あやしいバイトにご用心

研究所で眠るだけのアルバイト。
ところが、寝ている間に…
《読了時間の目安:6分》

わたしは、軽やかな足取りでバイト先に向かっていた。
今までいろんなバイトをしてきたけど、今のバイトが一番気に入っている。
というのも……今わたしがやっているバイトは、ただ寝ていればいいという、夢のようなバイトなのだ。
ちなみに、時給もかなりいい。
通い慣れた道を進み、わたしはバイト先に到着した。
ビルの一室。入り口には、《睡眠研究所》と書いた小さなプレートが貼ってある。
中に入り、奥の部屋に進むと、白衣の男性がパソコンに向かっていた。
彼が、この研究所の所長で、わたしの雇い主だ。
「おはようございまーす」
「あ、おっ、おはよう」
所長の年齢はおそらく、三十代半ば~後半くらい……だと思う。
年齢不詳な感じなんだよね。
太り気味で、髪はボサボサのベトベト。
ついでに言うと、しゃべり方が気持ち悪い。
とまあ、ちょっとアレな感じなんだけど、悪い人ではない。
というか、すごく優しくて、いい人だ。
研究に夢中で、自分の容姿などにはあまり興味がないのかもしれない。
「あのさ……」
所長が立ち上がって言った。
「はい」
「悪いんだけど、ちょっと待っててもらえるかな」
「あ……はい」
「急用ができたから、出なきゃいけないんだ、たぶん30分くらい……あっ、もちろん、待ってる間の時給も払うからご心配なく……ぐふふっ……」
「あ、ありがとうございます。えへへ」
「まあ……適当にくつろいでてよ……ふふっ、テレビのリモコンはこれね」
「はい」
「うん……じゃあ……」
「いってらっしゃい」
「でゅふっ……」
所長が部屋を出て行ってしまうと、わたしは荷物を置き、真っ白なベッドに座った。
特殊な睡眠薬を飲み、六時間から八時間くらい、このベッドで眠るのがわたしの仕事だ。
ベッドの横には、様々な機械が置いてある。
それらで、わたしが寝ている間の脳波やらなんやらを測定するらしい。
わたしにとっては、すごく簡単で、しかも、毎日の睡眠時間を有効に使える、ものすごく都合のいいバイトなのだ。
だけど、はじめの頃は少し大変だった。
起きた後、体にかなりの違和感があったのだ。痛みもあった。
所長は、薬に慣れていないせいだと説明してくれた。
確かに、仕事をくり返すうちに体の違和感は軽減していき、今では気にならない程度になっている。
違和感が完全に消えたわけではないのだが、このバイトの魅力を考えたら、そのくらい、どうってことなかった。
「ん──っ」
わたしは両手を上げて体を伸ばし、そのままベッドに倒れ込んだ。

声が聞こえる。
「ま、マイちゃん、寝てるの……?」
所長の声だ。
(あぁ……そっか、わたし、待っている間に寝ちゃったんだ……起きなくちゃ……)
「もしかして、先に薬を飲んでおいてくれたのかなぁ……」
所長がつぶやいた。
「一生懸命なのはうれしいけど……困るなあ、勝手に飲んだら危ないのに。起きたら注意しなくちゃ……注意……ふひっ」
所長はわたしの手を取り、脈を調べながら言った。
どうやら、わたしが薬で眠っていると思っているらしい。
(さすがに勝手に薬飲んだりはしないよ……起きなきゃ……)
と、そのとき、わたしの中にイタズラ心というか、好奇心みたいなものが芽生えた。
もうちょっとだけ、このまま寝たフリをしたら──
わたしはなんとなく、所長が、眠っているわたしをどんな風に扱うのか、知りたくなったのだ。
(仕事中だけど……まあ、さっきまで本当に寝てたわけだし、ほんの二、三分くらい……いいよね)
わたしはもう少しだけ、寝たフリを続けることにした。
「うん、異常はないみたいだな……それじゃあ……」
所長が動いている気配がするが、目を開けられないから、何をしているのかはわからない。
と、突然、所長の手がわたしのほおに触れた。
「マイちゃん……僕のかわいいお人形さん……」
(えっ……!?)
所長の手は、わたしのほおから首へと滑っていき、さらに胸へと滑っていった。
そして所長は、わたしの胸のふくらみを、味わうように、じっくりとなではじめたのである。
(うっ、うそっ……これって……)
わたしは混乱した。
(どっ、どうしよう……)
だけど、この状況で起きるのも恥ずかしすぎる。
「あぁ……マイちゃん……今日もすごくかわいいよ……」
所長はそう言うと、わたしの服に手をかけた。
(えっ、えっ……まさかっ!?)
そのまさかだった。
所長はわたしの服を脱がせはじめたのだ。
(やだっ、どうしようっ)
服はどんどん脱がされていく。
(このままじゃマズイよ……起きなきゃ……で、でも……)
わたしは焦りながらも、寝たフリを続けていた。
焦る反面、これからなにが起こるのか、もっと知りたかったのだ。
胸が高鳴り、息が苦しくなってくる。
(やだ……わたしったら、なにを期待してるのよ……)

そうこうしているうちに、服は全部脱がされてしまった。
……もう後戻りはできない。
「ああっ、マイちゃんっ」
所長がわたしの上に覆いかぶさった。
素肌同士が触れ合う。
いつの間にか、所長も裸になっていたらしい。
所長の股間にあるモノが、わたしの下腹部に当たっていた。
(すごい……固くて……おっきくて……ドクンドクンしてる……)
(んっ……)
所長がわたしの胸をもみはじめた。
(気をつけなきゃ……起きてるのバレちゃう……)
しかし、本当に大変なのはこれからだった。
(ひゃうっ……!?)
所長が乳首をつまんだのだ。

(やだっ、乳首ヤバいっ……声出ちゃうよっ……)
「マイちゃんは乳首をいじられるのが大好きなんだよね……こうするとすぐに、おマ○コがグチョグチョになっちゃうんだから……」
所長はそう言いながら、わたしの乳首をこねるように刺激したり、口をつけて吸ったりした。
(あぁっ、なにこれっ……気持ちよすぎるっ……)
「ふっ……んふっ……はぁ……はぁ……」
どうしても、呼吸が荒くなってしまう。
(マズイ、バレちゃうかも……)
「やっぱり、気持ちいいんだね……体がビクビク反応してる……かわいいよ、マイちゃん……」
(よかった、気付いてないみたい……あっ!)
所長の手が、わたしの大事なところに触れた。
電気が走るような感覚が、体を貫く。
「はっ……はぁっ……はぁっ……」
「うわぁ……まっ、マイちゃん、今日はすごく濡れちゃってるよ……ぐふふっ……」
所長の指が、一番敏感な部分を容赦なく攻めてきた。
「ふっ、ん……はっ……はっ……」
(やだっ……ダメ……やめてぇっ……変になっちゃう……っ)
強烈な刺激に、体の震えを抑えることができない。
「あぁ……もう我慢できないや……マイちゃんのスケベなグチョグチョマ○コに、僕のチ○ポ入れてもいいかな」
(きっ、きた──っ……どうしよう……はじめてだよぉっ……)
(ん……だけど……もしかして、はじめてじゃないのか……)
わたしはふと、冷静になった。
所長は今まで何度も、眠っているわたしにこんなことをしていたに違いない。
(起きた時の体の違和感も……これのせい……だったんだ……)
(なんか……複雑……)
と、そのときだった。
「んぐっ────!」
所長のペ○スが、わたしを貫いたのだ。
体中に猛烈な快感が広がり、アタマが真っ白になる。
(きっ、気持ちいっ……なにこれすごいっ、気持ちいよぉっ……!)
「ほらぁっ、マイちゃんのおマ○コに、チ○ポ入っちゃってるよぉっ」
所長が激しく腰を動かしはじめた。
(ああっ、もうダメっ……ダメだよぉっ……!)
「ふっ、あひっ……はっ、はぁっ……はぁああんっ!」
わたしはもう、快感のことしか考えられなくなっていた。
もう全部、どうでもよくなり、夢中で所長にしがみつく。
「所長のおチ○チンすごいっ……すごいよぉっ……気持ちよくてっ……おかひくなっひゃうよぉ……っ」
「へっ……!?」
所長が息を飲み、硬直する。
「あっ、だめぇっ、やめないで……所長っ……お願いっ……!」
わたしはたまらず、自分で腰を動かしていた。
「んはぁっ……所長のおチ○チン、奥までじゅぼじゅぼ入っちゃってるよぉっ……」
「あ……どっ、どうして……」
「いいからぁっ、お願い……やめないで……気持ちよくしてぇ」
わたしが懇願すると、所長はゆっくりと腰を動かしはじめた。
「わっ、わかったよ……よくわからないけど……まあ、いいや。僕も今さらやめたくないし……だけど、どうして、こうなっちゃったのかなぁ……」
「はぁんっ、気持ちいいっ、おチ○チンすごい……うれひいよぉっ……」
狂おしいほどの快感が、これでもかというほど襲ってくる。
「所長っ、わたしっ……あはぁっ、すごいの……もう……イッちゃうかもっ……」
「ほっ、ホントに? じゃ、じゃあ、僕も……っ」
所長はそう言うと、腰の動きをさらに激しくした。
「あっ、あっ、はぁああんっ───!」
「うっ、ううっ────!」
わたしの中で所長のペ○スがドクドクと脈打つのがわかる。
気絶しそうなほどの快感に満たされ、わたしは身を反らし、体を震わせた。

今日もわたしは、軽やかな足取りでバイト先に向かう。
今のバイトが、すごく好きなのだ。
仕事はなんと、眠るだけ。
それなのに、時給がかなりいいんだよね。すごいでしょ?
だけど、わたしがこのバイトを好きな一番の理由は──
雇い主とラブラブで、バイト中に気持ちいいことまでできちゃうっていう、夢のようなバイトだからなんだ♪

おわり