人間ペット4《お仕置き編》

お金のために人間ペットになったルナ。ご主人様を裏切った罰を受けることに…

警備員を呼び、トウヤを部屋から追い出すと、ご主人様は私に向かって言った。
「この部屋に入る使用人は、私が許可した女性だけと決めていたんだが、何か手違いがあったらしい。その点は謝るよ。しかし……君はあの男と楽しんでいたようだね」
「ち、違うんです、私は──」
「言い訳など聞きたくないよ」
ご主人様はそう言いながら、私の口におかしな器具を取り付け始めた。穴の空いた、ピンポン玉くらいのボールを口に入れ、それをベルトで固定している。
「あ、あ……うう……」
ボールが邪魔で、言葉が話せない。きっと、そのための器具なのだろう。はずそうとしてみたが、無理だった。トウヤとセックスはしていない。それだけはちゃんと伝えたかったのに──
「さあ、来なさい」
ご主人様は固い表情のまま言うと、私の首輪にリードをつけ、引っ張った。
「ううーっ!」
私は抵抗した。首を横に振り、必死に目で訴える。誤解されたままなんて嫌だ。
すると、ご主人様はリードを引くのをやめ、小さくため息をついた。
私は話を聞いてもらえるのかと期待したが、そうではなかった。ご主人様は、私を置いて部屋を出て行ってしまったのである。
「う……うう……」
私はもう一度、口に装着された器具をはずそうとしてみた。しかし、ベルトをどうやって外せばいいのか、わからない。
そのうちに、眠くなってきた。異常な眠気だった。私はベッドにたどり着くこともできず、その場に崩れ落ちた。

頭がぼんやりする──気がつくと、見知らぬ部屋の、簡素なベッドの上にいた。部屋の壁は石でできていて、鎖やロープなどが掛けられている。そして、見たことのない道具がたくさん、置いてあった。詳しいことはわからないが、なんとなく、拷問に使うような道具だというのはわかった。
「目が覚めたようだね」
後ろから声がして、私は驚いて振り返った。ご主人様だ。
「うーっ、うう……っ」
喋ることができないのがもどかしい。
「あの男とのセックスはどうだった? 懇願するほどよかったのかい」
「ううーっ」
私は首を横に振った。トウヤとは何もなかったのだ。しかし、
「ルナ。お前は私のペットだ。それなのにあんな男と……お前はとっても悪い子だ。悪い子にはお仕置きをしないといけない。わかるね?」
ご主人様は淡々とした声で言うと、壁のスイッチを押した。すると、天井に吊るしてある鎖が巻き上がっていき、やがて、私の両腕が上がっていった。いつの間にか、鎖につながった手枷が付けられていたのだ。
「ううっ!」
私は、巻き上げられていく鎖に両手首を引っ張られ、ベッドから降りた。やっと機械が止まった時には、爪先立ちでやっと立っているような状態だった。
「ああ、ルナ……」
ご主人様は競馬の騎手が使うようなムチを持っていた。その先端が、私の背中をなぞっていく──次の瞬間、ヒュッと空気を切り裂く音、そしてピシッという音がして、お尻に鋭い痛みが走った。
「ああっ!」
私は思わず叫んだ。しかし、ご主人様は何度も私にムチを振るった。お尻や太ももに、何度も、何度も──
どのくらいの時間が経ったのだろうか。「そろそろいいだろう」ご主人様はそう言うと、私の口を塞いでいた器具を外した。この器具のせいで、ずっと口が開いた状態だった為、私の口からは大量の唾液が垂れていた。
「こんなに汚して」
ご主人様に言われ、私は激しい羞恥心に襲われた。
「ごめんなさい……ご主人様……ごめんなさい。許してください……」
体の自由を奪われ、ムチで打たれ、私の心は変化していた。とにかく、ご主人様の許しが欲しかった。
「少しは素直になったようだね」
ご主人様が壁のスイッチを操作した。
すると、私の手首を吊り上げていた鎖がゆるんでいった。
「う……うう……」
私はうめき、床に倒れ込んだ。腕全体がしびれて、痛い。
「腕が痛むんだね。 ベッドに運んであげよう」
ご主人様は優しい声で言い、私を抱き上げ、ベッドに横たえた。
「素直に謝る気になったんだね」
「……はい。私が悪かったんです。本当にごめんなさい……」
トウヤとセックスはしていないが、心を奪われかけていたのは事実だ。
「そうだね。ルナは私を裏切った悪い子だ。しっかりお仕置きを受けて、深く反省して欲しい」
「お仕置き……」
私は部屋にある様々な道具を見て、ゴクリと唾を飲み込んだ。

「そうだ。悪い事をしたんだから、罰を受けないとね。それに、お仕置きはお互いのためでもあるんだよ。罰を受ける事で、ルナは罪を償う事ができるし、私はルナを許すことができる」
「お仕置きを受けたら、許してもらえるんですか?」
「もちろんだよ。今の私は、君に裏切られて深く傷つき、怒りに震えている……しかしそれは、ルナのことが好きだからだ。私のルナに戻って欲しい。私は許したいんだよ」
ご主人様の言葉を聞いて、私は強く心を打たれた。
「私、頑張ります! お願いします、お仕置きをしてください!」
「分かってくれて、ありがとう」

こうして、私はお仕置き部屋で罰を受けることになった。
しかしそれは、お仕置きというより……SMプレイだった。
まず、全身を縄で縛られ、宙吊りにされたのだが、縛り方や吊り方のバランスがいいのか、苦痛は思ったより少なかった。その状態で、ご主人様に言葉で責められながら、ムチで打たれるのだ。私は、その状況になんだかクラクラして、すっかり陶酔していた。
「ひっ……ごめんなさい……ご主人様、ごめんなさい……ああっ!」
「なんだこれは? お仕置きをしているのに、こんなに濡らして……え?」
「ううっ、ごめんなさい……」
「ああ、これはひどい」
ご主人様は私の濡れた秘部をムチの先端でもてあそんだ。
「んっ、あっ、ああんっ!」
「いやらしい声まで出して……それなら、こうしてやろう」
ご主人様はうねうねと動きながら、激しく震える電動のバイブを私の中に挿入した。
「ひいっ、あっ、ああっ──!」
私は一瞬で絶頂に達し、体を痙攣させた。縄がきしみ、宙吊りの体が揺れる。しかし、バイブは刺さったままで、私の中を激しくかき回し続けている。刺激が強過ぎて、おかしくなりそうだった。
「もっ、もうだめっ……ご主人様っ……はず……してぇ……んっ、んんーっ!」
「君はまだ、自分の立場がわかっていないようだね。もっと、ちゃんとお願いしないといけないよ」
「ひっ、ぐうっ……おっ、お願いしますっ……はずしてくださいいぃ……!」
「うん、ちゃんとお願いできたね。いい子だ。でも、まだダメだよ。これはお仕置きだからね」
そう言うと、ご主人様はバイブをさらに奥にねじ込んできた。
「ひいっ、いやぁっ、だめぇっ、んんっ────!」
長い時間それを続けられると、私はとうとう、気絶してしまったのである。

人間ペット5に続く