最新式のVR

あやしい最新式のVRを使ってセックスを楽しむ話


セールスマンの男が差し出したものを見て、ユウコは拍子抜けした。
「これが……? ただの水中メガネみたいだけど」
すると、セールスマンは嬉しそうに言った。
「そうでしょう、そうでしょう。とても軽くてつけ心地がいいんですよ。これをひょいとつけるだけで、VR体験ができるんです。他にはなにも必要ありません」
「あら、それはいいわねぇ……」
「ええ、ええ。ぜひ、試してみてください。さあ!」
「そうねぇ……じゃあ、試してみようかしら」
ユウコはセールスマンの指示に従って椅子にかけ、ゴーグルを身につけた。
「えっと……それで、どうすればいいんですか?」
ユウコが言うと、セールスマンはニヤリと笑った。
「フフフ……既に、お客様が見ているのはバーチャル映像なんですよ。リアルでしょう」
「ええっ、信じられないわ。本当に、現実と全く同じなのよ。じゃあ、今見えているあなたも、バーチャルなの?」
「半分は、そうです。お客様がつけたのと同時に、私もVRゴーグルをつけたのです。それが、お客様のゴーグルとリンクしておりまして──話しているのは現実の私ですが、見えているのはバーチャル映像というわけですよ」
「なんだか難しいわ……」
「とにかく、体験してみてください。なにをしても大丈夫ですよ。実際のお客様は椅子に座っているだけなんですからね」
「そう言われても……」
「では、私が面白いことをして差し上げましょう」
セールスマンはそう言うと、ユウコの服を脱がし始めた。
「キャーッ、やめて! なにをするの!」
「大丈夫、これはバーチャルなんですよ。現実ではありません」
「あ、そうだったわね。んっ、ああっ!」
「フフフ……すごいでしょう。最新式のVRは、五感すべてを再現できるんですよ。ほら、こんなのはどうです?」
「はああんっ──! すごいわ、すごいわ! ああっ、やめないで……!」
「最新式のVRゴーグル、いかがでございますか?」
セールスマンは高ぶったモノをユウコに押し当て、焦らすようにしながら言った。
「ひっ……そ、そうだったわね。んっ……すごく……気に入ったわ……おいくらなの?」
「30万円でございます」
「さ、30万……」
「毎日好きなだけ、こんな体験ができるんですよ」
「うう……わかったわ、買うわ。だから、ねぇ、早く……お願い、入れて──!」
「お買い上げ、ありがとうございます!」
セールスマンは不敵な笑みを浮かべると、勢いよくユウコを貫いた。
おわり