先生の恋人

先生と生徒の恋愛。夕暮れの教室で…
《読了時間の目安:16分》

数学の教師、佐野真一郎は、問題を解く生徒たちの中の一人を見ていた。
中野春菜──
数日前、真一郎は彼女に告白されたのだった。
真一郎はその時の事を思い返した。
突然の事に驚いたが、傷つけないよう、丁寧に断った。
彼女はは高校二年生だから、十六歳か十七歳だろう。
真一郎は二十九歳だ。
だいぶ年が離れているし、そもそも、生徒との恋愛なんて考えられない。
ただ、そういう風に思ってもらえた事自体はとてもうれしかったから、そう伝えた。
彼女は取り乱す事もなく、納得した様子で帰って行った。
そんなに深い想いではなかったのかもしれない。
若い時の恋愛感情なんてそんなものだろうと、その時、真一郎は小さく笑ったのだった。
ところが、だ。
困った事になってしまった。
それからというもの、真一郎は中野春菜の事が気になって仕方がないのだ。
真一郎は春菜をこっそり観察した。
派手な女子生徒達に比べると地味な方だが、清潔感があり、小柄でかわいらしい。
彼女の全てを知っているわけではないが、見たところ、思いやりのある真面目ないい子だ。
そうやって彼女の事を考えていると、心に温かいものが流れ込んでくるようだった。
「やれやれ……」
真一郎は小さく首を振り、ため息をついた。
なにを考えているんだ、俺は。
告白なんかされて、舞い上がってしまったのかもしれない。
しかし、もうきちんと対処し、終わった事だ。
真一郎は、気持ちを断ち切るように、春菜から目をそらした。

その日の夕方、真一郎が一人、数学準備室で仕事をしていると、ドアがノックされた。
「はい」
椅子を回転させ振り向くと、ドアを開けたのは中野春菜だった。
「先生、すみません……」
「は、はい、な、なんですか」
真一郎は春菜の姿を見ると胸が高鳴り、しどろもどろな返事をした。
そんな自分が情けなくなり、心の中で気合いを入れ直す。
告白の事は、もう終わったんだ。
俺は教師で、彼女は生徒。
しっかりしろ、俺──
「なにか用ですか?」
真一郎は落ち着いた声が出せたので、安心した。
「あの、この前の事なんですけど……しつこくてすいません」
「え、えっ……」
この前の事と言われ、真一郎は再び情けない声を出した。
そんな真一郎にかまわず、春菜は続けた。
「あの、先生は付き合ってる人がいるんでしょうか……教えてください」
「え……」
「もしそうなら、あきらめられますから」
春菜は真剣な表情で、じっと真一郎の目を見つめていた。
「えっと……それは……いないけど……」
嘘をつこうかとも思ったが、真剣な様子の彼女に対して嘘をつく事はできなかった。
……いや、違う。
俺は、そんな嘘をつきたくなかったのだ。
もう、自分の気持ちを見て見ぬふりはできそうにない。
真一郎は確信した。
告白されてからというもの、ずっと彼女の事を考えていた。
真一郎は、春菜の事を好きになってしまったのだ。
しかし……その気持ちを表に出す事は許されない。
彼女のためにも、だ。
「……でもね、この前も言ったように、君の気持ちに応える事はできないんだ」
真一郎は必死に自分を抑え、教師らしくあろうとした。
そんな真一郎に対し、春菜は食い下がった。
「この前はすごく緊張してたし、断られてショックだったから聞けなかったんですけど、それは……恋愛対象として見てもらえないのは、わたしが生徒だからですか?それとも、わたしじゃダメなんでしょうか……」
「それは……」
真一郎は言葉に詰まった。
「本当のことを言ってください、何を言われても、大丈夫ですから」
そう言って、春菜は不安な気持ちを隠すように笑ってみせた。
その顔を見ると、真一郎の心は激しく揺さぶられ、教師としての決意はいとも簡単に崩れてしまった。
「君が……生徒だからだよ……」
それを聞いた春菜は、うれしさと驚きの混ざったような表情で言った。
「じゃ、じゃあ、わたしが生徒じゃなかったら、その……付き合って……もらえたんですか……」
急に恥ずかしくなったのか、だんだん声が小さくなっていくのがかわいかった。
「まあ、そういうことになるけど……こんな事、言うつもりじゃなかったのに……まいったなぁ。言わされちゃったよ」
真一郎は胸の高鳴りを隠すように、努めて軽い調子で言った。
「……だったら、今すぐ付き合ってくれたっていいじゃないですか。わたし、誰にも言いません。わがままも言わないです」
春菜が必死の表情で言う。
な、なんてかわいいんだ……
自分の本心を打ち明けてしまった事で、真一郎は、今まで押さえ込んでいた春菜の事を思う気持ちがどんどん膨れ上がっていくのを感じた。
今すぐ付き合うのも、大賛成したいところだった。
しかし、真一郎は春菜のこれからの事を思った。
彼女はまだまだ若く、子供なのだ。
これから成長して、たくさんの人と出会う。
大人になり、好きな人もできるだろう……
「今すぐ付き合うのは、だめだ」
真一郎は、自分の気持ちを懸命に抑え、言った。
「好きなのに……どうしてですか?」
そう言う春菜の目には、涙がたまっている。
「君はまだ若いし、生徒だから……」
真一郎はなんと言っていいのか分からず、言葉を濁した。
しばらく黙っていた春菜だったが、やがて口を開いた。
「じゃあ……卒業したら、付き合ってくれますか?そうすれば、生徒じゃなくなるから」
「な……」
彼女の提案にどう対処すべきか悩んだ真一郎だったが、考えた末、うなずいた。
「……わかった。そうしよう」
「よかった!ありがとう、先生」
春菜はとてもうれしそうに笑っている。
卒業後に付き合うという結論に満足したようだ。
ハッピーエンド……か。
しかし、真一郎は別の事を考えていた。
彼女の卒業まで二年。
きっとその間に、若い彼女の気持ちは変わっていくだろう。
だが、それでいいのだ……彼女さえ幸せなら、それで。
真一郎がそんな事を考えていると、神妙な顔をした春菜が近づいてきた。
「先生……」
「な、なに、どうしたの、ちょっと……」
近づいてきた春菜の膝が、椅子に座った真一郎の膝にぶつかる。
真一郎はあわてて後ずさり、立ち上がった。
椅子と机がぶつかり、ガタッと音を立てる。
体が触れ合いそうなくらい、春菜は近づいてきた。
「あの……先生?」
「な、なに……」
「キス……してくれませんか」
「なっ……!だめだよ、だって、ほら、卒業してからってさっき……」
「これから二年間も我慢するんだから、それくらいいいじゃないですか……したいんです、先生と、キス……」
春菜は悲しげな顔で真一郎を見上げた。
「ダメだよ……」
そう言った真一郎だったが、ギリギリで我慢している状態だった。
近くにいると、春菜の香りや体温が伝わってきて、たまらなかった。
「先生、お願い……」
春菜の手が真一郎の服の袖を握った。
もう、ダメだ……
我慢が限界に達し、真一郎は春菜を抱き寄せた。
そして、春菜のふっくらとしたピンク色の唇に、そっと自分の唇を重ねた。
緊張しているのか、春菜は唇をぎゅっと閉じ、体を強ばらせている。
「だいじょうぶ……?」
唇を重ねたままそう呟き、真一郎は優しく春菜の髪を撫でた。
こくんと小さくうなずいた春菜の体から、力が抜けていく。
真一郎は彼女の下唇をそっと吸った。
春菜の体がぴくんと反応する。
真一郎は一瞬、やり過ぎたかと思ったが、すぐに春菜も真似をして、ぎこちなく真一郎の唇を吸ってきた。
真一郎は快感にうめくと、抑えきれず、春菜の口に舌を入れた。
「ん……」
春菜は驚いたのか、小さな声を出したが、すぐに、一生懸命自分の舌を絡ませてきた。
真一郎は夢中でキスをしながら、春菜を強く抱きしめた。
抱きしめると、春菜の胸の膨らみが体に押し付けられるように当たった。
真一郎は高ぶる気持ちを抑えられなくなりそうだった。
だめだ、これ以上は……だめだ。
真一郎は春菜の両腕に手をかけ、そっと自分から離した。
春菜はうっとりしたような切ない目で、真一郎を見ていた。
唇を濡らし、頬を赤く染めた彼女が、とても愛しかった。
「ごめん……つい……」
キスに夢中になってしまった事に罪悪感を覚え、真一郎はもごもごと謝った。
「いえ、あの、そんな、全然いいんです……」
春菜も恥ずかしいのか、もごもごと言って、うつむいた。
「じゃあ、わたし、もう行きます……ありがとうございました、いろいろ……うれしかったです」
春菜はうつむいたまま小さく会釈をすると、くるりと踵を返し、足早に部屋を出て行った。
「はぁ……」
真一郎は春菜が出て行ったドアを見つめたまま、複雑な気持ちで立ち尽くしていた。

二年後──
卒業式が終わり、職員としての仕事も終え、真一郎は数学準備室でぼんやりとしていた。
職員室には教師がたくさんいるが、ここは一人になれる。
他の数学教師が授業に使う道具などを取りに来る事もあるが、真一郎のように、ここで休憩したり、仕事をしたりする者はいない。
真一郎は二年前の事を思い出していた。
この部屋で、中野春菜とキスをしたあの日の事を。
あの後、学校生活を送る中で、自分に対して彼女がどんな態度をとるのか、そして、そんな彼女に対して自分は平常心を保てるのか……そんな事を心配していたのだが、彼女は今まで通りで変わった素振りなど一切見せず、真一郎は拍子抜けしたのだった。
目が合ったらどんな顔をしよう、なんて思っていた自分が恥ずかしかった。
それからもずっとそんな調子で、彼女との事は夢だったのではないかと思える程だった。
きっと、彼女の気持ちが変わったのだろう。
真一郎はそう、結論づけた。
彼女がこの先、幸せなら、それが一番いい。
春菜の事を本当に好きになってしまっていた真一郎は辛かったが、それ以来、彼女への気持ちを心の中から追い出す努力をした。
……なのに、俺は今、何をしているんだ?
真一郎は苦笑を浮かべ、小さくため息をついた。
わかっている。
ずっと、忘れられなかったのだ。
あの日のキス、そして、彼女への気持ちを。
それは二年の間に、消えるどころか、どんどん大きくなっていったのだ。
……彼女が来るわけないじゃないか。
真一郎は窓の外を見た。
空は夕日でオレンジ色に染まっている。
「さて。」
真一郎は自分を奮い立たせるように声を出し、立ち上がった。
今日はもう帰ろう──
その時だった。
誰かがドアをノックしたのだ。
真一郎は息をのみ、ドアを凝視した。
いや……そんな事あるわけない。
もうほとんどの生徒は下校しているはずだ。
きっと……教員だろう。
「……はい」
真一郎はかすれた声で返事をした。
「先生」
ドアを開けたのは、春菜だった。
まさか……本当に?
「な、なにか……用……ですか」
真一郎はやっとの事で声を出した。
「なにかって……わたし、やっと卒業したんですよ」
春菜は笑顔で言った。
「う、うん……えっと……おめでとう」
「おめでとうって……先生、まさか、約束、忘れてないですよね?」
驚きのあまり真一郎が黙っていると、春菜の表情が曇った。
「忘れちゃったんですか?まさか……恋人ができたとか……」
「いや、違うんだ……もちろん覚えてるよ、それに、恋人なんかいないし……」
真一郎は混乱する頭を整理しながら、答えた。
「ただ……中野さんは、もう僕の事は何とも思ってないんじゃないのかと……」
「えっ、どうしてそうなるんですか?わたしはずっと先生の事……」
「いや、その……君があんまり素っ気なかったから、僕はてっきり……」
真一郎がそう言うと、春菜はすねたような顔をして言った。
「わたし、先生に迷惑かけないように、必死で我慢してたんです」
そうだったのか……
真一郎は徐々に、実感が湧いてきた。
彼女はあの日の約束をずっと覚えていて、本当に僕のところに来てくれたのだ。
「だけど、先生……やっぱり付き合えないって思うなら……はっきり言ってください。あれから二年も経ってるから、そう思われても仕方ないって……覚悟……してます」
春菜は唇を噛みしめ、気丈に言った。
「中野さん、僕は……」
真一郎は春菜の方に一歩踏み出すと、たまらなくなって、がばっと抱き寄せた。
「あっ」
驚いた春菜が声をあげる。
あの日、キスをした時と同じ、春菜の体温と香りを感じて、真一郎は体が熱くなった。
「僕は……君の事がすごく好きだ」
真一郎は、はっきりと、自分の気持ちを伝えた。
「うれしいです……わたしも、大好き……」
腕の中で春菜が言う。
真一郎は抱きしめていた春菜の体を少し離し、春菜の目を見た。
春菜も、真一郎の目を覗き込んでくる。
「キス……してもいいかな」
真一郎が言うと、春菜は恥ずかしそうに目を伏せ、小さくうなずいた。
真一郎は両手で春菜の顔を包んだ。
そして、大切なものを扱うように、そっと口づけをした。
柔らかな唇の感触をじっくりと味わう。
唇が少しずつ開いてくると、そこに舌を差し込み、彼女の舌と絡ませた。
春菜は一生懸命、応えてきた。
ずっとこうしたかった──
真一郎はうれしくて、泣いてしまいそうだった。
そのうちに、キスはどんどん激しくなり、春菜は声をもらし始めていた。
「んん……はぁっ……ん……」
真一郎はたまらなくなって、キスをしながら、春菜を強く抱きしめた。
あの日と同じように、春菜の胸のふくらみが当たり、真一郎の衝動が爆発してしまいそうになる。
だめだ、もうやめなくちゃ……
真一郎はなんとか衝動を抑え、キスをやめると、春菜の体を離した。
春菜は閉じていた目を開け、問いかけるような目で真一郎を見た。
「今日はもう……」
真一郎が言いかけると、春菜が抱きついてきた。
「やめないで……お願い……」
「でも……」
「もっと……その、いろいろ……してほしいんです……わたし、なんだか体がおかしくて……変な感じで……ダメ……ですか?」
「そんな……」
真一郎は、必死に押さえていた衝動が爆発してしまうのを感じた。
「そんな事言われたら、もう、我慢できないよ……」
真一郎は春菜を抱きしめ、頬や耳にキスをした。
「本当に、いいの……?」
真一郎の問いかけに、春菜はうなずいた。
「うん……先生、ありがとう」
その返事を聞くと、真一郎は春菜を抱きしめたままくるりと回って、春菜を机に座らせた。
そして、キスをしながら、制服を着た春菜の胸に手を這わせる。
軽く胸を揉むと、春菜は「ん……」と声を出したが、拒否するような様子はない。
真一郎はブレザーのボタンを外した。
「あ……」
真一郎の手がブラウスのボタンを外し始めると、春菜は少し、困ったような声を出した。
「嫌……?」
真一郎が手を止めると、春菜は頭をふって言った。
「ううん、だいじょうぶ……ちょっと、恥ずかしいけど……」
「恥ずかしがる事なんかないよ、君はとっても、かわいいんだから……」
真一郎は春菜に優しくキスをし、ブラウスのボタンを全て外した。
胸をはだけると、白く柔らかそうな、ふっくらとした胸が、かわいらしいブラジャーに収まっていた。
「あぁ……かわいいよ……すごく……」
真一郎がそう言うと、春菜は恥ずかしそうに目を伏せた。
真一郎は両手で胸のふくらみを包むと、ブラジャーに手をかけ、上にずらし、春菜の乳房をあらわにした。
「あっ……」
春菜は小さな声をあげると、身を縮め、両手で胸を隠した。
「恥ずかしがらないで……よく見せて」
真一郎にそう言われると、春菜は少しためらったが、ゆっくりと両手を外した。
白い胸の頂きに、薄いピンク色の乳首があった。
まるで砂糖菓子のようにかわいらしく、けがれのないその乳房は、本当に甘い味がしそうだった。
「すごく……かわいい」
真一郎は両手で乳房を包み込み、ゆっくりと揉んだ。
春菜はそれに反応し、甘い吐息を漏らしている。
真一郎がさっと撫でるように乳首を刺激すると、春菜の体がピクンと反応した。
「気持ちよかった……?」
「……うん」
真一郎はさらに乳首を刺激した。
指で撫で、こねくり回す。
「あっ……あ、あ……ん……」
「すごく感じてるね……」
真一郎はそう言うと、今度は乳首を口に含んだ。
「あぁっ……そんな……」
春菜は切ない声を出した。
真一郎は春菜の乳首を舐めたり、吸ったりして、じっくりと味わった。
「そんなにしたら……ああん、どうしよう……気持ちいいよぉ……」
春菜は快感に息を荒くし、身をくねらせて反応している。
真一郎は乳首を刺激しながら、片手を春菜の太ももに伸ばした。
そして、スカートの中に手を滑らせていく。
「あっ……!」
春菜はあわてて、スカートの中に伸びた真一郎の腕をつかんだ。
恥ずかしがっているような、困ったような顔で真一郎を見ている。
「本当に嫌なのかな……?」
真一郎が春菜の乳首を軽く噛むと、春菜は仰け反った。
「ああっ────」
真一郎は少し強めに乳首を刺激し続けた
「ううっ、ああっ……ん……はぁ……」
春菜の手は次第に緩んで、真一郎の腕から離れた。
「もっと気持ちよくしてあげる……」
パンツの上から陰部に触れると、春菜の中から溢れ出したものがしみ込んで、じっとりと濡れていた。
真一郎はたまらず、パンツの中に手を入れた。
柔らかな陰毛をかき分け、その奥深くに指を這わせると、そこは溢れ出したもので洪水のようになっていた。
「すごい……」
「あん……ううっ……」
春菜は恥ずかしさのあまり、真一郎から目を背けた。
真一郎はぬるぬるになった指で、春菜の陰部を撫で回した。
クチュクチュ、ピチャピチャと、いやらしい音がする。
「はぁ……はぁ……いやぁ……」
「ここは……?」
真一郎がそっとクリトリスを刺激すると、春菜は苦しい程の快感に激しく反応した。
「あぁん!ああっ、だめぇ……」
「次はこうだ……」
真一郎は、ゆっくりと春菜の膣に指を差し込んでいった。
「ううっ、うあん……」
「ぬるぬるだから、簡単に入っちゃうね……」
指がすっぽり入ると、真一郎はゆっくりと、動かした。
「ああ、もう、だめ……気持ちいいの……」
あまりの快感に、春菜は苦しげな表情で身をよじった。
真一郎は春菜からそっと指を抜くと、ズボンを下げ、固く大きくなった自分のものを出した。
「あっ……」
春菜があわてて目をそらす。
真一郎はそんな春菜の頬に優しくキスをしながら言った。
「入れてもいいかな……」
春菜は小さく深呼吸してから返事をした。
「……うん。でも、初めてだから……」
「優しくするよ」
「うん」
真一郎は春菜の頭を撫で、もう一度キスをした。
「じゃあ、足をこうして……」
「えっ……えっ」
卑猥な格好に戸惑う春菜をなだめながら、真一郎は春菜のパンツを脱がせ、両足を曲げて、机の上に乗せた。
ピンク色に染まり、溢れたものでびっしょりに濡れた春菜の陰部が、あらわになった。
「丸見えだ……」
「そ、そんなに見ないで……」
真一郎は、春菜が足を閉じて隠そうとするのを両手で止め、ぐいっと押し広げた。
「とっても、かわいいのに」
そう言うと、真一郎は春菜の腰に手を回し、自分のものをあてがった。
「いくよ……」
緊張の面持ちで春菜がうなずく。
真一郎は、ゆっくりと、それを春菜の中にうずめていった。
「うっ……痛い……」
春菜が苦しそうな表情で言った。
「だいじょうぶ?」
動きを止め、真一郎は言った。
「う、うん……だいじょうぶ……」
春菜は苦しそうな表情のまま、答えた。
真一郎は春菜の様子を見ながらゆっくりと、自分のものを奥までうずめた。
春菜の膣は、温かく、真一郎のものにまとわりつくようだった。
あまりの快感に、激しく動きたい衝動に駆られたが、それを抑え、真一郎は春菜に声をかけた。
「一番奥まで、入ったよ」
真一郎がそう言うと、春菜の表情はだいぶ和らいでいた。
「ほんと?うれしい……」
「痛い?」
「少しだけ……でも、さっきより全然」
「よかった」
真一郎が笑顔を見せると、恥ずかしそうに春菜が言った。
「それに……なんだか……ちょっと気持ちいいみたい」
「ほんとに?」
「うん……あの……先生は?」
「もちろん、すごく気持ちいいよ」
「よかった、うれしい……」
そう言う春菜の笑顔を見て、真一郎はたまらなくなった。
「あの……動いてみても……いいかな?」
「……うん」
春菜は恥ずかしそうに、うなずいた。
「痛かったら、言ってね」
そう言うと、真一郎はゆっくりと動き出した。
「ああ、すごい……すごく気持ちいいよ」
真一郎がそう言うと、春菜が答えた。
「先生……うっ……んあぁ……わたしも……」
春菜の中からどんどん液が溢れ、真一郎の動きに合わせてグチュグチュといやらしい音を立てる。
真一郎は快感に夢中になり、春菜を抱きしめ、どんどんその動きを激しくしていった。
「はぁっ……んっ……あぁん……」
春菜の目は快感でうつろになっている。
真一郎は腰を動かしながら、春菜の乳房を揉み、乳首をつまんだ。
「うぁん!……はぁっ……ん……せっ……せんせぇ……!」
春菜は信じられない程の快感に激しく反応した。
二人はキスをし、舌を絡ませた。
「あぁん……先生……わたし……もう……あぁっ……」
「もう……何?」
「なんだか、へんなの……もう、おかしくなっちゃいそうなの……」
「わかった……僕もだよ……」
真一郎はそう言うと、春菜の奥深くを激しく突いた。
「ああっ、ああん、やぁっ、だめぇ!」
春菜が涙を流しながら激しく喘ぎ、体をビクン、ビクンと痙攣させた。
「うっ──!」
真一郎も絶頂を迎え、春菜をしっかり抱きしめると、精子を思い切り、発射した。

「はぁ……はぁ……せんせぇ……」
春菜が真一郎の背中に手を回し、ぎゅっと抱きしめてきた。
真一郎はそれに応えるように、さらに力を込めて春菜を抱きしめた。
少しの間、そうしていたが、真一郎はそっと体を離した。
机の上に乗り、制服の胸をはだけ、パンツを脱いで足を広げた姿の春菜を見て、真一郎はたまらなくなった。
自分のために、こんな事をしてくれたのだ。
また体が反応してしまいそうになったが、それを抑え、そっと自分のものを引き抜いた。
「んっ……」
引き抜いたときの感触で、春菜は小さな声を出した。
真一郎は、そんな春菜が愛しくて、もう一度抱きしめ、頭を撫でた。
しばらくすると、春菜が口を開いた。
「先生……」
真一郎が体を離すと、春菜は困ったような顔をしている。
「あ……あの……わたしが妊娠しちゃったらどうするんですか」
「え?」
「だって……よく分からなかったんですけど……その……そのまま……その……」
言いにくいのか、春菜はもごもごと言葉を濁したが、真一郎はその意味を理解した。
「ああ、だいじょうぶだよ、ほら」
真一郎は自分のものからコンドームを外し、精液のたまったそれを春菜に見せた。
春菜は、見てはいけないようなものを見るようにチラッとそれを見て、すぐに目をそらした。
「あの……それは……」
「うん、コンドームだけど」
「そ、そんなの……い、いつの間に……」
あわてる春菜を見て、真一郎は笑いながら言った。
「僕のここを全然見てないから気付かなかったんだよ。ほら、見ていいんだよ」
真一郎がからかうように股間を見せつけると、春菜は顔を真っ赤にして、大げさに目をそらした。
「もーっ、やめてください」
真一郎は調子に乗って、春菜のはだけた胸に手を伸ばした。
「やんっ……もう、先生……」
春菜の声に甘い響きが混ざる。
夕日が沈み、窓の外はなんとも言えない美しい色に染まっていた。
その、魔法のような明かりの中で、二人の影はいつまでも重なっていた。

おわり