愛玩少女

大富豪の男は、地下室に秘密のペットを飼っていた。
それはなんと人間の少女で…
《読了時間の目安:17分》

大富豪のエドガーは、仕事を終え、屋敷に戻ると、まっすぐ地下室へ向かった。
彼は地下室で、ある生き物を飼っているのだ。
名前を『モモ』という。
エドガーは扉のカギを開け、中に入った。
地下室はモモのために特別に作ったもので、驚くほど広い。
水浴びのできるプール、植物の生い茂る庭、寝心地のいい大きなベッド──
窓はないが、換気装置によって常に新鮮な空気が送り込まれているし、天井は一面、本物の空と同じように変化する、人工の空になっていた。
モモのために必要なものは、全て、そろっているのだ。
「モモ」
エドガーが名を呼ぶと、モモは庭の木々の間から顔を出した。
そして、その顔を喜びでいっぱいにして、エドガーに駆け寄り、抱きついた。
「モモ!」
エドガーはモモを抱きしめ、頭を撫でてやった。
仕事が忙しいエドガーだったが、こうしてモモと触れ合うと、疲れなど吹き飛んでしまう。
「エド、オカエリ」
モモはエドガーを見上げ、みずみずしい果実のような唇を動かし、そう言った。
「ただいま。何日も会えなくて寂しかったよ。さあ、体をよく見せておくれ」
エドガーは床に膝をつくと、モモの肢体を隠している長い髪を、ゆっくりとはらった。
モモは服を身に着けていない。
この地下室の中では、服など必要ないのだ。
エドガーはモモの全身を撫でながら、怪我などの異常がないか調べると同時に、その感触に酔いしれた。
地下室で暮らすモモの肌は、白く、やわらかくて、なめらかだった。
「ああ……モモ……」
エドガーは気持ちが高ぶり、モモのかわいらしい、ふっくらとした乳房を両手で包むと、その頂にあるピンク色の乳首に舌を這わせた。
「ンッ……エド……」
モモは頬を染め、甘い声を出した。
「……もうベッドに行こう」
エドガーはそう言うと、モモを抱き上げ、ベッドに向かった。

あろうことか、エドガーが大切に飼っている『モモ』は、人間の少女なのである。
十年以上前のことだ。
エドガーは、生まれたばかりの捨て子を見つけた。
元気な、かわいい赤ん坊で、女の子だった。
赤ん坊は、何かを求めるように手を伸ばし、けがれのない瞳で、じっとエドガーを見ていた。
(今、彼女の世界には私しかいないのだな……)
そう思うと、エドガーの心の奥底に、小さな欲望が芽生えた。
彼女をこのまま、永遠に自分だけのものにしたい。
何も知らない、無垢な心で、エドガーだけを頼り、愛し、求める存在──
エドガーは、誰にも見られないように赤ん坊を持ち帰り、すぐに素晴らしい地下室を作った。
そして、赤ん坊をその中に閉じ込めた。
自分だけの愛玩少女にするためには、彼女に世界を見せるわけにはいかないのだ。
エドガーは、彼女を地下室に閉じ込めた上、自分以外の人間とは接触させず、テレビやラジオ、本など、外の世界を知ってしまうようなものは、一切与えなかった。
しかし、おいしい食事や、ペットの動物たち、きれいな音のする楽器など、与えられる限りのものは与えたし、愛情も惜しみなく注いだ。
そのかいあってか、彼女はすくすくと成長し、美しい娘に育った。
しかも、エドガーの思惑どおり、彼女の心はいつまでも、赤ん坊や動物のように無垢だったのだ。

「さあ、ベッドに着いたぞ」
エドガーはモモをベッドの上におろすと、自分も服を全部脱ぎ、裸になった。
そして、ベッドの上にいるモモに向かってペ○スを突き出した。
かわいいモモのおかげで、もう勃起している。
「舐めてくれるかい?」
「ウン!」
モモは両手をそえ、エドガーのペ○スを小さな口いっぱいにくわえると、舌を一生懸命使いながら、それを、出したり、入れたりした。
ときどき、上目遣いで、エドガーの表情を確認している。
エドガーは喜びと快感に息を荒げながら、そんなモモの頭を両手で包み、撫で回した。
「……ありがとう、モモ。今度は私の番だよ」
モモの奉仕をたっぷり堪能したエドガーは、そう言うと、モモをベッドの上に押し倒し、その唇にキスをした。
モモの小さな口の中に乱暴に舌を差し込み、荒々しくかき回す。
「ン……ング……ンム……」
モモは目をとろんとさせ、甘く、苦しげな声をあげた。
やがて、エドガーのキスはモモの唇を離れ、首、そして乳房へと移動していった。
エドガーはモモの乳房を揉み、乳首をつまんだり、舐めたり、吸ったり、軽く噛んだりした。
モモは、乳首を刺激される度に甘い喘ぎ声をあげる。
「モモ……気持ちいいかい」
乳首を責めながらエドガーが言うと、モモはとぎれる声で答えた。
「ンンッ……キッ……キモチ……イイッ……」
「フフ……モモはとってもエッチだね」
エドガーはそう言うと、今度は、モモの足を広げた。
あらわになったモモの秘部は、溢れ出した愛液でぐっしょりと濡れていた。
「こんなに濡らして……」
エドガーは、モモの中に指を入れ、かきまわした。
モモは腰をくねらせ、快感に喘ぐ。
「ハァン……ンンッ……ァン……ン……」
「今日はうしろから入れようか」
エドガーが言うと、モモは期待に満ちた、物欲しそうな顔でエドガーを見つめた。
「フフ……そうしよう。うしろから入れてあげる」
エドガーが指を抜くと、モモはすぐに四つん這いになり、エドガーに向かって尻を突き出した。
「いい子だね」
エドガーはモモの尻に手をそえ、勃起して固くなったペ○スを濡れた秘部に押し当てた。
「入れるよ」
「ウン……」
エドガーは腰を前に出し、モモの中にペ○スを埋めていった。
「ン──ッ! ハッ、ハァッ、ウゥッ……ンフゥ……!」
エドガーが奥までペ○スを入れると、モモは喜びに満ちた喘ぎ声をあげた。
「あぁ……モモ……いいよ……モモ……」
エドガーは腰を前後に動かし始めた。
モモの愛液が、グチュッ、グチュッと卑猥な音を立てる。
「アッ、ンッ、ンンッ、アァン!」
モモはシーツを握りしめ、身をよじって、押し寄せる快感に喘いだ。
「ああっ、モモッ、すごいよ……モモ──!」
エドガーもまた、激しい快感に襲われていた。
エドガーはモモの尻をわしづかみにし、腰を打ち付けるようにして、強く、激しく突き上げた。
「ハァン、アッ、ヒアッ、ヤァッ、ンアアアァ──ッ!」
モモはその激しすぎる快感に、狂喜の叫び声をあげた。
目はうつろで、焦点が合わず、口はだらしなく開いている。
その体はすでに絶頂に達しており、ビクンビクンと痙攣していた。
「モモ……ああ……イク……イクよっ……モモッ──!」
エドガーはそう言うと、強く、深く、モモにペ○スを突き刺し、絶頂に達した。

エドガーは仕事で屋敷を空けることがある。
そんな時は、屋敷の使用人がモモの食事を運ぶことになっていた。と言っても、お互いの姿を見ることはない。
壁に専用の仕掛けがあり、食事だけを届けられるようになっているのだ。
若い使用人のジャックは、地下室のペットのことが気になって仕方がなかった。
運ぶエサはコックがきちんと調理したもので、まるっきり人間の食べ物なのだ。
それとなくエドガーに聞いてみたこともあったが、はぐらかされるだけだった。
あの厳重に閉ざされた地下室の中に、どんな珍しい生き物がいるのか──隠されれば隠されるほど、知りたくなる。
好奇心に耐えきれなくなったジャックは、ついに行動を起こした。
エドガーをこっそり観察し、地下室のカギの隠し場所を突き止めることにしたのだ。
エドガーは慎重だったが、ジャックは床下や天井裏に隠れてまで観察し、やっとのことで、その場所を突き止めることができた。
エドガーは地下室のカギを、書斎にある古い柱時計の中に隠していたのだ。

ジャックはこの時を待っていた。
エドガーは仕事に出かけ、数日間は屋敷に戻らない。
とうとう、地下室のカギを使うときが来たのだ。
こっそりカギを盗み出したジャックは、地下室へと向かった。
「いよいよだ……」
ジャックはゴクリと喉を鳴らし、慎重に地下室の扉を開けた。
「うわぁ──」
ジャックはまず、想像していたのとは全く違う地下室の様子に驚いた。
うす暗く、石の壁で覆われた粗末な部屋だろうと思っていたのだが、中は驚くほど広く、明るくて、上を見ると、地下室だというのに空まであった。
「どうなってんだ……」
ジャックは地下室の中を歩き回った。
プール、そして、植物の生い茂る庭……すると、足もとをウサギが駆け抜けた。
まさか、ここでウサギを飼っているわけではないだろう。
ジャックがさらに奥へ進むと、大理石の床の上に、おおきなベッドがあった。
(ベッドだ……ご主人様のものだろうか……それとも……)
ジャックは恐る恐る、ベッドに近づいた。
そして、ベッドの上にいる『生き物』を見て、息をのんだ。
「こ、これは……」
それはまぎれもなく、人間だった。
屋敷の中で見たことはない。
(そういうことだったのか……)
ジャックは全てを理解した。
地下室で飼われていたのは、この、『人間の少女』だったのだ。

ジャックは、一糸まとわぬ姿ですやすやと眠る少女をうっとりと眺めた。
(なんて綺麗なんだ……)
かわいらしくふくらんだ、やわらかそうな乳房が、彼女が呼吸するのに合わせて上下している。
ジャックは思わず、その乳房に触れた。
「ン……エド……?」
少女が目を覚ますと、ジャックはあわてて、手を引っ込めた。
モモは、エドガーがいるのかと思い、ぼんやりとその目を開いた。
しかし、目の前にいるのが見たことのない『もの』だと分かると、息をのみ、あわてて体を起こした。
「ア……アッ……エドッ……!」
モモは混乱した様子で、エドガーの姿を探した。
「あっ……あの……ご主人様は……エドガーはいないよ」
ジャックは優しくモモに話しかけた。
「ねえ、君……ずっとここにいるの? 外に出たりするのかな? もしかして、無理矢理、閉じ込められているんじゃないのかい?」
しかしモモは、困ったような顔をして、首を傾げた。
「言葉がわからないの? かわいそうに……やっぱり閉じ込められていたんだね。だいじょうぶ、僕が助けてあげる。僕がずっと、君を守ってあげるから」
ジャックはモモの腕に手を伸ばした。
「ヤダ……ソレ、イラナイ! エド……エド……!」
モモは、恐怖の表情を浮かべ、エドガーの名を呼びながら後ずさった。
それでも、ジャックが腕をつかもうとすると、モモは力一杯、その手を払いのけた。
「痛っ……」
モモの仕打ちに、ジャックの表情が凍り付く。
「……無駄だよ……いくら呼んでもエドガーは来ない」
その目に冷たい光をたたえたジャックは、逃げようとするモモをつかまえ、ベッドに押し倒し、馬乗りになった。
「この体でいつも、エドガーにどんなことをしてるんだ? え?」
ジャックはモモの細い両腕をつかみ、ベッドに押し付けた。
そして、動けないモモをいたぶるように、やわらかな乳房にゆっくりと舌を這わせ、かわいらしい乳首に吸い付くと、わざとらしく音を立てた。
「ンーッ! ウーッ!」
モモは目に涙を浮かべ、もがいている。
「いつもエドガーの相手をしてるんだろ? 俺も楽しませてくれよ」
ジャックはモモの乳首を舐め回し、軽く噛んだ。
「ンーッ! ンッ、ンッ、ヤッ、アァーッ!」
モモが明らかに反応しているのを見て取ったジャックは、乳首を責め続けた。
「ンンッ、ウッ、アッ、ン……ッ」
モモの声は、拒絶する気持ちとは裏腹に、徐々に甘い響きを帯びていく。
「かわいい顔して……こういうのが大好きなんだろう?」
モモは弱々しくかぶりを振った。
ずっと、逃げようともがいていたモモだったが、疲れてしまったのか、ぐったりしている。
ジャックが、押さえていた腕を離しても、もう、抵抗しなかった。
「やっと大人しくなったな」
ジャックはそう言うと、ズボンを下ろし、勃起したペ○スを出した。
「これが欲しいんだろ?」
そして、ぐったりと横たわるモモの足を開かせると、その秘部にペ○スを押し付け、一気に突き刺した。
モモは悲痛な叫び声をあげた。
「ヒヒヒ……あんなに嫌がったくせに、しっかり濡れてるじゃないか……」
ジャックは、腰を動かしながら言った。
「ンッ、ウッ、ンンッ……」
「お前が悪いんだからな……」
ジャックはそう言いながら、どんどん腰の動きを激しくしていく。
「お前が……言うこと聞かないから……助けてやろうとしたのに……」
ジャックは怒りをぶつけるように、強く、激しく腰を打ち付けた。
「アッ、ウウッ、アアアアッ! ヤァァアアッ──!」
モモは、否応無しにおとずれる激しい快感に叫び声をあげ、絶頂を迎えた。
ジャックもまた、差し迫るものを感じていた。
「出すぞっ……!」
ジャックは体を弓なりにし、強く、深く、最後のひと突きをすると、体を震わせ、モモの中にたっぷりと精液を注ぎ込んだ。

しばらく呆然としていたジャックだったが、徐々に冷静さを取り戻していった。
……大変なことをしてしまった。
このことがエドガーに知れたら、仕事をクビになるどころでは済まないだろう。
だが──ジャックは少女をチラリと見た。
幸い、彼女はほとんど言葉を理解していないらしい。
(話せないなら……大丈夫だ、バレることはない……)
このままこっそり地下室を出て、カギを戻しておけばいいのだ。
そしてまた、エドガーのいない日に、ここへ来て彼女を──
ジャックは欲望のこもったまなざしで、少女の艶かしい、白い体を眺めた。
彼女を見ていると、また、今すぐにでも襲いかかりたくなってしまう──
と、その時、ジャックは息をのんだ。
少女の白く細い腕には、ジャックが思い切りつかみ、押さえつけていた手の後が、紫色のアザになって残っていたのだ。
ジャックは焦った。
(アザはすぐに消えない……このままではエドガーに気付かれてしまう……!)
ジャックは必死になって考え、そして、思いついた。
少女を監禁するのは犯罪だ。
つまり、エドガーは犯罪を犯している。
このことをネタに脅せば、なんでも言うことを聞くかもしれない。
もし、少女のことが世間に知れたら、エドガーは逮捕され、少女とも別れることになるのだ。
(いや、だめだ──)
ジャックは思いとどまった。
エドガーほどの人物だ。
そんなことをしたら、自分など、誰にも分からないよう始末されてしまうかもしれない。
(やはり、方法はひとつしかない……)
ジャックは立ち上がり、地下室を出た。

エドガーは急遽、仕事を中止し、青ざめた顔で屋敷に戻ってきた。
屋敷の前には数台のパトカーが停まっていて、警官が行き来し、使用人たちは不安げに、その様子を見守っていた。
エドガーが到着したことに気付くと、警官の一人が声をかけた。
「エドガー氏ですな? 私は署長のポールです」
「ええ……」
「地下室の少女のことでお話をうかがいたいのです。署の方に──」
「あぁ、そんな……どうして……」
エドガーはよろめき、その場に崩れ落ちた。
するとその時、屋敷の中からモモの叫び声が聞こえてきた。
恐怖に怯え、何かを拒絶するような声だった。
「モモ……! モモに何をした! やめてくれ! 頼む、ひどいことをしないでくれ!」
エドガーが取り乱すと、署長はなだめるように言った。
「医者と警官です。大丈夫、彼女を保護しようとしているだけです」
モモを保護するため地下室に入った医者と警官は、もちろん、モモにひどいことなどしていなかった。
しかし、地下室とエドガーが世界の全てだったモモにとって、何もかもが、恐怖でしかなかったのだ。
しばらくすると、声は静かになった。
そしてモモは、警官と医者に体を支えられながら、屋敷の外に出てきた。
その体はシーツにくるまれている。
「モモ──!」
エドガーはモモの名を呼んだ。
しかし、モモの目はうつろで、何も聞こえていないようだった。
署長はエドガーに説明した。
「かなり興奮していたようですから、鎮静剤を使ったのです。もちろん、安全な鎮静剤ですが……あなたの声は届かないでしょう」
しかし、エドガーはモモの名を呼び続けた。
「モモ、モモ──!」
すると、モモの瞳がかすかに動いた。
「エ……ド……」
「モモ!」
「エド……!」
モモの目から涙が溢れた。
「エド……ウッ、ウウッ……エド……ウアアァァ──ウアァ────!」
モモは世にも悲しげな声で泣いた。
その、けがれのない、無垢な、心からの悲鳴は、その場にいる者の胸を打った。
警官も、医者も、集まっていた使用人たちも、少女の悲しみを心から哀れんだ。
エドガーは地面に手をつき、涙を流した。
「モモ……こんなことになるなんて……すまない……モモ……」
その時だった。
「泣くのをやめろ! あいつは……エドガーは、お前をひどい目にあわせた犯罪者なんだぞ! それを、俺が助けてやったんだ! 俺が──!」
そう叫んだのは、ジャックだった。
ジャックは叫びながらモモに飛びかかり、その口をふさごうとした。
しかし、近くにいた警官が、あわててジャックを取り押さえ、モモから引き離した。
「やめなさい! 君! 一体どうしたんだね──」
モモは驚いて泣き止んだが、その体は恐怖に震えていた。
我に返った署長は、大きな声で言った。
「……さあ! みんな、仕事に戻るんだ!」
そして、エドガーに向かって言った。
「ミスター・エドガー、参りましょう。逮捕するわけではありません、状況をご説明いただくだけです。それに……安心してください。彼女は、病院で手厚く保護いたしますから」
(保護だなんて……あぁ……私だけのモモが……けがれてしまう……)
エドガーは、憔悴しきった様子で立ち上がった。
しかし、その目の奥には、人知れず、ほの暗い光を宿していた。
(悲しんでばかりはいられない──)
エドガーは、どんな手を使ってでもモモを取り戻すつもりだった。
(それに、あのジャックという若者……)
エドガーは、心の内に思いを秘め、パトカーに乗り込んだ。
すると、エドガーが連れて行かれてしまうと思ったモモが、再び泣き出した。
鎮静剤のせいで力の入らない体を精一杯動かし、エドガーの元へ行こうとする。
それを見て、警官に取り押さえられていたジャックがまた叫びだした。
「泣くのはやめろと言ってるだろう! 俺がお前を助けたんだ! なぜ俺に感謝しない! そうか、まだ分からないんだな……ヒヒヒ……だが、すぐにあいつが憎くなるぞ! そして、お前は俺の前にひざまずき、許しを請うんだ! どうか、もう一度かわいがってくださいってな! アソコをぐっしょり濡らして……ハハッ……ハハハハ……ヒヒヒヒヒ……」
「おい、君っ、やめなさい! 何を言ってるんだ! 署長、こいつが──」
警官が何か質問していた。
しかし、ジャックの耳には入らない。
ジャックはいつまでも、モモへの『愛の言葉』を叫び続けていた。

おわり