痴漢、もっとして!

疲れて電車で寝ていたら、変な感触で目が覚めた。
なんと、隣の男の人が私の服の中に手を突っ込んでいるのだ。
わっ、これ、痴漢だ……!
しかし私は、寝たふりを続けた。
恥ずかしくて、声なんかあげられなかった。
痴漢は、私のブラジャーの中に指を入れ、乳首を探し当てると、指先でクリクリといじり始めた。
やだっ、そんなことしたら……!
「はぁっ……」
思わず甘い吐息を漏らしてしまい、私は慌てて咳払いをし、ごまかした。
一瞬、痴漢の手が止まる。
しかし、私が寝たふりを続けていると、痴漢は再び指を動かし始めた。
ああ……どうしよう。アソコが反応して、ぷくーっと腫れぼったくなっているのがわかる。少し動いてみると、ぬるっとした感触も分かった。愛液があふれ出しているのだ。まるで、肉棒欲しさに、ヨダレを垂らしているみたいだ。
それにしても……もどかしい。
痴漢の指の動きが、とても遠慮がちなのだ。
こっそり痴漢をしているわけだから、当然といえば当然なのだが……私はもっと快感が欲しくなっていた。
痴漢が……この快感が終わってしまうのは嫌だから、周りにバレるのは困るけど、私の方は大丈夫、むしろウエルカム。だからもっと、強くしてもいいのに! ほら、もっと乳首をぎゅーって、していいのよ? ていうか、して! もっと強くして!
しかし、そんな私の思いがテレパシーで痴漢に伝わるわけもない。
だけど、もっとしてほしい……私は、我慢している反応を、少しだけ解禁して、痴漢を刺激してみることにした。
痴漢の指の動きに反応して、甘い吐息を漏らす。呼吸が、だんだん荒くなっていく。
思わず声が出ちゃいそうだけど、それは我慢。周りのお客さんに気づかれたら、痴漢は終わってしまう。
私の反応に気づいたのか、痴漢の指の動きが少し強くなった。
やった、いい感じ……! もっと、もっと強くして大丈夫だから……
私の思惑通り、痴漢の指の動きはどんどん大胆になっていった。
「ふっ……んっ……んん……」
やばい、声が出ちゃう。だめっ、気持ちよすぎて、声が出ちゃう!
「んっ、ううんっ!」
私はうずくまって咳払いをして、いやらしい声が出そうになったのをごまかした。
すると、痴漢はすっと手を抜き、席を立って、どこかに行ってしまった。
ああ……ものすごくやばいことをしてしまった。痴漢されて感じちゃうなんて……!
でも、大丈夫だよね。熟睡してる間に痴漢されてて、起きて驚いたって感じだったよね。うん、ずっと起きてたのはバレてないはず。大丈夫、大丈夫。
でも、すごい気持ちよかった……もっとしたかったな。というか、イキたかったな……最後までする状況になったら、流されて絶対最後までしちゃうだろうな。私って快感に弱いのかな……ああ、なんか中途半端……アソコもグショグショだし……電車降りたらトイレでオナニーしちゃおうかな……うん、しよう。絶対しよう……
そんなことを考えながら、電車を降りた。
すると、男の人が話しかけてきた。
さっきの、痴漢の人だった。
駅のトイレで続きをしようと言われた。
私が喜んでついて行ったのは、言うまでもない──

おわり