飼育好きのルキュポヌ


宇宙旅行中のオクトパ星人の一家は、地球を観光し、たまたま目に付いた男女のカップルを捕獲した。
「だめだな、コイツは美味しくない」
オクトパ星人の父親が、男を食べて言った。
「あら、残念。じゃあ、これはどうしましょ」
オクトパ星人の母親が、透明なケースの中で震えている女を見て言った。すると、
「僕にちょうだい! それ飼ってみたい!」
オクトパ星人の子供が言った。
「ハハハ……ルキュポヌは本当に生き物が好きだなぁ。パパは構わないよ。ママにも聞いてごらん」
「ねえママ、いいでしょ?」
「ええ、いいわよ」
「やったー! パパ、ママ、ありがとう!」
ルキュポヌは大喜びで、女の入った透明なケースを自分の部屋に運んだ。
ルキュポヌの部屋には沢山の飼育ケースがあり、宇宙で集めた様々な生物が入っていた。
「よし、コイツはこのケースに入れよう……ほら、新しい仲間だぞ!」
女が入れられたケースの中には、すでにベケス星人の男が入っていた。
ベケス星人の男は、スケべなので、女を見るや否や、襲いかかった。
「あっ、しまった、食べられちゃう! ちくしょう、手に入れたばかりなのに──!」
ルキュポヌは少し悔しそうに、しかし半分は面白がって言い、飼育ケースに顔を近づけた。
ところが、「いや違うぞ、これは──!」ルキュポヌの目が輝いた。「すごいっ、交尾してるんだ! いいぞ、うまくいけば子供が生まれるかもしれない! やったー!」
ルキュポヌは、飛び上がって喜んだ。
さて、地球人の女はというと、ベケス星人に、めちゃくちゃにエロいことをされて、それはもう凄まじい快感で、こんな状況だというのに幸せさえ感じてしまうのであった。
それから、ベケス星人とコミュニケーションを取れるようになり、意気投合し、二人で脱走して、大変な目にあいながらもなんとかたどり着いたベケス星で、いつまでも幸せに暮らしましたとさ。
おわり