セックスロボットと欲求不満ガール

欲求不満の女の子。
セックスロボットを頼んでみたけれど…

それほど遠くない未来。
世の中には便利なロボットがあふれかえっていた。
もちろん、セックスロボットも────

ミオは部屋でドキドキしながらセックスロボットの到着を待っていた。
彼氏と別れて一年、ずっとセックスをしていない。
セックスがしたくてしたくて、たまらなくなっていた。
最近は、その辺を歩いている知らない男性をいやらしい目で見てしまうくらい、頭の中がセックスのことでいっぱいだった。
もう誰でもいいからセックスがしたいとまで思っていたが、リスクを考えると実行には移せない──そんな、悶々とした日々を過ごしていたある日のことだった。
風に飛ばされてきたチラシが、ミオの顔に張り付いたのだ。
《安心安全の出張セックスロボット》
これだ──!
ミオは雷に打たれたような衝撃を受けた。
その存在は知っていたのに、なぜ思いつかなかったのだろう。
ロボットなら、人間関係や病気の心配もない。
ミオはそのチラシを握りしめて家に帰り、すぐに注文をした。
注文したのは、ライトという名のロボットだった。

程なくして、ライトがやってきた。
ライトを見て、ミオは少し面食らった。
ホームページで見た写真と、だいぶ印象が違ったのだ。
かなり使い込まれているのだろう──全体的に薄汚れていて、ところどころ、塗装が剥げてしまっている。
しかもライトは、だいぶ古いタイプのロボットだった。
最新のロボットは、人間とほとんど見分けがつかないのだが、ライトは一目でロボットだとわかる。
戸惑うミオを尻目に、ライトはズカズカと部屋に入ってきた。
「それデハ、はじめまショウ」
ライトはそう言うと、いきなりミオの服に手をかけ、ビリビリと引きちぎってしまった。
「えっ!? ちょっと、なにするのよ!」
ミオは驚いて、声をあげた。
しかしライトは、「セックスをするトキハ、服を脱ぐんデスヨ」などと、まったく悪びれた様子がない。
「そうじゃなくて……あっ、また破ったわね! もう、やめて!」
ミオはライトの手を振り払い、押しのけた。
すると、ライトはミオの顔をまじまじと見て言った。
「……なるホド、嫌がるのを無理やり襲われたいということデスネ」
「は……はぁ?」
ライトはミオをベッドに押し倒して馬乗りになると、服をどんどん引きちぎっていった。
「痛いっ、やだ、やめてよ!」
ミオは逃れようとして暴れたが、ライトはまったく気にする様子がない。
服を全部脱がしてしまうと、ライトはミオの乳房を激しくもみしだいた。
「いやらしい体ダナ」
「んっ……あぁ……っ」
こんな状況だというのに、ミオは思わず甘い吐息をもらしてしまう。
「もっと気持ちヨクしてやる」
ライトはそう言うと、ミオの乳首をつかみ、いきなりひねりあげた。
「いっ、んひいっ──!」
ミオは仰け反り、叫び声をあげた。
「痛い! やめて! 痛い!」
しかしライトは力をゆるめず、乳首をこねくり回した。
「いや……やめてぇ……」
ミオはあまりの痛みに震えた。
しかし、その奥には快感もあった。
どんなに嫌でも、どんなにひどくされても、女の体は感じてしまうようにできているのだ。
「こんなに濡らシテ……スケベな女ダナ」
ライトはミオの、淫らに濡れた花園を乱暴にまさぐった。

「あぁっ……!」
「これが欲しいんダロ?」
ライトの股間が機械音を上げながら変形し、男性の象徴が現れた。
人間離れした、かなりの大きさのものだ。
黒く、金属のような輝きを放つそれに、ミオの視線は釘付けになっていた。
「ホラ……」
ライトはじらすように先端を押し付けた。
金属のような見た目とは裏腹に、それは生温かく、本物のような感触だった。
「あ……んんっ……」
ミオはたまらなくなり、自分から腰を押し付け、それを迎え入れようとした。
「フフフ……そんなに欲しいノカ。この……雌ブタが!」
ライトはそう言うと、一気に突き刺した。
「あひいぃっ────!」
ミオの体が跳ねた。
それは大きすぎて、刺激が強すぎたのだ。
痛みと紙一重の強すぎる刺激は、狂おしいほどの快感と同時に、体が傷つくのではないかという恐怖をミオにもたらした。
しかしライトが腰を動かし始めると、快感はさらに大きく、強くなり、ミオはすぐにその虜になってしまった。
なにもかも、どうでもいい。
とにかく今は、もっと気持ちよくなりたい──
ミオはすっかり理性を失い、快感をむさぼった。
ロボットは疲れることを知らない。
ライトはリズミカルな機械音を出しながら、腰を激しく前後にふり続け、ミオの奥深くを突き続けた。
「あっ、あっ、あひっ……」
ミオはうっとりとした表情を浮かべ、ビクンビクンと痙攣していた。
もう、目の焦点が合っていない。
ライトは腰を振りながら、壊れたロボットみたいだなと思ったのだった。

おわり