲れちゃいますけど……」
「なるほどねぇ……」
神崎はまた、メモを取った。
「じゃあ、少し休憩したら、また始めたいんだけど……体、大丈夫?あと、時間も」
「はい、大丈夫です」
それを聞くと神崎は笑顔でうなずき、メモの整理を始めた。
奈々子はずっと横になったままでいた。
快感はしばらく居座っていたが、それもだんだんと消えていった。
「……そろそろ、いいかな」
「あ、はい」
神崎に言われ、奈々子は閉じていた足を自分から開いた。
仕事でやっているのに、もじもじしていたらいけないと思ったのだ。
「……ありがとう。じゃあ、始めます」
ローターのスイッチが入り、モーター音が鳴りだす。
その音を聞くと、奈々子の体がかすかにピクンと反応した。
あれ……まだ何もしてないのに……
気持ちが緩んで、変な気分になりかけているのかもしれない。
そう思った奈々子は、心の中で気合いを入れ直した。
しかし、神崎は、そんな奈々子の様子もしっかり見ていた。
そして、何か思うところがあったのか、
「これが欲しいのかな……?」
そう言って、ローターで奈々子の太ももを撫でる。
「か、神崎さん……?」
困る奈々子にかまわず、神崎は太ももや、陰部の周りなど、奈々子が一番感じる部分をわざと避けるようにローターを這わせた。
「神崎さん……」
奈々子の腰は自然と、ローターを求めるように動き出していた。
陰部は溢れ出した液でびっしょりに濡れている。
「これが欲しくて、欲しくてしょうがないのかな?言ってごらん」
神崎がささやいた。
快感が目前にあるのに焦らされ、耐えきれなくなった奈々子は言った。
「欲しいです……神崎さん、もう、焦らさないでください……」
「わかったよ……」
そう言うと神崎はやっと、ローターを奈々子の一番敏感な部分にあてた。
「ああっ……ああん……気持ちいい……んっ……」
奈々子は焦らされた後の強い快感に喜び、我を忘れ、身をくねらせた。
神崎は、ローターの振動をさらに強くした。
「やあっ……ん……あんっ、ああん、神崎さ……ん、ダメっ……ああっ」
奈々子は毛布をぎゅっと握りしめ、苦しげに喘いだ。
「あんっ……ああん……ダメ……お、おかしくなっちゃ……うっ……」
快感のせいで、奈々子は本当に変になりそうだった。
快感に溺れた奈々子の体は、激しく神崎を求めていた。
キスしたい。
抱きしめてほしい。
胸だって触ってほしい。
神崎さんが欲しい……
奈々子は懸命にその思いを抑えていたが、あまりの快感に、我慢は限界を超えてしまった。
「か、神崎さん……」
奈々子は体を起こすと、足下にいる神崎の腕に手を伸ばし、服の袖をつかんだ。
息を荒くし、切ない目をした奈々子と、驚いたような顔をした神崎の視線がぶつかる。
「柏木さん……」
神崎は身を乗り出し、奈々子の方へ寄ってきた。
このまま二人は抱き合うかに思えた。
ところが、神崎は突然、ローターのスイッチを切り、身を引いた。
「う、うん、ここまでにしよう」
そう言うと、奈々子にくるりと背を向け、メモをまとめ始めた。
奈々子は、神崎の袖から外れ、宙に浮いた腕をゆっくりと下ろした。
息を整えながら、徐々に冷静さを取り戻す。
どうしよう……
あんなに激しく感じて、しかも、神崎さんを求める素振りまで見せてしまった……
仕事だったのに……!
背を向けたまま何も言わない神崎を見て、奈々子はショックだった。
きっと、呆れてるんだ……
奈々子は恥ずかしくて、悲しくて、たまらなくなった。
「神崎さん、あの……すいませんでした、あんな風になってしまって……」
奈々子が言うと、神崎は背を向けたまま言った。
「そんな、君が謝る事なんかないんだ、違うんだ……」
神崎は落ち着きのない様子でしばらく考えていたが、奈々子の方に向き直って言った。
「僕がいけないんだ、途中で変な気持ちになって……それでやっと気付いたんだ」
「変な気持ち……?」
「ああ……そうさ。僕は……事もあろうに、君が欲しくてたまらなくなってしまったんだ……くそっ」
「神崎さん……」
「そもそも、こんな事間違ってた。僕は仕事に夢中になりすぎて、常識を失ってたよ。本当にバカだった。君の気持ちも考えずに……本当にごめん。君にひどい事をさせてしまった……」
神崎は頭を抱え、心底落ち込んだ様子で謝っていたが、奈々子はうれしくて飛び上がりそうだった。
わたしが欲しくなったと……彼はそう言ったのだ!
「結局……わたしは全然役に立てなかったんでしょうか」
奈々子が聞くと、神崎は首を振った。
「いや、そんなことはないよ。ひどい目にあわせちゃったけど、すごく、いいデータがとれたと思う。すごく役に立つ……」
「それなら、よかったです」
奈々子は笑顔で言ったが、神崎の顔は青ざめていた。
「でも、こんな事させて、本当に……僕は、許されない事をしてしまった……」
「……そうかもしれません。普通なら。でも、わたしは怒ってないし、全然大丈夫ですよ。だから、もう気にしないでください」
奈々子は落ち込む神崎を必死に励ました。
しかし、神崎の顔色は一向に良くならない。
奈々子はしばらく考えていたが、やがて、勇気を出して口を開いた。
「神崎さん」
神崎は顔を上げた。
「そんなに落ち込むなら、わたしに今日の償いをしてください」
「償い……?」
奈々子はうなずいて、続けた。
「はい。償ってくれたら、わたしは神崎さんを許します。って、すでに怒ってないんですけど。まぁ……そうすれば気が晴れるんじゃありませんか?」
「うん、そうかもしれない。はぁ……君にそこまで気をつかわせてしまう自分が情けない……」
「ちょっと……しっかりしてください。じゃあ、償い、してくれるんですね?」
「ああ、できる事ならなんでもするよ」
神崎が答えると、奈々子はいたずらっぽく笑って言った。
「じゃあ今日は、わたしのお願い、なんでも聞いてください。無理なお願いはしませんから」
「……よし、わかった」
神崎は素直にうなずいた。
食事か、買い物か……そんなところだろうと思っていたのだ。
しかし、奈々子は神崎の予想を遥かに超えたお願いをしたのだった。
「じゃあ……まずは、キス」
「えっ?」
「キスしてください、今すぐ」
そう言うと、奈々子は四つん這いになって、床に座っている神崎に顔を近づけた。
「ダメですか……?」
「でっ、でも……」
「嫌なんですか……」
奈々子が言うと、神崎は小さく息を吐いて、奈々子にキスをした。
「ん……」
軽いキスはやがて、激しく舌を絡め合う濃厚なキスに変わり、二人は自然と抱き合った。
「さっきの質問だけど……」
キスの途中で神崎に言われ、奈々子は唇を離した。
「嫌なんかじゃない。ずっと、こうしたかったんだ」
神崎はそう言うと、奈々子の唇に再びキスをした。
神崎の顔には笑顔が戻っている。
奈々子はにっこり笑ってキスを返し、神崎をぎゅっと抱きしめた。
「次のお願い……いいですか?」
「もちろん」
神崎も奈々子をぎゅっと抱きしめる。
「こんな事言うのはすごく恥ずかしいんですけど……おっぱいもさわってほしいんです……」
「なるほど」
神崎はすぐに奈々子の服とブラジャーををまくり上げ、柔らかな乳房を揉んだ。
「ああ……ん……」
奈々子が快感と喜びの混じった声をあげると、神崎は乳首を優しくつまんで、こねるように刺激した。
「あっ、あん、すごい……うっ……うれしい……ずっと……さわってほしかったのっ……」
奈々子は切なげに喘いだ。
「か、神崎さん……んんっ……あのっ……おち○ちん、入れてくれる……?」
奈々子が言うと、神崎は笑顔で言った。
「おおせの通りに」
神崎は奈々子を毛布の上に寝かせると、ズボンを下ろした。
そして、固く大きくなったものを、ぐっしょりと濡れた奈々子の陰部に押しあてる。
「いくよ……」
「はい」
奈々子がうなずくと、神崎は一気に、それを奈々子の奥深くまでうずめた。
「あぁっ……神崎さん……すごく……すごく……気持ちいい」
「僕もだ……すごく……いいよ……」
神崎が腰を動かすと、奈々子はさらなる快感に飲み込まれ、激しく喘いだ。
「あぁっ……あん……うっ、あん……神崎さ……ん……」
「気持ちいい?」
「はい……」
「なるほど」
神崎はそう言うと、わざとらしくメモをとってみせた。
「ちょっと……」
奈々子は笑った。
神崎も笑うと、メモを放り出し、さらに腰を激しく動かした。
膣の奥を激しく突かれ、奈々子は快感で頭が真っ白になった。
「あっ、あっ、もう……すごく……んっ……もう……ダメ……イッちゃうよぉ……」
「いいよ。イッてごらん」
「あっ、んんっ、イクッ、あん、ああっ──!」
奈々子は神崎の体を強く抱きしめながら、体を痙攣させ、仰け反った。

「はぁ……はぁ……」
「だいじょうぶ?」
「はい……」
神崎は奈々子の横に移動し、奈々子の乳房を撫でた。
「あぁ……神崎さん……そんなことしたら……気持ちいい……」
「うん」
「またしたくなっちゃいます」
「いいよ」
「えへへ……うれしい」
そう言って、奈々子は神崎に抱きついた。
肩を優しく抱いてくれる神崎の手が温かい。
ずっとこうしていたかった。
でも……
奈々子の表情が曇る。
彼は、仕事の途中でちょっと変な気持ちになっただけ。
これは恋愛ではないのだ……
奈々子は意を決し、口を開いた。
「えっと……そろそろ帰らなきゃですよね……あの……時間とらせちゃってすいませんでした。もう何もお願いしないから、安心してくださいね」
泣いてしまいそうなのを必死でこらえ、明るく言って、起き上がる。
「あ、あぁ……」
神崎も起き上がり、二人は黙って服を直した。
「でも……柏木さん」
神崎が口を開いた。
「君のためなら、これからも、どんなお願いだって聞いてあげたいよ」
緊張しているのか、声が震えている。
神崎は奈々子の目をじっと見つめて言った。
「柏木さん……僕と、付き合ってもらえないかな」
奈々子は息をのんだ。
大きく見開いた目から、涙が溢れ出す。
それを見た神崎はあわてて言った。
「あっ、ごめん!そんなの、無理だよね。ひどい事したばかりなのに……また傷つけるような事……ほんと、ごめん!」
奈々子はかぶりを振った。
「いえ、違うんです、すごく、すごく、うれしくて……うれしいです、神崎さん!」
そして、がばっと神崎に抱きついた。
「ほ、ほんとに?」
「ほんとです」
「や、やった……!」
神崎もぎゅっと奈々子を抱きしめる。
「あんなことした後に告白なんて……順番が逆になっちゃったね」
奈々子の頬についた涙を拭いながら、神崎が言った。
「うふふ……そうですね」
奈々子が笑う。
「そうだ、また今度、新しいオモチャの実験に付き合ってもらえるかな」
「えへへ……もちろん、いいですよ!」
「あ、でも、他の奴に言われたら、絶対に、絶対に、断るように」
「了解です」
二人は笑いながら、くしゃくしゃになった毛布の上で、いつまでも抱き合っていた。

おわり

投稿日:

先生の恋人

先生と生徒の恋愛。夕暮れの教室で…

数学の教師、佐野真一郎は、問題を解く生徒たちの中の一人を見ていた。
中野春菜──
数日前、真一郎は彼女に告白されたのだった。
真一郎はその時の事を思い返した。
突然の事に驚いたが、傷つけないよう、丁寧に断った。
彼女はは高校二年生だから、十六歳か十七歳だろう。
真一郎は二十九歳だ。
だいぶ年が離れているし、そもそも、生徒との恋愛なんて考えられない。
ただ、そういう風に思ってもらえた事自体はとてもうれしかったから、そう伝えた。
彼女は取り乱す事もなく、納得した様子で帰って行った。
そんなに深い想いではなかったのかもしれない。
若い時の恋愛感情なんてそんなものだろうと、その時、真一郎は小さく笑ったのだった。
ところが、だ。
困った事になってしまった。
それからというもの、真一郎は中野春菜の事が気になって仕方がないのだ。
真一郎は春菜をこっそり観察した。
派手な女子生徒達に比べると地味な方だが、清潔感があり、小柄でかわいらしい。
彼女の全てを知っているわけではないが、見たところ、思いやりのある真面目ないい子だ。
そうやって彼女の事を考えていると、心に温かいものが流れ込んでくるようだった。
「やれやれ……」
真一郎は小さく首を振り、ため息をついた。
なにを考えているんだ、俺は。
告白なんかされて、舞い上がってしまったのかもしれない。
しかし、もうきちんと対処し、終わった事だ。
真一郎は、気持ちを断ち切るように、春菜から目をそらした。

その日の夕方、真一郎が一人、数学準備室で仕事をしていると、ドアがノックされた。
「はい」
椅子を回転させ振り向くと、ドアを開けたのは中野春菜だった。
「先生、すみません……」
「は、はい、な、なんですか」
真一郎は春菜の姿を見ると胸が高鳴り、しどろもどろな返事をした。
そんな自分が情けなくなり、心の中で気合いを入れ直す。
告白の事は、もう終わったんだ。
俺は教師で、彼女は生徒。
しっかりしろ、俺──
「なにか用ですか?」
真一郎は落ち着いた声が出せたので、安心した。
「あの、この前の事なんですけど……しつこくてすいません」
「え、えっ……」
この前の事と言われ、真一郎は再び情けない声を出した。
そんな真一郎にかまわず、春菜は続けた。
「あの、先生は付き合ってる人がいるんでしょうか……教えてください」
「え……」
「もしそうなら、あきらめられますから」
春菜は真剣な表情で、じっと真一郎の目を見つめていた。
「えっと……それは……いないけど……」
嘘をつこうかとも思ったが、真剣な様子の彼女に対して嘘をつく事はできなかった。
……いや、違う。
俺は、そんな嘘をつきたくなかったのだ。
もう、自分の気持ちを見て見ぬふりはできそうにない。
真一郎は確信した。
告白されてからというもの、ずっと彼女の事を考えていた。
真一郎は、春菜の事を好きになってしまったのだ。
しかし……その気持ちを表に出す事は許されない。
彼女のためにも、だ。
「……でもね、この前も言ったように、君の気持ちに応える事はできないんだ」
真一郎は必死に自分を抑え、教師らしくあろうとした。
そんな真一郎に対し、春菜は食い下がった。
「この前はすごく緊張してたし、断られてショックだったから聞けなかったんですけど、それは……恋愛対象として見てもらえないのは、わたしが生徒だからですか?それとも、わたしじゃダメなんでしょうか……」
「それは……」
真一郎は言葉に詰まった。
「本当のことを言ってください、何を言われても、大丈夫ですから」
そう言って、春菜は不安な気持ちを隠すように笑ってみせた。
その顔を見ると、真一郎の心は激しく揺さぶられ、教師としての決意はいとも簡単に崩れてしまった。
「君が……生徒だからだよ……」
それを聞いた春菜は、うれしさと驚きの混ざったような表情で言った。
「じゃ、じゃあ、わたしが生徒じゃなかったら、その……付き合って……もらえたんですか……」
急に恥ずかしくなったのか、だんだん声が小さくなっていくのがかわいかった。
「まあ、そういうことになるけど……こんな事、言うつもりじゃなかったのに……まいったなぁ。言わされちゃったよ」
真一郎は胸の高鳴りを隠すように、努めて軽い調子で言った。
「……だったら、今すぐ付き合ってくれたっていいじゃないですか。わたし、誰にも言いません。わがままも言わないです」
春菜が必死の表情で言う。
な、なんてかわいいんだ……
自分の本心を打ち明けてしまった事で、真一郎は、今まで押さえ込んでいた春菜の事を思う気持ちがどんどん膨れ上がっていくのを感じた。
今すぐ付き合うのも、大賛成したいところだった。
しかし、真一郎は春菜のこれからの事を思った。
彼女はまだまだ若く、子供なのだ。
これから成長して、たくさんの人と出会う。
大人になり、好きな人もできるだろう……
「今すぐ付き合うのは、だめだ」
真一郎は、自分の気持ちを懸命に抑え、言った。
「好きなのに……どうしてですか?」
そう言う春菜の目には、涙がたまっている。
「君はまだ若いし、生徒だから……」
真一郎はなんと言っていいのか分からず、言葉を濁した。
しばらく黙っていた春菜だったが、やがて口を開いた。
「じゃあ……卒業したら、付き合ってくれますか?そうすれば、生徒じゃなくなるから」
「な……」
彼女の提案にどう対処すべきか悩んだ真一郎だったが、考えた末、うなずいた。
「……わかった。そうしよう」
「よかった!ありがとう、先生」
春菜はとてもうれしそうに笑っている。
卒業後に付き合うという結論に満足したようだ。
ハッピーエンド……か。
しかし、真一郎は別の事を考えていた。
彼女の卒業まで二年。
きっとその間に、若い彼女の気持ちは変わっていくだろう。
だが、それでいいのだ……彼女さえ幸せなら、それで。
真一郎がそんな事を考えていると、神妙な顔をした春菜が近づいてきた。
「先生……」
「な、なに、どうしたの、ちょっと……」
近づいてきた春菜の膝が、椅子に座った真一郎の膝にぶつかる。
真一郎はあわてて後ずさり、立ち上がった。
椅子と机がぶつかり、ガタッと音を立てる。
体が触れ合いそうなくらい、春菜は近づいてきた。
「あの……先生?」
「な、なに……」
「キス……してくれませんか」
「なっ……!だめだよ、だって、ほら、卒業してからってさっき……」
「これから二年間も我慢するんだから、それくらいいいじゃないですか……したいんです、先生と、キス……」
春菜は悲しげな顔で真一郎を見上げた。
「ダメだよ……」
そう言った真一郎だったが、ギリギリで我慢している状態だった。
近くにいると、春菜の香りや体温が伝わってきて、たまらなかった。
「先生、お願い……」
春菜の手が真一郎の服の袖を握った。
もう、ダメだ……
我慢が限界に達し、真一郎は春菜を抱き寄せた。
そして、春菜のふっくらとしたピンク色の唇に、そっと自分の唇を重ねた。
緊張しているのか、春菜は唇をぎゅっと閉じ、体を強ばらせている。
「だいじょうぶ……?」
唇を重ねたままそう呟き、真一郎は優しく春菜の髪を撫でた。
こくんと小さくうなずいた春菜の体から、力が抜けていく。
真一郎は彼女の下唇をそっと吸った。
春菜の体がぴくんと反応する。
真一郎は一瞬、やり過ぎたかと思ったが、すぐに春菜も真似をして、ぎこちなく真一郎の唇を吸ってきた。
真一郎は快感にうめくと、抑えきれず、春菜の口に舌を入れた。
「ん……」
春菜は驚いたのか、小さな声を出したが、すぐに、一生懸命自分の舌を絡ませてきた。
真一郎は夢中でキスをしながら、春菜を強く抱きしめた。
抱きしめると、春菜の胸の膨らみが体に押し付けられるように当たった。
真一郎は高ぶる気持ちを抑えられなくなりそうだった。
だめだ、これ以上は……だめだ。
真一郎は春菜の両腕に手をかけ、そっと自分から離した。
春菜はうっとりしたような切ない目で、真一郎を見ていた。
唇を濡らし、頬を赤く染めた彼女が、とても愛しかった。
「ごめん……つい……」
キスに夢中になってしまった事に罪悪感を覚え、真一郎はもごもごと謝った。
「いえ、あの、そんな、全然いいんです……」
春菜も恥ずかしいのか、もごもごと言って、うつむいた。
「じゃあ、わたし、もう行きます……ありがとうございました、いろいろ……うれしかったです」
春菜はうつむいたまま小さく会釈をすると、くるりと踵を返し、足早に部屋を出て行った。
「はぁ……」
真一郎は春菜が出て行ったドアを見つめたまま、複雑な気持ちで立ち尽くしていた。

二年後──
卒業式が終わり、職員としての仕事も終え、真一郎は数学準備室でぼんやりとしていた。
職員室には教師がたくさんいるが、ここは一人になれる。
他の数学教師が授業に使う道具などを取りに来る事もあるが、真一郎のように、ここで休憩したり、仕事をしたりする者はいない。
真一郎は二年前の事を思い出していた。
この部屋で、中野春菜とキスをしたあの日の事を。
あの後、学校生活を送る中で、自分に対して彼女がどんな態度をとるのか、そして、そんな彼女に対して自分は平常心を保てるのか……そんな事を心配していたのだが、彼女は今まで通りで変わった素振りなど一切見せず、真一郎は拍子抜けしたのだった。
目が合ったらどんな顔をしよう、なんて思っていた自分が恥ずかしかった。
それからもずっとそんな調子で、彼女との事は夢だったのではないかと思える程だった。
きっと、彼女の気持ちが変わったのだろう。
真一郎はそう、結論づけた。
彼女がこの先、幸せなら、それが一番いい。
春菜の事を本当に好きになってしまっていた真一郎は辛かったが、それ以来、彼女への気持ちを心の中から追い出す努力をした。
……なのに、俺は今、何をしているんだ?
真一郎は苦笑を浮かべ、小さくため息をついた。
わかっている。
ずっと、忘れられなかったのだ。
あの日のキス、そして、彼女への気持ちを。
それは二年の間に、消えるどころか、どんどん大きくなっていったのだ。
……彼女が来るわけないじゃないか。
真一郎は窓の外を見た。
空は夕日でオレンジ色に染まっている。
「さて。」
真一郎は自分を奮い立たせるように声を出し、立ち上がった。
今日はもう帰ろう──
その時だった。
誰かがドアをノックしたのだ。
真一郎は息をのみ、ドアを凝視した。
いや……そんな事あるわけない。
もうほとんどの生徒は下校しているはずだ。
きっと……教員だろう。
「……はい」
真一郎はかすれた声で返事をした。
「先生」
ドアを開けたのは、春菜だった。
まさか……本当に?
「な、なにか……用……ですか」
真一郎はやっとの事で声を出した。
「なにかって……わたし、やっと卒業したんですよ」
春菜は笑顔で言った。
「う、うん……えっと……おめでとう」
「おめでとうって……先生、まさか、約束、忘れてないですよね?」
驚きのあまり真一郎が黙っていると、春菜の表情が曇った。
「忘れちゃったんですか?まさか……恋人ができたとか……」
「いや、違うんだ……もちろん覚えてるよ、それに、恋人なんかいないし……」
真一郎は混乱する頭を整理しながら、答えた。
「ただ……中野さんは、もう僕の事は何とも思ってないんじゃないのかと……」
「えっ、どうしてそうなるんですか?わたしはずっと先生の事……」
「いや、その……君があんまり素っ気なかったから、僕はてっきり……」
真一郎がそう言うと、春菜はすねたような顔をして言った。
「わたし、先生に迷惑かけないように、必死で我慢してたんです」
そうだったのか……
真一郎は徐々に、実感が湧いてきた。
彼女はあの日の約束をずっと覚えていて、本当に僕のところに来てくれたのだ。
「だけど、先生……やっぱり付き合えないって思うなら……はっきり言ってください。あれから二年も経ってるから、そう思われても仕方ないって……覚悟……してます」
春菜は唇を噛みしめ、気丈に言った。
「中野さん、僕は……」
真一郎は春菜の方に一歩踏み出すと、たまらなくなって、がばっと抱き寄せた。
「あっ」
驚いた春菜が声をあげる。
あの日、キスをした時と同じ、春菜の体温と香りを感じて、真一郎は体が熱くなった。
「僕は……君の事がすごく好きだ」
真一郎は、はっきりと、自分の気持ちを伝えた。
「うれしいです……わたしも、大好き……」
腕の中で春菜が言う。
真一郎は抱きしめていた春菜の体を少し離し、春菜の目を見た。
春菜も、真一郎の目を覗き込んでくる。
「キス……してもいいかな」
真一郎が言うと、春菜は恥ずかしそうに目を伏せ、小さくうなずいた。
真一郎は両手で春菜の顔を包んだ。
そして、大切なものを扱うように、そっと口づけをした。
柔らかな唇の感触をじっくりと味わう。
唇が少しずつ開いてくると、そこに舌を差し込み、彼女の舌と絡ませた。
春菜は一生懸命、応えてきた。
ずっとこうしたかった──
真一郎はうれしくて、泣いてしまいそうだった。
そのうちに、キスはどんどん激しくなり、春菜は声をもらし始めていた。
「んん……はぁっ……ん……」
真一郎はたまらなくなって、キスをしながら、春菜を強く抱きしめた。
あの日と同じように、春菜の胸のふくらみが当たり、真一郎の衝動が爆発してしまいそうになる。
だめだ、もうやめなくちゃ……
真一郎はなんとか衝動を抑え、キスをやめると、春菜の体を離した。
春菜は閉じていた目を開け、問いかけるような目で真一郎を見た。
「今日はもう……」
真一郎が言いかけると、春菜が抱きついてきた。
「やめないで……お願い……」
「でも……」
「もっと……その、いろいろ……してほしいんです……わたし、なんだか体がおかしくて……変な感じで……ダメ……ですか?」
「そんな……」
真一郎は、必死に押さえていた衝動が爆発してしまうのを感じた。
「そんな事言われたら、もう、我慢できないよ……」
真一郎は春菜を抱きしめ、頬や耳にキスをした。
「本当に、いいの……?」
真一郎の問いかけに、春菜はうなずいた。
「うん……先生、ありがとう」
その返事を聞くと、真一郎は春菜を抱きしめたままくるりと回って、春菜を机に座らせた。
そして、キスをしながら、制服を着た春菜の胸に手を這わせる。
軽く胸を揉むと、春菜は「ん……」と声を出したが、拒否するような様子はない。
真一郎はブレザーのボタンを外した。
「あ……」
真一郎の手がブラウスのボタンを外し始めると、春菜は少し、困ったような声を出した。
「嫌……?」
真一郎が手を止めると、春菜は頭をふって言った。
「ううん、だいじょうぶ……ちょっと、恥ずかしいけど……」
「恥ずかしがる事なんかないよ、君はとっても、かわいいんだから……」
真一郎は春菜に優しくキスをし、ブラウスのボタンを全て外した。
胸をはだけると、白く柔らかそうな、ふっくらとした胸が、かわいらしいブラジャーに収まっていた。
「あぁ……かわいいよ……すごく……」
真一郎がそう言うと、春菜は恥ずかしそうに目を伏せた。
真一郎は両手で胸のふくらみを包むと、ブラジャーに手をかけ、上にずらし、春菜の乳房をあらわにした。
「あっ……」
春菜は小さな声をあげると、身を縮め、両手で胸を隠した。
「恥ずかしがらないで……よく見せて」
真一郎にそう言われると、春菜は少しためらったが、ゆっくりと両手を外した。
白い胸の頂きに、薄いピンク色の乳首があった。
まるで砂糖菓子のようにかわいらしく、けがれのないその乳房は、本当に甘い味がしそうだった。
「すごく……かわいい」
真一郎は両手で乳房を包み込み、ゆっくりと揉んだ。
春菜はそれに反応し、甘い吐息を漏らしている。
真一郎がさっと撫でるように乳首を刺激すると、春菜の体がピクンと反応した。
「気持ちよかった……?」
「……うん」
真一郎はさらに乳首を刺激した。
指で撫で、こねくり回す。
「あっ……あ、あ……ん……」
「すごく感じてるね……」
真一郎はそう言うと、今度は乳首を口に含んだ。
「あぁっ……そんな……」
春菜は切ない声を出した。
真一郎は春菜の乳首を舐めたり、吸ったりして、じっくりと味わった。
「そんなにしたら……ああん、どうしよう……気持ちいいよぉ……」
春菜は快感に息を荒くし、身をくねらせて反応している。
真一郎は乳首を刺激しながら、片手を春菜の太ももに伸ばした。
そして、スカートの中に手を滑らせていく。
「あっ……!」
春菜はあわてて、スカートの中に伸びた真一郎の腕をつかんだ。
恥ずかしがっているような、困ったような顔で真一郎を見ている。
「本当に嫌なのかな……?」
真一郎が春菜の乳首を軽く噛むと、春菜は仰け反った。
「ああっ────」
真一郎は少し強めに乳首を刺激し続けた
「ううっ、ああっ……ん……はぁ……」
春菜の手は次第に緩んで、真一郎の腕から離れた。
「もっと気持ちよくしてあげる……」
パンツの上から陰部に触れると、春菜の中から溢れ出したものがしみ込んで、じっとりと濡れていた。
真一郎はたまらず、パンツの中に手を入れた。
柔らかな陰毛をかき分け、その奥深くに指を這わせると、そこは溢れ出したもので洪水のようになっていた。
「すごい……」
「あん……ううっ……」
春菜は恥ずかしさのあまり、真一郎から目を背けた。
真一郎はぬるぬるになった指で、春菜の陰部を撫で回した。
クチュクチュ、ピチャピチャと、いやらしい音がする。
「はぁ……はぁ……いやぁ……」
「ここは……?」
真一郎がそっとクリトリスを刺激すると、春菜は苦しい程の快感に激しく反応した。
「あぁん!ああっ、だめぇ……」
「次はこうだ……」
真一郎は、ゆっくりと春菜の膣に指を差し込んでいった。
「ううっ、うあん……」
「ぬるぬるだから、簡単に入っちゃうね……」
指がすっぽり入ると、真一郎はゆっくりと、動かした。
「ああ、もう、だめ……気持ちいいの……」
あまりの快感に、春菜は苦しげな表情で身をよじった。
真一郎は春菜からそっと指を抜くと、ズボンを下げ、固く大きくなった自分のものを出した。
「あっ……」
春菜があわてて目をそらす。
真一郎はそんな春菜の頬に優しくキスをしながら言った。
「入れてもいいかな……」
春菜は小さく深呼吸してから返事をした。
「……うん。でも、初めてだから……」
「優しくするよ」
「うん」
真一郎は春菜の頭を撫で、もう一度キスをした。
「じゃあ、足をこうして……」
「えっ……えっ」
卑猥な格好に戸惑う春菜をなだめながら、真一郎は春菜のパンツを脱がせ、両足を曲げて、机の上に乗せた。
ピンク色に染まり、溢れたものでびっしょりに濡れた春菜の陰部が、あらわになった。
「丸見えだ……」
「そ、そんなに見ないで……」
真一郎は、春菜が足を閉じて隠そうとするのを両手で止め、ぐいっと押し広げた。
「とっても、かわいいのに」
そう言うと、真一郎は春菜の腰に手を回し、自分のものをあてがった。
「いくよ……」
緊張の面持ちで春菜がうなずく。
真一郎は、ゆっくりと、それを春菜の中にうずめていった。
「うっ……痛い……」
春菜が苦しそうな表情で言った。
「だいじょうぶ?」
動きを止め、真一郎は言った。
「う、うん……だいじょうぶ……」
春菜は苦しそうな表情のまま、答えた。
真一郎は春菜の様子を見ながらゆっくりと、自分のものを奥までうずめた。
春菜の膣は、温かく、真一郎のものにまとわりつくようだった。
あまりの快感に、激しく動きたい衝動に駆られたが、それを抑え、真一郎は春菜に声をかけた。
「一番奥まで、入ったよ」
真一郎がそう言うと、春菜の表情はだいぶ和らいでいた。
「ほんと?うれしい……」
「痛い?」
「少しだけ……でも、さっきより全然」
「よかった」
真一郎が笑顔を見せると、恥ずかしそうに春菜が言った。
「それに……なんだか……ちょっと気持ちいいみたい」
「ほんとに?」
「うん……あの……先生は?」
「もちろん、すごく気持ちいいよ」
「よかった、うれしい……」
そう言う春菜の笑顔を見て、真一郎はたまらなくなった。
「あの……動いてみても……いいかな?」
「……うん」
春菜は恥ずかしそうに、うなずいた。
「痛かったら、言ってね」
そう言うと、真一郎はゆっくりと動き出した。
「ああ、すごい……すごく気持ちいいよ」
真一郎がそう言うと、春菜が答えた。
「先生……うっ……んあぁ……わたしも……」
春菜の中からどんどん液が溢れ、真一郎の動きに合わせてグチュグチュといやらしい音を立てる。
真一郎は快感に夢中になり、春菜を抱きしめ、どんどんその動きを激しくしていった。
「はぁっ……んっ……あぁん……」
春菜の目は快感でうつろになっている。
真一郎は腰を動かしながら、春菜の乳房を揉み、乳首をつまんだ。
「うぁん!……はぁっ……ん……せっ……せんせぇ……!」
春菜は信じられない程の快感に激しく反応した。
二人はキスをし、舌を絡ませた。
「あぁん……先生……わたし……もう……あぁっ……」
「もう……何?」
「なんだか、へんなの……もう、おかしくなっちゃいそうなの……」
「わかった……僕もだよ……」
真一郎はそう言うと、春菜の奥深くを激しく突いた。
「ああっ、ああん、やぁっ、だめぇ!」
春菜が涙を流しながら激しく喘ぎ、体をビクン、ビクンと痙攣させた。
「うっ──!」
真一郎も絶頂を迎え、春菜をしっかり抱きしめると、精子を思い切り、発射した。

「はぁ……はぁ……せんせぇ……」
春菜が真一郎の背中に手を回し、ぎゅっと抱きしめてきた。
真一郎はそれに応えるように、さらに力を込めて春菜を抱きしめた。
少しの間、そうしていたが、真一郎はそっと体を離した。
机の上に乗り、制服の胸をはだけ、パンツを脱いで足を広げた姿の春菜を見て、真一郎はたまらなくなった。
自分のために、こんな事をしてくれたのだ。
また体が反応してしまいそうになったが、それを抑え、そっと自分のものを引き抜いた。
「んっ……」
引き抜いたときの感触で、春菜は小さな声を出した。
真一郎は、そんな春菜が愛しくて、もう一度抱きしめ、頭を撫でた。
しばらくすると、春菜が口を開いた。
「先生……」
真一郎が体を離すと、春菜は困ったような顔をしている。
「あ……あの……わたしが妊娠しちゃったらどうするんですか」
「え?」
「だって……よく分からなかったんですけど……その……そのまま……その……」
言いにくいのか、春菜はもごもごと言葉を濁したが、真一郎はその意味を理解した。
「ああ、だいじょうぶだよ、ほら」
真一郎は自分のものからコンドームを外し、精液のたまったそれを春菜に見せた。
春菜は、見てはいけないようなものを見るようにチラッとそれを見て、すぐに目をそらした。
「あの……それは……」
「うん、コンドームだけど」
「そ、そんなの……い、いつの間に……」
あわてる春菜を見て、真一郎は笑いながら言った。
「僕のここを全然見てないから気付かなかったんだよ。ほら、見ていいんだよ」
真一郎がからかうように股間を見せつけると、春菜は顔を真っ赤にして、大げさに目をそらした。
「もーっ、やめてください」
真一郎は調子に乗って、春菜のはだけた胸に手を伸ばした。
「やんっ……もう、先生……」
春菜の声に甘い響きが混ざる。
夕日が沈み、窓の外はなんとも言えない美しい色に染まっていた。
その、魔法のような明かりの中で、二人の影はいつまでも重なっていた。

おわり

投稿日:

夜道の事件

暗い夜道で暴漢に襲われたOL。恐怖に震えながらも、激しく感じてしまい…

月子は夜道を足早に歩いていた。
仕事が長引いて、ずいぶん遅くなってしまったのだ。
会社から駅まで、少し距離があるが、急げば終電には間に合いそうだった。
月子は大きな通りからそれ、細い道に入っていった。
いつも使っている駅までの最短ルートだ。
車の往来が多く、夜中明るい大通りとは打って変わって、住宅や駐車場などしかないこの道は、夜になるととても暗く、人通りも少ない。
街灯が辛うじて道を照らしているが、その数はとても少なく、街灯の真下以外はほとんど真っ暗だ。
それでも、通い慣れた道のせいか、さほど危険だと思うことはなかった。
それに、人通りが少ないと言っても、いつも月子が帰る時間帯には、この辺りの住人や、月子のように駅に向かう者などがぱらぱらと歩いている。
わざわざ遠回りする理由もなく、通勤にはずっとこの道を使っていた。
しかし、こんな時間になったのは初めてだった。
辺りは静かで、前にも後ろにも、どこにも人はいなかった。
なんとなく嫌な感じがして、月子は歩調を早めた。
それは、突然の事だった。
小さな駐車場の横を通り過ぎようとしたその時、月子の目の前に見知らぬ男が飛び出してきたのだ。
しかも、悪人ですと言わんばかりの、強盗のようなマスクをかぶっている。
「……!」
驚いた月子は目を見開き、その場で硬直した。
しかし、頭の中では様々な考えが渦巻いていた。
(これはもしかして、危険な状況?
逃げようか?
でも、追いかけてきたら?
わたしは足が遅いから追いつかれてしまうかもしれない……
いや、絶対に追いつかれる。
ここからでは、戻っても進んでも、大通りまで距離がある。
それに、この人を刺激して怒らせたら、余計にひどい目に遭うかもしれない。
それより、せめてこの男を怒らせないようにするのが一番いいのかも……
とにかく、逃げられるチャンスを待つんだ──)
男が飛び出してきた一瞬のうちに、月子はこれだけの事を考えていた。
だが、男は逃げるチャンスなど与えてはくれなかった。
出会った次の瞬間には、無言で月子の腕をつかみ、すごい力で駐車場の中へと引っ張って行ったのである。
いざ、事態が動き出すと、月子は怖くなり、恐る恐る小さな声を出した。
「あ、あの……」
しかし、返ってきたのは
「騒ぐな」
という一言。
恐ろしい男の声を聞いただけで、月子は身がすくんでしまった。
夢だと思いたかったが、これはまぎれもない現実だ。
(まさか自分にこんな事が起こるなんて……)
月子は引きずられるようにして、一番奥に停まっていた車の陰に連れていかれ、そのまま、アスファルトの地面に押し倒された。
こうなると、通りから全く見えなくなってしまう。
運良く通行人がいたとしても気付いてもらえない、死角になる場所だった。
男は無言のまま、月子の上に馬乗りになると、服の上から両手で胸をわしづかみにし、強く揉み始めた。
真夜中の駐車場に、男の荒い息づかいだけが響く。
月子は体を硬直させ、触られている感覚を意識しないようにして耐えた。
アスファルトとタイヤの匂いがする。
横を見ると、ブロック塀とアスファルトの間から雑草が生えていた。
暗いせいか、花は閉じてしまっているが、タンポポだ。
こんな時に、そんな事に目がいくのが月子はなんだか不思議だった。
一心不乱に胸を揉んで興奮した様子の男だったが、硬い表情でただ我慢している様子の月子を見ると手を止めた。
そして月子のあごを片手で押さえると、もてあそぶようにゆっくりと頬を舐めた。
「うっ……」
思わず声を漏らした月子を見て、男はにやりと笑った。
「どうだ、気持ちいいだろう」
月子が黙っていると、男は乱暴に月子の着ていた服をまくり上げた。
ブラジャーを着けた豊かな胸があらわになる。
「いや……」
男を怒らせないようにするつもりだったが、月子は反射的に拒否の言葉を発してしまった。
あわてて男の顔色をうかがったが、不気味な笑みを浮かべているだけだった。
「すぐに気持ちよくなるさ……」
男はブラジャーに手をかけ、それもまくり上げた。
張りのある二つの乳房が元気よく飛び出し、プルンと揺れる。
強く揉まれたせいか、月子の気持ちとは裏腹に、乳首が固く隆起していた。
「すごいじゃないか……きれいなおっぱいだ」
男は両手で月子の胸を包み、揉み始めた。
そしておもむろに、片方の乳房にしゃぶりついた。
乳首を舐め、吸い、舌先で転がし……男はあらゆる方法で乳房を堪能した。
もちろん、舐めていない方の乳房も解放せず、ずっと手でもてあそんでいる。
「さて、今度はこっちだ。両方かわいがってあげないとな」
そう言うと、男はもう片方の乳房に口を付けた。
月子はずっと耐えていたが、もう限界だった。
「うっ……んん……」
乳首を入念に、思いのほか優しく責められ、体が反応し始めている。
甘い吐息がもれ、声が出てしまう。
(こんな状況なのに……)
月子は唇を強く噛んだが、心の中でどうあがいても、溢れ出す快感から逃れることはできなかった。
「ずいぶん気持ち良さそうじゃないか……襲われてるって言うのに喘ぎ声まで出して……少しくらいはいいが、大きな声は出すなよ」
そう言って、男は乳首を軽く噛んだ。
「んうっ──!」
激しい快感に、月子は身をのけぞらせた。
しかし、大きな声が出そうになるのは懸命にこらえた。
「声を我慢したんだな?」
男は猫なで声を出し、荒い息づかいで胸を上下させる月子の頭を撫でた。
返事などしたくはなかったが、返事を待つ男の視線から逃れたくて、月子は小さくうなずいた。
すると男は勝ち誇ったような笑みを浮かべて言った。
「いい子だ、その調子で頼むぞ……」
男は馬乗りになっていた月子の体から離れ、傍らに移動すると、スカートをまくり上げ、パンツを脱がせにかかった。
月子は一瞬身を固くしたが、諦めたように力を抜いた。
(どうすることもできない……)
男はあらわになった月子の恥部を満足そうに眺め、柔らかな陰毛をじっくりと撫でた。
「足を開くんだ」
男に言われ、月子はおずおずと、ほんの少し足を開いた。
「もっと」
逆らえるわけもない。月子は仕方なく、大きく足を開いた。
「そうだ。やればできるじゃないか」
そう言って男は月子の陰部の奥深くに手を伸ばし、指を這わせた。
にゅるんという、滑るような感触。
月子にもそれが分かり、激しい羞恥心に襲われた。
「うわっ、ぬるぬるじゃないか」
男はわざとらしく言うと、クチュクチュと音を立てながら月子の陰部を刺激した。
「ああん……ううっ……んあっ……」
「こんなにするなんて、悪い子だ。どうだ、そうだろう?」
男は調子に乗り、この状況を楽しみ始めていた。
「こんなに感じて……おまえはスケベで悪い子なんだぞ……わかるな?……返事は?」
「…………はい」
男に促され、月子はかすれる声で返事をした。
月子はもう、快感の渦に溺れかけていた。
そんな月子の様子に男は満足げにうなずくと、今度はクリトリスを刺激した。
「ああっ……んんっ!」
月子は身をくねらせ、苦悶の表情を浮かべ、喘いだ。
「これはどうだ?」
そう言うと、男はためらいもなく、月子の膣内に深く指をうずめた。
「あぁんっ……やぁっ……ん」
男が指を動かすと、さらに強い快感の波が押し寄せてくる。
月子は、この状況がどんなに辛いものなのか、もうほとんど考えられなくなっていた。
「本当に悪い子だ」
男が言うと、月子の口から自然に声が漏れた。
「うぅっ、ごめんなさい……」
それを聞いた男の目が輝いた。
指の動きを激しくしながら、男は言った。
「そうだな。そんな悪い子には……お仕置きしないといけないなぁ」
快感に囚われ、頭の中が真っ白になっていた月子だったが、お仕置きと聞くと、恐怖心が蘇ってきた。
それを察知したのか、男は付け加えた。
「俺のモノを入れてお仕置きをしてやる。どうだ?」
月子は”お仕置き”の意味を理解した。
同時に、自分がその”お仕置き”を強く求めていることに気付き、複雑な気持ちになった。
しかし、膣の中で動き続ける男の指から与えられる快感に、月子の最後の自尊心は簡単に飲み込まれてしまった。
「は、はい……」
月子は了承の返事をした。
「じゃあ、お願いするんだ」
男は笑みを浮かべ、指をさらに激しく動かしながら言った。
快感にもだえながら、月子は必死に応えた。
「はい……お、お願いします……うっ、あぁん……お仕置きを……してください……」
こんな言葉を発するのはとても恥ずかしかったが、言ってしまうと月子の心の中で何かが壊れたようだった。
快感はさらに強まり、月子は喜びすら感じた。
「ようし、いいだろう」
男はそう言うと、自分のズボンを下げた。
そして、固く大きくなったモノをゆっくりと、月子の奥深くへ突き刺した。
ぐっしょりと濡れた月子の中に、それは抵抗なく入り、男は快感のうめき声を漏らした。
「あぁ、あぁ……!」
月子も、あまりの快感に喜びの声をあげていた。
最高の快感が体中を駆け巡っている。
男はゆっくりと腰を動かした。
「どうだ、気持ちいいか?」
「はいぃ……んっ……気持ち……いいです」
男が腰を強く、激しく動かすと、月子は絶叫したい程の快感に襲われたが、必死にこらえた。
快感で頭は真っ白でも、大声を出すのがどれだけ危険かという事は忘れていなかったのだ。
男は腰を動かしながら、両手で月子の乳房を揉みしだき、きゅっと乳首をつまんだ。
「あぁっ、んっ……!」
月子はあまりの快感で崩れた表情の上に、さらに歓喜の表情を浮かべた。
「あっ、ああっ、気持ちいいっ……もっ、もう、だめ……んっ、ああっ!」
月子はビクンビクンと体を痙攣させ、激しく身をのけぞらせた。
「俺も……もう……!」
男は寸前で引き抜くと、月子の上に大量の精子を発射した。

「はぁ……はぁ……」
勢いよく飛んだ白濁液は、月子のお腹や乳房、顔にまでかかっていた。
「ふっ……」
男は荒い息を整えながら、自嘲するように小さく笑った。
中で発射するつもりだったのだが、激しく感じる月子に情が移ってしまい、それができなかったのだ。
しかし、そんな良心は何の意味も成さない。
結局、男は月子を犯し、傷つけただけなのだ。
男はズボンを上げ、放心状態で横たわる月子を見下ろした。
「悪かったな……」
男は小さな声でそう言うと、身を低くして辺りを見回した。
そして、誰もいないのを確認すると立ち上がり、闇の中に消えていった。
「…………」
月子は横たわったまま宙を見ていた。
まだ快感が体に居座っている。
傍らに咲いていたタンポポを見ると、花が開いていた。
(あれ……?)
空を見上げると、大きな丸い月が出ていて、とても明るかった。
(月明かりでも開くんだ……)
なんだか、タンポポが自分を励ましてくれているような気がする。
「だいじょうぶよ……」
月子は自分に言い聞かせるようにそう呟き、ゆっくりと体を起こすと、放り出されたバッグからティッシュを取り出し、体中に付いた男の精液を拭いはじめた。

おわり

投稿日: